左がタムラA8713、プロっぽい。必用最小限って感じ。もともとトランスはその辺に売ってる訳ではないが、このモデルは店頭ではサンオーディオ以外見たことは無い。LCRフォノイコに使ってる。一次側20kΩ、二次側600Ω。一次側はタップを換えて10kΩ、二次側は300Ωにそれぞれ換えられる。一次側は各巻線に10mA流せる、とあるが意味が分からない。カタログには無い。
左はISO NP126。オーディオ用って感じでゴージャス。これはその辺で入手可能だった。今はISOが廃業してしまったので入手できない。5687PPのプリアンプに使ってたが、使用頻度が低く外してしまった。今回monoパワーに使ってみて中々の感触を得た。monoパワーは電源トランスにP6001、チョークにA4006とタムラなので入力トランスもタムラに揃えようと思った。そこでLCRフォノに使ってるA8713を外し、これを取付けようか。LCRフォノには代わりにNP126を取付ける予定。
はっきり聴き分けた訳ではないが、A8713は無味無臭、と言うか無個性。NP126ちょっととろーっとしたとこが有る。どっち?と言われればタムラを取るが、ISOも捨てがたい。
インピ―ダンス比と言うのは本来無いのだそう。トランスと言うのは巻線比で言うのだとか。20k:600は100:3。巻線比33.3。電圧は巻線比、電力は巻線比の二乗だったか。今回これを入力と出力を逆に使う。パワーの場合増幅させといて抵抗を繋いで落として使う。なんともはやもったいない使い方と思う。しかしそれが良いのだとか。