analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

フォノイコの底板を閉める

2022-06-07 00:04:41 | PhfD‐3.2

フォノイコに昇圧トランスのstage202のトランス本体を組み込もう。

なんかもうこれでいい、って感じになった。

切替も要らないな。

このLCRフォノはEMINENT専用だ。

今は仮組で、フォノイコがひっくり返っている。

これではフォノケーブルの長さが決まらない。

フォノイコの出力コンデンサーを少しずらすため、出力のピンジャックを移動する。

幸い前回取付けようとしたセレクターの穴を広げて使う。

 

何とか収まった。

ブチルで貼っただけなので落下しないように底板にはスポンジを貼って少し持ち上げるようにした。

 

20220314

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フォノイコの出力段を検討する

2022-05-22 00:03:36 | PhfD‐3.2

フォノイコのゲインを考える。

現在は出力段にECC99のSRPPを使っているが、何となく気に入らない。

音は良く、SRPPは一般の評判もいいのだが、私はカソホロが余り好きではない。

フォノイコのハム(交流点火)が小さいのはこれのせいだと思うのだが。

 

 

まずはECC99をパラにしてOPTを駆動したらどうか。

なんとなく上手くいきそうなので、実際に絵を書いてみた。

ECC99がパラでrp1.25kΩとすると、手持ちの5kのトランスが使えるかな?

ただ、トランスはPPしかないからシングルで使ってどうかな。

RIAA回路出口で60mAほどになるはずなので、SRPPは20dBで0.6A。

これでデカすぎなので、パラのプレートフォロワーで5倍(?)としても多分でかい。

 

ならばSRPP取っちゃうか。

これだけで0.3A。

およよ、結構あるな。

トランスと、終端抵抗6kΩだけでできそうだな。

 

ちょっとしたらやってみよう

 

20220308

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フォノの入力抵抗を替えてMM(TYPEⅤxMR)を鳴らしてみた。

2022-05-16 20:39:26 | PhfD‐3.2

今度はTYPEⅤxMRを鳴らしてみた。

一聴あれ?っと思ったが、気合入れて聴くとこちらの方が高域は出てるようだ。

それは良いのだが、中音の張り出しがパリッとしてキツいかな。

何でだろ。なにかキツい音出す原因が有るのかな。

でもこの辺なら何とかなると思う。

 

取り敢えずは良しとしたいが、負荷抵抗11kΩではキツいな。

20kΩ位にしたいところだが。

 

20220304

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フォノの入力抵抗を替えてMM(TYPEⅣMR)を鳴らしてみた。

2022-05-15 00:02:18 | PhfD‐3.2

それでは懸案のMMカートリッジを鳴らす。

選んだのはシュアのⅣMRだ。

音楽聴くには多分これがMMでは一番良い。

中低音が濃くなった。

ただ、やはりと言うか、高音が無い。

ビルエヴァンスを掛けてみたが、シンバルは一応出てるには出てるのだが、大分落ちている。

バーの雰囲気と言うか空気感が無い。

けど、今までは高音が出過ぎだったのかもしれない。

それが真空管の動作点で上手く調節されてたのかもしれない。

たまに「はっ」っとするようなときが有った。

後はフォノケーブルだな。これが1m程もあり、高音を更に落としてるのかもしれない。

 

なぜかシュアの音色みたいのが気にならないんだよな。

パサついたというか、声にも独特の音色が付いた。

 

シュアのTYPEⅣMRの負荷抵抗は47kΩとなっているが、内部インピーダンスは1,380Ωとなっている。

TYPEⅤxMRは解らないが、ⅤMRは815Ωとなっているので

此方だと高域が伸びるのかな?

以前は高域がキツいと思ってたし。

 

20220304

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フォノイコの入力抵抗を替えて(11kΩ)鳴らしてみた。その3

2022-05-14 00:05:16 | PhfD‐3.2

フォノイコの入力抵抗を戻すのだが、13kΩは薄すぎ。

10kΩは濃すぎ。まあ、しばらく聴いたら気にならなくなったので問題はない。

なので11kΩ程にしてみようか。

30kΩと18kΩをパラって11.25kΩ。

(下表⑦)

 

これで行く。

 

まあこれはドンピシャって感じではなく、妥協の産物のようだ。

音は悪くないって程度。

高低のバランスは良いのだが、なんかスケール感が小さくなった気もしないでもない。

取り敢えずこれで行くとする。

 

20220304

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フォノイコの入力抵抗を替えて(3.9kΩ)鳴らしてみた。その2

2022-05-13 00:02:51 | PhfD‐3.2

フォノイコの入力抵抗を10kΩにして聴きながら考えた。

この抵抗を3.9kΩにしてstage202を繋ぐとカートリッジ負荷は24.6Ωとなる。

(上グラフ⑧)

(このトランスは最小負荷倍数を13.7と考える。あれ?カートリッジ基準で考えるのか?)

stage202がインピ比158なので、フォノイコの入力抵抗は3,905Ωとなる。

SYNERGYにMc千を使うときにどうするか。

30dBの巻線を使うと3.9Ωとなってしまうが、20dB(40Ω端子)を使えば39Ωで使えるじゃないか。

 

 

丁度手持ちの3.9kΩが有ったので交換してみた。

 

これで鳴らしてみた。

なんか、力が無い感じ。中音が張り出す。高負荷は低域が伸びるらしいが、それを超えてしまった感じ。

ミスマッチ感が有る。

これではだめだ。やはり負荷は45.6倍が良いんだ。

 

 

SYNERGYを使ってみるのは止めた。

 

 

 

EMINENTとstage202の組み合わせではフォノイコの入力抵抗は、

無改造では47kΩ:全体に薄い

22.5kΩ:濃いめだが音場が狭くなる

5kΩ:高音低音が無くなり中音のみとなる。力無い。加速度電流が問題かも。

よって22.5kΩ~47kΩの範囲で調整となる。

以上はstage202のターミネート抵抗はトランスに付けたままの場合。

 

 

記憶では大分以前、これを100kΩ、60kΩ、10kΩとかに変えてみたが変化が分からなかった。

多分良いところを飛び越えてしまってたんだ。

 

20220303

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フォノイコの入力抵抗を替えて(10kΩ)鳴らしてみた。

2022-05-12 00:03:26 | PhfD‐3.2

フォノイコの入力抵抗を47kΩ(アルファ抵抗)から10kΩ(ビシェイVSR)に交換し、早速鳴らしてみた。

これがまた、SYNERGYそっくりの音に成ってしまった。

今までは薄く透明、と言うか後ろが透けて見えるような鳴り方だった。

それが身が詰まってきた。

ただ、広がり感は無くなった。

いたってフツーの音。

どっちかっていうと、冷たい方。タムラのトランスのようだ。

対してSYNERGYはアイエスオーか。

今までEMINENTの音と思ってたのは、トランスとのマッチングの音。

意外だったのは高域の荒れた感じが気にならなくなった。

意外とか言って実は少し期待してたのだが、上手く行った。

この傾向で行くと、フォノの入力インピーダンスを3.9kΩにするのはやめておいた方が良い。

(が、試しに一回聴いた方が良いとも思う・・・。)

もう此処まで来たらマッチングではなくチューニングの問題か、と思う。

むしろもう少し戻した方が私の好みかもしれないが、もうしばらくこの状態で聴いていく。

こなれて音が変わるかもしれない。

まあ、替えるとすればその時は10kと13kの間で11.5kΩか。

微妙な差だな。

マイソニックは、なぜターミネート抵抗を4.2kΩにしてEMINENTの負荷抵抗を24.6Ωとしなかったのか?

82Ωでは余りにも高すぎないかと思ってたが、試聴で決めたんだと思う。

さすが、やるな。

色々LPを掛けてみた。

もうEMINENTの特徴なんてない。

音楽、まではまだ行かないが、アナログがそのままなっている感じ。

何の特徴も無い。

だから松平さんは高めのインピーダンスにして特徴を出した?

高域を鳴らすためにターミネート抵抗を付けたがデジタルの、音場が平面になってしまった?

ただ、一般的な評価の「エネルギッシュ」がイマイチなんだよな。

まあ、前よりはエネルギー感は出てるかな。

 

 

試しにSYNERGYも鳴らしてみたがそっくりな感じ。

ただ、EMINENTは前に広がるが、SYNERGYでは奥に引っ込んだ。

位相の問題かもしれない。私は基本奥に広がった音が好きなのだが。これは平面になって奥行き感が無い。

 

20220302

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フォノイコの入力抵抗を考える(10kΩ)

2022-05-11 00:03:26 | PhfD‐3.2

現在のフォノイコPhfD-3.2の入力インピーダンスは47kΩと18kΩのパラで13kΩとなっている。

これを幾つか組合わせてMc千とstage202、SYNERGYとEMINENTのどれとも組み合わせる値が無いか検討する。

 

(この画像、よく見ると入力では無くて出力に抵抗を付けている・・・。)

Stage202は22dBの昇圧比なのでインピーダンス比が158となる。

よって昇圧トランス一次側は82Ωとなり、EMINENT(1.8Ω)の46倍となる。

この倍数をもう少し下げれないか?と考えた。

stage202の適合カートリッジインピーダンスは1~6Ωとなっている。

1Ωなら82倍で82Ω。

6Ωなら13.7倍で82Ωとなる。

 

プリの場合だが、出力管負荷抵抗は出力管の内部抵抗の3倍が良い、と言う私の測定結果が有るので、トランスのインピーダンスはカートリッジのインピーダンスの何倍が良いか、と考えるとことする。

一般に昇圧トランスの一次インピーダンスはカートリッジのインピーダンスの10倍から100倍が良いらしい。

そう考えると6Ωの13.7倍が負荷インピーダンスの倍数と言うのはこの範囲(低い方)に入っている。

ならば1Ωのカートリッジを使うなら13.7倍の13.7Ωでも良いのではないか。

同じ考えでEMINENTのインピーダンス1.8Ωの13.7倍では24.6Ωとなり、最適インピーダンスと考えても良いのではないか。

プリの時は余り負荷を上げ過ぎてもいけないような感じだったので、低めで考える。

よって負荷抵抗が82Ωでは聴けなくも無いが高すぎると考え、24.6Ωになるようにする。

stage202のインピーダンス比を158とすると、入力抵抗は3,905Ωとなる。

 

 

 

 

 

ここで、エスピーユーSYNERGYにも考えて置く。

Mc千は低インピーダンス用として3Ωを想定しており、この時の昇圧比は30dB。

これはインピーダンス比が1,000となり、フォノイコの入力インピーダンスが3,905ΩだとSYNERGYの負荷インピーダンスが3.9Ωとなってしまい、メーカー推奨の10Ωから50Ωの範囲に入らない。

(上グラフ⑧)

これではMc千でSYNERGYが使えなくなってしまう。

 

SYNERGYをstage202で使うためトランスの一次インピーダンス10Ωにするにはフォノイコの入力インピーダンスを1,600Ωにしなければならない。

(上グラフ⑨)

これだとMc千を繫いだ場合1.6ΩとなりSYNERGYとMc千が組み合わせることが出来ない

 

 

元に戻って、フォノイコの入力インピーダンスが10,000Ωの時、stage202の一次側インピーダンスは63Ωとなり50には少し高い。

倍数は35倍となり、目標の13.7倍には程遠くなってしまった。

(上グラフ⑥)

当初の45.6からは二割程度しか下げることが出来ない。

せめて半分以下の20位にはしたかったが仕方ない。

フォノイコの入力に切替を付ける訳には行かない。

 

20220302

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フォノイコちょっと調整 その2

2022-04-02 01:28:49 | PhfD‐3.2

入力抵抗も考えてみた。

現在は47kΩで、パラにする抵抗を昇圧トランスのstage202に付いていた18kΩ、12.7kΩ、9.5kΩで考える。

 

 

47kΩに18kΩをパラうと13kΩになり、stage202を繋いだ時一次側が82Ωとなる。

これはカートリッジをEMINENTには良いが、エスピーユーのSYNERGYにすると推奨負荷の10~50Ωから外れる。

 

 

パラにする抵抗を9.5kΩにすると、stage202の一次側が50Ωになる。

SYNERGYには数字は良いが、EMINENTを鳴らしたらイマイチだったので却下。

 

 

これで行く。

 

20220125

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フォノイコ、ちょっと調整

2022-04-01 00:07:57 | PhfD‐3.2

パスコンを付けた状態で出力インピーダンスを測って見た。

結果は648Ω。

これならプリのIPTとマッチングが取れるんじゃないか?と思った。

鳴らしてみたら力の無い感じになった。

後段の受けの入力トランスには電流を流し込んでやらないといけない気がする。

 

 

カソードパスコンを外して測って見たら、1.6kΩ程になった。

これは元設計のMJ誌岩村氏の物より1割ほど高かったがまあいいところだろう。

全体のゲインが大きくなってしまい、ボリューム(ATT)を1か2ノッチしか使わなくなったのでパスコンは無しで使うようにした。

 

20220125

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フォノイコの出力インピーダンスをイジる

2022-03-18 00:04:16 | PhfD‐3.2

ハットのフォノイコをIPT付きのプリに繋いだ。

以前は薄く広がりが有ったが低音が少ない。

今回は少し濃いめで広がりも低域もそこそこ。

前者の方が良いが、なんか欠陥な音だ。

後者はまともだが特に特徴も無くなってしまう。

インピーダンスを揃えた事でまともになったと思う。

よって、

自作のLCRフォノイコの出力インピーダンスを下げれないか?と考えた。

期待してしまうのだがもしうまく行ってしまうと、二連の可変抵抗器が二個必要になってしまう。

フォノイコの出力インピーダンスを下げるにはどうするか?

元設計では、終段のSRPPにカソードパスコンを付けるとゲインが上がってしまうので無しにしたら出力インピーダンスが1kから1.4kΩになってしまうと有る。

これだ。

600Ωの二倍強から二倍弱に変われば音も変わるのではないか?

ダメなら出力トランスをフォノイコに付けるか。

 

まずは現状の出力インピーダンスを測定してみたら、1.6kΩ程になった。

220μFのタンタルコンデンサーを付けてみたら、600Ωとなった。

おお、上手く行った!

 

早速これで鳴らしてみた。

・・・残念。力が無い。

広がらず、上下も伸びてない。

音色が少しマスクされるが、これはTD‐2のためか?

ハットのフォノイコもそうだった。

 

半分ほっとした。

これが上手く行ったらプリの可変抵抗器を入力トランス二次側に追加しなければならず、手持ちの物が余ってしまう。

 

入力トランスを振り回すのには、電流を流し込んでやらないといけないような気がする。

 

20220119

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自作のLCRフォノイコをもう一度考える

2022-03-16 00:01:42 | PhfD‐3.2

ハットのフォノイコから思わぬいい音が出た。

マッチングとしては自作PhfD‐3.2のより良い感じだ。

なのでPhfD‐3.2を何とか出来ないか?考えた。

 

まず、PPについてはあまり乗り気ではなくなった。

RIAA回路を二つにするのは厳しいし、合成が上手く行くか?ちと思えない。

入力抵抗を幾つか切り替えるようにしたときの音質劣化が酷かった。

なのでプッシュプルにしても上手く行く感じがしない。

これはもう考えなくなった。

 

そして出力インピーダンスについてだ。

元設計が載っているMJ誌を見直した。

出力段のSRPPだが、出力インピーダンスは元は1kΩだったが、カソードパスコンを省略しているので電流帰還が掛かり、1.4kΩ程に上がってるとのことだ。

なのでここはカソードパスコンを加えて出力インピーダンスを少しでも下げてみようと思う。

もう一つの案は、出力段をパラにしてOPTを付け、出来ればバランス伝送に出来ないか?とも思う。これは上のパスコンをやってみてから考えよう。

 

二段目の電圧増幅段12AU7だが、これはちゃんと5kΩになっているか電流を測って見ようと思う。

あ、いや、これはトランス二次側でやってぴったりだったんだっけ。

 

 

思えばこのフォノイコも段間トランスにハシモトを使うまで色々やったなぁ。

低域を伸ばすために、

RIAA定数の変更

トランスにアイエスオー、TSM、タムラなどを使ってみた

初段、二段目、終段にカソードパスコンを追加

NFBの変更

これ等の事をちまちま何度もやった。

結局低域のカーブはトランスによるものだった。

これでトランスの個性を嫌と言うほど知った。

今となっては良い思い出だ。

 

このフォノイコは配線がぐちゃっとしててあまり気に入らないが、シャーシーとの兼ね合いもあってあまり弄りたくなかった。

モノブロックにしたが、プリ程扱いにくくないし。

ハムも気にならない。まあこれはボリュームで絞ってるからかと思うのだが。

いずれにしてももう一度測定からやり直そうと思う。

 

20220118

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フォノイコの入力抵抗 その6 いくらにするか

2021-10-19 00:03:08 | PhfD‐3.2

フォノイコの入力抵抗を一個に絞ろうと思う。

EMINENTは47kΩ以上が良い。60kΩ?

SYNERGYは50kΩ以上にすると推奨範囲を超えてしまう。

MMなんかを考えると47kΩがいい。

103FLは、本命はトランジスタとしよう。

という事で47kΩとなる。

 

戻った。

まあ、設計が47kΩをターゲットにしてるのだから当たり前なのだが、他は確認したようなものか。

フォノイコの入力抵抗(負荷抵抗)を替えるとどんな音の傾向になるかが何となく見えてきた。

 

外すのは簡単。穴が残って見栄えが悪くなった。

今つけてるカートリッジSNERGYと昇圧トランスMC千で鳴らしてみた。

問題無い。

 

20211001

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フォノイコの入力抵抗 その5 失敗の考察

2021-10-18 00:08:07 | PhfD‐3.2

入力抵抗をセレクターで切り替えて使うのは上手く行かなかったので考えてみる。

 

セレクターを付けたことによって接点が6か所、アースに使った単線10cmほどと同軸ケーブルが10cmほど追加になった。

これだけなのだがなんせミリボルト、実際にはマイクロボルトオーダーになると思われ影響が大きい。

セレクターの説明書にはDC6V1Aの時、5mΩとある。

単純比較はできないが、0.000005V:5μV(定格の100分の1)の時は、5mΩの抵抗値が5μΩ(千分の1)なると電流は千倍になる。

実際電圧降下(抵抗値)が幾らになるか分からないので値は出せないが、影響の大きさは想像できる。

 

 

 

それから負荷抵抗値なのだが、EMINENTの場合82Ωと思われ、フォノイコの入力抵抗が47kΩの時の296Ω(ターミネート抵抗無し)の方が音が良いと思う。

例外として、SYNERGYの負荷を10~50Ωと上限を設けてることがあるが、此処は置いておく。

カートリッジの出力電流がどのくらいになるか分からないが、EMINENTで0.3mA(最大)になるのかな?

実際にはこんなに出てなくてオームの法則が通じない世界が電圧増幅、なんて想像したがどうだろう。

抵抗値に対して信号が小さすぎるのではないか。

なんかフォノイコって難しいものに思えてきた。

もしかしたら電圧伝送の、出力インピーダンスは低く、入力インピーダンスは高く。の考えによるものなのか。

 

色々調べたが、最適負荷抵抗を明確に説明している物は見当たらなかった。

真空管とOPTの関係のように、ロー出しハイ受けの関係があるようだ。

もしかしたら電圧伝送の、出力インピーダンスは低く、入力インピーダンスは高く。の考えによるものなのか。

ただし、なぜかSYNERGYだけは上限の50Ωが規定されてる。stage202に繋いだ時には82Ωとなるのだが、これはいまいちだった。

 

 

 

 

とあるHPでは、昇圧トランスは一個ですべてのカートリッジを賄っているという。

この入力抵抗の切り替えでどうにでもなると。

やっと分かった気がした。

ただ、そうなると、どういうトランスを選ぶか。

巻線数の大きいものは低域が出るという。(直流抵抗が大きいものは私の好みに合わないかな?)

逆に小さいものは高域が伸びるとか。

「トランスの昇圧比は小さい方が良音が良い」と言うのもこの辺から来てるように思う。

鉄心によるノイズ?インダクタンス(遊動係数)?の影響。

この辺は聴いて見て判断、か。

 

 

 

 

 

 

反面、私はアンプに高純度銅線・最短距離配線を行ったことにより、各部の変更・変化がものすごくクローズアップされると思っている。

これはある意味私の求めたもの。

ソースの音をさらけ出す。

弊害としてアラも目立ってくる。

これについては覚悟してたので地道に潰していこうと思ってた。

中音がキツく聴こえるのもこれの所為だと思っている。

今までは聞こえなかっただけで、潜在的に存在してたものと思える。

 

20210930

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フォノイコの入力抵抗 その4 鳴らしてみる

2021-10-17 00:04:12 | PhfD‐3.2

入力抵抗をセレクターで切替る。

各抵抗値で音がどうなるか。

鳴らしてみる。

EMINENTは82Ω以上

SYNERGYは10Ω~50Ωで使った。

ざっくりこの中で使っている以上はミスマッチの感じは無い。

細かい音質差は有るが不満は無い。

 

 

 

 

しかし結果はがっかり。

セレクターは無い方が良い。

普通のフォノイコの音になった。

私が作ったNF型やCR型位のレベルになった。

みんな同じ古臭い感じの音がする。

 

ああ、久々の失敗。

 

20210930

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