analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

LCRフォノ、各部調整

2015-10-15 19:24:59 | PhfD‐3.1(製作編)

ちょっと前、一週間ほど前だが、どうにも音が悪い時が有った。その時はCDかそこそこ鳴ってたのでフォノだ、と当たりを付けた。このLCRフォノは二段目の双三極真空管をパラで使い後段のトランスから見て5kΩになるようにしてある。確かこの真空管の電圧がいい加減だったような気がしたので、確認することにした。もしズレてたらインピーダンスのミスマッチであんな音になったと想像したのだが、測ってみると問題ない。ついでに測った初段と終段の方がずれてた。初段の方はプレート電圧が69Vのところ60V程しか無かったが、ここはドロップ抵抗で調整出来ると思う。問題は終段だ。プレート電圧がほぼ良いがカソード電圧が高い。こんなときはどうするのだろう?仮にヒーター電圧が間違ってたとして暖め過ぎ?後でヒーター電圧を確認する。それが原因でなかったとしてグリッドリーク抵抗か?見た感じ抵抗のカラーコードは合ってるのだけどなー。さて困った。終段のECC99はJJのオリジナル管で余り情報がない。

確認と冒険の為、電流値を測ってみることにした。段間のトランスの入口の配線を外しテスターを間に噛ませ、電源オン。電流値は15.6mVの所、17mV弱。10%弱だから良い所だろう。終段のECC99のカソード電流も測ってみる。5.2mVの所、16mV。やっぱり流れ過ぎだ。そういえばここは1本の真空管でSRPPを組んである。ここを何とかしよう。

 

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