なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

今日は日直ーインフルエンザ多し

2014年02月11日 | Weblog

 今日(建国記念日)は日直で病院に出ていた。救急外来は子供のインフルエンザ(A型とB型が混在)が多かった。救急搬入は2名で、どちらも悪寒・高熱だった。歯がガチガチはなかったが、手が震えて茶碗が持てないというので悪寒戦慄でいいのかもしれない。そのうち76歳女性は急性腎盂腎炎だった。

 もう一人の82歳女性はよくわからなかった。C型肝炎があるが、肝機能は過去の検査を見るとほぼ正常域だった。今回はAST・ALTが情報していた。炎症反応上昇があり、肺炎ではないが、尿混濁は軽度だった。腹部エコーとCTで胆嚢は拡張しているが、胆嚢壁肥厚はなく、結石もない。胆嚢内にdebrisが少しある。胆道系の拡張はない。これで胆嚢炎どしていいかどうか。まず腹痛がない。肝機能の悪化が肝炎というより、胆道感染症らしい気がするが、確定できない。腎臓辺縁のケバ立ちや腎臓周囲脂肪織の炎症像はない。

 当院では、当直明けは次の日に半日の休みがもらえるが、日直には特にない。日直はずっと休みなく外来を診て、救急搬入も診るので、かなり疲れる。特に内科はそのまま主治医になるので、入院患者の負担も増えてしまう。せっかく若い先生が入って、3人態勢になったので日直の時も半日の休みをとりたいものだ。

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