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県内をウロウロ… (その1)



一昨27日 先輩写友のKS氏と一緒に、兵庫県内宍粟市千種(ちくさ)町の クリンソウ群生地を訪れました。

実はその前夜に 先輩写友のKT氏からご連絡が有り、其処のクリンソウが今 見頃を迎えている…
と ご親切にも教えて下さったのです。
たまたま 県内撮影の作品作りを急がれていたKS氏を、小生がお誘いした次第。

KT氏に教えて戴いた道を進み 7時半過ぎに現地着、期待通りの 素晴らしい
クリンソウの群生が
我々を出迎えてくれました。



突然KS氏が 硬い声で、 あれは何だ!?
小生 暫く何の事か判らなかったのですが、視線の先に目を凝らすと… イノシシ?!

子連れのイノシシに近付くと 厄介な事になりかねません。
人里離れた山中で 辺りには我々二人だけ、緊張が走ります。



ヒョコッ!  …???
イノシシでは有りませんね たぶん… 。



スタコラサッサッサ… 。 一体何だったんでしょう… ?

'16.6.6追記: 博学の写友氏達から「アナグマ」だろう と教えて戴きました。インターネットで見ると
       確かに酷似した顔形なので 「アナグマと遭遇」とさせて戴きます。



まあ 危害を加えられる事は無さそうだ… と一安心、落ち着いて 撮影に取り組みます。



辺り一面… という訳では有りませんが 本当に素晴らしい
  大群生
             で、植物園では無く 自然の中で生きているという事、そして
それが我々の暮らしている県内の地で有る事 に、KS氏と二人で 一寸感動して居ました。



高原の自然の起伏の中で クリンソウは …



他の生物たちと一緒に …



元気に生きています。



可憐で 美しい花です。

撮影一口メモ
写真全て、夜半の雨に霧を期待したが 残念ながら無かった。しかし早朝の内は 露を纏ったクリンソウを楽しめた。
写真2~4共、見た時はアライグマという名が頭に浮かんだが 帰宅後インターネットで調べると全く違う。狸の子なのか
   それとも…?? 2では土の中に食べ物を探している風だった。 3など冷静に見ると結構愛嬌が有る顔。
写真4・8共、花の色は1種類では無く 赤紫系の他にオレンジ系の物も有る様だ。
写真2~4・6・9共、良く観察すると クリンソウは下から順に咲いて行くらしく、一番上は蕾で中段が満開の時には
   下の方は既に
落ちている。つまり一面に満開という事は無さそうで、撮り方に注意しないと 落ちた痕
   ばかりが目立ってしまう。 10は中段から上だけのアップ。
   また 上から見下ろすと葉が目立って花が寂しく、
から重ねて撮るとボリューム感が出る花だと知った。
   蛇足ながら 伽藍の九輪の様な花の姿から着けられた名で、国内自生のサクラソウ科の中で最も大きい
   との事。

写真1
 絞り優先AE f16(1/60sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3

写真2
 f5.6(1/320sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=800mm 7DMk2
写真3
 f5.6(1/320sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=960mm 7DMk2
写真4
 f5.6(1/200sec) 焦点距離=800mm 7DMk2
写真5
 (1/40sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=50mm
写真6
 f5.6(1/250sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=430mm ISO=800 
7DMk2
写真7
 (1/80sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=120mm
写真8
 f11(1/80sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=280mm ISO=800 7DMk2
写真9
 f8(1/30sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=130mm ISO=800 7DMk2
写真10
 f11(1/50sec) 
出補正=+1/6EV 焦点距離=370mm ISO=800 7DMk2     他は同じ

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