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展示開始…



今日30日の朝 いよいよ 16枚の写真が 我が家を出て行きました。

当地 西宮市役所内の 廊下と展示スペースに 並べて戴けるのです。
有りがたい事です。



写真と一緒に 公用車なるモノに載せられて、地下の 市役所関係者専用駐車場 に到着。
こんな所に来たのは 始めて…。



文化振興課のTさん 始め 3名の方に手伝って戴いて、先ず 4階の廊下に 半切額を並べました。

これが 実はタダの廊下では無く、この右側直ぐ奥は 市長室等がある 密やかな一角で
普通の市民は 先ず 近寄る事の無いエリア なのです。

また、近年の 省エネ推奨の流れから、この廊下も 天井灯は間引き点灯されていて
両端2枚ずつの絵には 殆ど光が当たらず、かなり暗い環境になってしまいます。

その様な点で、ここは 展示スペースとしては 「少々難有り」 感が否めないのですが、
当方が文句を言う様な事柄では 勿論有りません。
公共の場に並べて戴くだけで、アマチュア写真家として 実に有りがたい事なのです。



これが エレベーターホ-ルから見たところ、上の写真の内の 左側5点だけが 見えています。



その エレベーターホールにも、全紙額を1枚 掛けて戴きました。



最後に 1階の展示スペースに、全紙額を4枚。

ここは 展示用に作られたコーナーで、スポットライトもあり 人通りも そこそこ多い一角にあるので
展示スペースとして 全く問題有りません。

4階の分も含めて、全体を通したテーマは
  優しい日本の四季
                        としました。



絵の右隅には 作者紹介文と アンケート用紙まで。

何か コメントを書いてくださる方が、果たして 居られるのでしょうか?
また 一体、どんなご感想を 寄せてくださるのでしょうか?

悩ましい展示が 6月27日まで 4週間続きます。
お近くにお住まいの皆様には おついでの折にでも 覗いて戴ければ幸いです。

'14.6.2追記:
 失念して 書きそびれましたが、市役所内 という場所柄 休日(土・日・祝日)は入館出来ず
 従って見られません。ご承知置き下さい。

撮影一口メモ:
写真2、画像は一部加工してある。
写真3・4共、2本点灯の間引き運転では無く 1本ずつ点灯で間引き無しの方が 並べる作者としては有りがたいが、
    市役所内の廊下で そんな話が通る筈も無い。
    此処の絵を全て半切にした理由は、後ろに下がって見る訳に行かない廊下という場所柄 小さなサイズの方が見易い為。
    借用額の中で マット寸法が小生の写真サイズと合致する場合は マットもそのまま利用させて戴いたので、
    小生自身のマットとは微妙に白の色味が異なり 並べると揃わない。少々みっともないのだが、経費節減でそのママとした。
写真5、写真4と同じ立ち位置なのだが 随分色味が違う。エレベータドアの色に影響されているのだろうか?
    クリックWBと「色あい」の調整で 4の色味に出来るだけ近付けたが、ここら辺が限界。
写真3~6共、今回は 市役所内という場所を考えて、なるべく優しい絵柄のモノを選んだ。インパクトは無いが
    ずっと昔に何処かで見た様な記憶が有る情景…とでも感じて戴ければ有り難い。
写真1
 絞り優先AE f3.2(1/15sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=40mm ISO=オート
 画質=RAW WB=オート AF S100
写真2
 f2.0(1/30sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=30mm
写真3
 f2.0(1/60sec) 焦点距離=25mm
写真4
 f2.5(1/60sec) 焦点距離=30mm
写真5
 f2.0(1/60sec) 焦点距離=25mm WB=クリックWB
写真6
 f2.0(1/60sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=30mm
写真7
 f4.0(1/80sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=50mm       他は同じ

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おめでとう!なでしこジャパン



女子サッカーの なでしこジャパン が、AFC女子アジアカップ で
  見事優勝を
                勝ち取りました。

14回目の出場で 初の栄冠だそうで、試合開始早々こそ 危なっかしい場面が有りましたが
15分経過頃からは 見ている素人目にも 負けそうな気がしない、安定した試合運びでした。

思えば 3年前の7月、ドイツで行われたワールドカップ での決勝戦は
たまたま旅行中のスイスの宿で、夕食後 手に汗握りながら 観戦していたのでした。

その時の 多分に幸運にも恵まれた勝利 とは異なり、今回の優勝は 正に
狙って取りに行って 確実にモノにした勝利 と感じられました。

勿論 絶え間ない努力 有っての結果なのでしょうが、着実に力を付け 精神的にも更に逞しくなった
のだと思います。

ワールドカップと比べれば アジアカップは格下 とは言えるのでしょうが
選手起用の制約等も含め また違った難しさ も有ったはずで、
しっかりと勝ちきるには 大変な苦労が有った筈です。

選手は勿論ですが 監督以下 スタッフの方々含め、全員で得た優勝杯 なのだと思います。
本当に おめでとう!

撮影一口メモ:
 某TV局放映のビデオ画像を 一時停止して撮影。こういう煩雑な画像では 気になるモアレ縞は殆ど見えない。
写真

 絞り優先AE f3.2(1/60sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=40mm ISO=オート 画質=RAW WB=オート AF S100

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展示準備



ご指導戴いている 写真の大先達Y先生のお口利きで、当地の市役所の 展示コーナーや廊下などに
小生の写真を 十数点 展示させて戴ける事になり、今 その準備に 追われています。

年金生活者 故の苦労が多く、少しでも費用を少額で済まそうと やりくり算段。

先ずは ホームセンターで 7mm厚の発泡スチロール板 を買ってきて…



写真の大きさに 裁断して、裏打ち板 を作ります。

本来 バックシート と呼ばれる 写真専用の裏打ち板を買って来て、写真の裏側に貼り付けるのですが
それは 写真にピッタリ貼ってしまうので 当然剥がせず、使い廻
しは不可能な 消耗品です。

この写真のやり方(先輩写友氏に教えて戴いた方法)は、何回でも同じ板を使い廻そう
 という考えで
バックシートを買って来るよりも 写真1枚当たり約¥750(計約1万2千円)程の 経費節減になります。



その片面に リムーバブル(何度でも 貼ったり剥がしたり出来る)スプレー糊 を吹き付け…
(これは 小生独自のアイデアです)



その板の上に 近所のカメラ量販店Kさん でプリントして貰った写真
(全紙で¥2,763 半切で¥1,845) を載せて 軽く押さえ、写真の 反りや波打ちを 防ぎます。



それを マットの裏に貼り付けて…



4人の先輩写友氏達から借用させて戴いた 大切な額にセットすれば 出来上がり。

結局 額は借用品、マットと裏打ち板は使い回し可能、会場費はタダ(市からの要請という形) …
という訳で、実質的に掛かった費用は 写真のプリント代だけ
という、極めて安上がりな展示 になります。

それもこれも ご親切でアイデア豊富な 先輩写友諸氏達が、アレコレ 教えて下さり
また 快く 額を貸して下さった お陰なのです。
  感謝!!!

さて 一番の問題は、肝心の写真の質が 高いか否か…
冷や汗モノの1ヶ月間が もうすぐ始まります。


撮影一口メモ:
写真1、このパネルは畳1枚分の大きさで 持ち帰るのにも苦労したが、店に有る時点で既に角や4辺が当てられて凹んでおり
    綺麗な面だけを切り出すのに一番気を遣った。何せ裏打ちなので平滑でなければならず 凸凹していては逆効果。
写真3、先輩写友氏のアイデアは この板で裏から写真を軽く押す というモノ。小生のは リムーバブル糊で写真を板に貼る
    というアイデア。何れも消耗品であるバックシートを使わずに 写真の反りや波打ちを防げる(ハズ)。どちらがベターな方法か
    今回の展示は貴重な評価テストにもなる。何せ 小生のやり方は 未だ1週間の展示実績しか無いので…。
    「耐水ベニヤ板」という特殊な平滑板を利用する先輩写友氏も居られるが、発泡スチロール板は兎に角軽いのが有り難い。
写真3~5共、家内の撮影。
写真1
 絞り優先AE f2.0(1/125sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=25mm ISO=オート
 画質=RAW WB=オート AF S100
写真2
 (1/100sec)
写真3
 f4.0(1/1600sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=80mm
写真4
 (1/60sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=30mm
写真5
 f2.5(1/60sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=40mm
写真6
 f3.2(1/30sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=50mm       他は同じ

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誕生日

昨24日は 小ブログの誕生日!
2008年の5月24日から始めて 早 丸6年、小学校に進んでしまいそうな 年月です。

記念日を期に データを振り返ってみました。
   アップした回数 : 2,057回 (6年間の出勤?率=2057/(365×6+1)=約93%)
   アップした写真 : 4,532枚
三日坊主の小生が 良くもまあ飽きもせず 長々と続けた物だ…と、我ながら驚きます。

考えるに 長続きのコツは…
   出来る事しかしない
   達成感を求めない
   覗いてくださった方を驚かせてやろう 等と力まない 
という辺り でしょうか。

時々覗いてくださる方々に 感謝しつつ、もう少し 続けてみましょうか…。



ブログに因み カメラネタ です。

小生は EOS 5DMk3 と 同50D という 2台のデジカメを使っています。

家内が写真を撮る時は コンパクトデジカメの S100 を使う事が多いのですが、
力が入る時は 小生が昔使っていた 一眼レフデジカメの KissX を使う事もあります。

この KissX は 2003年9月に購入した 古い物で、
今も継続して売られている Kissシリーズとしては、既に6世代も前のモノ という年代物です。

電子機器は 技術の変遷が激しく、中でもデジカメは その当時 日進月歩で進化していたので
今見ると 絵作りや機能の面などで、時代遅れ感 を感じざるを得ません。

最近時々 一人で海外旅行にも出掛ける家内に持たせるには 少々心苦しい気持ちも有ったので、
散々迷った末に 思い切って 最新の KissX7i に更新する事にしました。

小生の50Dの AFの調子がイマイチな上に、色味が5DMk3と比べると かなり見劣りがするので
家内が使わない時には 50Dの代わりになるかも… という期待も 実は有ります。

ネット注文した翌日 早くも届いた宅配便の箱を開けると…!!!
箱の外にはちゃんと 「Kiss X7i ボディ」と書かれているのに、中に入っていたのは Kiss「X7」ボディ!
違うじゃあないかぁ~!



翌日早速 ネットショップのC社に電話で苦情、更にその翌22日 やっと注文の品が 正しく届きました。



レンズは昔のモノのままですが 取り敢えず 家内が試し撮り、良い感じの様ですよ!

撮影一口メモ:
写真3、モンシロチョウが飛んでいるのだが 動きが速過ぎて写せなかった。
写真1
 絞り優先AE f5.0(1/125sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=100mm ISO=オート
 画質=RAW WB=オート AF S100
写真2
 (1/100sec) 焦点距離=90mm
写真3
 f4.0(1/160sec) 焦点距離=80mm       他は同じ

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ツツジを見に… (その2)



鳥見山自然公園を出て そのまま帰宅するのも 勿体ない気がして、一寸寄り道。
数km離れた所 戒場地区 の棚田です。

田植えが済んだ所と 未だの所が 半々程度の時期で、たまたま此処は 水だけで変化が無く
止む無く 畦の雑草を 取り込んでみました。



最後に 戒場地区から2km程しか離れていない、先日もご紹介した 室生湖へ。

もう8時近いので 光は面白みが有りませんが、此処は 風が割と弱く…



  映り込みが
                綺麗でした。

鳥見山も含めて 家内も 気に入ってくれた様子で、
未明から連れ出したのを どうやら 怒られずに済みそうです。

写真1、少しでも変化を付けようと 虚しい苦労をして太陽の映り込みに穂を入れてみた。
写真1
 絞り優先AE f11(1/125sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=30mm ISO=400
 RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/40sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=160mm ISO=200

写真3
 f8(1/250sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=150mm ISO=800 50D  
      他は同じ

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ツツジを見に… (その1)



去る15日 雨上がりの早朝、家内と 奈良 宇陀の
  鳥見山自然公園
                      を訪れました。
広い園内に ツツジが多数植えられていて、紅葉の時期と共に カメラマンにも一寸有名な所です。

早く出発しすぎて 未だ真っ暗な内に着いてしまい、車内で早い朝食。
期待通りの 朝霧が 立ち込めています。

少しウトウトして フト気付くと 4時45分、少し明るくなって来たので 行動開始!です。
栃木ナンバーの カメラウーマンも その頃やって来ました。



ツツジは 未だ早い株も 少し散り始めのも有り、という事は 丁度見頃という事でしょう。

以前 紅葉シーズンに 一度訪れた事が有る(小ブログ ’13年12月1~2日 ご参照)ので、
大体目星を付けた辺りで 良い顔をした株を探します。

園内の 小高い所では 少し風が有る様で、
枝が余り揺れ無い様に 風が収まるのを 待たなければなりません。



あらら… 風が出て来て 霧が流れて行ってしまいました。



少し離れた所には 未だ霧が残っているのですが、肝心のこの辺りだけは 流れてしまったようです。



風は 時折強くなり、花や葉を 揺らしてしまって 撮り難くなってきました。

開き直って スローシャッターで 揺れ動く様子を 撮って見ます。



中には もうこんなに花を落とした株も有り、落ちたばかりなら これはこれで とても綺麗です。



2時間程撮影して ツツジを堪能出来たので、駐車場横の 藤とツツジを一緒に撮ったのを最後に
そろそろ 引き上げる事にしました。

写真1、家内の撮影。普段AFにしているのだが何時の間にか触ってしまい暫くMFで撮っていたらしく、ピンボケが何枚か有った。
    「ピントが何かおかしいなぁとは思っていた」との事。変なら直ぐに確認すれば良いのに…。
    欅が一寸真ん中過ぎるのを除けば なかなか良い構図だと思う。
    写っている怪しい人影は カメラリュックを背負い三脚をぶら下げて歩き廻る小生。
写真2、弱い風だが花が揺れるので ブレを少しでも避ける為にISO感度を上げてシャッター速度を上げた。
    霧と日の出前の時間帯とで青味が乗るが それが良いのでWBは太陽光。写真1のWB=オートは青味が出ていない。
写真4、少しツツジがウルサ過ぎるが 花の色合いの微妙な違いが面白い。合焦範囲を確認しつつ撮影する為にMFにした。
    霧が無くなったのでバックが明るく目立ち過ぎて不可。
写真5、上の葉だけが揺れて欲しかったが 風が強すぎて花まで少し揺れてしまった。
    地面ギリギリからのローアングルで 殆どノーファインダーなのでMFにした。
写真7、このツツジは素晴らしい深紅だった。
写真1

 プログラムAE(f5.6, 1/60sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=30mm ISO=800
 画質=JPEG ラージ,ファイン WB=オート ピクチャースタイル=スタンダード MF KissX
写真2
 絞り優先AE f11(1/4sec) 露出補正=-2/3EV 
焦点距離=70mm ISO=3200
 RAW WB=太陽光 AF 5DMk3 三脚使用
写真3
 絞り優先AE f11(1/2sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=70mm ISO=200
 RAW WB=太陽光 AF 5DMk3 三脚使用

写真4
 絞り優先AE f16(1/4sec) 露出補正=0EV 焦点距離=50mm ISO=200
 RAW WB=太陽光 5DMk3 三脚使用
写真5
 絞り優先AE f16(1/4sec) 露出補正=-5/3EV 焦点距離=70mm ISO=200
 RAW WB=太陽光 5DMk3 三脚使用
写真6
 絞り優先AE f11(1/50sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=90mm ISO=1600
 RAW WB=太陽光 AF 5DMk3
写真7
 絞り優先AE f8(1/100sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=60mm RAW WB=太陽光 AF 5DMk3     他は同じ

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古式競馬 (その4)



優勝馬が決まった後、観客へのサービスで
  出場馬が一斉に
                      走って来ました。

現代の競馬を見慣れた人には 2頭のマッチレースより これ位の感じが 普通でしょう。



距離がとても近いので、それ程早くない馬でも カメラで追いかけ撮影すると 周囲がブレます。



1時間もしゃがんで撮影していたら 膝が痛くなってしまい、最後は 立ち上がって撮影です。
あ~ ヤレヤレ




足伏走馬の神事も 約1時間で無事終了。
帰ろうとしたら 祭りの世話役の方達が 本殿の方へ 進んで行かれました。



如何にも 何かの謂われ が有りそうな行列です。
後ろの人達が持っているのは 鉄砲 の積もりでしょう。

この神事は 始めて訪れたのですが、観客が それ程多くは無かったので
アチコチ 動き廻る事が出来て、それなりに 変化のある写真を撮れた 様に思います。

楽しめました!

写真1~3共
、著名な祭りでは観客やカメラマンが多くて殆ど動けない という話を良く聞くが、此処はとても鄙びた感じで良い。
写真3、土手に立つと馬の高さに近くなってしまい 構図的に面白くない。やはり我慢してでも しゃがんで撮るべき。
写真1
 絞り優先AE f5.6(1/200sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=60mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/125sec) 
焦点距離=70mm
写真3
 焦点距離=30mm

写真4
 (1/125sec) 焦点距離=50mm
写真5
 (1/160sec) 焦点距離=40mm
        他は同じ

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古式競馬 (その3)



15時半過ぎ いよいよ メインイベント?の 古式競馬
  足伏走馬(あしふせそうめ、あしふせのそうめ とも)
              が 始まりました。

2頭ずつの マッチレース ですが、直ぐ目の前を 駆け抜けるだけに
ドドッ ドドッ… という地響きが 足裏にまで伝わって来ます




ゴール地点まで 駆け抜けると 暫くしてUターン、意気揚々と スタート地点まで 戻って来ます。



数分後 別の2頭が 再び 馬場を駆け抜けて行きました。



左の 如何にも農耕馬 という体型の馬も 出場しましたが、予想通り スピードはとても劣ります。
しかし 地響きは、気のせいか 他の馬よりも大きい様に感じました。

この 200m程の直線の地道は、神社の参道では無く 「馬場」と呼ばれていましたが
確かに 境内に有るのでは無く 神社の前を左右に伸びているので、
競馬の為に造られている道 なのでしょう




この馬と 騎手の組み合わせが、最も絵になった様です。

写真全て、現代の競馬と比べて走る速度は数段遅く 神事の進行もノンビリしていて、如何にも「古式」という雰囲気。
    騎手(厩舎の方)達は昔の衣装を纏って雰囲気を出しているが ゴム長靴だけは戴けない。もう少し気配りが欲しい。
写真1
 絞り優先AE f5.6(1/200sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=60mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/20sec) 露出補正=-1/6EV 
焦点距離=70mm ISO=400
写真3
 (1/250sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=100mm

写真4
 (1/400sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=100mm
写真5
 (1/250sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=250mm ISO=400
 50D       他は同じ

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古式競馬 (その2)



如何にも
  長い歴史が
                 有る神事らしく…



主催者も…



参拝者の数も多くて…



とても賑やかで 華やかです。



特に女の子は こんなに着飾ったら お姫様にでもなった気分で、とても嬉しいでしょうね。

写真全て、古来伝わる衣装や飾りだと思うが その彩りの鮮やかさ・形の繊細さには驚かされる。
    中国や朝鮮伝来の素晴らしい文化の流れに 我が国固有の感性が加えられたのだろうか。
写真1
 絞り優先AE f8(1/125sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=60mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/200sec) 露出補正=+1/6EV 
焦点距離=90mm
写真3
 (1/320sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=140mm

写真4
 (1/320sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=120mm
写真5
 (1/80sec) 焦点距離=260mm ISO=1600
 50D       他は同じ

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古式競馬 (その1)



他のご報告をしている内に すっかり遅くなってしまいましたが、去る5月6日
滋賀 近江八幡市の 賀茂神社 へ出掛けました。
創建は 1280年程前の奈良時代 と言いますから、実に歴史の或る神社です。

時の天皇が 「これからは 騎乗技術の発展と 馬匹の繁殖が大事…」 と
この地に 我が国最古の国営牧場を造り、更に 「国民の災いを封じ 国土の平安を祈る為」 と
壮大な この神社が建立された のだそうです。

創建当初から 当地で猟や競馬が行われ、平安時代に京都の上賀茂神社で始められた 競馬会神事を
後白河上皇の意で 当神社でも継承する様になった… という事です。

神社の境内には 日本一大きい と言われる神馬像が置かれて居り、
馬との縁が とても強い事が判ります。

そう言えば 日本中央競馬会が 50年近く前に 全国で
最初に作った
サラブレッドのトレーニングセンター がある 栗東市が
当地から10km程しか離れていないのも、恐らく 偶然では無いのでしょう。

この日 執り行われる神事
  足伏走馬(あしふせそうめ、或いは あしふせのそうめ とも)
               は、7頭の馬が2頭ずつ 7回競争を行う 古式競馬で
優勝した馬が 上賀茂神社での競馬会神事に参加する のだそうです。 



ご存じの通り 近年 若い年代の人達を中心に 競馬人気は広がっていますが、
その影響か…



若い女性達も 熱心に…



馬と 触れ合って居ました。



一寸大きなこの子は 人参を 上手にやっていましたが…



小さいこの男の子は 少々近付き過ぎて、顔を 柔らかい鼻で 触られた様です。

でも 動きが大人しいせいか 目が優しいせいか、泣く事はありませんでした。
子供心にも 馬はただ触れ合いたかっただけ… と伝わったのでしょう。


写真2~6共、足伏走馬に出る7頭の馬達が 本殿の前でお披露目されていた。近所の某厩舎が出してくれているとの事。
写真4~6共、農耕馬なのだろう サラブレッドとは全く異なる小振りの体型で足が太く むしろ新鮮
。とても優しい目をしている。
写真1・6共

 絞り優先AE f8(1/400sec) 露出補正=0EV 焦点距離=70mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/1600sec) 
焦点距離=150mm ISO=400
写真3
 (1/1250sec) 焦点距離=30mm ISO=400

写真4
 焦点距離=80mm
写真5
 焦点距離=90mm           
         他は同じ

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外装の改修工事



1995年の 阪神淡路大震災で 前の家が全壊して、同年末に建て替えてから もう18年半。

本当なら15年目辺りで 外装を 一度手入れした方が良いそうなのですが、
つい 未だ良いんじゃぁないか… と先延ばししていました。

しかし 20年も放ったらかし では流石に拙かろうと、先日 ついに重い腰を上げて
屋根と外壁を 再塗装してもらいました。



消費税が上がる前に完了する様に もっと早く決断すれば 本当は良かったのですが、
3月一杯まで 工事が立て込んでいた事も有って、結局着工が4月中旬になってしまいました。

これは 工事完成の前日 5月1日夕刻の様子です。



2週間半ぶりに 外を覆っていたシートが 少し外されて
  ヤレヤレ…
                という気分です。



工事中 寄りつかなかった 白黒ちゃん、早速 訪問してくれました。

大手の建設会社 なども 見積もりを出してくれたのですが、4社の中から 結局
ご近所に昔から有る 塗装屋さんにお願いして、
その丁寧な仕事ぶりと 大手の1/3程の良心的な値段に、大満足の改修工事でした。


撮影一口メモ:
写真1
 絞り優先AE f4.0(1/100sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=80mm ISO=オート 画質=RAW WB=オート AF S100
写真2
 f2.2(1/125sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=30mm
写真3
 f2.0 露出補正=-1/2EV 焦点距離=30mm
写真4
 f2.0(1/60sec) 焦点距離=30mm                他は同じ

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新潟・長野へ (その10)



黒沢高原を切り上げて、いよいよ 今回の撮影行の最後 小熊山林道へ入りました。

木崎湖の西側に有り 西には北アルプス 黒部の山塊が迫り、東には木崎湖を見下ろす 小熊山の
尾根筋を南北に走る 景色の良い林道で、ハングライダーの 離陸点にもなっています。

天気が良く 風も穏やかなこの日(3日、土曜)も、数人のグループが 空中散歩を楽しんでいました。

ショップの人が 大きなワゴン車で 山頂まで客を運び、急いで 下の着陸地点に戻ると
互いに無線で安全を確かめた上で、いよいよ 離陸です。 



安全を 確認し終えると、パラに風を入れて 立ち上げ…



数分おきに 次々と 離陸して行きます。



勿論 然るべき講習を受けた後に、自己責任で行うスポーツ なのですが
空中を飛ぶ以上 常に事故は起こり得るので、安全管理には 入念な細心の注意が必要でしょう。

無線でのやりとりを聞いていると、初心者に対しては ショップの人が 随時指示を出している様でした。



ベテランらしき人の飛行は、素人目にも 如何にも安定していて 風を捉えるのも巧く、
高く 遠くへ 飛ぶ事が出来る様です。



  見る見る遠くへ
                     飛んで行きました。



パラグライダーを 安全に運営し 楽しむには、自治体や土地の方の承認も 勿論必要でしょう。

着陸地点は 湖畔の或るポイントに決められていて、最後は其処に向かって 徐々に高度を下げて行き
皆 フワリと降り立つ様子が 山の上からも 遠望出来ました。

自分まで 気分爽快になる そんな光景を撮影して、1泊3日の 撮影行は終了です。

出発の日に 昼寝を充分出来なかったので、結局 丸3日間で計10時間程 しか寝ていませんが
それでも苦にならないのは、撮影行が好きなのは勿論ですが
疲れたら何処でも(高速道路上は別として) 5分でも10分でも仮眠する 事にしているからでしょう。

小生も若くは無いので、新しい車のフルフラットベッドは その点でも 強い味方です。


写真1~4共、離陸は数分に一度 計数回だけしか無いので、撮り損なうと痛い。1・2・4はバックがイマイチの立ち位置だった。
写真5、真逆光なのでゴーストが盛大に出たが これも雰囲気の表現として良しとする

    この人は長い滞空時間による冷え対策か、防寒寝袋様の物の中に 離陸直後に下半身を潜り込ませた。
写真1

 絞り優先AE f11(1/125sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=40mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 露出補正=+1/6
EV 焦点距離=30mm MF
写真3
 (1/200sec) 焦点距離=90mm MF

写真4
 (1/250sec) 焦点距離=30mm
写真5
 (1/500sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=50mm MF
写真6
 (1/250sec) 露出補正=0EV 焦点距離=30mm MF
写真7
 (1/60sec) 焦点距離=130mm MF
 
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新潟・長野へ (その9)



今回 始めて訪れる所で 少々期待している 黒沢高原へ向かいます。

中綱湖から西へ 鹿島槍スキー場に上がり、そのまま峠を抜けた付近 です。
鹿島槍ヶ岳まで もう 数kmの近さで、下から見上げる感じ になります。



芽吹きの緑が 美しい…。



白樺も もうじき 芽吹きの時を迎えるのでしょう。



スキー場の 広い駐車場の土手には
  土筆が一杯
                 背伸びしていました。



右斜面には 点々と 山桜…、
実に良い雰囲気です。

写真4、左端の灰色の斜面は 土埃を被った雪。右側のオレンジ色のポールも気になるが 駐車場の施設だろうから致し方無い。
写真5、もっと良いポイントが有ったのかも知れないが 何せ初めての場所で周囲には誰も居ない状況、これで良しとする

写真1

 絞り優先AE f11(1/160sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=70mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3 CPLフィルター使用
写真2
 露出補正=-5/6
EV 焦点距離=150mm
写真3
 (1/400sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=25mm ISO=400

写真4
 f16(1/40sec) 露出補正=0EV 焦点距離=25mm
写真5
 露出補正=+5/6EV 焦点距離=100mm 
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新潟・長野へ (その8)



桜三昧の小川村を出て 白馬方面へ向かいます。

中綱湖の西に有る 黒沢高原 が今日の狙いなのですが、
初めての訪問なので どんな成果が得られるのか 全く不明です。



白馬村への途中で 仁科三湖(青木・中綱・木崎湖)方面への 近道が有ると判り、
狭い路をひたすら走ると… スキー場の上に出て 急に視界が開けました。

右端の双耳峰 あの鹿島槍ヶ岳が、随分大きく見える様になりました。 



近道は 青木湖と中綱湖の 丁度中間付近に 
降りて来ました。

この路は 極端に狭いけれど、長野市から仁科三湖へ向かう場合には 随分近道になるのだ
と知りました。但し 対向車が現れたら アウト です。

先ずは 超定番ですが
  青木湖畔
              の桜を 記念撮影。

数十人のカメラマンが 三脚を並べて 熱心に撮影されていましたが、
小生は 30秒程で 早々に退散しました。



むしろ 対岸の景色の方が 新鮮に感じられます。



此処まで来たら、一応 同じく超定番の 中綱湖畔の桜 も 通りがてらに記念撮影。
未だ少し早いのでしょうか、随分遠いので もう終わりかけなのか 判然としません。

此処も 小生は 少々食傷気味ですので、早々に終了。



中綱湖の直ぐ後ろ 東側を走る 大糸線の、簗場(やなば)駅の踏切が ノンビリと鳴り出したので
少しは絵になりそうな構図で待ち、ただ1両だけの電車を 記念撮影。


写真1、小川村から白馬村へは西下がりの道になるので なかなか陽が差してこない。
写真3~5共、弱い風があり 鏡の様な…という訳には行かなかった
。確かに美しい情景なのだが
    陽が上がった後に順光で撮っても 嫌と言う程見せられている絵と 殆ど変わらないモノしか撮れないと思う。
写真1

 絞り優先AE f11(1/250sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=50mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/800sec) 露出補正=-5/6
EV 焦点距離=70mm
写真3
 (1/160sec) 露出補正=-1/3EV ISO=400

写真4
 (1/125sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=210mm ISO=400
写真5
 (1/80sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=100mm ISO=400
写真6
 f8(1/500sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=160mm ISO=400
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新潟・長野へ (その7)



5時30分 番所の桜の頭に 光が当たり始めました。
新緑との
  柔らかな彩り
                  が、寝不足の目に とても優しく感じられます。



樹の下から 東の方を透かして見ると、このサイズでは判り難いのですが
紅枝垂れの花々が 逆光に 美しく輝いています。



構図としては 右側に廻り込んだ ここら辺が、最も落ち着く様に 小生には思えます。
というか 小屋が写らないのは この構図しか無い…。

60歳とは思えぬ風格が有り、我が身の至ら無さに つい思いが及んでしまいます。



真下から見上げると、陽が当たり出した 後ろの桜山の木々が 美しく透けて見えました。



桜山を 更に立派にされるのでしょう、若木も 丁寧に育てられています。

如何にも栄養が良さそうな土に 落花が 一面に広がっています。
そろそろ 今年の見頃は 終わろうとして居るのでしょう。



6時、小生もそろそろ 白馬へ向かう事にしましょう。

駐車場へ上がる路から見上げると、未だ低い朝日が 木々の下から 桜を照らしていました。

写真2・4共、作業小屋をもう少し桜から離して戴けると嬉しいのだが そうも行かないのだろう。
写真6、今まで見た事の無い構図で驚いた
。左の電柱や幾つか有る切り株が気にはなるが それ位の事は目をつぶれる。
写真1

 絞り優先AE f11(1/160sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=70mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/30sec) 露出補正=+1/2EV 焦点距離=25mm ISO=200
写真3
 (1/60sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=30mm ISO=400

写真4
 (1/125sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm
写真5
 (1/100sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=40mm
写真6
 露出補正=0EV 焦点距離=25mm 
                   他は同じ

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