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蒜山撮影行 (その2)



日の出の30分程前、所謂 風景撮影の
  ゴールデンタイム
                      です。

東の山並みの上に 厚めの雲が掛かっているので、最良の光 は 望めそうにありませんが
空は 綺麗な色に染まってくれ、参加者の皆さんは 盛んにシャッターを押しています。

喜んで貰えて居そうで ホッとします。

初めは 我々のグループだけでしたが、次第にカメラマンが増えて来たので
三脚の位置を 少しずつ詰めて、間に入って戴きました。

逆の立場だったら どう感じるか…、と考えれば 当然のマナーだ と思うのです。



日の出の時刻から 10分程過ぎて、東の雲の上から 太陽がようやく顔を見せ
西側に位置する 大山にも、朝日が当たり始めました。



更に5分が経過、下に広がる牧草地の 爽やかな緑が綺麗です。

大山の右の 三角の山は 烏ヶ山(からすがせん) です。



なだらかな山並みが 淡い霧を纏って、とても長閑な時間が 過ぎて行きます。

風が少し有り 厚着をして来たのに 体が冷えてきました。

撮影一口メモ:
 写真1、マニュアルフォーカス(MF)での撮り方をご存じ無い写友氏が居られて驚いた。風景屋にとっては常識でも、
    スナップしか撮らない人にとっては必ずしも常識では無かった様だ。
    近年写真を始めた方は 最初からオートフォーカスカメラしかご存じ無いので、必要が無ければ知らないで済んでしまう
    という事を知った。小生の使用カメラは AFで特に問題無く動作していた。
 写真4、ススキはやはり逆光~半逆光が美しい。

写真1
 絞り優先AE f5.6(1/200sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=30mm ISO=6400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 f8(1/500sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=90mm ISO=800

写真3
 f8(1/160sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=40mm ISO=800

写真4

 f8(1/1250sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=120mm
 ISO=800      
他は同じ

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蒜山撮影行 (その1)



ご報告が遅くなってしまいましたが 去る 26・27日、所属する 写真クラブの撮影会で
岡山 蒜山高原へ 出掛けました。

台風27号が近付いて来て 最悪なら大荒れ という予報が続き
撮影会担当者として 大変気を揉みましたが、直前になって 少しコースが右側へ外れたので
26日は終日雨で元々 と諦め、27日に期待して 出掛けました。

紅葉には 1週間程早過ぎたので、必死に
  良い情景を探して
                       の撮影 となりますが
半年も前に日程を決める撮影会では、こういう事態は 避けられない事です。

此処は 蒜山高原キャンプ場、ここの紅葉は 他所に比べて少し早いそうで
これだけ色付いてくれていれば 担当者は救われます。



定番の 御机(みつくえ)の茅葺き小屋 付近。
奥の大山は雲の中、厚い雲で 色も冴えません。

初日は 天気が回復する翌日に備えての 直前下見だ、と思うしかありません。



宿に入り、16時半頃には 西の空が明るくなって…



青空が広がって来ました。
明日の好天 への期待が 膨らみます。



翌27日は 朝5時に起きて 外を見ると、星が沢山見えます。
ヤレヤレ 良かったぁ…。

12名全員が 早朝撮影に参加、鬼女台(きめんだい) へ上がり 日の出を待ちます。


撮影一口メモ:
 写真1、カメラを地面近く ノーファインダーで構えて撮影。前景の落ち葉がボケてしまい 失敗作。f16程度に絞り込むべきだった。
 写真5、小生一人だけ三脚無しの手持ち。その分身軽に動き廻って 色んなシーンを撮る。
    東の低い位置に雲が有り 雲海も無いので ベストには程遠いが、雨や曇りでは無いだけで 小生としては大満足。

写真1
 絞り優先AE f8(1/500sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=30mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/320sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=160mm

写真3
 (1/200sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=230mm

写真4

 (1/2000sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=40mm
写真5
 f5.6(1/60sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=30mm ISO=6400 MF
      
他は同じ

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大山滝へ



雨の22日 未明から 鳥取方面へ出掛けました。

所属する 「白光写友クラブ」の 秋の撮影会で、週末に 蒜山・大山方面へ行く計画なので 
気になる 紅葉の進み具合 を下見したのです。

ここへ来て 冷え込みが無い為、見頃には未だ7~10日ほど早過ぎ という残念な状況でした。 

ガッカリだけして帰るのもシャクなので、個人的に興味があった 大山滝 を
ついでに訪れてみる事にしました。

駐車場から 40分程歩くそうなので、ご高齢者が多いクラブの 撮影会には不向きですが
この日の下見は 一人だけなので、気兼ねが要りません。

カメラを首に下げ 雨合羽を着込み 傘を差して歩き始めると、直ぐに山道になりました。
奥に 細い滝が見えますが 目指す大山滝は ずっと奥にあります。



降り続く雨で 小径は 水溜まりになっている所も有って、
ハイキングシューズでは無く 軽登山靴にすれば良かった… と思いましたが 後の祭り。
どんどん 登って行きます。



良く整備されては居るのですが 想像したよりも 遥かに険しい山道で
階段も 靴が半分程しか掛からない 程の 狭く急峻な所も有り、上り下りで 汗ばんできます。

雨合羽の中に下げて居る カメラのレンズが 蒸れて曇ってしまうので、
撮る前に手で扇いで 曇りを取らないといけなくて 面倒です。

枝や崖に当たるので 傘は畳み、合羽だけで雨を凌いで ひたすら歩きます。



ありゃりゃ… 小生の苦手な 吊り橋が現れました。
高所恐怖 という程では無いのですが、根が臆病なのでしょう お尻の辺りが ムズムズしてくるのです。



看板には 高さ30m 長さ45m 幅1m とあります。
嫌だけど 滝までの半分まで来て 今更 引き返すのもシャクなので、意を決して 前だけ見て渡ります。

帰りに もう一度渡らないといけないのが嫌なんだよなぁ… ブツブツ…。



ようやく
  大山滝
           に到着。

2段になる滝の 合計落差は42m、「日本の滝 百選」に選定されているだけあって 立派で
雨で濁っては居ますが 水量が多く、余計に豪快な感じがします。

元々は3段だったのが 室戸台風で 途中の岩が崩れて、今の2段になってしまった…
と 案内看板に 記されていました。

撮影一口メモ:
 写真4・5共、吊り橋の真ん中で 下の流れを撮れば良いのだが、とてもそんな気にはなれない。
 写真6、水を流す為に ISO感度を下げ 絞り込んで シャッター速度を下げる。
写真1
 絞り優先AE f8(1/160sec) 露出補正=0EV 焦点距離=100mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/20sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=50mm

写真3
 (1/20sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=25mm

写真4

 (1/40sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=25mm
写真5
 (1/50sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=25mm
写真6
 f11(1/20sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=60mm ISO=400     
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ロッククローリング大会 (その4)



車を運転する方なら お判りですが、左側の前・後輪の周囲が どういう状況なのか は
ドライバーには 全く見えません。

そこに進入する前に見た記憶 と 相棒の指示だけを頼りに 操縦する訳で
これ程の大岩に乗り上げた時には 転がり落ちる恐怖心 も 感じる事でしょう。 



しかし 市販車ベースの改造車 で ここまで走破出来るとは、
目の前で見ていると 本当に驚きです。

この車は 手前のコースロープに触れる事も無く、この後 無事に コースを抜け出て行きました。 



こちらのセクションは 雨でジュルジュルになってしまった砂地 も有り、それがタイアに付いて
岩を登る時に必要な グリップ力が ますます減ってしまいそうです。



ドライバーは 良いところを見せようと
  四苦八苦
              というところですが、やり出すと 病み付きになる面もある競技 なのでしょう。

興味の無い人には、エントリー費用を払ってまで 全くご苦労さんな事… としか言えません。

この車で 関東などから走って来た訳では無く、大型のトラックに積んで来るのですから
その費用も必要で、車の改造・修理費等々 とてもお金が掛かる競技だ と思います。

此処を訪れた20日(日)は 所属する写真クラブ 「フォトくすのき」写真展の最終日で
ご指導戴いている 湯浅先生によるご講評や 最後の撤収・打ち上げ会 もあり、
どうしても正午前には 出ないといけません。

上級者の「モンスター」クラス の走りも見たかったのですが
良いお天気での撮影 と併せて、それは またの機会に残して 帰宅する事にしました。


撮影一口メモ:
 写真1・3・4共、車という道具を使って行う競技だけに 出来るだけ人間(ドライバー・相棒・観客)の表情も捉えないと
     絵が無機質で同じ様なモノになってしまう。しかし傘や合羽が邪魔をして それが難しかった。
     派手な車体の塗装等も引き立つ様に この競技は晴天の日が似合うと思う。
写真1
 絞り優先AE f8(1/160sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=70mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/250sec) 焦点距離=40mm

写真3
 (1/80sec) 露出補正=-2/3EV

写真4

 (1/80sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=60mm 
      
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ロッククローリング大会 (その3)



スタート順が後半の 6チームが、別のセクションで 競技を開始しました。
ここは また一際大きな岩が 行く手を阻んでいますが、通過出来るのでしょうか…。



行きつ 戻りつ を何度か繰り返した後、とても無理 と思えた
  大岩を
           前輪が やっと超えそうです。

これは迫力のある絵を撮れるかも…と、あそこの前(赤い傘の女性が居る所)に 移動する事にしました。



同じ大岩を通過する 別の車を、前方から狙います。

この相棒さんは 外人さんです。この競技が盛んな アメリカ人 でしょうか。



それにしても 凄い踏破能力です。



停めてあった車の運転席、余計な物が何も付いていない のは判りますが
見た事も無い仕組み が 付いていました。

恐らく 前後のサスペンションを これでコントロール しているのでしょう。
サイコロの チェンジレバーノブ が ご愛敬。


撮影一口メモ:
 写真3、勢いを付けて乗り越える場合、モタモタしていると相棒さんも危険。大急ぎで移動する。もしも車が転げ落ちてきたら…と
    こちらも少々体が引ける。
 写真5、全米チャンピオン氏の愛車を見たかったが 雨除けのカバーで覆われていて見られなかった。
写真1
 絞り優先AE f8(1/160sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=70mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/80sec)

写真3
 (1/60sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=50mm

写真4

 (1/80sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=60mm
写真5
 (1/60sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=60mm  
      
他は同じ

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ロッククローリング大会 (その2)



降りしきる雨の中 2時間遅れで 大会がスタート、最初の車が セクションに入りました。

ここは 9分が制限時間 との事、コーンに触れない様に注意しながら
少しでも通りやすいルートを狙いますが 数cm単位のズレで 通れなかったりします。

一旦少しバックして ハンドルを切り返して 再アタックしたり、勢いを付けて挑んだり…
そうこうする内に どんどん 時間が過ぎて、
審判員(各セクションに 2人ずつ居る様です)から 「6分経過」等と告げられると 焦りが出て来ます。



大岩に乗り上げて 車が大きく傾くと、相棒が ロープを掛けて 倒れない様に 引っ張ります。
相棒は 大柄な人の方が 有利な様です。

ギリギリで コーンに触らずに通過出来そうですが、それにしても 意地悪な所に 置いてありますね。



このタイアは パンクした訳では無く、雨で
  滑りやすい岩を
                    グリップし易い様に、最初から 空気圧を下げて居るのです。

この辺りのテクニックは、トライアル(バイクで難コースを 足を着かずに通り抜ける競技) を
遊びで少しだけ囓った経験から、小生にも良く判ります。

後ろに チラッと見える ショベルカーは、岩を積んでコースを作ったり
動けなくなって 失格した車を 引っ張り上げて コース外へ出したり と、
この競技の 実は必需品 なのでした。



白い雨具を着ていますが オレンジ色の「スタッフ」ベストを着ている2人が セクションの審判員で
経過時間を告げたり 設定コースを正しく通過したか否か や 所要時間(これで順位が決まる)
を 記録したり しています。



相棒は 車の前に行き 向こうに廻り、少しでも通りやすいルート を探して ドライバーに指示します。

この車の前輪は 壊れたのでは無く、ここまで自由に伸び縮みして 岩を踏破して行くのです。


撮影一口メモ:
 写真1・5共、岩や木に車体がぶつかるのは当たり前 ドライバーの安全の為の配慮は行き届いている。
    しかし 車体の下側のロッド等を岩に激しく当てると サスガに折れてしまう様で、リタイアする車も現れた。
 写真2、タイアが滑って 急にあらぬ方向へ車が向いてしまう事もある。
写真1
 絞り優先AE f8(1/80sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=50mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2・3共
 (1/125sec) 焦点距離=90mm

写真4
 (1/100sec) 焦点距離=30mm
写真5
 (1/60sec) 焦点距離=80mm  
      
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ロッククローリング大会 (その1)



少し遅くなってしまいましたが 去る20日、奈良 宇陀市の山中で
  ロッククローリング大会
                            を 始めて見てきました。
何ですか それは??

「面白そう」「絵になりそう」 で来たのですが、実は小生も 良く知らないのです。

クロール は、あの 水泳自由形のクロール と同じで、「這い進む」という意味。
ロック は、音楽では無く 岩 です。
つまり…



そう、四輪駆動のバギー車などが 岩を這い進む大会 なのです。



あいにくの 冷たい雨の中、殆ど剥き出し という感じの「キャンギャル」さん が登場し
アメリカから 全米チャンピオン氏 まで駆けつけて、実は 相当力の入った 全国大会なのでした。



この 宇陀での大会が、「W.E.ROCK」という 世界選手権の一つに 今年から組み込まれたとかで
全米チャンピオン氏が 今回 車持ち込みで参戦した というのは、その為だったのでしょう。

もう!寒いんだから 早く始めてよ… という キャンギャルさんの 冷たい視線を背後に感じながら、
司会さん 焦って、大会の説明を 適当に端折って居ります。



競技は 2クラスに分かれていて、全米チャンピオン氏も参加する 上級(モンスター)は後で
先ずは 市販車をベースに改造した様な(小生 規則を良く知らないのです)車(ストック) の競技が
最初に始まります。

そのクラスには 12チームがエントリーしていて、実に日本的な 「最初はグー …」 で
スタートの順番が 決められました。



山中の私有地に 大量の岩 を運び込んで コースが作られたそうで
一番簡単そうな このセクションでさえ、(設定される コースルート次第ですが)
車で乗り越えるのは ちょっと…。



こんな 岩だらけのセクション も 有ります。

後から判った事ですが
  ・ 決められた入口(ゲート)から入り、決められた出口から抜け出る
  ・ 持ち時間が決められていて、入ってから出るまでに それを超えると失格
  ・ コーンを並べてコースが作られていて、その外を通ったり コーンを踏んだり動かしたりしたら失格
  ・ セクションは ロープで仕切られていて、それに触れたら失格(らしい)
  ・ ドライバーと相棒の2人組で競技し、相棒はドライバーに 進むべきコースを指示出来る

    相棒は 車をロープで引っ張っても良い(それで出来る事は しれているが)
    相棒は コースの岩を 手で動かしても良い(手で動く様な岩は 殆ど無いが)
  ・ 失格が無く、各セクションの合計タイムの 少ないチームが勝ち(らしい)
というルール の様なのですが、実際は どうなのでしょうか…。


撮影一口メモ:
 写真1、観戦費用¥1,000を払うと チケットと身につける印を貰える。8時スタートの予定だったが 雨が小降りになるのを期待して
    10時に延期。車の中でお握りを食べながら開始時刻を待つ。14時前に帰宅せねばならず 上級(モンスター)のスタードで
    ここに居られそうになく、誠に残念。
 写真3・4共、ジャジャ振りで 発色が冴えない。
 写真7、離れているので小さく見えるが 2~3mの大岩がゴロゴロしている。
写真1
 絞り優先AE f8(1/200sec) 露出補正=0EV 焦点距離=50mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/125sec) 焦点距離=40mm

写真3

 (1/125sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=80mm ISO=800
写真4
 (1/125sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=70mm ISO=800
写真5
 (1/125sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=40mm ISO=800
写真6
 (1/125sec) 露出補正=-1/3EV ISO=800
写真7
 (1/125sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=40mm ISO=800  
      
他は同じ

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写真展



所属する写真クラブの内
  2つの写真展が
                     一部重なって開催されていて 大忙しでしたが
17日に 白光写友クラブの「大阪展」が 無事終了しました。
多数のご来場 誠に有り難うございました。

当クラブでは 続いて11月5~10日に、作品を追加して(会場が広い為) 「西宮展」 を開催します。
阪急 西宮北口駅直結の 「北口ギャラリー」での開催ですので、
お近くの方のご来訪を またお待ちしております。



一方 こちらはご報告が遅くなってしまいましたが、
所属する「フォトくすのき」と 他2クラブとの合同展を 去る15日から20日(日)まで
西宮市民ギャラリー で 開催中です。



広い会場を使って 計約100点の 半切~全紙作品が 並んで居ます。

こちらは スナップ系の組写真が多く、動きやバラエティーに富み また別の面白さが有る
と 思っております。



お近くの方に ご覧戴ければ 幸甚です。


撮影一口メモ:
 写真1、展示部はセラミック灯の影響で少し赤味が乗るが 近景は窓越しにビルの谷間の外光が入るので青味が乗る。
    結局WBは撮影時(オート)のままとした。
 写真3・4共、WB=オートで撮影したが ダウンライトの影響でオレンジ色が強く乗ったので
    後からPCで色味を調整して 見た印象に近付けた。
写真1
 絞り優先AE f5.6(1/125sec) 露出補正=0EV 焦点距離=30mm ISO=1600
 画質=s2RAW WB=オート ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 f2.0(1/60sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=25mm ISO=オート S100 

写真3

 
(1/200sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=110mm WB=3300K
写真4
 (1/200sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=160mm WB=3300K
       
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秋の信州へ (その13)



一寸濃すぎる霧が 少し薄くなるのを待って、遠景の紅葉を狙ってみました。
どうしても 寝ぼけた絵 になってしまいますが、これはこれで 雰囲気が有って良し としましょう。



駐車場近くまで戻ってきました。

昨日の写真1 の樹を 反対側から見たところですが、バックの樹影が
丁度良いバランスで 霧の空間を埋めてくれました。



大分葉が落ちた木の 枝でカラスが 休んでいました。
特に どうという事も無い絵柄ですが、妙に雰囲気を感じて 撮ってしまいました。



この高原は 一部が
  牧場
         になっているので 柵があって、邪魔に感じる事も有りますが
こういう場面では 有り難く思います。

7時半 そろそろ切り上げ、高原からの下りに両側へ寄り道しながら 7時間程掛けて 家へ帰ります。
ヒツジさん また来るからね…。


撮影一口メモ:
 写真3、木の左下部分だけのアップでも撮ってみたが 余り面白くない。やはり 広がりの中に有る1本の木 が良いと思う。
    このサイズではカラスは気付き難いが 大きなサイズにプリントすると 丁度良くなる筈。カラスが横を向くのを待って撮影。
 写真4、アップで見てみると ヒツジの体には番号が青や黒でくペイントされていて興ざめする。ヒツジ達が少し離れるのを待ち
    ペイントが目立たない様に 点景で収めた。こういう場面でも 霧は細部をボカしてくれるので助かる。
    てんでバラバラの方向に向いていたヒツジ達が 大体同じ向きに揃うのを待って撮影。
写真1
 絞り優先AE f8(1/250sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=140mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 50D
写真2
 f11(1/50sec) 露出補正=+7/6EV 焦点距離=50mm ISO=200 MF 5DMk3 三脚使用

写真3

 f11(1/125sec) 露出補正=+5/6EV 焦点距離=70mm ISO=200 MF 5DMk3 三脚使用
写真4
 f11(1/50sec) 露出補正=+4/3EV 焦点距離=60mm ISO=200 MF 5DMk3 三脚使用
     
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秋の信州へ (その12)



予定の都合で 帰宅しないといけない最終4日は 3時半に松本を出発、早朝 北信 木島平村の
  カヤノ平
             を 訪れました。

天気予報を見て 狙った通り、丁度良い霧が立ち込めて イメージ通りの 実に良い雰囲気。
キャンプの方が1人 居られただけで カメラマンは皆無、人影を気にせず ゆっくり撮影できます。



木々の紅葉は 始まったばかり という所ですが、蔦類は彩りの良いのも有り 楽しめそうです。



車道を ブラブラと歩きながら 良い被写体を探します。

この時 うっかり 愛用のCPLフィルターを落としてしまい、
リングから ガラスのフィルターが 外れてしまいました。
割れなかっただけ幸運だった と思いましょう。

霧で 葉が濡れているので、葉のテカりを 少し抑える為に CPLフィルターは必需品です。 
手で押さえていないと外れるので 少々面倒ですが、不注意な自分が悪いのですから 仕方ありません。 



緑から紅までの 配色が好ましく、霧も手伝ってくれて とても良い情景です。

霧に濡れた木々の 葉から落ちる滴の、ポツポツ… という音だけが 聞こえています。



これはまた 一際鮮やかな色付きですが、霧のお陰で どぎつさが感じられず 助かります。



虫食い?の 穴だらけの葉も、ここでは自然で 好ましく感じられます。


撮影一口メモ:
 写真1~5共、人も車も通らず誰に迷惑になる訳でも無いので 小生としては珍しく三脚を立て 車道の真ん中でゆっくり撮影。
 写真2、写真1の樹の幹のアップ。この樹は元気なのに殆ど洞(うろ)になっていたので それが見えない角度で撮影。
 写真3、CPLフィルターは寿命がある消耗品だが 結構高価なので、帰宅後 外れてしまったフィルターを接着剤で修理した。
 写真5・6、紅葉を引き立たせたいので 絞りを開いてバックを少しボカした。
写真1
 絞り優先AE f11(1/10sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=40mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード MF 5DMk3 三脚使用
写真2
 (1/25sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=30mm ISO=800 AF 手持ち

写真3

 
(1/2sec) 点距離=50mm CPLフィルター使用
写真4
 (1/4sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=80mm CPLフィルター使用
写真5
 f5.6(1/125sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=190mm ISO=800 50D AF
写真6
 f5.6(1/320sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=110mm
 ISO=800 AF
 手持ち
       
他は同じ

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秋の信州へ (その11)



駐車場へ戻る頃は もう16時近く、陽が傾き ススキの
  穂が輝いて
                とても魅力的です。



かとおもうと たちまち陰ってしまい、今度は 西欧のご老人の白髪 の風情に。



アキアカネ でしょうか、赤トンボが 小径端の 柵の杭に止まりました。
また差し始めた 秋の陽を浴びて 真っ赤な体が綺麗です。



色んな表情で楽しませてくれた 霧ヶ峰高原、その名に相応しく 本当に霧が似合う所 でした。

日程の都合上 明昼前には帰路に着かないといけません。明早朝は何処へ行こうか…
また宿で考えなくては。


撮影一口メモ:
 写真1、ススキが眩しい程に輝く。
 写真3、トンボは不規則に飛び回っていて ゆっくり撮らせてくれない。飛んでいる所を撮りたかったが 無理だった。
写真1
 絞り優先AE f11(1/320sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=480mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 50D
写真2
 (1/400sec) 焦点距離=350mm

写真3

 
(1/400sec) 点距離=280mm
写真4
 (1/250sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=160mm
 
      
他は同じ

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秋の信州へ (その10)



軽登山靴に履き替えて ハイキング用の小径を 歩き出します。

うわっ! これは 殆ど人が通らないのでしょう、ススキが 伸び放題です。
ススキの葉で 手などを切らない様、小枝などで レンズを傷つけない様 注意しないといけません。

右は 立ち入り禁止の柵がある 天然記念物、左は 立ち入り禁止の看板がある 私有地。
その隙間を縫う様に 径は続いています。



ススキの20m程向こうに お墓の様な物があるので 透かして見ると
「天然記念物躍場湿原」と 何やら謂われらしき文字 が彫られた碑が、並んでいるのでした。

何が書いてあるのか読めないので、せめて 柵は その近くまで寄せて欲しかったなぁ…。



後ろを振り返ると こんな感じ、本当に ススキを掻き分けながら 歩いて行くのです。



ようやく
  池塘が
           ススキの向こうに チラチラと 見えてきました。

でも ススキの背が高く 手前の穂が邪魔をして 池塘の全体像が見えません。

岩でもあれば乗るのですが 草原なので そんな物も無く、
後ろの斜面に上がれば高くなるとは言え そこは私有地故 立ち入り禁止!

止むを得ず 腕を一杯上に伸ばして ノーファインダー撮影です。
こうと判っていれば 脚立を持ってくれば良かった…。




良い情景が直ぐそこにある と判っているのに、良く見えない 思う様に撮れない
というのは 実に残念です。

「これは天然記念物であって 公園では無いので、見て戴かなくても結構です!」 と
突き放された感じです。

一寸した観察台を設けるとか、極一部だけで良いので 後数m程 池塘の近くにまで柵を伸ばすとか
せめて 柵の中のススキを少し刈るとか…。
何か 天然記念物に親しむ機会 を得られる為の工夫 が有っても良いのでは無いか、と思います。

でも そんな事をすると 観光客が大勢来て、中には柵を越えて 池塘の縁にまで入り込む輩まで現れ
収拾が付かない事に なってしまうのでしょうか。
小生の このブログも、本当は書いてPRしない方が良いのかも…。 悩ましいところです。

これ以上先に進んでも 池塘から離れて行くばかりなので、ここら辺で 引き返す事にしました。

撮影一口メモ:
 写真4・5共、雪の時も良さそうな被写体だが 如何せん良い構図で撮れる場所が無い。
    この2枚も 構図の直ぐ外にはススキの穂や灌木の枝などが有り、これ以上広く撮れない。
 写真5、50DのAFがイマイチ決まらないので MFに切り替えて撮影。
写真1
 絞り優先AE f11(1/400sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=60mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/500sec) 露出補正=0EV 焦点距離=310mm 50D

写真3

 (1/800sec) 焦点距離=70mm
写真4
 (1/250sec) 露出補正=0EV 焦点距離=320mm 50D
写真5
 露出補正=0EV 焦点距離=320mm 50D MF   
      
他は同じ

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秋の信州へ (その9)



この日 最後に訪れたのは 踊場湿原。

同じ霧ヶ峰に有りながら、車山・八島の 両湿原が有名なので 損をしていますが
その分 訪れる人が居ないので、小生はむしろ 一番好きな湿原です。

広くなった路肩部分に車を停め 道端から見下ろすと、如何にも魅力的な 池塘(ちとう)が
チラッと 垣間見えます。



湿原は
  天然記念物
                 になっていて、保護の為に 中には一切入れません。
また 湿原の周囲は 私有地になっている為に、これまた 立ち入る事が出来ません。

要するに 観光地では無く、「観てもらう」為の仕組みが 一切無いのです。
その為に 今まで何回か訪れては居るのですが、いつも 車道から見下ろすだけでした。



この湿原も 中央部には 低木(ドウダンツツジ?)の紅葉が 広がっています。

今回は 駐車場に車を止めて、湿原の横を通る ハイキング用の小径を
始めて歩いてみる事にしました。



これが ほぼ全景、平らに見える部分が湿原で
ハイキング用の小径は その左脇を縫う様にして 向こうの山の方へ 延々と続いて居るのですが
果たして 池塘を 間近で見る事が出来るのでしょうか…。

撮影一口メモ:
 写真1・2共、湿原と池塘それに白樺の組み合わせが魅力的。
写真1
 絞り優先AE f8(1/400sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=350mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 50D
写真2
 (1/500sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=150mm ISO=800

写真3

 f11 露出補正=-1/6EV 焦点距離=280mm ISO=800
写真4
 f11(1/800sec) 露出補正=0EV 焦点距離=70mm ISO=800 5DMk3       他は同じ

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秋の信州へ (続き その8)



周回散策路も 残り1/4ほど、初めての場所ながら 先が見えてきた安心感 も手伝って
落ち着いて シャッターチャンスを待てます。

物音一つしない とても静かな情景です。

手前の 枯れ草に残る 白い痕は、何という花だったのでしょうか。



この辺りでは 遊歩道沿いに ずっと並んでいました。
花期には 大勢の人々の目を楽しませた事でしょうが、こういう風情も また良いのではないでしょうか。



丁度1時間半で 入口の池まで 戻ってきました。



昨日の1枚目 と近い場所での撮影ですが、僅か1時間半の違いで
全く違う表情になってしまいました。


撮影一口メモ:
 写真2、この辺りには枯れたシシウド等もあり 絵になる光景が続いている。
写真1
 絞り優先AE f11(1/160sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=70mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/250sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=30mm

写真3

 (1/400sec) 露出補正=0EV 焦点距離=240mm 50D
写真4
 f16(1/80sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=90mm        他は同じ

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白光写友クラブ 大阪展 開催



所属する写真クラブ 「白光写友クラブ」 の 「大阪展」 が、今日11日から
富士フイルムフォトサロン大阪 の 「SPACE-1」 で 始まります。

昨10日は 15時前から 搬入・設営作業が行われました。



作業は全て フォトサロン大阪 の方々が行って下さるので、我々は見守るくらいで…



特に 何もする事は無いのですが
  お祭り前夜
                の雰囲気で、何となくソワソワします。



手際良く 作業が進められるのを 見ているのは、とても 気持ち良いものです。



作業は 全て順調に進み、15時半前には もう完了していました。
フォトサロン大阪の皆様、1週間 お世話になります。

そして 大勢のお客様が 観に来て下さいます様に…。




会期は 17日(木)迄です。

なお クラブの地元である 西宮市でも、後日 更に作品点数を追加して(会場が広い為)開催します。
併せて 宜しくお願い致します。


撮影一口メモ:
 写真1~5共、関係者の皆さんのお顔が判らない様に(皆さん業界では有名人なので 知っている人には判ってしまうが)
    それなりに配慮。会場の照明が少し赤味を感じるので、見た印象に近付ける為に後からPCでWBを調整した。
 写真6、スキャナー取り込み。
写真1
 絞り優先AE f5.6(1/320sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm ISO=1600
 画質=RAW WB=4200K ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/250sec)

写真3

 焦点距離=30mm
写真4
 (1/250sec) 焦点距離=40mm
写真5
 (1/125sec) 露出補正=0EV 焦点距離=30mm  
     
他は同じ

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