analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

TAC-1type試聴2

2014-10-23 00:46:43 | システム

TAC-1typeの試聴も3日目になる。普及タイプのカートリッジではそれなりの音を聴かせ、それではとマイbestSHUREのM97HEを引っ張り出したら、おお、これだこれだ、となった。気になった低音の張り出し?も無くなり、少しだけ地に根を張った感じになってきた。

つぎに、我が家のエスピーユーに出動願った。

なんだこりゃ。・・・・今までに無い鳴り方。薄口だがエレガントって感じ。フォノイコがそうだからか、マラツンが「こう鳴るんだろうなー」と思わせる音。ヴァイオリンはなんか、こう、音色が濃くて太い感じ。他は薄口で広がる。この音に参っちゃう人も多いだろうて、そう思わせる音。なら今度はマドンナに登場願おう。もちろん若いころのレコード。

これは意外、なんかもっさりに聴こえる。あの、ぎりっ、という切れを期待したのだが、意外。ただ、今回の収穫はこの暴力的な低音。地響きっぽいとこまで出る。充分。部屋の所為かと思ってたが、間違いだった。そしてVRの前に付けたフィルター回路。これが付くと押さえつけたようになると思ってたが、意外にも副作用は無さそうだった。でももう少し高域の伸びが欲しいので、150kを残して外してしまうと思う。

いやしかし、同じ回路の初号機、と言っても電源回路がちょっと違うが、えらい違いだ。エネルギーと言うか、音の力が違う。これをスピーカーの駆動力と言うのか。これはSMEアームの効用も有ると思うが、ブレイクスルーしたと思う。

後は、電源の「ブーン」を何とかしたい。

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