なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

つい買ってしまった「頭痛のみかた」

2016年10月01日 | Weblog

 頭痛の本はA5版の小さなものを何冊か購入してきた。その中でも実際に使用しているのは、「これでわかる頭痛診療 頭痛外来でのノウハウとコツ」(南江堂)。慶応大学神経内科の頭痛外来を担当される先生方が著者で、140ページの小著だ。一次性頭痛(片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛)の特徴や治療、薬物乱用頭痛や妊婦の片頭痛への対応まで、わかりやすくまとめてある。トリプタン製剤5種の特長も載っている。

 これだけあればいいかと思っていたので、新しく「メキメキ上達する 頭痛のみかた」金城光代/金城紀与史著(MEDSI)が出たのは知っていたが、そこまで詳しく見る余裕もないので、購入してなかった。前回のドクターGの次週予告で金城(光代)先生が頭痛の症例を出されるようなので、つい予習と思って買ってしまった。まあ、最後まで読むのに1か月くらいかかりそうで、とれも間に合わない。。ざっと見た感じでは、予想通り自分には難しすぎるようだ。頭痛の典型例の症例集が欲しい(A5版くらいの200ページ弱で)。「これでわかる頭痛診療」は2010年発行で、ちょっと古くなってきた。これに典型例の症例を入れて改訂してくれると、研修医向け(一般内科医向け)の良書になると思うが。

 

 

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