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上京 (その1)



昨日午後から 横浜・東京方面へ 出掛けていました。

日本風景写真協会の 全国巡回選抜展
  「四季のいろ」
                   のトップを切って、
東京六本木の 富士フイルムフォトサロン東京 での展示が 今日から始まったので
その様子を 見に出掛けたのです。

昨日 横浜に前泊、六本木へ向かう為に 渋谷駅で乗り換える時
色々と面白い 都市の情景 に出会いました。



とにかく 人数が多い街ですから それに見合って 何でもスケールが大きい!



電車の立体交差も 2重どころでは無い様で、上がったり 地下深く潜ったり… と大変です。



また乗り換えて、ようやく 六本木の駅に着きました。



会場へ上がる 最後の階段の上の天井、ガラスの上を 水が流れているのですね。

何せお上りさんで 最後に行ったのが4年前の事ですが、前回もこうだったのか 新しく出来たのか…
恥ずかしながら 全く覚えていません。



名誉会員・指導会員・協会長とプロの方々に続いて 選抜された会員達の力作が並び、
来場された方々の 目を楽しませていたようです。

ただ 展示スペースが細切れで 飛び飛びにレイアウトされているので
何処から見始めるべきなのか判らず、余り良い展示空間とは 思えませんでした。

また 家賃が高いから仕方無いのでしょうが、スペースが狭い為に
作品が2段掛け になってしまっていた点も マイナス評価です。

撮影一口メモ:
 写真1・2共、街のスケールが大きいので人が小さく見えて 極普通に撮っているのにジオラマ風に感じる

 写真1、穴の下に見えるのはホームに入って来た電車。
写真1
 絞り優先AE f2.0(1/50sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm ISO=オート 画質=RAW WB=オート AF S100
写真2
 
(1/60sec) 露出補正=-1/2EV
写真3
 (1/60sec)
写真4
 
(1/800sec)
写真5
 f3.2
(1/540sec) 焦点距離=40mm
写真6
 スキャナー取り込み
   
             
他は同じ

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冬が終わる… (その2)



亀岡まで来たので ついでに直ぐ近くにある 廻り田池を覗く事にして 坂道を上って行くと
途中で通行止め。

案内に従って迂回し 一旦京都市に入って 越畑の集落に出ます。



道路に雪は有りませんが、段々畑は 斑模様に 未だ雪が残っていました。
もしかすると これが 今シーズンの 雪の
  見納めに
              なってしまうのかも…。



集落を抜けた直ぐ先に有る 廻り田池は、満水状態で 薄氷に すっかり覆われていました。



朝日を浴びて 氷の模様が 美しく輝きました。


写真3・4共、後からPCでWBの色温度を少し下げて 氷の冷たさを表現した。
写真4、天気が良く 朝日の反射で明暗差が極端に大きいので、光の中心部は外した。

写真1
 絞り優先AE f11(1/1000sec) 露出補正=0EV 焦点距離=30mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/800sec) 焦点距離=25mm
写真3
 (1/80sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=70mm WB=4800K

写真4
 (1/500sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=200mm WB=4800K       他は同じ

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冬が終わる… (その1)



今朝 京都 亀岡方面へ出掛けました。

去る13日に我が家へやって来た新車 ヴェゼル君 に慣れる為の、近場走行です。



本来なら 最後の冬景色を求めて もうとっくに信州や新潟方面へ 出掛けているところなのですが、
何と 納車の3日前に 駆動系の大規模リコール が発表されたので
その対策が適用されるまでは 遠出は控えておこう と、ジッと我慢 しているのです。

明日辺りから暖かくなる という天気予報なので、もう今シーズンの
  冬が終わってしまう…
                           と イライラしている毎日です。



水鳥が多く集まる 中池 です。



カワセミも居る と聞いた事が有りますが、小生は未だ 目撃していません。



水面が穏やかなので 写り込みが 綺麗です。



零下5度でしたが 風が無いので 短時間なら 特に寒くも有りません。



岸辺の草達は 全身 霜で覆われていました。

写真2、ヴェゼル君の記念撮影。画像は一部加工してある。
写真4・7共、このところ50DのAFがしばしばズレる。暫く撮らない内にまた油断してしまい ピンボケになってしまった失敗作。
    これは手ブレでは無くAFが来ていない。こんな被写体ならMFで撮れば良いが AFでないと撮れない物も有るので
    APS-Cの新型カメラに早く更新したいのだが、欲しいカメラが無い。Canonさん、早く7DMk2を出して下さいな!

写真1
 絞り優先AE f11(1/100sec) 露出補正=0EV 焦点距離=30mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/80sec) 焦点距離=50mm
写真3
 f8(1/400sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=480mm ISO=1600 50D

写真4
 f8(1/500sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=600mm ISO=1600 50D
写真5
 f8(1/125sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=340mm ISO=1600 50D
写真6
 f8(1/60sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=440mm 50D
写真7
 f8(1/60sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=360mm 50D           他は同じ

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パソコンの基本ソフトをバージョンアップ



小生が使っているパソコン(以下"PC"と呼びます)は 2台ともウインドウズ(以下"Win"と呼びます)PC
ですが、その基本ソフト(OS)は "Win7" です。

昨年娘が買ったノートPCは 最近の"Win8
" なのですが、基本操作が スマートフォンに近く
小生は どうにも不慣れで、好きになれません。

世界中で そう感じた人は大変多かった と見えて、沸き起こった苦情に対処する為
マイクロソフト社は 早々に改良版のWin8.1を 過日発表しました。

Win8嫌いの小生も、一応勉強の為に 娘のPCを使って 今日
  Win8.1へのバージョンアップ
                                    をやってみましたので、
記録と 何かのご参考にもなるかと ご報告しておきます。

安全の為に、予め データ類は全て バックアップを取っておきます。
その後に マイクロソフト社の バージョンアップの手引き に従って
先ず ウイルス対策アプリを 一旦無効にします。



「ストア」から Win8.1への更新アプリ を選びます。

この時、Win関連ソフトが最新版になっていないと 選べないので、
もし「自動更新」が無効 になっていた場合は 「有効」に切り替えて
事前に関連ソフトを最新版にしておく 必要があります。



「ダウンロード」を押して Win8.1のインストールを開始します。

回線やPCの性能にも依りますが、我が家の場合は 完了まで2時間半ほど掛かりました。



インストールが完了すると、PCを再起動します。



直ぐに終わるか と思いきや…



次々と画面は切り変わり…



結局 なんだかんだ で 約50分程掛かり…



ようやく 最終段階に入りました。



それから 「簡単設定」を選ぶと…



ついに 本当の最終段階になって…



目出度く Win8.1版に切り替わりました。
後は タイル類を 自分が使い易い様に調整して 完了、計約4時間の作業でした。

Win8.1になっても 小生は好きになれませんから 自分のPCは 当分Win7 で行きますが、
流れとしては 否応なくWin8.1と お付き合いして行くしかないのでしょう。

しかし 評価が高かった Win XP や Win7 とは違って、
WinVista 同様 Win8に貼られた 不人気OSのレッテルは
Win8.1でも 変わらないのでは無いか… と小生は思っています。


撮影一口メモ:
 写真1、少しアップで撮ったらモニター画面にモアレ縞が入ったので、以降の写真は接近して広角側で撮ったら 目立たなくなった。
 写真11、画像は一部
加工してある。
写真1
 プログラムAE 露出補正=-1/3EV 焦点距離=60mm ISO=オート 画質=JPEGラージ,ファイン WB=オート AF S100
写真2~11共通
 
焦点距離=30~40mm      他は同じ

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長らくお世話になりました…



6年3ヶ月の間 小生の撮影行を支えてくれた
  頼もしい相棒
                  デュアリス君と、今日の朝 お別れしました。

16万余km 特段の大きなトラブルも無く、零下20度の酷寒の地も 文句も言わずに付き合ってくれ
小生の写真達は 彼無しでは 全く有り得なかったのです。

感謝! そして 第2の人(?)生を、どこかでまた 元気に続けて欲しいと思います。



そして 約3時間後、新しい仲間 ヴェゼル君が 我が家にやって来ました。

外形は 余り変わり栄えがしませんが、寸法的には少し小さく エンジンも小型 重量は大幅減で
ハイブリッド効果も加わって 燃費は倍程良い! という、如何にも今風の 聡明な好青年です。

6年前に比べ 小生自身 6歳年寄りになった訳で、以前程 滅茶苦茶な距離は走らない…と思いますが
それでも 一般的な自家用車に比べれば 数倍の距離を走る事になりそうです。

元気に付き合って欲しいものだ… と期待しています。


撮影一口メモ:
 写真1、画像は一部
加工してある。
 写真2、気に入った色がこれしか無く 雪道走行後や黄砂の日には酷い事になりそうだが
     精々頻繁にシャワーを浴びさせて身綺麗にしてあげる事にする。
 写真1・2共、家内の撮影。
写真1
 絞り優先AE f2.0(1/800sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm ISO=オート 画質=RAW WB=オート AF S100
写真2
 
(1/1250sec) 焦点距離=30mm      他は同じ

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も一つオマケに冬の日本海 (その5)



これだけ離れれば もう大丈夫、幾ら大きな波でも 大歓迎。



よく 岩が壊れずに残っているモノだ… と感心する程です。



ここら辺一帯は 特徴的な 柱状節理の岩礁が多いので、
この岩からは離れていても 背中の方の岩で砕けた波が 風で舞って来ます。

時々 レンズを吹きながらの撮影です。



いよいよ帰宅する事にして 駐車場に戻る途中、
法面の草が 風に煽られている様子 を撮っていると…



たまたま 路線バスが向こうから走ってきたので 何気なく見ていると、この浜の
  余りの強風に
                   屋根に載っていた雪が 吹き飛びました。

これは 撮らない訳に行きません。



最後に これはオマケです。

帰路 気になっていた 篠山の山間のポイント の下見をする為に
篠山口ICで高速を降りて 林の中を縫う路を走っていると、
不思議な感じがする情景 に出会いました。



音も無く 空から次々と舞い降りてくる小雪。

荒々しい日本海 を堪能した後だけに、とても心地良い 「和」 を感じる空間でした。


写真1・3共、水平線よりも高く飛び散る飛沫を捉えようと 出来るだけ水際近くまで降りて低い位置から撮影。
写真3、デジカメは精密電子機器なので 帰宅したら濡らした布で良く拭いて 塩分を取っておかないといけない。
写真6・7共、画面の大半がコントラストの少ない 難しい被写体。後からPCでコントラストを少しだけ上げて繊細な雪粒を表現した。
    このサイズでは判り難いが、拡大して見る程 細かな雪粒が美しい。

写真1~3共通
 絞り優先AE f8(1/1250sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=140mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真4
 f11(1/200sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=70mm
写真5
 f11(1/200sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=60mm
写真6
 f11(1/100sec) 焦点距離=100mm ISO=400
写真7
 f11(1/200sec) 焦点距離=100mm ISO=400       他は同じ

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も一つオマケに冬の日本海 (その4)



波は 幾ら撮っても これで終わり と言う事が無いので、適当に切り上げ 引き上げる事にしました。

例によって 間人(たいざ)の屏風岩 に寄り道。

今回は 後は帰宅するだけなので、駐車場から歩いて 農道を廻り込み
低い所まで降りてきたので いつもよりも 少し海に近い構図 となりました。



今まで撮った事の無い 右側の海岸線も なかなか良い感じです。



最後に 間人の街中から海岸に出て ホンの少し寄り道、立岩(たていわ) です。

撮っている間にも 急に北風が強くなり 雪が舞ってきました。



北風に押されるように 大波が押し寄せた と思うと…



  アワワ…
              ビックリ!

飛沫が 画面からはみ出してしまいました。



もう少しで カメラが海水を浴びてしまうところでした。

海の波は 何十回に一度 大きなうねりが来る と言われますが、
撮り始めて直ぐだったので 何処まで飛沫が来るのか しっかりと見定めていなかったのです。

もう少し左へ離れてから また大波を狙う事にしました。

小 風景写真サイト 「四季逍遊」 を定期更新しました。

右欄外 「ブックマーク」 の 「 四季逍遊 」 でもリンクしています。
宜しかったら 覗いてみてください。
          http://www.geocities.jp/shikishoyu/



写真1、斜面に作られた農道はシャーベット状なので 下りは滑らない様に注意。
   右下へ降りてきたので 屏風岩の左の毎面に防波堤が見えてしまうが 有る物は致し方ない。
写真2~4共、余計な物を排除して迫力有る波を撮りたいので どうしても段々と岩に近付いて行ってしまう。
   予想外の大波が来たので 撮ってから慌てて逃げる始末。

写真1
 絞り優先AE f11(1/400sec) 露出補正=0EV 焦点距離=130mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/320sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=50mm
写真3
 (1/500sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=70mm
写真4
 (1/800sec) 
焦点距離=140mm
写真5
 (1/500sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=120mm
写真6
 (1/500sec) 焦点距離=80mm               他は同じ

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も一つオマケに冬の日本海 (その3)



すっかりお邪魔してしまった Fさんのお宅をおいとまして、また 撮影開始。
少し 風が弱まった感じです。

雪雲の間から 一部 薄日が入って
  波頭が光り
                とても美しい色になりました。



少し沖合の小岩が 波に揉まれています。



風とは無関係に 次々と寄せるうねりは まだ大きいままで…



浜の 直ぐ前に有る防波堤は 託された自分の仕事 に大忙しでした。



たき火 などの炎もそうですが 海の波も、見慣れている様で 幾ら見ていても見飽きない
不思議な物 です。

そもそも 何故 海や大きな湖に 繰り返す波が起きるのか、小生は 良く理解出来ていません。


写真1、Fさんのお宅は居心地が良かったが コーヒーをゆっくり戴いていては海を撮り損なってしまう。
    小ブログ 1月23日の2枚目の奥さんにも 宜しく伝えて戴く様お願いして おいとました。
写真2、望遠レンズで見ると水平線が無く 沖の波が空中に立ち上がって見える。うねりが大きいからか。

写真1
 絞り優先AE f8(1/500sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=70mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/1600sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=400mm 50D
写真3
 (1/2000sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=310mm 50D
写真4
 (1/1250sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=230mm 50D
写真5
 f11(1/400sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=410mm 50D       他は同じ

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も一つオマケに冬の日本海 (その2)



雪が乗った家並み を撮れて ホッと一安心、後はゆっくり歩き廻って 良い被写体を探します。



  板壁の
           小屋 というのは 実に漁村的で、絵になる雰囲気 が有ります。



民家も含め この辺りの殆どの家が 板壁です。

特に保存している訳でも無さそうですし 隙間風も入りそうなのですが
集落全体が 統一された雰囲気を 色濃く残しているというのは、実はとても貴重な姿だと思います。



この日は 雪が多かっただけで無く 波も高く、集落のすぐ目の前の浜でも
防波堤から 波飛沫が打ち上がっていました。



波を撮っていたら 朝のゴミ出しの奥さんが居られたので、声を掛けて 撮らせて戴きました。

何処から来たの? から始まり、冬は大変ですね と応える内に 話が弾み、
寒いからウチに来てコーヒーでも飲んで行きなさいヨ …となって、
ご自宅に お邪魔する事になってしまいました。

どこかのTV局の 街歩き番組 みたいな展開です。


写真5、直ぐ裏手にお住まいのFさん、赤い旗の所にゴミ出しをした後 暫し立ち話。寒いからウチにおいで…となった。
    ご自宅にお邪魔して ご自身で撮られた四季の素晴らしい写真も見せて戴いた。シャッターチャンスという点で
    地元の方にはやはり敵わない。

写真1
 絞り優先AE f11(1/125sec) 露出補正=0EV 焦点距離=25mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/30sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=70mm
写真3
 f16(1/40sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=40mm
写真4
 f16(1/100sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=160mm
写真5
 f16(1/60sec) 露出補正=-1/3EV               他は同じ

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も一つオマケに冬の日本海 (その1)



小ブログ 先月18日にご報告した、京都府丹後半島の 袖志の冬景色
何とか 雪が積もった家並み を撮りたくて、一昨日 今シーズン4回目の訪問 をしました。

これで雪が無かったら いつ有るの?! …という程完璧な 大雪モードの天気予報なので
これを逃したら 来年になってしまうぞ、今でしょ! の意気込みです。

すっかり慣れてしまった 袖志通い(変換時 袖志が良い になったが、それも良いかも…)、
この時の 外気温は 僅か-2度ですが、途中の道路も 過去3回に比べて 断然多い降雪状態で
大いに期待が高まります。



舞鶴若狭道から 綾部宮津道路に入る頃には、小生が名付けた SF映画の
  タイムワーーープ!
                         状態に。

いいぞいいぞ! もっと降れぇ!!(苦労する方も居るのに ハッキリ言って不謹慎)



ところが!です、袖志に着いてみると 道中一杯有った雪は 殆ど溶けていて
ホンの少ししか有りません。

止んだ途端に 直ぐ溶け出すとは、本当に ここら辺では 日本海からの海風は 暖かいのですね。

どうせの事なら もう30分 早く出てくれば良かったかなぁ… などと後悔しながら、
集落の裏手へ 坂を上がります。



田圃も 農道も、申し訳程度の雪しか 残っていません。

さて 家並みの雪はどうか??



やったぁ! やっとこさ撮れました。
先月18日の1枚目 とは大違いで、何とかこれだけ雪が有れば 冬の感じ を少しは出せます。

ヤレヤレ 4回目の訪問で、一応成功です。7時5分でした。

写真1、道路のナトリウム灯の影響で強烈なオレンジ色に写ったので 後からPCでWBを変更してオレンジ色を大分抜いて
    見た印象に近付けた

写真1・2共、本当はいけないが 前後に全く車が居ないのを確認して減速し、片手で撮影。勿論ハンドルはしっかり持っている。

    ISO=12800まで上げても画質が荒れずに撮れるというのは本当に凄い事で、最新デジカメの恩恵を大いに受けている。
写真5、吹き上げてくる風で体が揺れる。手前の揺れる草から奥の波まで パンフォーカスに撮る為に絞り込んでいるので
    シャッター速度が遅く、ISO感度を上げて手ブレを防ぐ。田圃の畦の外で三脚は立たない為使えない。
    時折吹き付ける雪粒でレンズが濡れるので その都度拭きながら、大波が打ち付けるのを待って撮影。
    同じ集落の中でも海岸沿いの家の屋根は もう雪は殆ど溶けて黒くなりかけていた。

写真1
 絞り優先AE f5.6(1/40sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=30mm ISO=12800
 画質=RAW WB=白熱電球 ピクチャースタイル=スタンダード MF 5DMk3
写真2
 (1/15sec) 露出補正=-2EV 焦点距離=30mm WB=太陽光
写真3
 f11(1/30sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=25mm ISO=1600 WB=太陽光 AF
写真4
 f11(1/80sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=25mm ISO=1600 WB=太陽光 AF
写真5
 f16(1/25sec) 露出補正=-3/2EV ISO=3200 WB=太陽光 AF             他は同じ

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霧ヶ峰 (その6)



信州 霧ヶ峰高原、今回最後に訪れたのは
  踊場湿原
              小ブログ 昨年10月13日 などでもご紹介した、小生お気に入りの場所です。

途中の車道から見る 富士山は、裾が ギリギリまで広く見えて 良い姿です。

下の斜面は私有地の為 立入る事が出来ず、湿原へは 右奥にある駐車場に車を停めてから少し戻り
右の方から 徒歩で入ります。



スノーシューも持参しましたが 埋まる程の雪は無い と見切って、スノーブーツで 歩き始めました。

湿原の上には 綺麗な銀の砂山 状の群れが出来ていましたが、どんな理由で出来るのでしょうか。



雪原の葦 綺麗です。



右奥の林の辺りから 湿原沿いに、随分奥の方まで 歩いて来ました。

何かの役に立つか と 脚立も抱えて来たので、
快晴・無風の中を エッチラオッチラ…何十分も歩いて居ると、汗が出て来ました。



後ろを振り返ると 足跡が ずぅ~~~っと 続いていました。

今回の 霧ヶ峰シリーズは これでお終い、楽しい思い出を一杯持って
また 6時間程掛けて 帰宅します。

写真4、湿原の周囲は葦などが生い茂っているが 柵やロープから中に入れず 湿原を撮るには手前の草木が邪魔に
    なる事が多い。脚立に立てば 草木の上から狙えるかも…と期待したが、想像よりも雪が深く 乗ると脚立は
    
沈んでしまって全く役に立たなかった。
写真5、しばしばズボッと深く入るので 足を高く持ち上げながら歩く事になり、タダの雪道より時間が掛かるし疲れる。
写真1
 絞り優先AE f11(1/800sec) 露出補正=+5/6EV 焦点距離=80mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/1000sec) 焦点距離=120mm
写真3
 f5.6(1/1250sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=180mm
写真4
 (1/640sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=60mm
写真5
 f5.6(1/3200sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=30mm     他は同じ

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霧ヶ峰 (その5)



霧ヶ峰の最後に 踊場湿原へ向かう事にして、再び 車山方面へ向かいます。

途中の林で 何か変な気分がして 車を停めて良く見ると、吹き付ける雪が 木の幹に
  黒と白のストライプ
                        を 形作っていたのでした。

初めは 夜通し走った寝不足で 目が疲れて、滲んで見えるのか… と思いました。



ビーナスラインに戻ってきて、此処が所謂 富士見台の駐車場。

富士山が 左の裾まで広く見え、(その1)で撮っていたポイントと どちらが良いのか 悩む所ですが
此処からの絵は 誰が撮っても同じ… というか、撮り尽くされているので
今回は 敢えて別のポイントで 撮っていた次第。



上の絵の右側も、林が少し疎くなって 斜面の光線の具合といい なかなか良い感じです。
下に見えるのは 田圃の様ですが、何なのでしょうか。



更に右の方、方角的には 中央アルプス の方向だと思いますが
生憎 何という名の山か 確認し忘れてしまいました。



富士見台駐車場を出て もう少し 右へ走った このポイントも 良さそうです。

写真2・4・5共、既に9時近く 陽が高くて遠方は霞んでしまい まともな絵にならない。
写真1
 絞り優先AE f11(1/500sec) 露出補正=0EV 焦点距離=160mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 50D
写真2
 (1/640sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=200mm ISO=400 MF
写真3
 (1/640sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=360mm ISO=400 MF
写真4
 (1/500sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=290mm ISO=400 MF
写真5
 (1/500sec) 焦点距離=190mm ISO=200 5DMk3           他は同じ

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霧ヶ峰 (その4)



ビーナスラインから来る途中 アチコチで引っ掛かりましたが、ようやく今回の主目的地である
  美しの池
              に 7時45分頃 到着。

始めて訪れる場所なので、先ずは 池の周囲をグルッと一周して 良いポイントを探します。

やはり 強い逆光でバックが暗い場所を撮る のが最高です。



今回は 途中の寄り道が祟り、訪れる時刻が かなり遅くなってしまったので
霧氷が溶け出すまでに この2ヶ所位しか 見つけられませんでした。

もっと早い時刻に到着して、じっくりと撮るべき とても良い場所でした。



こういうシーンも、霧氷がビッシリと着いていないと イマイチ 絵になりません。

早朝は多分 着いていたのだろう と思いますが、陽が昇って 溶け出してしまったのでしょう。
遅い時刻に着いた 自分が悪いのです。



大人の鹿が 直ぐ近くに数頭居るのは 知っていたのですが、溶ける前に 霧氷を撮るのが先なので
無視して 右側の木立を撮って居たら、何かの拍子に 突然群れで逃げ出しました。

そうなると 撮らない訳には行きませんが、一瞬の事なので 残念ながら やはりブレてしまいました。



美しの池の面には 御神(おみ)渡り の様な 途が
出来ていました。
雪が積もった氷が 割れて出来たのでしょうが、木立の影がクロスして とても美しい情景です。


写真4、輝く繊細な霧氷を撮っていたので ISO感度を低く設定し絞り込んでいる。
    必然的にスローシャッターのままで 走る鹿を追う事になるので 流し撮りになるが、その場合
    ONにしているレンズの手ブレ防止機能が災いして 巧くバックが流れてくれない。
    でも三脚に据えていたら何も撮れない訳で、撮れただけマシとするしかない。

写真5、未だ8時頃の朝の光のせいかマゼンタが乗ったので それを抜く為に後からPCでWEを調整した
写真1
 絞り優先AE f11(1/400sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=440mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 50D
写真2
 f5.6(1/800sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=11
0mm
写真3
 (1/2500sec) 露出補正=0EV 焦点距離=110mm 5DMk3
写真4
 (1/50sec) 露出補正=0EV 焦点距離=280mm
写真5
 (1/400sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=180mm WB=4600K 5DMk3      他は同じ

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霧ヶ峰 (その3)



ビーナスラインの車山辺りで、車山高原スキー場から舞って来る 人工降雪の粒々 を撮っていたら…



やはりスキー場でしょうが、遙か向こうでも 雪煙が上がっているのが 見えました。

こちらと同じ様に、微水滴を吹き上げて 人工雪を降らせているのでしょう。



霧ヶ峰高原は 快晴微風、7時半を過ぎても 零下13度で
  カキーンと
               した冷たさです。



雪原の枯れ草が 象の背中 の様な状態ですが、これはこれで 独特の美しさ を感じます。


写真1、空中の水蒸気が直接氷になったダイアモンドダストとは異なり 人工的に撒き散らした微水滴が凍ったモノだから
    氷の粒が大きいと見えて 繊細なキラキラ感は無いが、
それでも風に乗ってキラキラと舞って来る様子は美しい。
    ダイアモンドダストを撮る時は絞りを開く様だが この時は遠くを撮っていたら突然風で舞ってきたので
    絞りもそのまま慌てて撮ってしまった。この後は風向きが変わったのか 暫く待ったがキラキラしなくなってしまった。

写真1
 絞り優先AE f11(1/320sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=11mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 露出補正=-2/3 焦点距離=330mm ISO=200 50D
写真3
露出補正=+1/3EV 焦点距離=200mm ISO=200 50D
写真4
 (1/250sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=360mm ISO=200 50D       他は同じ

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霧ヶ峰 (その2)



霧ヶ峰高原の 車山周辺で 富士山を撮っていましたが、日が昇り 空が白くなってきたので
そろそろ お目当ての 池の方へ 移動する事にしました。

しかし ビーナスラインを走って居ると
  何処も良い景色
                     で、その度に停まって撮すので…



なかなか先に進みません。

こんな事では 池に着くのが遅くなってしまう、と思いつつ…



後ろを撮ったり…



横を撮ったり… 忙しい事です。

写真4、向こうから流れてくる白いモノは雲や霧では無く 車山高原スキー場で吹き上げている 人工降雪用の微水滴。
    日が昇っても零下13度なので直ぐに氷になりゲレンデに積もって、その一部が風で舞って来る。
    木々の枝先が白いのは それが着いたのか それとも本来の霧氷か、遠くて確かめようも無い。
写真1
 絞り優先AE f11(1/200sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=180mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 露出補正=+1EV 露出補正=+1/6EV 焦点距離=160mm
写真3
 (1/160sec) 露出補正=+5/6EV 焦点距離=110mm
写真4
 (1/250sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=150mm       他は同じ

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