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男木島へ (その2)



定刻通り 8時40分 男木島に到着、車3台とバイク2台 そして 2~30人程の乗客が下船します。

この島もアートに力を入れていて、フェリー乗り場前にある 案内・待合所も 池に浮かんでいる上に
色々の国の言葉 でデザインされた屋根?で 形づくられています。



島に着いたら 斜面に張り付くように建つ 家並みの集落を 先ず訪れるのが普通でしょうが
小生は 島の西側の小径を歩いて、最北端にある 灯台へ向かう事にしました。

険しい地形の島だけに アップダウンが有って 汗をかきかき 歩きます。
島中 夏草が生い茂っていますが、径の両側は 草を払ってくれていて 歩き易くなっています。



男木島灯台
              とても雰囲気の有る所ですが、何となく 夏が一番相応しい様に感じました。

暫く ボンヤリ眺めて居る内にも 沖合を 大きな船が常に行き来し、
近くには 漁の小船が通り過ぎます。 



誰も居ない浜辺を グルッと歩いて見ます。
瀬戸内らしい 如何にも優しい 綺麗な波が 砂を洗っていました。



灯台の天辺には 可愛い 風見鶏が着いていました。



島に多いと聞く 猪らしき物音に少し緊張しながら 小径を歩いて集落に戻り、
いよいよ 楽しみな 坂路歩き の始まりです。



案内所で 集落の地図を貰ってくるのを忘れましたが、なに 路が判らなくなった時には
坂を降りると港 なのです。

路に迷っても構わないし むしろ それを楽しみに来ている という気分です。



分れ路に来る度に どちらに曲がろうか… 気ままな気分で 男木島を楽しみます。



家の真ん中に 階段の路が開いていますが、これは この家への出入り口 なのでしょうね。



ご老人が 手押し車に大きな荷物を積んで これから坂を降りて行かれる様です。
此処は坂と石段ばかりだヨ… と ポツリと話されました。


写真2、一応電柱と電線の様に見えるが これで漏電しないのだろうか。 それとも何か別の物?
写真3、木下映画「喜びも悲しみも幾年月」の一舞台にもなった灯台の 左側にある建物は男木島灯台資料館。
    元は職員宿舎で総御影石造りの立派な物だが、可愛らしくて とても雰囲気が有る建物。
写真7~10共、急な坂と石段を上り下りしている内に汗だくになってしまう。
写真1
 絞り優先AE f8(1/1000sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=90mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 7DMk2
写真2
 (1/800sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=70mm
写真3
 f11(1/320sec) 露出補正=0EV 焦点距離=16mm CPLフィルター使用
写真4
 f11(1/200sec) 露出補正=0EV 焦点距離=20mm CPLフィルター使用
写真5
 f11(1/500sec) 焦点距離=16mm CPLフィルター使用
写真6
 f11(1/320sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=40mm
写真7
 f11(1/125sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=16mm
写真8
 f11(1/160sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=16mm
写真9
 f11(1/30sec) 露出補正=-11/6EV 焦点距離=20mm
写真10
 f11(1/125sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=40mm           他は同じ

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男木島へ (その1)



昨29日 未明から 四国の高松へ出掛けました。
以前から行ってみたかった 男木島(おぎじま) を訪れるのです。

高松港からの 朝一番のフェリーは 8時発なのですが、早く着き過ぎたので
思い付きで 直ぐ近くに有る 源平合戦の地として有名な 屋島(やしま)に寄り道。

当てもなくブラブラと走っている内に 瀬戸内海に突き出た 岬の北端
長崎の鼻 に着きました。

江戸末期 黒船来航を受け、高松港守護の為に 砲台を設けた… との記録がありますが
確かに 周囲300度以上も 海を見渡せる地形です。

6時半過ぎですが オジさんが1人、ノンビリと 竿糸を垂れていました。



周囲は険しい崖ですが とても立ち入れそうも無い 極く小さな綺麗な砂浜が
瀬戸内の 穏やかな波を受けていました。



男木島行きのフェリーが着いたので 小さなザックに カメラと お茶やお握りを入れ、
駐車場に車を預けて 7時半過ぎ 乗船開始。

小さいとは言え 何台かの車を運べる 離島の大事な足で
高松港を出ると 先ず手前にある 女木島(めぎじま)に立ち寄った後、男木島へ向かうのです。

なお 女木島と男木島は 併せて雌雄島と呼ばれ、船を運航するのは その名も雌雄島海運です。




高松港は 瀬戸内の島々を結ぶ 航路の要衝地で、本州の宇野や神戸を始め
小豆島や ポップなアートの島として知られる直島(なおしま) 豊島 大島などを行き来する船で
朝から とても賑やかです。



8時ちょうど 静かに
  出港
          船の旅は この前が何時だったか思い出せない程 久し振りです。



若い女性が多いですが、鬼ヶ島伝説で知られる女木島へ 恐らく向かうのでしょう。



約20分で 女木港に到着、予想通り 若い人達が下船して 観光に出掛けます。



女木島の人口は200人足らずと ご多分に漏れず 過疎の島ですが
せめて夏の間だけでも 観光客で賑わうと 良いですね。



更に20分程で いよいよ 男木港に近付きました。

こちらも人口200人足らずの島ですが 平地が少なく 港に面した斜面に家が集中している為に
此処だけ見ると 結構賑やかそうに見えます。

写真1・2共、高曇りの早朝のせいか 青味が少し強く出た。
写真4~9共、フェリーからの撮影。
写真1
 絞り優先AE f11(1/320sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=40mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 7DMk2
写真2
 (1/200sec) 露出補正=-1/2EV
写真3
 f8(1/1600sec) ISO=400 WB=太陽光
写真4
 f8(1/2000sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=150mm ISO=400
写真5
 f8(1/1000sec) 露出補正=-1/2EV ISO=400
写真6
 f8(1/1600sec) 露出補正=0EV ISO=400
写真7
 f8(1/800sec) 露出補正=0EV 焦点距離=190mm ISO=400
写真8
 f8(1/800sec) 露出補正=-1/60EV 焦点距離=320mm ISO=400
写真9
 f8(1/500sec) 露出補正=-5/6EV ISO=400                他は同じ

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孫とハイキング (その2)



東おたふく山の 北斜面を降りて行くと、涼しそうな 沢の音が聞こえて来ます。
林道に出た所で 一寸寄り道をして
  沢遊び
            をする事にしました。

孫は(第一子にありがちな)慎重派 かと思っていましたが、意外や 直ぐに裸足になって…



流れの中の岩を 降りて行ったり…



登って行ったり。



幼稚園教諭の娘は 職業柄か 甥っ子の安全を気遣って ずっと付いて行きます。



水の中の岩を 二人で 盛んにひっくり返している と思ったら…



孫が 沢ガニを見つけて 自分で捕まえました。 エライ!



暫く観察した後は 可哀想だからと 沢の中へ放してやります。 優しいね。



林道に戻り バス停の方へ下って行く途中、酷い崩落の現場が有りました。

この林道には 上の端と下の端に それぞれ 「通行止」の案内が有るのですが
ハイカー達は皆 晴れの日なら 歩いて通れる事を知っているので、
自己責任で 気を付けて歩いて行くのです。



車を停めた所まで戻ったら 図った様に正午。

以前訪れて美味しかった 韓国料理の店が、阪急苦楽園口駅の近くに有るのを思い出して 再訪
水餃子と、4人で皆違うスンドゥブを それぞれ美味しく戴きました。

 
写真1、孫は水に手を入れて「冷っめたッ!」と言ったと思ったら もう直ぐに靴と靴下を脱いでいた。
写真2・5~8共通、WB=オートで撮ったが 黄色味が強く乗っていたので、後からPCで「太陽光」に変更して 色味を調整した。
写真6、カニは横歩き。
写真9、気になって電話で尋ねると 子供用に辛くないスンドゥブも有る との事なので、安心して立ち寄る事が出来た。
    小生のスマホでの撮影の為 詳細データは不詳。
写真1
 絞り優先AE f2.0(1/200sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm ISO=オート WB=オート AF S100
写真2
 (1/800sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=30mm WB=太陽光
写真3
 f3.2(1/80sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=40mm
写真4
 (1/400sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=25mm
写真5
 f4.5(1/250sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=80mm WB=太陽光
写真6
 (1/100sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=30mm WB=太陽光
写真7
 f4(1/160sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=70mm WB=太陽光
写真8
 (1/100sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=25mm WB=太陽光
写真9

 AE 1/320sec 露出補正=+1/3EV                        他は同じ

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孫とハイキング (その1)



昨24日 天気が良かったので、遊びに来ていた孫と一緒に 六甲山の脇に出ている
  東おたふく山へ
                     ハイキングに出掛けました。



息子の息子(1番上)と 夏休みの娘と 家内との4人で、山道を登って行きます。

小ブログ ’14年8月22・23日 にご紹介した時は、2番目の孫と一緒だったのですが
1番上のは 今回が初めての訪問です。



小学2年生ともなると 流石にドンドン歩いて、休憩しながらでも 約40分程で山頂着。



思い付きハイクなので お弁当は無しですが、一応座って お菓子を食べます。

昔は 一面ススキの原で 下界がとても良く見えたのですが、今は 木が伸び放題で
景色は殆ど見えず 全く楽しめません。



下りは 同じ路では詰まらないので、裏の北側へ下る事にしました。



途中 コース脇に 大きな切り株があったので、にわか理科教室を開講。

木の年を数えたり、北側と南側の 年輪の幅(成長具合)の違い を調べたり
年毎の年輪の幅の違いから 周囲で起きた環境変化を想像したり… と、テーマは幾つも有ります。



剥がれかけて居た 皮をめくると、蟻やミミズや 何やら怪しげな虫達が
皆 大急ぎで 穴の中に逃げ込んで行くので、幼稚園教諭の娘が それについて また講習。



とても勉強になる 切り株です。 有難う 元気でね!



更にどんどん下って行くと…



キノコ の生えた木も有りました。 これも 暫く観察です。
 
写真3・4・6共、WB=オートでは 黄色味が強かったので 後からPCで「太陽光」に変えて調整した。
写真6、この松の樹齢は 小生と1つ違いの様だった。お疲れさんでした!
写真1
 絞り優先AE f2.0(1/1600sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm ISO=オート WB=オート AF S100
写真2
 (1/200sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=30mm
写真3・4共通
 (1/1250sec) WB=太陽光
写真5
 (1/100sec) 露出補正=-2/3EV
写真6
 (1/500sec) 露出補正=-1/2EV WB=太陽光
写真7
 (1/60sec) 露出補正=-3/2EV
写真8
 f3.2(1/80sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=40mm
写真9
 f3.2(1/80sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=40mm
写真10

 (1/60sec) 露出補正=-4/3EV                  他は同じ

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星空



ペルセウス座流星群の話題が 数日前から有りましたが、小生も訳あって 星を見に行きました。

これは14日 家内と兵庫県北部の 豊岡市の山奥に出掛けた時のモノで
左上から右下へ掛けて 天の川が写っています(下の白いのは 流れて来た雲です)。

天気予報では この辺りなら 辛うじて晴天 という事だったのですが、
21時半少し前に現地に着いた直後から 見る見る内に 雲が出て来てしまい…



天頂部に流れる
  天の川
            と 織姫(ベガ:右) 彦星(アルタイル:下)、そして川の上を飛ぶ はくちょう座
(中央やや上の十文字で、下向きに飛んでいる)は 2枚だけしか撮れませんでした。

結局 5枚撮っただけで 空はすっかり雲に覆われてしまい、また2時間半掛けて 帰宅しましたが
帰路の中国道は 24時になっても 未だ大渋滞でした。



これは 昨15日の21時頃、自宅近くの 六甲山頂です。

ここは 南は神戸~大阪の街明かり 北には三田方面の街明かりが見える という場所で
本来 星を撮る場所では無い という事は良く知って居るのですが
お盆帰りの車で大渋滞のピーク という夜に、わざわざ 遠方にまで出掛ける気は起きませんでした。



でも 天頂部を撮ったモノには 流星が偶然2個(上の斜めのと、左端から2cm弱にも縦方向に)
薄っすらと写っていましたよ。 家内も 見えた気がする… と言って居ました。



実はこれが わざわざ出掛けた「訳」で、自動追尾赤道儀 を先月末に購入していたのです。

20歳代の頃には モノクロフィルムで星を撮っていたのですが、その後はずっとご無沙汰。
でも 星に対する憧れだけは 持ち続けていました。

ひょんな事から 過日 インターネットでこの商品を見つけ、我慢できずに衝動買いしてしまった…
という訳です。



SLIKの大型三脚に載っている 黒い塊が スカイメモS というその自動追尾赤道儀で
Kenkoが輸入販売しています。

それに専用プレートを取り付けて、更にその先に カメラ雲台を取り付けている という訳です。 



先ず 北極に赤道儀の回転軸を合わせ、その軸を 24時間で丁度一回転 の速さで回転させると
カメラを長秒時露光をしても 星がブレずに「点」として写る… という仕組みです。

軸を正確に北極に向ける事が とても大事で、その為に 回転軸の中心に望遠鏡が内蔵されていて
経度と月・日・時刻を合わせた上で 望遠鏡視野の所定位置に 北極星をキチンと
置くと、
軸が正しく北極を向く… 様に造られているのです。

是非夏の内に 空気の澄んだ高原で 綺麗な天の川を 撮りたいと思っています。


写真1、左下端に写っている影は スキー場の民宿の屋根。
写真1・2共、このサイズの絵では判り様も無いが 原版を拡大してみると、星々が無数に(数万個程?)写っている。
写真3、左の電波中継塔は六甲山頂のモノで 下の明かるい空は神戸から大阪南部の街明かりの反映。
写真6、小生が貼り付けた目安分度器の左上に有るのは撮影モード選択ダイアルで、星用の他に 太陽用・月用・星景用
    (星と地上の景色のブレを、丁度半分ずつに振り分けるモード) 等を設定できる。赤道儀本体だけで約¥3.4万円と
    相当お高い「趣味の一品」だ。
写真7、リング右側のE20~W20は経度補正部 円周上の1~12は月日で、(この絵では見えないが)その円周の外側に
    1~24の時刻設定リングが着いている。
写真1
 バルブ(f5.0, 55sec) 焦点距離=16mm ISO=1600
 画質=RAW WB=オート ピクチャースタイル=スタンダード MF 5DMk3 三脚・自動追尾赤道儀使用(星モード)
写真2
 焦点距離=20mm
写真3
 マニュアル露出(15sec) ISO=800 (星景モード)
写真4
 マニュアル露出(15sec) 焦点距離=25mm ISO=800
写真5
 絞り優先AE f4.0(1/30sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=70mm ISO=オート AF S100 手持ち
写真6
 絞り優先AE f4.5(1/15sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=80mm ISO=オート AF S100 手持ち
写真7
 絞り優先AE f4.5(1/20sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=90mm ISO=オート AF S100 手持ち     他は同じ

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写真展2つ



去る4日 神戸市灘区にあるギャラリーへ
  兵庫県展
               を観に出掛けました。 実は…




小生の写真が 3回目の挑戦で 始めて入選となったのです。
入賞なら 大喜びでご報告するところですが、最低レベルの入選なので
「次の一歩」 とは言え、イマイチ 気分は盛り上がりません。

入口に有った資料に依れば、入賞5点と佳作4点を含めて 入選は計79点なのですが
写真部門の応募総数は 209点なので、1/3以上が入選であり
小生が3回目で入選できた というのは、打率として出来て当然 というべき事なのでしょう。

この県展は 入選作品に大変特徴が有って、
造形的な作品が 約66%、街・人・動物などのスナップ作品が 約25%
そして 所謂 純風景作品は 約9%しか有りません。

過去の県展を観て その傾向は知っているのですが、そこは 意固地な小生の事
敢えて風景で 挑戦して居るのです。



一方 こちらは今日、大阪府茨木市にある ギャラリーの中庭です。

大先輩の写真家 H氏が主宰されている 某写真クラブの写真展があったので 訪れたのですが、
中の様子は 残念ながら写していません。



創造的な活動の 発表の場として、相応しいモニュメントとして 設置されている様です。

小 風景写真サイト 「四季逍遊」 を 定期更新しましたので、覗いて戴ければ 幸甚です。
        http://www.geocities.jp/shikishoyu/

なお 右欄外 「ブックマーク」 の 「 四季逍遊 」 でもリンクしています。

写真全て、小生のスマートフォンカメラでの撮影の為 詳細データは不明。
写真1、それぞれのコンテストで 上位入賞作品には何らかの傾向が有る というのは当然の事であって、
    選者の個性・感性次第で決まる事。 あるコンテストに挑戦する場合、其処の傾向に合わせるのか それとも
    自分の作風を崩さずに挑むのかは 考え所と言える。
写真1・2共
 AE(f2.0,1/32sec) 露出補正=0EV ISO=オート
写真3・4共
 データ不明

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トレッキング (その9)



カモシカコースの終点 出会いの小屋 から、ホンの少しだけ シラビソコース を覗かせて貰います。
これは 横手滝…



そしてコレが このコースの本命
  布引滝
            他にも池が点在していて 紅葉シーズンには 如何にも良さそうなので、
秋に 是非再訪したい と思って居ます。



今度こそ本当に 今回のトレッキングの終わり、出会いの小屋で待つ マイクロバスへ向かいます。



小屋の前のブナが 実を沢山付けていました。 とても珍しい事だそうです。

15時20分 我々のトレッキングは 無事終了、ガイド戴いたMさん 本当に有難うございました。
お陰で 何とか完歩出来ました。 秋に またお世話になるのを 楽しみにしています。



体力を考えて この日は同じ宿に連泊、汗を流した後 盛り沢山の夕食の始まりです。



お造りから始まって 色々なおかずを…



全て平らげてしまいました。



さて 小生は 今回のトレッキングと 食事に、満足したでしょうか?

翌朝は2時前に起きて ご来光を乗鞍岳の雪渓で迎えようか… と 家内と相談していたのですが、
喉が渇いて 濃いお茶を沢山飲んだせいか なかなか寝付かれず、帰路を考えて 結局断念。
真っ直ぐ帰宅する事に変更して、昼前 無事帰宅しました。

なお 五色ヶ原トレッキングの コース案内は、下記URLが詳しいので
興味がお有りの方は 是非ご覧下さい。
         「乗鞍山麓 秘境 五色ヶ原」  http://www.hida.jp/goshiki/

また もし 「アウトドア活動記録アプリ YAMAP」 を見られる方は、
このトレッキングの 活動記録を公開していますので、宜しければご覧下さい。
軌跡、時間、距離、標高 などが記録されるので、旅の想い出記録として 面白いと思います。
          https://yamap.co.jp/activity/121406

写真2、シラビソコーストレッキングでは 布引滝の直ぐ近くまで降りて行けるルートが取られて居る様だ。
写真1
 絞り優先AE f11(1/125sec) 露出補正=0EV 焦点距離=60mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/25sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=50mm ISO=200 MF 三脚使用
写真3
 f8 露出補正=-5/6EV 焦点距離=40mm ISO=800
写真4
 f5.6(1/200sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=80mm ISO=800
写真5・8共通
 f2.0(1/60sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=30mm ISO=オート WB=クリックWB S100
写真6
 f2.0(1/60sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=25mm ISO=オート WB=クリックWB S100     
写真7
 f2.0(1/60sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=30mm ISO=オート WB=クリックWB S100
     他は同じ

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トレッキング (その8)



青垂の滝 を出発して間もなく こんな光景に出会いました。
或る日突然 2本の木の間に 大きな岩が挟まって居たとの事、一体何が起きたのでしょうか。



カモシカルートは 細かいアップダウンを繰り返しながら…



ゴール地点へ向かって 更に南下して行きます。



熊が 前足の爪で 樹皮を引き裂いた痕 との事、くわばらくわばら… 。



ギンリョウソウ 別名ユウレイタケ、腐生植物として有名で
葉緑素を持たない為に
 全身が 半透明な白色をしています。
名前は以前から知っていましたが 実物を見たのは初めてです。



コースも 残すところ後2割程、溶岩塊や その隙間の風穴が コース脇に目立ってきました。



何とも不安定な… 、この横を通り抜けるのが 何となく心配です。



入山者数を制限している為に コースそのものが傷んで居らず 本当に綺麗です。



これは オダマキ の仲間、青紫色の花が多い様ですが これは緑系です。



如何にも下界 という感じに気温が高くなって来た… と思っていたら、
14時43分 ついに カモシカルートの
  終点に
            降りて来ました!
約7時間20分の トレッキングが終了、車の轍や舗装路が 何だか 少し懐かしい感じがします。

この 五色ヶ原トレッキングコースは 2つに分かれていて、もう一つの 「シラビソコース」は
池巡りの周回ルートなのですが、その発着点が此処(カモシカルートの終点)になっています。

ガイドのMさん 「直ぐ近くに シラビソルートの中の滝が 一寸だけ見える所が有るので、
行ってみましょうか… 」 と、車道を渡って 下の林に入って行かれます。

疲れているので 休みたい気持ちも有るのですが、実は 「直ぐ近くの滝」 とは
小生が是非とも見たかった 布引の滝 の事! これは行かない訳に行きません。
重い足を引き摺りながら 後を追います。

写真1、恐らく 斜面の上から転がり落ちてきた岩が、何かの弾みで飛び跳ねた後 スッポリ挟まってしまったのだろうが… ??
写真5、ギンリョウソウは ある種の菌を取り込んだ根で樹木に密着し、その有機物を 菌経由で得て生きている…との事。
    その為に 草で有りながら 葉緑素を必要としないので、緑色をしていない。
写真6、風穴からはヒンヤリとした風が出て来て 気持ち良い。
写真10、こんなに気温が変わるモノか… と思う程、この道路の近くは暑い。
写真1
 絞り優先AE f5.6(1/100sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=25mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/160sec) 焦点距離=30mm
写真3
 (1/160sec) 焦点距離=60mm
写真4
 (1/500sec) 露出補正=-1/2EV
写真5
 (1/60sec) 焦点距離=50mm
写真6
 (1/20sec) 露出補正=-3/2EV
写真7
 f8(1/80sec) 露出補正=-7/3EV ISO=3200

写真8
 (1/50sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=30mm ISO=400
写真9
 (1/800sec) 焦点距離=100mm
写真10
 (1/250sec) 露出補正=-3/2EV       
             他は同じ

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トレッキング (その7)



11時を廻り 7時25分に歩き出してから もう3時間半余り、少々お腹が空いて来ました。

太腿が疲れてきたのと、所謂 ガス欠 になると 急に足が動かなくなるのとで
そろそろ 昼食を取りたくなる時間帯です。



アップダウンを ひたすらこなして行きます(これは 後を振り返った所)。



湧き水が 美味しい! 水が有る沢筋は 流れる空気もヒンヤリとして居て、また元気が出ます。



山小屋も大分近付いた頃 突然 梯子が現れました。

ガイドのMさんによると 従来のコースが崩れたので、止むを得ず 迂回ルートを作り
其処へ出る為に 梯子を掛けたのだそうです。

不慣れな家内は 少々腰が引けていますが、とてもしっかりした造りで
ステンレスの角材や鎖で作られた梯子よりも むしろ余程安心感が有って、
流石 林業をされていた方達の仕事だ… と 小生は感服しました。



お~!ヤレヤレ… とうとう 昼食場所の 烏帽子小屋が見えました。

なかなか盛り沢山のおかずが着いた お弁当をしっかり戴き、30分間の休憩で 元気回復!

距離的には半分程の様ですが 感覚的には もう6割方 無事にこなせた感じで、
後は 足が最後まで持つかどうか… 。



トイレも済ませて 11時55分 後半戦スタート!
前半よりも 少しはアップダウンが少ない というルートマップに期待。

歩き始めて 直ぐ出会った エンレイソウ、実についているガクが 牛の角の様ですね。



これは サンカヨウ の実、その花びらは 水に濡れるとガラス細工の様な 美しい透明になる
と聞いていて、一度は それを見てみたいモノだ と思っています。



ガイドのMさんが 穴を覗いて 「ヒカリゴケが有りますよ」 と 何度か教えて下さるのですが
小生 どう見ても どれがそれだか判らず、何度目かで 漸く理解出来ました。

光の角度に依って 突然 キラキラと光るのですね、写真に収めるのも 一寸コツが要りました。
環境の変化にとても弱く 絶滅が懸念されている 天然記念物を、
お陰でジックリと 自分の目で見る事が出来ました。



とうとう 3つ目(最後)の
  青垂(あおだれ)
                   に到着、これは雌雄2つ有る内の 雄滝です。
落差も幅も有り、全容を一目で見られるので とても立派です。

Mさんの了解を戴いて 三脚を出し、腰を据えて撮る事にしました。



もう少し降りて 滝に近付くと、更に迫力が増しました。



手摺りも無い 細い木橋に立って 上を見上げる という、少々危なっかしい格好で 何とか撮影。



こちらは雌滝 普段は 霧状に舞い落ちる程度の水量ですが、雨の時は 突然水量が増すそうで
今立っている この箇所を渡る事が出来ずに エスケープルートへと逃げる時も 有るそうです。

写真3、一合枡には「乗鞍岳、五色ヶ原」の焼印。
写真8、カメラの位置を少し変えるだけで 全く目立たなかったり 突然エメラルド色に輝いたり と変化する。インターネットで調べると
    直径15μm程の球形をしたガラス状細胞を持っている為に 光を反射するそうで、葉緑素でエメラルド色に光るとの事。
    環境省のレッドリストで「準絶滅危惧種」に指定されている。
写真9~12共、「青垂れ」という変わった名は 冬期に結氷した雌滝が青く遠望された事から着いた名前だとの事。
写真11、9の右下に写っている木橋の上で撮影。
写真12
、雌滝はこの日飛沫が細か過ぎて このサイズの絵では少し判り難い。
写真1
 絞り優先AE f5.6(1/125sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=30mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 f8(1/100sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=70mm
写真3
 f8(1/30sec) 焦点距離=50mm
写真4
 (1/1600sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=25mm
写真5
 (1/500sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=25mm
写真6
 f8(1/160sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=60mm ISO=400
写真7
 f8(1/50sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=50mm ISO=400
写真8
 (1/20sec) 露出補正=-5/3EV 焦点距離=160mm ISO=1600

写真9
 f11(1/6sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=16mm ISO=200 MF 三脚・CPLフィルター使用
写真10
 f11(1/50sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=16mm ISO=200 MF 三脚・CPLフィルター使用
写真11
 f11(1/25sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=25mm ISO=400 CPLフィルター使用
写真12
 (1/400sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=25mm CPLフィルター使用
                 他は同じ

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トレッキング (その6)



池之俣御輿の滝を出て 更に南下します。



ガイドのMさんが 道々 一寸立ち止まっては 色んな事を教えて下さいます。

これは 熱帯魚の様な形 の葉をした木、名前は オヒョウ だそうで 北海道に多く
この木の樹皮の繊維で アイヌ語でアツシ(厚司)と呼ばれる 布や衣服が作られるそうです。



これは ホンの2ヶ月程前に、木の洞に有った蜂の巣から 蜜を取ろうと
  熊がガリガリ
                  と 引っ掻いた木?! エ~ッ!そこら辺に居るんだ!



溶岩流の先端の 柱状節理、炭木岩 と呼ばれて来たそうで
そう言えば 炭焼き窯に 丁寧に立てて並べられた木 の姿に似ていますね。



木の影から 怪獣の頭が… 、ギョロリ と睨む 目が怪しい!



思わず撫でたくなる様な フサフサ… 。



こちらは ネジネジ… 。



ウワッ! これは知っています マムシグサ、ペロリ と舌まで出ていますね。



極く小さな花ですが アップで見ると 何とも可愛い!



この黄色のも アップで見ると実に繊細! タマガワホトトギス と言いますが
鳥のホトトギスの 胸から腹にかけての ブツブツ模様に由来するそうです。



これは ハナイカダ、雌雄異株で 葉の真ん中に花や実が出来る とても面白い木です。

葉の中央から 実際に花芽が伸び出る訳では無く、花の軸が 葉の中央の脈に癒着している
のだそうで、そう言われれば 葉脈の色が 真ん中までだけ異なっています。

こんな事も 生物の進化の中で 稀には起きるのですね。
それにしても 花や実を乗せた葉を 筏に見立てるとは、何とも風雅な名付け親です。



ナデシコ科の センジュガンピ、優しい花ですね。

周りの景色も 天気も 持病の左膝も 全く問題無いのですが、日頃の運動不足が祟り
両足の太腿 特に大腿四頭筋の疲労が 次第に大きくなってきました。

カモシカルートの 丁度中間辺り、もう少しで 昼食ポイントの山小屋ですので
そこで少しでも回復を図り、何とか誤魔化しながら 最後まで歩くしか有りません。


写真2・9~12共、ガイドのMさんのお話しを録音する ボイスレコーダーを持って来るのを忘れたので、木や草花の名前は
    家内のメモが頼り。名前が判らないと、後から植物図鑑等で調べても なかなか判るモノでは無い。
写真1
 絞り優先AE f5.6(1/100sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=40mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/640sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=160mm
写真3
 (1/80sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=30mm
写真4
 f8(1/80sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=25mm
写真5
 f8 露出補正=-1EV 焦点距離=150mm
写真6
 f8(1/125sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=120mm
写真7
 f8(1/60sec) 焦点距離=110mm
写真8
 (1/200sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=100mm

写真9
 (1/400sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=210mm
写真10
 露出補正=-1/2EV 焦点距離=130mm ISO=400
写真11
 (1/1250sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=140mm
写真12
 f8 焦点距離=100mm 
                      他は同じ

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