トランジスタのシステムで聴いていたが、ちょっと限界が見えた感じがした。そこで初段にカソードパスコンを追加したEL34PPmonoアンプをメインのDS3000に繋いだ。
音出し。低音は音量を上げるとまあ、前よりは出てる、程度。心外だった。意外に出てなかった。しかもSP-50の時に聞こえたハムが聞こえない・・・
だが、だがしかし、トランジスタのシステムより中音が良い。凄く良い。これなんだ私の望んでる音は。これは過去最高ではないか。
エコー感が良い。空間感もいい。思えばトランジスタは平面的で、音色がなんか纏わりつく。そう、チタンカラーのような、そんなイメージ。固い感じは無い、エレガントなヤマハのナチュラルトーンとでも言おうか。
アナログ+トランジスタとCD+真空管の比較ではあるが、今のところ真空管が良い。次はアナログを真空管で鳴らしてみよう。