読書日和

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新春という言葉

2019-01-03 20:01:15 | ウェブ日記
1月1日になると「新春」という言葉がよく聞かれるようになります
私はかつて、真冬なのになぜ「春」という言葉を使うのか疑問でした。
調べてみると陰暦での1月が春に当たることから新春という言葉が使われたようですが、気象庁の区切りでは3月から5月までが春で、春まで2ヶ月もあるお正月のうちに「春」という言葉は早すぎる気がしていました。

しかし近年、新しい春を迎えられる年になったから「新春」なのだと思うようになりました。
「春」という言葉に持っていた先入観からお正月のうちに使う「新春」に違和感がありましたが今はすっかりなくなりました。
そして気持ちとしても12月は秋から冬になったばかりで春には遠い気がしますが、1月は12月~2月の冬の期間の真ん中になり、さらに新年を迎えて新鮮な気持ちになっているので春は確実に近づいていると感じられるようになります。

お正月に聞く「新春」は清々しく明るい響きで聞こえる言葉になりました。
長い年月の間に言葉に抱く印象が変わることはあると思います。
そして「新春」のような言葉の印象が変わった時、その言葉の新たな意味を見出した気がして嬉しくなることもあります。
新春を迎えた今、今年も冬がどんどん進みやがて春になるのを感じています。
やがて来る春を楽しみに、蝋梅の花や梅の花を見たりしながら春に向かっていきたいです
コメント (2)
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