各地で撮り貯めた写真を掲載。人との出会い・写真・デジカメ等について持論を語ります。掲載写真の無断転用は禁止します。
きむさんのフォトノート
新緑 (その5)
ここは 是非とも小花が欲しい 場面なのですが、残念な事に 全く見つかりません。
止む無く 木漏れ日を待って 少しだけ アクセント を付けました。
頭上は 形や大きさ も含め
実に様々な緑
の グラデーションです。
もう 6月になりますね。
撮影一口メモ:
写真上、昨日の写真も同じだが 長焦点レンズを使って長秒時撮影をする場合には、カメラブレを防ぐ為に
ミラーアップ撮影した方が安全。その場合も 微振動が収まる様に 2~3秒間待った方が良い。
言うまでも無く三脚使用時はレリーズを使うが 何らかの理由で使えない場合は 2秒タイマーで代用可。
写真下、葉のグラデーションだけでも美しいが メリハリを付ける為に 敢えて太目の枝も取り込んでみた。
プラスの露出補正をお忘れ無く。
写真上
絞り優先AE f11(1/6sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=250mm ISO=200
画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード MF 三脚使用 50D
写真下
(1/80sec) 露出補正=+5/6EV 焦点距離=90mm AF 手持ち 他は同じ
新緑 (その4)
大野ダム湖 からの帰宅途中、京都中西部 南丹市にある るり渓 へ立ち寄りました。
大阪・兵庫との県境に 程近い 山中の渓流で、近隣市民の憩いの場 となっています。
渓流に新緑や小花 を絡めて… という狙いの立ち寄り ですが、
先ずは ダムの壁 を伝い落ちる流れ から。
水底の岩 に張り付いた 落ち葉と
木漏れ日
が 不思議な雰囲気 の模様を作り出していました。
期待した 小花 は全く無く、止む無く 流れと新緑 だけの絵作りです。
撮影一口メモ:
写真上、なるべく歪みが無い様に撮りたいので 岩伝いに流れを横切り 斜めのダムに正対して撮影。
写真中、落ち葉を浮き立たせる為に水面の反射を抑え シャッター速度も少し落としたい、というシーンなので
表面反射を抑える「CPL」フィルターを使用。
写真下、水面の反射を抑える必要はないが シャッター速度を大きく落としたい、というシーンなので
光量だけを1/8に落とす「ND8」フィルターを付けて シャッター速度を3段階落とす。
木漏れ日なので白い流れが緑色被りするが それは当然の事なので 色補正等はしない。
写真上
絞り優先AE f5.6(1/1250sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=190mm ISO=400
画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 手持ち 50D
写真中
f22(0.3sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=240mm ISO=200 MF 三脚・CPLフィルター使用
写真下
f11(0.8sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=160mm MF 三脚・ND8フィルター使用 他は同じ
新緑 (その3)
大野ダム湖 の直ぐ近く、フト 崖下を見下ろすと 草地を 踏み後が横切っています。
遠目なので このサイズの絵では 一寸見難いのですが、小さな黄色の花 が
空き地を埋め尽くして 咲いていました。
ダム湖の橋の上で 新緑を撮っていると、突然 水鳥が 飛び立ちました。
羽音がしてからここまで 3秒程ですが、何とか ブレずに 写し止める事が出来ました。
波紋が静まると また
鏡の様な
湖面 が戻ってきました。
撮影一口メモ:
写真中・下共、吊り橋の上なので 三脚を立てても少し不安定な気がして 初めから手持ち撮影。
写真中、小生に驚いて逃げたのだろうが とても静かな中に突然の羽音で こちらも驚いた。
慌てるとシャッターを押す指に力が入り易いが、風景撮影用の設定中だったのでシャッター速度が遅く
カメラブレを起こしたかと心配した。帰宅してからじっくり見たが、何とか使える範囲で良かった。
咄嗟のシャッターチャンスには設定を変える余裕など無いので とにかく撮る事が大事。
三脚に固定していたら この構図には振れず、撮り損なっていたはずであり
何が幸いするか判らない。
写真上
絞り優先AE f8(1/80sec) 露出補正=0EV 焦点距離=50mm ISO=400
画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 手持ち 50D
写真中
f11(1/60sec) 焦点距離=120mm ピクチャースタイル=風景
写真下
(1/200sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=200mm ピクチャースタイル=風景 他は同じ
新緑 (その2)
少し東へ移動して 南丹市美山町 由良川の 大野ダム湖 周辺へ向かいました。
農家の お倉の脇で咲いていたのは 鮮やかな シャクナゲ。
遠目に見えた時は アジサイか? と勘違いしました。
田んぼの縁には 水生動物 たちが 蠢いていました。
未だ
朝露に濡れた
ままの草花も とても元気です。
撮影一口メモ:
写真下、畑の畝の枯れ草も 逆光の朝日を受けて 露が輝いていた。
写真上
絞り優先AE f11(1/320sec) 露出補正=0EV 焦点距離=90mm ISO=400
画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 手持ち 50D
写真中
(1/125sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=240mm
写真下
f5.6(1/800sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=170mm 他は同じ
新緑 (その1)
随分古くなってしまいましたが 去る16日、未明から 京都北部へ 新緑を見に 出掛けて来ました。
福知山や綾部市に程近い 京丹波町で、道路沿いの田んぼが しっとりとした
日本の風景
を 映していました。
植えられた苗が 少しだけ伸びた、この時期の田んぼ が小生は大好きです。
誰に見られる訳でもない 畦の花たち、でも とても美しい姿 をして 生きています。
撮影一口メモ:
写真上、アチコチ歩き廻って 田に映る木々や山並みの バランスが良い位置を探したら、
流れる霧の形が良くなるまで ただ待つ。6時半少し前の撮影。
写真中・下共、畦道には三脚が立たないので 手持ち撮影。
映り込みの形が良い高さにまでしゃがんで 構図を考えている内に、太腿がピクピクしてくる。
写真上
絞り優先AE f11(1/250sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=100mm ISO=200
画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=風景 AF 三脚使用 50D
写真中
(1/160sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=130mm ISO=400 ピクチャースタイル=スタンダード 手持ち
写真下
(1/60sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=70mm ISO=400 ピクチャースタイル=スタンダード 手持ち 他は同じ
ジオラマの街
またまた 今ハマッている ジオラマ風写真 で すみません。
先日 大阪へ出掛けた ついでに、駅周辺で撮ってみました。
これは 阪急 梅田駅。
こちらは JR大阪駅。
鉄道模型
の ワクワク感 を感じながら、一人勝手に ニコニコしながら 撮っています。
大阪駅は ホームの 無粋なスレート屋根 を取り払って、
「ヨーロッパの ターミナル駅の様に」 スッキリ と見せる設計だったのに、お粗末な事に
大屋根の横から 雨が吹き込んで来るので 致し方なく、急遽 ガラスの屋根 を取り付けました。
はっきり言って ガラスでも 邪魔!
JR大阪駅 の 北通路。
奥(更に北側)の 広大な土地(旧 貨物ヤード)は、再開発工事も いよいよ終盤です。
その 工事中のエリアが 左奥、もう ビルの形 は出来上がっています。
右側のビルは 従来から有る 某カメラ量販店、カメラ小物などの購入で 時々お世話になります。
ちなみに カメラ本体など 大物の購入時は、もっとお安い所 を利用させて貰っています。ゴメンね。
撮影一口メモ:
ジオラマ風写真は 「広い場所の中に ポツポツと小さな物がある光景」が向いている という当然の事が
何となく実感として判ってきた。
写真4枚共通
ジオラマ風AE 焦点距離=30mm ISO=オート 画質=JPEG(ミドル,ファイン) WB=オート AF S100
義父葬儀
21日は 義父 杉山平一 の通夜式、そして翌22日には 告別式が 執り行われました。
会社経営者 大学教授 映画評論家 詩人 の
四足のワラジ
を履いた… と 自ら語った その人生を映す様に
各方面の方々が ご参集くださり、また 多数の弔電やお花も 頂戴しました。
本人は 「いやいや 大した事無いンや…」 と、いつもの様に 少々照れ気味に しかし とても嬉しげに
呟いていたのではないか と思います。
大勢の 親しくして戴いた方々 そして家族達に見守られ、沢山のお花に包まれて 旅立って行きました。
今年3月3日に 現代詩人賞受賞の報せを戴いた後、
6月2日に東京で行われる授賞式 に出席するのを とても楽しみにしていただけに
それが叶わなかった事だけが 残念です。
撮影一口メモ:
写真上、式場には 「もうおそい ということは 人生にはないのだ… 第30回現代詩人賞受賞」と
帯に記された 詩集「希望」や、「三好達治賞特別功労賞」の額も並べられた。
写真上・下共通
プログラムAE 露出補正=-1/3EV 焦点距離=30mm ISO=オート 画質=JPEG(ミドル,ファイン) WB=オート AF S100
金環日食 (その3)
奈良 橿原の 甘樫丘 では
友人とやって来た若い女性も 本格的カメラマン氏も 老夫婦も 毎日犬の散歩でやって来るおじさんも…
皆 それぞれのスタイルで 和やかに
天体ショー
を 楽しんで居られました。
8人程でやって来たグループは 賑やかにトランプをしながら お菓子を摘み、その「ついで」に時々観測。
とても仲の良いカップルは 集団から離れ、二人だけの時 を過ごしています。
ここ 甘樫丘では、太古の昔から 人々は 下界を眺め 空を眺めて
様々な思いに耽りながら それぞれの時を過ごして来た事でしょう。
撮影一口メモ:
写真4枚共、足元では 金環形の木漏れ日が 静かに揺れていた。
写真4、若い人の撮影スタイルは 日食観測シート越しにスマートフォンで接写 というのが殆ど。
右端の三脚に載っているのが小生のカメラ。比べると大袈裟で 如何にもオジさん的。
写真1・4共、テーブル上に有る緑色の四角い物は 案内用の周辺地図。
記された文字に 歴史上名高い地名や人名が実に多いのは さすが甘樫丘展望台!
写真1
絞り優先AE f8(1/100sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=30mm ISO=400
WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF KissX2
写真2
(1/160sec)
写真3
(1/80sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=150mm
写真4
(1/80sec) 露出補正=-5/6EV 他は同じ
金環日食 (その2)
奈良 甘樫丘での 7時26分05秒 の撮影です。
食の満ち欠け の映像は 既に報道し尽くされていて 少々食傷気味ですが、
一応 小ブログとしても 記録の為に 載せざるを得ませんので、少々お付き合い下さい。
同30分25秒 の撮影です。
結局 この場所での金環日食は、小生が見た所では 7時26分50秒頃 から 30分30秒頃 までの
約3分40秒間 続きました。
近畿地方では 大阪辺りが 金環日食帯の北限で 潮岬辺りが帯の中心 だったのですが
天気予報では 「南の方ほど雲が厚い」 との事だったので、どこで撮影するべきか 悩みました。
また この日は義父の通夜葬儀 の日でもあったので、少しでも早く帰れる場所にしたい し
周囲の様子も撮りたいので ある程度「見栄え」のする場所 でないと…
という条件も重なり 甘樫丘 にしたのですが、結果的に とても満足する事が出来ました。
これは 未だ 食の初め頃 6時38分20秒 の撮影ですが、たまたま通りかかった
鳥が
太陽の前を横切ってくれました。
これは 小生の腕ではなく 全くの偶然で、帰宅して現像するまで 写っている事は知りませんでした。
いろいろと 撮っておくものです。
撮影一口メモ:
写真下、いつ雲が湧き出すか判らないので 時々撮影し続けていたのが幸いし、マグレで写っていた。
写真上・中
マニュアル露出 f11,1/160sec 焦点距離=980mm ISO=100
画質=RAW ピクチャースタイル=スタンダード WB=太陽光 MF ND100000フィルター・三脚使用 50D
写真下
f8,1/200sec 他は同じ
金環日食 (その1)
昨日はニュースなどでも 金環日食 の話題が多かったですが、小生も ミーハーしてきました。
奈良県明日香村の 甘樫丘(あまかしのおか)で、7時28分20秒 の撮影です。
天気予報では 「曇りがちで 晴れるかどうかは 運次第」 との事でしたが、
運に恵まれて 甘樫丘附近は 終始 快晴状態でした。
東には 飛鳥寺 や 伝飛鳥板蓋宮(いたぶきのみや)跡 などが 広がっていますが
皆既日食と異なり、金環日食は 思った程 周囲が暗くはならなかった という印象です。
リング状 とはいえ 光が残っている からなのでしょう。
甘樫丘の展望台では、木漏れ日も
金環形
この時でないと見られない 貴重な影 です。
撮影一口メモ:
写真上、「ND100000」は太陽撮影専用の真っ黒いフィルターなので 他に使い道がない。
もし曇りで撮影出来ていなかったら 二度と使う機会は無かったろう。
写真下、皆が空を見上げている時に 地面を撮っている小生は 誰がどう見ても変人。
写真上
マニュアル露出 f11,1/160sec 焦点距離=980mm ISO=100
画質=RAW ピクチャースタイル=スタンダード WB=太陽光 MF ND100000フィルター・三脚使用 50D
写真中
絞り優先AE f8(1/640sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=30mm ISO=400 AF
フィルター無し・手持ち KissX2
写真下
絞り優先AE f8(1/80sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=60mm ISO=400 AF
フィルター無し・手持ち KissX2 他は同じ
義父逝去
全国紙各紙の記事や 死亡広告で、既にお気付きの方が 居られるかも知れませんが
義父 杉山平一 が 19日逝去しました。
97才6ヶ月の 大往生 でした。
日本も世界も激動した この一世紀、自身の環境も 波瀾万丈の中で
終始 前向きで楽天的な生き方 を通し、映画と詩 に
熱い思いとプライド
を持って向き合った 一生だった
と、その方面には全く素人 の小生にも 強く感じられます。
自らの詩を それぞれの思いで 読んでくださった方々に、深く感謝しながら 旅立った事でしょう。
撮影一口メモ:
一昨日亡くなったばかりで 様々な記憶が余りに生々しく、枕花で象徴とした。
プログラムAE 露出補正=-2/3EV 焦点距離=70mm ISO=オート 画質=JPEG(ミドル,ファイン) WB=オート AF S100
御船の滝 (その6)
これは オマケ です。
未だ8時半だったので そのまま帰宅するのも もったいなく
奈良県南部 まで 当てもなく走ってみる 事にしました。
道端にあった楠が 目に入りました。左下に居る 園児達と比べると、この 樹の大きさ が良く判ります。
子どもの目 で見ると、より一層 巨大で
存在感
の有る樹 だろうと思います。
熊野川 の上流に有る 奥瀞峡 まで南下して来ました。
美しい水の流れと 荒々しい岩肌、景勝地 に相応しい雰囲気が ここでも漂っていますが
樹林と河床との境の線は 増水した時の高さ を示しているのでしょうから、
自然の恐ろしさ も秘めた光景 と言えます。
始めて知ったのですが、この辺りは 村(北山村)ごと
周囲を 奈良県と三重県に囲まれた 和歌山県の飛び地 になっているようです。
何か 複雑な経緯 があったのでしょう。
こんな長閑な景色の中にも 去秋の豪雨禍 の爪痕が 痛々しく残っていました。
上を横切っているのは 道路ですが
とりわけ急峻 とも思えない斜面でも こうなのですから、安全管理の難しさ を思い知らされます。
瀞峡 の近くでUターンして、帰宅する事にしました。
奈良南部へ来た時には いつも、いざさ寿司本店(上北山村) へ立ち寄って
名物の 柿の葉寿司 などの詰め合わせ を買い求めます。
家族にも好評で、出歩いてばかりの 罪滅ぼし に大いに役立っています。
撮影一口メモ:
写真中、道はずっと川沿いを走っていて 撮りたい光景は沢山有るのだが、樹影が濃過ぎて
広く見通せて撮影に適した場所は なかなか無い。
写真上
プログラムAE 焦点距離=70mm ISO=オート 画質=JPEG(ミドル,ファイン) WB=オート AF S100
写真中
絞り優先AE f8(1/250sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=60mm ISO=100
画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード 50D
写真下
焦点距離=30mm 他は同じ
御船の滝 (その5)
シャクナゲに彩られた滝 に大満足して、今度こそ本当に 引き上げる事にしました。
流れに沿って 車の所へ戻る途中、ずっと 新緑が頭上で
眩しい程に
輝いていました。
何という木 の実か 知らないのですが、流れの傍で 穏やかな光を浴びて 佇んでいました。
滝から 人家のある辺りまで降りてきた所 に、立派な ツツジの株 が有りました。
早朝 滝へ上がる時に 気付いたのですが、流れが合流する所にあり なかなか 良い雰囲気です。
午後だと 両方の株に 光が当たるでしょう。
それまでは 待てませんが、取り敢えず帰り道に 忘れずに撮影してきました。
撮影一口メモ:
写真上、新緑が光を浴びている様子は そよ風による動きも加わって 見飽きる事が無い。
写真中、葉は傷んでいるし実もパッとしないが 辺りで唯一の赤色が光を浴びて、
「撮って下さいな」と呼び掛けて来る様だった。
写真上
絞り優先AE f8(1/200sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=90mm ISO=800
画質=RAW ピクチャースタイル=ニュートラル AF 50D
写真中
f4.5(1/8sec) 露出補正=-3/2EV 焦点距離=180mm ISO=100
ピクチャースタイル=スタンダード MF 三脚・CPLフィルター使用
写真下
(1/100sec) 焦点距離=130mm ISO=200 ピクチャースタイル=風景 他は同じ
御船の滝 (その4)
滝の 上から1/3の高さ 辺りまで上って、その全容を 収めました。
朝7時前なので 滝には 未だ光が入って来ません。
一気に滝壺まで落ちる滝 ではなく、岩伝いに分かれて流れる滝 なので
繊細で 優しい印象 を受けます。
撮影準備に モタモタしている内に、足元の木の枝先に 朝日が当たってしまい
明るく写ってしまいました。
あとホンの2~3分早ければ 黄色く光らなかったのに… 一寸残念。
また 下まで降りて撮った、上の写真の 右下隅 の部分です。
水流が幾筋にも分かれて 岩肌を伝い落ちているのですが、
この部分だけを じっくりと見ていても とても見応えが有ります。
同じ部分を 右側に廻り込んで 見たところです。
岩肌の
存在感が増し、水流の印象も 随分変わってきます。
撮影一口メモ:
写真中・下、濡れた岩肌の反射を抑える為に CPLフィルターを8割方効かせた。
写真下、黒い岩肌の質感を捉える為に 露出補正は大きくマイナス。
写真上
絞り優先AE f11(0.8sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=30mm ISO=100
画質=RAW ピクチャースタイル=風景 AF 三脚使用 50D
写真中
f8(1/5sec) 焦点距離=70mm ISO=800 MF CPLフィルター使用
写真下
(3.2sec) 露出補正=-3/2EV 焦点距離=70mm AF CPLフィルター使用 他は同じ
御船の滝 (その3)
滝まで上ると 咲いていました! シャクナゲ。
一番上の 滝口の所にも…
滝の中段にも…
そして 一番下の 流れの近くにも。
色も お馴染みのピンク に加えて
濃い赤色の株も
あり、自生なのに変化があって 楽しめます。
滝と絡めて撮れる様 流れまで降りたり 崖の途中まで上がったり 横へ廻り込んだり …
撮影位置を アチコチ変えるのに 大忙しです。
撮影一口メモ:
写真3枚共、豪快な滝ではなく 岩肌に沿って流れ落ちる 柔らかい印象の滝なので シャッター速度を遅く
させ 水を流して撮影。
谷間で暗いが 濡れた岩肌が強く光って水の印象を弱めるので、CPLフィルターを使って反射を抑える。
但し 完全に効かせてしまうと 濡れた岩の質感が出ないので、反射が少し残る位置に設定。
写真下、最下部の周辺は 落ちる水に押されて常に風が動いており 枝や草が揺れ続けるが止むを得ない。
写真上
絞り優先AE f11(1/4sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=120mm ISO=100
画質=RAW ピクチャースタイル=風景 MF CPLフィルター・三脚使用 50D
写真中
f16(0.8sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=70mm ISO=200 ピクチャースタイル=スタンダード AF
写真下
(2sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=150mm ピクチャースタイル=スタンダード AF 他は同じ
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