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2月の上信越行 (その7)



8時20分頃 野尻湖を離れて、ホンの2km程しか離れていない 斑尾(まだらお)高原へと上がります。
途中に 広い棚田が有りました。



左手に有る 針葉樹の林が、行儀良く整列して 雪を纏っています。



と思っていたら 暖まったせいでしょうか、林が突然 枝から落ちた雪の煙で 明るくなりました。



モコモコと 綺麗なカーブが 複雑に並んで居ます。



ウワッと! 凄い
  雪煙
         です。

サラサラの粉雪なので、枝から落ちた雪が 下の木の枝を打ち、またその下の木の枝を… と
連鎖反応で、大規模な雪煙が 巻き起こるようです。



斑尾高原にあるスキー場の 入口付近に有る 小さな池です。

向こうの林の下を通っている路を、除雪車がゆっくりゆっくり 走って来ます。
白い煙は 掻き上げた雪を 遠くへ飛ばしているのです。 



この辺は 雪が相当深かったのでしょうか、ビックリする程の雪が こちらへ飛んで来ます。



まるで 霧が激しく流れている様で、結構良い雰囲気になりました。



しかし 本当に凄い量の 粉雪だなぁ… 。 望遠レンズで捉えると まるで大瀑布の様です。



溶け始めた 枝の樹氷と 激しく舞い上がる雪煙で、何やら幻想的な雰囲気になりました。


写真3・5共、風も無いのに時々突然白い雪煙が舞い上がる様子は 見ていて飽きない。
写真6、中央付近 暗い林の下に 黄色い除雪車が小さく見えている。
写真7~10共、言われなければ 除雪車による人工的な光景とは 思わないかも知れない。
写真1
 絞り優先AE f11(1/1000sec) 露出補正=0EV 焦点距離=60mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/250sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=230mm 7DMk2
写真3
 f5.6(1/1600sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=220mm 7DMk2
写真4
 露出補正=+1/6
EV 焦点距離=180mm ISO=400 7DMk2
写真5
 (1/800sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=120mm ISO=400 7DMk2
写真6
 (1/400sec) 露出補正=-3/2EV 焦点距離=80mm
写真7
 (1/800sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=240mm ISO=400 7DMk2
写真8
 (1/400sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=80mm ISO=400
写真9
 f8(1/1600sec) 焦点距離=280mm 7DMk2
写真10
 f8(1/500sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=120mm 7DMk2   
     他は同じ

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2月の上信越行 (その6)



すっかり朝が明けてしまったので、N氏が教えて下さった 「対岸の高み」へ向かってみる事にします。
湖岸の道路を時計回りに 良さそうな所を探しながら ゆっくり走っていると、急に開けた所に出ました。

先程真後ろに聳えていた 黒姫山が右、左側に見えて来た なだらかな山は 飯縄山です。
その間に 遠く戸隠山も見える筈なのですが… 。

しかし 実に穏やかな 素晴らしい
  冬晴れの朝
                 です。



小学生の女の子が ポクポクと歩いて行きます。 未だ7時15分だけど 随分早いなぁ。
遠くにある学校まで 通うのでしょうか。



更に湖を廻り込んで行くと 黒姫山が綺麗に映る所が有りました。

これ以上前に出ると 薄氷の張った湖にドボンなのですが、
先程の朝焼けの時に 此処に来ていれば良かった。 それはまた 次の機会のお楽しみ… 。



湖周道路を 時計回りにドンドン走って行くと、道は 湖に近付いたり離れたりしながら
少しずつ高くなってきました。



N氏が教えて下さったのは このポイントです。
確かに 高みから湖や棚田を見下ろせる とても良い所です。



左側の 樹氷の木々が、逆光に輝いています。



オオオッ… 小雪が舞って来たので、今度は 暗い所をバックに キラキラ輝く雪の撮影。
忙しいッ!



小高い尾根筋が 幾つも重なっているので、絵に成る構図を あれこれ選べるのが 実に結構!



向かいの山から 後光が差して来ます。



待つ事暫し… 、棚田にも やっと朝の光が当たり始めました。



下に見えていた 小さな港の所まで降りて行くと、N氏が教えて下さった通り
黒姫山と 飯縄山の間に、遠く 戸隠山が 顔を覗かせてくれました。

とても険しそうな 威厳の有る山容ですが、先程までは 黒姫山の陰になっていたのですね。



黒姫と戸隠の ツーショットを収めて、野尻湖を後にする事にしました。 


写真1~3・11・12共、対岸から見る黒姫山はドッシリと構えた堂々たる姿。飯縄山はなだらかで優しげ、戸隠は厳しそう…と
    三様の姿が並んで見えて面白い。
写真1
 絞り優先AE f11(1/500sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=25mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/320sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=50mm
写真3
 露出補正=-1/3EV 焦点距離=40mm
写真4
 (1/800sec) 露出補正=0
EV
写真5
 (1/400sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=40mm
写真6
 (1/250sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=80mm
写真7
 (1/320sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=60mm
写真8
 f8 露出補正=0EV 焦点距離=260mm 7DMk2
写真9
 f8(1/640sec)
写真10
 (1/320sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=60mm
写真11
 (1/250sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=25mm
写真12
 f16(1/160sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=50mm
  
    他は同じ

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2月の上信越行 (その5)



翌18日は 良く晴れるとの予報、何処へ出掛けるか 散々迷った末に 初めての所へ向かいました。
新潟県境まで 後ホンの2kmという位置にある、信濃町の 野尻湖です。

4時半過ぎに宿を出て まだ薄暗い6時頃現地着、零下11度ですが 風が殆ど無くて助かります。
少し明るくなった頃 三脚を持って湖岸へ、少し歩き廻って 桟橋の先にポイントを決めました。

これは6時15分の撮影、体感的にはほぼ無風で
  霧も立昇って
                  いますが 少しさざ波が立っています。 



向こうの 低い位置にある雲が 少々邪魔な感じ。



と思っていたら 次第に晴れ上がってきました。 そよ風も途絶えて 湖面が綺麗です。 この調子!
向こうの山は良く判りませんが 方角からすると 志賀高原の辺りなのでしょうか。



野尻湖は有名な観光地なので 遊覧船や 手漕ぎボートの乗り場など 沢山の桟橋があって
寄せる小さな波に チャポチャポ… と 可愛い音を立てています。



漂っていた霧が 次第に吹き払われて行きます。



湖ばかり見ていたら いつの間にか、背後に聳える黒姫山に もう朝日が当たり始めていました。



6時50分、肝心の朝日が当たる頃になって 東の雲が無くなってしまい、朝焼け雲になりません。
う~ん 残念!



後はこのまま どんどん明るくなって行くだけかぁ… 。



天気が良過ぎるのも 善し悪しで、なかなか上手くは行かないモノです。

小生が桟橋の先で撮っていたら、カメラマン氏がお一人 隣にやって来られました。

野尻湖へはしばしば来られているそうで、近辺の良いポイントを 沢山教えて下さいました。
ほぼ地元 と言っても良い 須坂市のNさん、どうも有難うございました。

写真全て、初めて訪れた地で 未だ薄暗い時に適当に決めたポイントにしては上出来。当地を知り尽くして居られる 氏が
    後から同じ所に来られた事を考えても 大正解だったと判る。
写真1
 絞り優先AE f11(1/5sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=100mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード MF 5DMk3 三脚使用
写真2
 f8(1/250sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=210mm ISO=1600 AF 7DMk2 手持ち
写真3
 f8(1/640sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=140mm ISO=1600 AF 7DMk2 手持ち
写真4
 f8(1/200sec) 露出補正=-7/6
EV 焦点距離=130mm ISO=1600 AF 7DMk2 手持ち
写真5
 (1/160sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=200mm ISO=800 AF 7DMk2 手持ち
写真6
 (1/320sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=110mm ISO=800 AF 7DMk2 手持ち
写真7
 f16(1/100sec) 焦点距離=90mm
写真8
 (1/1250sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=120mm ISO=800 AF 7DMk2 手持ち
写真9
 f16(1/250sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=50mm        
                 他は同じ

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2月の上信越行 (その4)



最後に 一番南に位置する 木崎湖へ。 広い湖であり 湖岸の平地も広大です。



雪雲の合間から
  心細い光が
                 時々差して来ます。



超定番ですが 此処へ来ると この構図で記念写真を撮らずには帰れません。 正に 定点撮影です。



背後を振り返ると 小熊山の斜面が 直ぐ傍まで迫っています。
夏には パラグライダーが沢山舞う所ですが、如何にも強い上昇気流が起きそうな傾斜です。



仁科三湖にお別れして 宿へ戻りましょう。
未だ9時半過ぎですから 何処かへ寄り道でもしようかな… 。



池田町の大峰高原へ 寄り道です。 根明けの穴が出来ていました。



有名な観光名所になってしまった 此処の七色大カエデ、此処も 地肌が見える程の雪の少なさで
本当に今シーズンは暖冬で終わってしまった… というのが実感です。



宿もそう遠くない 安曇野の堀金地区にある 水路に立ち寄ると、鴨たちが 沢山羽を休めていました。
そう言えば 白鳥達の北帰行がそろそろ始まっている… と、TVの地方ニュースで伝えていましたっけ。 



小ブログで ’14年10月9日にもご紹介した ラウンドアバウト交差点、此処安曇野にもありました。

国土交通省のHPによれば 全国で140ヶ所ほど有り、長野県内にも 4ヶ所あるそうですが
此処が その1つなんですね。

この日は 14時の早帰りでした。


写真7、たまたまの工事中の看板が有って少々判り難いが、信号の無い十字路の中心がロータリーに成っていて 時計回りに
    周回路へ出入りする。進入車には優先権が無いのだが、時々は通って慣れておかないと 一瞬まごついてしまう。
写真1
 絞り優先AE f11(1/125sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=60mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 f4.0(1/1250sec) 露出補正=+5/6EV 焦点距離=140mm
写真3
 (1/400sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=25mm WB=4800K
写真4
 f16(1/250sec) 露出補正=+5/6
EV 焦点距離=100mm WB=5000K
写真5
 (1/500sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=40mm WB=4800K
写真6
 (1/1250sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=130mm
写真7
 (1/640sec) 露出補正=0EV 焦点距離=40mm
写真8
 (1/400sec) 露出補正=+5/6EV 焦点距離=90mm
写真9
 (1/500sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=80mm        
      他は同じ

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2月の上信越行 (その3)



白馬から南へ戻りながら 仁科三湖を巡る事にして、先ずは 青木湖。
降りしきる雪に 近くの湖岸も 霞んで見えます。



そして 直ぐ南に隣接する 中綱湖へ。



三湖の中では 格段に小さなこの湖が 小生は一番気に入っています。
対岸の程良い近さによって 絵造りし易い様に 感じられるのです。

水量や水深の小ささのせいでしょうか、湖面の大半が
  氷結して
             いて …



その点でも 他の大きな2つの湖とは 随分異なる雰囲気を 醸し出してくれています。



この辺りは 湖面と言うより 雪原の様に見えますね。



簗場(やなば)駅の傍で撮っていると 列車の音がしたので振り向くと、何と! 除雪車が走って来ます。
流石に筋骨隆々の 逞しい体格をしていて、派手な色遣いの服が とてもお似合いです。



中綱湖の南端、優しげで とても良い雰囲気です。

写真1・3・4・7供、如何にも深そうな険しい表情の青木湖に較べ 中綱湖は穏やかな印象を受ける。7はお気に入りの1枚。
写真3~5供、雪の冷たさを表現する為に 後からPCでWBを微調節して青味を少し加えた。
写真6、雪が深々と降っていると音が余り響かない為に 除雪車が近くへ来るまで全く気付かず、
    線路脇まで駆け上がる暇も無かった。
写真1
 絞り優先AE f11(1/125sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=60mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 f4.0(1/1250sec) 露出補正=+5/6EV 焦点距離=140mm
写真3
 (1/400sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=25mm WB=4800K
写真4
 f16(1/250sec) 露出補正=+5/6
EV 焦点距離=100mm WB=5000K
写真5
 (1/500sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=40mm WB=4800K
写真6
 (1/400sec) 露出補正=+5/6EV 焦点距離=90mm
写真7
 (1/500sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=80mm        
      他は同じ

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2月の上信越行 (その2)



翌17日は 県北部が雪の予報、折角冬に信州へ来ているのですから 北へ向かうべきです。

白馬の畑で 夜明けを待って居ると、遠くで何かが動いて居る様な気配。
急いで 食べかけのサンドイッチを置き 外へ出てみると、薄暗い雪原を 動物が歩いて居ます。

望遠のカメラを大急ぎで取り出し 何とか撮れた1枚がコレ。 恐らくキツネでしょう 太い尻尾です。



雪雲が厚く 光も何も無いので、雪山を背負った畑のポイントは諦めて 姫川の源流近くへ移動。
こちらの方が 少しは絵に成ります。



上野写真の後ろ 上流側は こんな感じです。
勝手の判っているポイントなので 土手のギリギリまで 身を乗り出しても大丈夫、ご安心下さい。



もう少し北上して JR大糸線 信濃森上駅近くの 田圃と列車のポイントへ移動。

小ブログ’13年6月10日の 3枚目でご紹介した場所ですが、その時は 田植えの時期だったので
積雪期は一体どんな様子か 見てみようと思ったのです。

何処までが道なのか 何処が田圃の畦なのか 深い雪で良く判らず、おっかなびっくりですが
スマートフォンで列車の時刻を調べてみると 後10分程でやって来るらしいので そのまま待機。



来ました来ました! そう早いスピードでも無いのに
  雪煙が
            巻き上がって、とても早そうに見えます。



実に良い雰囲気ではあるのですが、都会の通勤列車みたいな電車では無くて
これが赤か黄色の ディーゼル列車だったら もっと良いのになぁ…
などと 余計な愚痴が つい こぼれそうになります。



次は 仁科三湖へ向かおうと 国道148号を南下し始めた時、絵に成りそうな川が有ったので
橋を渡り終わった 少し広い所で停車。

松川 という案内板が建って居ます。
地図で見ると 白馬岳から流れ下る川で、この直ぐ先で 姫川に合流して行く様です。

橋の上まで歩いて戻り 欄干の隙間から撮影です。



フト見ると 小学生が歩いて来ます。 そうか 7時50分というと 通学時間なのですね。

此処に限らずアチコチで 2~3km程もの間 雪の歩道を歩いている子ども達と すれ違う事も有り、
雪国の子ども達は本当に逞しい! と感心します。


写真1、実際の状況はもっと暗かったのでシャッター速度が遅く、急いだせいもあって手ブレしてしまった。修行が足りない。
写真4~6共、一々駅迄行って時刻表を調べるまでも無く 通信圏内でさえあればスマホで列車がやって来る時刻が直ぐ判る。
     便利な時代になったモノだ。
写真1
 絞り優先AE f5.6(1/30sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=520mm ISO=3200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 7DMk2
写真2
 f11(1/50sec) 露出補正=0EV 焦点距離=30mm ISO=800 5DMk3
写真3
 f11(1/60sec) 露出補正=0EV 焦点距離=30mm ISO=800 5DMk3
写真4
 f11(1/400sec) 露出補正=+1/2EV 焦点距離=25mm ISO=800 5DMk3
写真5
 f11(1/320sec) 露出補正=+2/3
EV 焦点距離=70mm ISO=800 5DMk3
写真6
f11(1/320sec) 露出補正=+1/2EV 焦点距離=40mm ISO=800 5DMk3
写真7
f11(1/500sec) 露出補正=0EV 焦点距離=25mm ISO=400 5DMk3
写真8
f11(1/250sec) 露出補正=+1/2EV 焦点距離=60mm ISO=400 5DMk3  
      他は同じ

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2月の上信越行 (その1)



またまたゾロゾロ?! ですが、去る15日から昨22日まで 信州方面へ出掛けていました。

群馬や新潟へも出入りしたので 敬意を表して タイトルは「上信越…」としましたが、
殆どは 相変わらず信州ネタです。 悪しからずご了承の程を… 。

今回の撮影行は一寸長かったので、疲れない様に 初日は移動のみで撮影は0枚。

2日目は 何とかして美ヶ原へ上がろうと、幾つかのルートを辿って 3時間程もがいたのですが
某ホテルの呪いか 目的果たせず、致し方無く 9時過ぎに またゾロ霧ヶ峰へ上がりました。



当然ながら 既に陽は高く…



陰影に乏しくて 殆ど絵になりません。



何とか絵に成る被写体は無いか… と、アチコチ走り廻りますが そう転がっている訳が有りません。



前夜 湿度が期待した程高くなかったのか、霧氷もイマイチで…



殆ど空振り の一日です。 恨めしや~ 。



宿への帰り道 朝焼けの際の撮影ポイント下見に、アルプス公園へ上がってみました。
このポイントなら 宿から30分足らずで来られるので、いざという時に 一寸役に立ちそうです。

上高地方面から 奥に見える谷間を流れ下ってきた 梓川が
16時過ぎの斜光を受けて キラキラと輝いていました。

一方手前の川は、中央アルプスの北端を源流として
中山道沿いに(奈良井の宿 などを通って) 北北東方向へ流れて来た 奈良井川です。



この2つの川は 安曇野の近くで合流して 犀川となるので、其処の河原へ降りてみました。
右からの 断然水量が多い方が 梓川です。



どちらの川も とても
  美しい流れ
                です。



柔らかな夕日を浴びて 白波が輝いていました。



振り向くと 近くにこんな案内板が建って居ました。 これは判り易いや。

犀川は更に 長野市で千曲川 新潟県に入って信濃川 と名前を変えて、
最後は表記の通り 日本海へと流れ込むのです。 遙かな水の旅です。


写真4、ススキの原と木立と雪原の 3色団子の様な取り合わせだが、なるべく平板にならない様 良い光が来るのを随分待った
写真7、安曇野辺りでは 蝶ヶ岳・常念岳・大天井岳などが丁度真西に見える。
写真1
 絞り優先AE f11(1/320sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=60mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/800sec) 焦点距離=390mm 7DMk2
写真3
 焦点距離=70mm

写真4
 f16(1/250sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=250mm 7DMk2
写真5
 露出補正=-2/3EV 焦点距離=580mm 7DMk2
写真6
 (1/250sec) 露出補正=-1/2
EV 焦点距離=600mm 7DMk2
写真7
 (1/1250sec) 露出補正=0EV ISO=800
写真8
 (1/160sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=220mm ISO=800 7DMk2
写真9
 (1/125sec) 焦点距離=180mm ISO=800 7DMk2
写真10
 露出補正=0EV 焦点距離=210mm ISO=800 7DMk2
写真11
 (1/125sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=25mm ISO=800  
      他は同じ

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冬の一日



冷たい風が吹いた 昨10日、一日空きが有ったので 久し振りに兵庫県の北の方へ出掛けました。
福知山の県境まで もう僅か300m程の所にある 丹波市の高谷山です。

害獣除けの扉を開けて山道へ入り 暫く登ると、風雪のせいでしょう 落ちた枝が路を塞いでいました。
それを ヨイショヨイショと路端へどけて 更に登って行くと …



陽が差してきました。
振り返ると 青空も顔を覗かせているようです。



お~  一寸良い感じではありませんか。



どんどん登って 頂上に着きました。
既に着いていた轍は 上に雪が乗っているので 昨日辺りにやって来た車でしょうか。



下に 竹田の街が見えます。
北へ流れる竹田川は 他の川と合流して、福知山で由良川となって 日本海へ向かいます。 



小雪が チラチラと舞い 綺麗です。



おやおや 先程Uターンした轍が 某ハンバーガーチェーンのマークみたい… 。



帰り道に 篠山市の郊外で 某所を一寸下見をした後、三田市の北の外れの 山中にある
  尼ン滝
            を 訪れました。

篠山から一山越えた所に有るのですが、峠が 生憎通行止めになっていたので
グルリと遠回りして やっと到着です。



落差数mの 極く小さな二段滝ですが、昔 此処で尼さんが修行をされていた事から この名が付いた
と 言い伝えられているそうです。



雪を被った岩の上を アチコチ動き廻ったあげく、これが 小生なりのベストアングル となりました。


写真1、その日一番に通る車の場合 落石などに注意する必要が有る。特に未明の暗い路などの場合 枯れ葉と思ったら
    実は落石だった などという事はザラ。
写真7、これだけ広ければ良いが 狭い雪の山道でUターンする場合など 道脇に溝や岩が有るやも知れず、
    慎重にならざるを得ない。何となく不安な時は面倒がらずに車を降りて 自分の足で探って確認する事にしている。
写真1
 絞り優先AE f8(1/800sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=30mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 f11(1/400sec) 露出補正=-1/6EV ISO=400
写真3
 f11(1/640sec) 露出補正=0EV ISO=400
写真4
 f11(1/1600sec) 露出補正=0EV 焦点距離=40mm ISO=400
写真5
 f11(1/500sec) 露出補正=0EV 焦点距離=80mm ISO=400
写真6
 f11(1/320sec) 
焦点距離=170mm ISO=400 MF
写真7
 (1/2500sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=40mm ISO=400
写真8
 f11(1/30sec) 露出補正=-2/3EV ISO=200
写真9
 f16(1/20sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=40mm ISO=200
写真10
 f16(1/15sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=60mm ISO=200   
    他は同じ

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雪の信州へ (その10)



いよいよ 今回の撮影行の最終22日、天気予報を睨んでも 朝から光の有りそうな場所は少なく
結局 またまた霧ヶ峰へ上がりました。

少し早く着き過ぎて 6時10分現在で 零下17度、
車中で 例によってコンビニサンドと宿のホットコーヒーで
  夜明け
           を待ち、6時半から撮影開始。



う~ん 雲が無さ過ぎて、朝焼けの焼け方がイマイチ 期待外れですが …



曇って文句を言い 晴れ過ぎて文句を言い… でバチが当たらない様に、セッセと撮る事にします。



結局 そのまま明るくなってしまったので、7時半に撮影を切り上げて
疲れを溜めない様に このままノンビリと 帰路に着く事にしました。

諏訪へ降りて行く時 サイドミラーを見たら 何かが見えた様な気がして 車を降りてみると
後に 淡く短い虹が立って居ました。
普通の虹は 太陽の反対側に出ますが、これは斜め横の方に出ていたので
雨粒に依る虹では無く 氷の粒で出来る 幻日 という現象なのだろうと思います。

何れにしても 霧ヶ峰がサヨナラを言ってくれている様で、何か一寸 嬉しい気持ちになりました。
また来るね~ !

この後 アチコチのサービスエリアで仮眠しながら、14時頃 無事帰宅しました。
  (今回の総走行距離:1,705km)

小 風景写真サイト「四季逍遊」を 定期更新しましたので、宜しかったら覗いてみて下さい。
     http://www.geocities.jp/shikishoyu/
右欄外「ブックマーク」の 「 四季逍遊 」 でもリンクしています。

写真1~3共、朝焼けは結局水蒸気が無いと焼けない訳で、カラッと晴れ過ぎてしまうと 薄いモノになってしまう。
写真1
 絞り優先AE f16(1sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=40mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード MF 5DMk3 三脚使用
写真2
 (1/40sec) 露出補正=-5/6EV
写真3
 f11(1/500sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=140mm ISO=800 AF 7DMk2 手持ち
写真4
 f8(1/3200sec) 焦点距離=110mm
 ISO=400 AF 手持ち                     他は同じ

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