各地で撮り貯めた写真を掲載。人との出会い・写真・デジカメ等について持論を語ります。掲載写真の無断転用は禁止します。
きむさんのフォトノート
初秋の滋賀へ
秋分の日を含む3連休 下の娘が帰宅していたので、家内と3人で25日の未明 滋賀県湖西へ出掛けました。
高島市今津町の湖岸
彼岸花
で人気のポイントに5時50分に着くと、既に数十台の車が停まっていて
大勢のカメラマン諸氏が 熱心に撮影中でした。
小生は 湖岸近くで 人気の無い別のポイントを探して 撮影開始。
しばし撮影している内に 雲間から朝日が 弱い光を投げ掛け始めました。
低い位置にある雲の上まで昇って 眩しく朝日が差し始めると …
未明から場所撮りをして居られたカメラマンの一部は 帰り支度を始められたので、代わって小生がその場所に入れていただき …
絵になるポイントで また暫く撮影。
その後 車に戻って いつものコンビニお握りの朝食を取り …
2人共未だ行った事が無いと言う 直ぐ近くのマキノ町の 超有名なメタセコイア並木で 記念撮影。
南へ戻りながら 途中 畑の棚田を少しだけ覗いた後、家内の希望で 大津市にある びわ湖バレイへ上がりました。
ロープウェイとリフトを乗り継ぐと、蓬莱山頂にあるテラスで 素晴らしい展望を楽しめます。
小生は下りもリフトを利用しましたが 家内と娘は元気に歩いて下り、途中にある 絶景のブランコも楽しんで居ました。
撮影メモ
写真1~5共、小生単独なら日の出よりかなり前に現地着とするが 翌日仕事がある娘の体調を考えると 余り早出も出来ない。
でも彼岸花を充分に楽しむ事ができた。
写真4・5共、近くの砂浜から出たカヤックが 音も無く進んで行った。
写真6、この時期にこの並木を訪れたのは初めてで、此処にも彼岸花が咲くとは知らなかった。家内は歩道に転がっていた栗のイガを
孫へのお土産にと袋に入れていた。
写真8、小生はどうもブランコは苦手で 特にこういう情景ではとても乗る気がしない。
写真1
絞り優先AE f11(1/40sec) 露出補正=-5/3EV 焦点距離=35mm ISO=800
画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=風景 AF R5
写真2
(1/1250sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=55mm
写真3
f16(1/320sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=30mm ISO=1600
写真4
f22(1/400sec) 露出補正=-2EV 焦点距離=20mm ISO=1600
写真5
f22(1/400sec) 露出補正=-2EV 焦点距離=50mm ISO=1600
写真6
f16(1/30sec) 焦点距離=25mm
写真7
(1/3200sec) 露出補正=-2/3EV
写真8
(1/3200sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=50mm 他は同じ
台風一過
大型の台風14号が 前深夜日本海を通過した20日早朝、荒波を求めて 波浪警報の出る 京都府最北端丹後半島の
間人(たいざ)海岸
へ出掛けました。
台風一過 とは言え、何も遮る物が無い 日本海のうねりは …
腹に響く様な音を立てて …
小学校裏の 岸壁の岩に打ち付けていました。
少し東へ移動して 立岩が見える展望台へ。 近くの岩で砕け散る波が 夥しい飛沫を吹き上げていました。
足元の砂浜に寄せる波も 砂を巻き込んで茶色く泡立ち、波の華も 北風に吹き飛ばされていました。
更に東へ移動して 屏風岩展望台へ。 距離が有るので波が小さく見えますが、実際は激しく 打ち続けて居ました。
撮影メモ
写真1~5共、波飛沫が夥しい上に 北風に吹き上げられて飛んで来るので、車は勿論 雨合羽も塩で真っ白になってしまう。
問題はカメラとレンズで、飛沫がバラバラと降って来る度に 身を挺して庇うのだが、それでも細かな潮水が着いて
しまう。帰宅後に 固く絞った布巾で良くぬぐい その後レンズふきで拭き取るのだが、超望遠は防滴構造では無い
安い物なので 正直故障するのではと心配。しかし撮るために持って居るのだから 割り切って使うしか無い。
写真1
絞り優先AE f11(1/6400sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=55mm ISO=3200
画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=風景 AF R5
写真2
f8 露出補正=0EV 焦点距離=80mm
写真3
(1/3200sec) 焦点距離=60mm
写真4
f16(1/4000sec) 露出補正=0EV 焦点距離=50mm ISO=6400
写真5
(1/5000sec) 焦点距離=150mm ISO=1600
写真6
f16(1/4000sec) 焦点距離=270mm ISO=1600
写真7
(1/2500sec) 焦点距離=160mm ISO=1600 他は同じ
今夏拾遺 (その3)
こちらが 三日月状の展示室、床を踏む足音さえ大きく反響して こちらは
超現実的
な 音の世界を感じさせられました。
大地の展示、隣にある池と共に …
金属棒が揺れ動き それ等が希に触れ合う時の 響きがこだまして、こちらも異空間を形造って居ました。
池に臨む喫茶室さえ その佇まいが芸術的です。
帰り際に 受付カウンターの前に垂れ下がっている コロナ対策のビニールシートが、
水紋の様に 外の景色を映している事に気付きました。
こちらは 併設されている図書館、こんな所で本を読んで居られたら 幸せな1日になりそうです。
家族連れが記念撮影して居られました。奈義町の MOCA は Museum Of Contemporary Art でしょう。
帰路に着く前 昼食を取りに 那岐山麓 山の駅に立ち寄った際、近くの菩提寺の境内に
国の天然記念物に指定されている 大銀杏が有ると聞き、寄り道しました。
黄葉の季節に 再訪してみたいと思います。
撮影メモ
写真1~3共、この美術館は展示品を都度多く並べるというよりも 建物自体が展示品という立ち位置で、
とてもユニークな存在だと感じたが 一方でリピーターは少ないのでは無いかと危惧する。
写真1
絞り優先AE f8(1/400sec) 露出補正=0EV 焦点距離=14mm ISO=3200
画質=RAW WB=雰囲気優先オート ピクチャースタイル=風景 AF R5
写真2
f22(1/15sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=14mm ISO=6400
写真3
f16(1/80sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=14mm ISO=800
写真4
f16(1/40sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=25mm ISO=800
写真5
f11(1/50sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm ISO=800 MF
写真6
f11(1/25sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=14mm ISO=800
写真7
f11(1/400sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=60mm ISO=800
写真8
f11(1/100sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=14mm ISO=3200 他は同じ
今夏拾遺 (その2)
7月30日と8月4日は 岡山県勝田郡の
奈義町現代美術館
を訪れました。
かなり以前から有った施設だそうですが 小生はつい最近知って、是非覗いてみたい と思った次第。
30日は家内と 4日は写友のNさんとご一緒です。
左にチラッと見える受付棟から入り 正面の筒状の建造物(太陽の棟)へ向かいます。
この狭いらせん階段を登ると …
此処の呼び物の 超現実的な空間に投げ出されます。
魚眼レンズで見た様な造形を また魚眼レンズで撮影する… という、常軌を逸した空間です。
真っ直ぐ立つのも難しい程の 歪んだ異空間に、小生は ブラックホールをイメージしました。
それにしても 日本文化の極みの様な石庭を この様に捉える感覚は、正に 現代美術なのでしょう。
圧倒されたまま またらせん階段を前室まで降りて来ると、奈義町の住人達が セピア色の平面の中に並んで居ました。
一旦受付まで戻り 続いて 月の棟へ向かう途中、座禅を組む僧の姿に出会いました。
撮影メモ
写真3・4・6共、「1」の筒の先に張られた白い幕(大太鼓の皮の様な物)が 石庭の向こうの
明かり取りになっていた。
写真1
絞り優先AE f8(1/2500sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=40mm ISO=800
画質=RAW WB=雰囲気優先オート ピクチャースタイル=風景 AF R5
写真2
f5(1/8sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=12mm ISO=6400
写真3
(1/80sec) 露出補正=+2EV 焦点距離=15mm ISO=6400
写真4
(1/160sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=14mm ISO=6400
写真5
(1/60sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=15mm ISO=6400 ピクチャースタイル=モノクロ
写真6
(1/20sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=15mm ISO=6400
写真7
f8(1/30sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=15mm ISO=6400
写真8
(1/1600sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=14mm 他は同じ