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スイス 山紀行 (その3)



  ユングフラウ登山鉄道
                 で、ユングフラウ・メンヒ・アイガー 3岳の肩 に位置する
ユングフラウヨッホ へ向かいます。

途中の クライネシャイデック(海抜 約2100m) 附近では、鉄路の直ぐ向こうに
難登山ルートで有名な 直立する アイガーの北壁 が
雲を抱き込んで 聳えているのが、ホンの少しだけ 垣間見えました。



その 北壁の直下に、穴を開けて作られた アイガーヴァント駅(同 2865m)では
グリンデルヴァルト(同 約1000m) の町はずれの家々が、眼下遙かに 見晴らせました。



登山鉄道の終点は 「トップ オブ ヨーロッパ」の愛称で呼ばれる ユングフラウヨッホ(同 3454m)。

更にエレベーターで 海抜3571mの スフィンクス展望台 まで上がると、そこは 完全に雲の中。
眼前に有るはずの メンヒ などの名峰は見えず、上も 下も 白い世界でした。

撮影一口メモ:
 写真上、直前まで もっと山の形が見えていたのだが
 電車が良い位置に来るのを待つ ホンの2~3分の間に こんなに隠れてしまった。
 写真中、アイガーをくり抜いて 登山鉄道を通す という発想自体が凄いが、
 北壁に穴を開けて駅を作り 観光資源にしてしまう という実行力には 頭が下がる。観光立国の面目躍如。
写真上
 絞り優先AE f10(1/2500sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=70mm ISO=8
00
 画質=RAW ピクチャースタイル=風景 WB=4800K AF
写真中
 f8(1/500sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=40mm WB=太陽光
写真下
 f8(1/8000sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=40mm         他は同じ

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スイス 山紀行 (その2)



4日目の午後 自由行動時間に出掛けた、とても古い山村
  フィンデルン
           屋根は スレート(板状の岩)で葺かれ、倉庫は「ねずみ返し」の様式です。



「ねずみ返し」とは 正倉院などでも見られる 高床式建築 の事で
洋の東西を問わず、昔の人々は 工夫の末に 期せずして同じ結果を得た という事でしょう。

また ガイドさんのお話によると…
スイスには資源や 豊かな耕地が少なく、昔の人々は 貧しい暮らしを強いられていたとか。
否応なしに 勤勉で実直な性格と 誠実な人柄 強健な身体を得て、国外に 仕事を求めて出て行きました。
様々な技術を身に付け 稼いだ外貨を持って 帰国、後年 優れた精密手工業や金融業として花開きます。
今では観光業も加わり 豊かで平和な国、として 各国から羨望の目で見られているのは ご承知の通りです。

写真の 「スイスの原風景」 とも言える 「アルプ(高山山腹の夏期放牧場)」の景観は
ガイドさんによれば 膨大な人手を掛けて 営々と作り上げられたモノ との事。
森を切り開き 牧草を植え 牛や羊などを追い 育てる… という、際限なく繰り返されてきた 過酷な営みを
現代では 酪農業を支援・維持する という国策で、観光業に繋げて 外貨を得ているのですね。

撮影一口メモ:
 写真下、スレート屋根を際立たせるため 谷向こうの森が日陰になる のを待って撮影。
 2枚とも コントラストが強いので、白飛びに注意して 露出を補正。
写真上
 絞り優先AE f11(1/1000sec) 露出補正=+1EV 焦点距離=60mm ISO=4
00
 画質=RAW ピクチャースタイル=風景 WB=太陽光 AF
写真下
 (1/400sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=170mm       他は同じ

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スイス 山紀行 (その1)



去る15日早朝から 24日昼まで、足かけ10日間 スイス旅行に行ってきました。
有名な山々を巡る というのが「売り」 のツアーで、娘と二人 期待して出掛けました。

いわゆる観光ツアーであって 写真撮影専門のツアーではないので、移動が多く
じっくり時間を掛けて 撮影出来ない のが 写真屋にとっては難 ですが、
娘の誘いに乗った 安易な旅なので、そこは文句も言えません。

先ずはお馴染み
  マッターホルン

添乗員さんも 現地ガイドさんも、「今年は天候が不順で…」と 口を揃えた通り
天気が安定せず、1日の中に 晴から雨(場所により雪)まで同居 という日が多く
高山は なかなか その全容を拝めませんでしたが
逆に言えば 変化に富んだ情景を 見る事が出来ました。

この マッターホルンも 雨だったり まとわり付いた雲が晴れなかったり で 
これだけ見えたのは、1日半の滞在の中で ホンの数分程 だけでした。
3日目の夕刻(!?) 20時40分 の撮影です。

撮影一口メモ:
 見通しの良い場所に 1時間程立ち尽くし、最も雲が晴れた時を待って 撮影。
 本当は もう30分程粘りたかったが、夕食を食べ損なう恐れもあり 程々にして切り上げた。
 撮影途中で 予備電池を持参し忘れた事に気付き、娘にホテルまで 走って往復して貰った。
 お陰で ますます頭が上がらなくなった。
 絞り優先AE f8(1/400sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=130mm ISO=4
00
 画質=RAW ピクチャースタイル=風景 WB=太陽光 AF

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JR大阪駅 (その8)



JR大阪駅での撮影会は 2時間程で終え、昼食後 梅田界隈をウロウロ する事にしました。
ですから ここから先は オマケです。

これは 駅コンコースでのキャンペーン を終えた「ぬいぐるみ」さんが、一休みしに行く 後ろ姿です。
おかしみの中に
  哀愁が
          漂います。



こちらは 阪急中津駅近くの 高架下の交差点。
道路のペイントと 影とが、煩雑な明暗 を作っています。
進路を間違えたりなどして 交通事故 が起きはしないのでしょうか。



下から 高架橋を見上げると、見慣れた街が 全く異質な構図 で見えました。

撮影一口メモ:
 写真上、気付くのが遅く 大分遠くになってから撮ったため 通行人と被ってしまった 失敗作。
 3枚とも シルエットで見せたり コントラストを強く付ける為に、露出をマイナス補正して 暗部を落とした。
写真上
 絞り優先AE f8(1/250sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=180mm ISO=4
00
 画質=RAW ピクチャースタイル=スタンダード WB=太陽光 AF
写真中
 (1/125sec) 焦点距離=40mm
写真下
 (1/1000sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=40mm    他は同じ

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JR大阪駅 (その7)



上り下りのエスカレーターと その間にある階段、という絵柄は しばしば取り上げられる被写体ですが
ちょうど 真昼近くの時間帯のため、影が真ん中辺りに落ちて
左右の対極が 強調されていました。



こちらは 北側で 日陰になるコンコース。
上から見下ろしていると 絶え間のない 人の離散集合や流れ が面白く、川を流れ下り 或いは淀む
  落花の様に
               も 見えます。

撮影一口メモ:
 写真上、左右のコントラストだけで見せる場面 だが、白飛びと黒潰れ は無い様注意して 露出を選ぶ。
 動きがある子供が 日向に来るのを待って 撮影。
 写真下、日陰とはいえ 青味がとても強く写ったので 後からPCで色温度を上げて 色味を調整した。
写真上
 絞り優先AE f8(1/400sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=50mm ISO=4
00
 画質=RAW ピクチャースタイル=スタンダード WB=5500K AF
写真下
 (1/50sec) 露出補正=+1/2EV 焦点距離=70mm WB=6000K     他は同じ

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JR大阪駅 (その6)



新ビルには いわゆるブランド店 やレストランなど
  素敵な店が
              数多く入っている様です。



この日は 余り混んではいませんでしたが、集客力は 随分向上したことでしょうから
今後 周辺地区の混雑が 思いやられます。

撮影一口メモ:
 写真上、店先で撮っていると 余り良い顔をされないので、手際よくサッと撮る。
 写真下、天井窓越しの光の 色味を補正するために 後からPCで WB=5500K に調整。
写真上
 絞り優先AE f5(1/40sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=100mm ISO=4
00
 画質=RAW ピクチャースタイル=スタンダード WB=太陽光 AF
写真下
 f8(1/200sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=40mm WB=5500K      他は同じ

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JR大阪駅 (その5)



JR大阪駅新ビル 撮影会の続きです。

屋上の広場には こんな 泡状の水が出る
  噴水
        もあって、子供たちが 遊んでいました。



なんとも 箱庭的でチマチマとした噴水 と始めは思いましたが、考えてみれば
着飾って都心を訪れたついで に触れて遊ぶ水 としては、服や足下が濡れず
親も安心して遊ばさせられる という 実に適切な造り なのでしょう。

撮影一口メモ:
 コントラストが強く 露出が難しい場面だが、泡状の水色が出る範囲で 出来るだけ明るく 補正した。
写真上
 絞り優先AE f8(1/1000sec) 露出補正=+1EV 焦点距離=190mm ISO=4
00
 画質=RAW ピクチャースタイル=スタンダード WB=太陽光 AF
写真下
 (1/500sec) 露出補正=+1/2EV 焦点距離=330mm        他は同じ

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なでしこジャパン おめでとう!!



15日早朝から 足かけ10日間 スイス旅行をしていて、今日昼前に 帰宅しました。
ブログが しばらくお休みでしたが、時差ボケの 眠い目をこすりながら 復活です。
宜しかったら また 覗きに来てください。

この間 日本でも世界でも、いろんな出来事や 暗い事件なども有った様ですが
先ずは やはり、女子サッカーワールドカップ での
  なでしこジャパン優勝!!
                         を (少々遅くなってしまいましたが) 祝いたいと思います。

スイスでも生放送されていて、息詰まる熱戦に 興奮しながら 声援を送りました。
翌日、我々一行が日本人と知って 「おめでとう」と 声を掛けられる事も ありました。
開催地のドイツでも 祝福する人たちが 数多く居られた様です。

世界一 になるには、勿論 運も無ければならないでしょうし
選手たち一人一人の 並々ならぬ才能と努力 が必須なのは 当然でしょうが、
何といっても サポートして来られた人たちを含む 「チームとしての素晴しさ」を 称えたいと思います。

本当におめでとう!

撮影一口メモ:
 録画しておいた画像を再生し 一番気に入った場面で 一時停止して撮影。
 画面に縞が写らない様、シャッター速度が遅くなる設定 にした。
 デジタルTVの 色味が偏っているので、後からPCで 色味を調整。
 絞り優先AE f5.6(1/8sec) 露出補正+1EV 焦点距離=70mm ISO=2
00
 画質=RAW ピクチャースタイル=ポートレ^ト WB=オート AF

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JR大阪駅 (その4)



屋上の日除け(?)も なかなか素敵で鮮烈な
  オブジェ
          です。

小生が以前 勤務していたビルが 直ぐ近くに見えました。

撮影一口メモ:
 これも 光が当たった黄色 を強調したいので、CPLフィルターで 青空を濃く落とした。
 絞り優先AE f8(1/1000sec) 露出補正+1EV 焦点距離=40mm ISO=4
00
 画質=RAW ピクチャースタイル=スタンダード WB=太陽光 AF CPLフィルター使用

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JR大阪駅 (その3)



これは 新しい駅ビル部分の 最上階。

散策できるようになっていて オブジェなども 置いてあるのですが、
北側には 工事のクレーンが すぐ近くに そびえ立っています。



  青い空
          から 7月の 強い陽射しが降り注ぎ、赤と白 の色が冴えます。



オブジェと 雲が 友だち の様に見えました。

撮影一口メモ:
 白と赤の色を 強調したくなったので、CPLフィルターを付け 青空を 実際よりも濃く落として 撮影。
写真上
 絞り優先AE f8(1/400sec) 露出補正+1/2EV 焦点距離=40mm ISO=4
00
 画質=RAW ピクチャースタイル=スタンダード WB=太陽光 AF CPLフィルター使用
写真中
 露出補正+1/6EV 焦点距離=120mm
写真下
 (1/640sec) 露出補正-1/6EV 焦点距離=220mm        他は同じ

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JR大阪駅 (その2)



大阪駅のすぐ北側には 広大な 貨物のコンテナヤード があるのですが、
駅前の超一等地なのに モッタイナイ という事で 移転する事になり
  再開発
        が 進んでいます。

従って 駅の北側は 大工事の真っ最中です。
これは 撮影会の最後に、コンテナヤードの 更に北側から南向きに 大阪駅の方を撮したモノです。

撮影一口メモ:
 林立する 赤白のクレーン が印象的。
 周囲の環境を 伝えられる様、操車作業中の ディーゼル機関車を取り入れて 撮影。
 絞り優先AE f8(1/800sec) 露出補正-1/6EV 焦点距離=50mm ISO=4
00
 画質=RAW ピクチャースタイル=スタンダード WB=太陽光 AF

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JR大阪駅 (その1)



10日の日曜日、所属する写真クラブの撮影会で JR大阪駅 へ行ってきました。
6本あるホームの上に 広い
  連絡通路
           が作られ その上に 大屋根 も架かって、今春 新しい駅に生まれ変わりました。
遅まきながら その表情を カメラで捉えよう、という訳です。

これがその 連絡通路です。



大屋根から落ちてくる光が いろんな影を作り、豊かな表情を 与えていました。



大屋根の両脇は吹き抜けで 外の景色が見え 開放的なのですが、これが実はクセ物で
雨が吹き込むので 下のホームにも 別にホーム用の屋根が要る という事になったそうです。

ホームの様子を全て上から見通せる 様にしたかったらしいのですが、
なかなか 机上の計画通りには 巧く行かないモノです。

撮影一口メモ:
 大屋根の明かり取りに 色が付いているので、後からPCで WBの色温度を調整して 色味を見た印象に近付けた。
写真上
 絞り優先AE f8(1/250sec) 露出補正-1/6EV 焦点距離=40mm ISO=4
00
 画質=RAW ピクチャースタイル=スタンダード WB=5500K AF
写真中
 (1/200sec) 露出補正-1EV 焦点距離=70mm
写真下
 (1/160sec) 露出補正-1/3EV 焦点距離=50mm WB=6000K     他は同じ

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庭の花 (その7)



こちらは ミニトマト。



そして 居間の窓の外に 今年初めて作った、日除けすだれ兼用の ゴーヤ。

ゴーヤは 夏の健康に良さそうだ と、去年までは 和室の前のプランターで 簾にしていたのですが
今年は 初めて 地植え にしました。

もう 幅3mX高さ4mのネット ほぼ全面に葉が茂り、15cm程の実が3つ
  風にユラユラ
                と 揺れています。
そのうち 食べるのが 忙しくなりそうです。

撮影一口メモ:
 改めて見ると 家庭菜園には黄色い花が多い と感じるが、種が近い という事などの関係なのだろうか。
写真上
 絞り優先AE f11(1/200sec) 露出補正+1/6EV 焦点距離=160mm ISO=4
00
 画質=RAW ピクチャースタイル=スタンダード WB=太陽光 AF
写真下
 f5.6(1/1600sec) 露出補正+1/2EV 焦点距離=100mm     他は同じ

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庭の花 (その6)



我が家の庭 小さな菜園の 花達です。
半日目を離すと 直ぐに大きくなり過ぎる、お馴染みの
  キュウリ
           に…



小生の大好物の ナス…



そして ピーマン。

どうも実利的で、実のなるモノ の為には精を出す という性格の 我が家ですが
花も それぞれ なかなか可愛いですね。

撮影一口メモ:
 折角なので 実と一緒に撮りたい と思うのだが、毎日2回程収穫されているので 絵にし難い。
 写真下、実が 離れた位置にあるので 少し絞り込んだが 少々判り辛い。
写真上
 絞り優先AE f5.6(1/800sec) 露出補正+1/3EV 焦点距離=130mm ISO=4
00
 画質=RAW ピクチャースタイル=スタンダード WB=太陽光 AF
写真中
 (1/400sec) 露出補正-1/6EV 焦点距離=210mm
写真下
 f8(1/1000sec) 露出補正+1/2EV 焦点距離=160mm     他は同じ

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雨と花



これも 予想外に早い梅雨明けで 出し遅れてしまったモノ。

先週 六甲山系の中の一つ
  摩耶山
        へ 花の様子 を見に行った時のものです。

期待したアジサイは 時期が合わなかっただけでなく、蕾の数がとても少なくて 今年はどうもダメ。
仕方なく、代わりに 池で咲いていた花を 撮ってきました。
名前が判らず 恐縮です。

撮影一口メモ:
 風があって 常に葉が揺れていたので、少しでもシャッター速度を早くする為に ISO感度を上げて撮影。
 絞り優先AE f8(1/6sec) 露出補正-5/6EV 焦点距離=120mm ISO=4
00
 画質=RAW ピクチャースタイル=スタンダード WB=太陽光 MF 三脚使用

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