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スカイパーク (その2)



びしょ濡れの子どもはともかく 我々は あまりの暑さで草臥れたので
スカイパークは もうそろそろ終わりにして、滑走路の南端 (敷地の風下側) 直ぐ外にある
飛行機見物の名所 へ移動しました。

離陸する飛行機は 向こう(風上)へ上がって行きますが…



着陸する飛行機は 頭上直ぐ近くを通って 滑走路へ降りて行くので、
その大迫力に 人気のスポットなのです。

特に大きい飛行機が通り過ぎる時には その勢いで 強い下降気流が 吹き降りて来るので、
鍔の広い帽子などは 飛ばされない様に 気を付ける必要が有る程です。



ジェットエンジンの音が まともに こちら側に吹き出されて来る上に
大きな飛行機が離陸する時は 滑走路の端付近からスタートするので、
この周辺は 物凄い轟音に包まれてしまいます。



また 着陸する飛行機が 近付いてきました。
下に見える 赤い点々は 進入路の誘導灯 です。



着陸の際は 頭の真上を通るので、飛行機好きには 溜まらない場所でしょう。

双発でもこの迫力ですから、以前飛んでいた 巨大なジャンボジェット機 などだと
思わず首をすくめる 程だったと思います。



大阪伊丹空港は 住宅地の中に作られた飛行場なので、騒音被害などで 大きな問題になりましたが
政治家のエゴ や 貧困な交通政策 に揺り動かされた揚げ句に、今や
「出て行かないで」 と 地元自治体が陳情する状況です。



ジャングルジムと 噴水と 飛行機で タップリ楽しんだ後、
暑さでクラクラする頭で 気を付けながら運転して 帰宅しました。

写真1・4共、下にチラッと見えているのは 主滑走路への進入誘導灯で、つまり大型機はこの真上を通るという事。
写真2、ボーイング767-300は機体全長が約55mなので 頭上2~30m程を 巨体が通り過ぎている計算になる

    影が一瞬で走り抜ける。
写真5、右下奥に見えるのは管制塔だが 左下に並んで居るのは 敷地外の住宅。
写真1
 絞り優先AE f8(1/1250sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=190mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF KissX7i
写真2
 f11(1/640sec) 露出補正=0EV 焦点距離=40mm ISO=200
写真3
 (1/1000sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=200mm
写真4
 (1/2000sec) 露出補正=0EV 焦点距離=170mm
写真5

 (1/1000sec) 露出補正=0EV 焦点距離=50mm
写真6
 (1/1000sec) 露出補正=0EV 焦点距離=30mm
写真7

 露出補正=-1/2EV 焦点距離=200mm ISO=800
 
  
   
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スカイパーク (その1)



一人で泊まりに来ている孫と ハイキングをした次の日は、大阪伊丹空港 の脇に有る
  伊丹スカイパーク
                       へ 出掛けました。

滑走路中央辺りの 直ぐ脇に作られているので、離着陸する飛行機を 大迫力で見られて
特に男の子に大人気の 公園ですが、色んな遊具もあるので 女の子達も タップリ遊べます。

昼前まで雨模様 という天気予報でしたが、幸い 曇り空です。



子どもの目の高さで見ると、2階建ての様な とんでもなく巨大な構造物 に見える事でしょう。

遊んで居る内に 雲が晴れてきました。



ジャングルジムも 小学生向きに 幾層にも組み合わされた 巨大な物で
怖がる子も居るというのに、未だ4歳の孫は 一番上まで 登って行ってしまいました。



昼頃には 暑い日差しも出て来たので、大人気の 噴水広場へ移動。

どの子も 大はしゃぎですが、時々 離着陸する飛行機が 大音響で横を通るので…



その度に 皆 更にテンションが上がります。



噴水は 色んなパターンで 水が噴き出てくるので…



幾らでも 飽きずに遊べます。



もう 何でも やりたい放題。
見ている大人は 誰も彼も 暑さにグッタリ、びしょ濡れの子供達が 羨ましいです。


写真2~8共、夏に子どもが遊ぶ様子は やはり日差しの下が相応しい
写真1
 絞り優先AE f8(1/250sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=40mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF KissX7i
写真2
 (1/500sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=50mm
写真3
 (1/160sec) 露出補正=0EV 焦点距離=70mm
写真4
 (1/500sec) 露出補正=0EV 焦点距離=60mm
写真5・7共通
 (1/800sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=130mm
写真6
 (1/1250sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=130mm
写真8
 (1/1000sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=160mm 
  
   
  他は同じ

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ハイキング (その2)



飴をしゃぶり お茶を飲んで、東おたふく山 山頂の 平らな所を走り廻ります。



抱っこして貰うと、すっかり生い茂ってしまった
  木々の間から…



大阪湾に浮かぶ 船や…



下界の街が 少しだけ見えました。



今にも 雨が激しくなりそうな 暗い空なので、帰りは 林道に直接降りるルート を選びます。

薄暗い 怪しげな雰囲気の林の中を、ガシャガシャ降る雨に 心細くなりながら下り
何とか無事 林道に出ました。



此処まで来れば もう大丈夫。

お祖母ちゃんの雨合羽の 上だけを着せて貰って、つづら折れの路を 下って行く内に
幸い 雨も上がりましたが、疲れが出たか 今度は眠くなってきた様で 口数が急に少なくなりました。

これは危険! ジグソーパズルを買うのを「エサ」に、何とか 最後まで歩き通してくれ
ました。

ガイドブックで 35分の所を、約45分で 降りて来ました。
偉かったね!


写真2~4共、東おたふく山山頂周辺の木々を切って 楽しい笹原を復活させて欲しい、という要望は上がっているそうだが
    果たして実現するのやら…。何もしないのが自然保護だ とは、小生は思わない。
写真5・6共、六甲山はもろい花崗岩の山なので 広島の甚大な豪雨災害は他人事では無く、アチコチに落石が路に転がり また
    林道の舗装の端がアチコチで崩れ落ちている。こんな場所で1時間雨量100mm等という豪雨に見舞われたら 正に恐怖。
写真1
 絞り優先AE f5.6(1/1250sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=25mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF KissX7i
写真2
 (1/640sec) 露出補正=-2/3EV
写真3
 (1/3200sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=200mm
写真4
 (1/2500sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=180mm
写真5
 (1/250sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=30mm
写真6
 (1/320sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=40mm 
 
  
   
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ハイキング (その1)



3人の孫の内 真ん中のが一人で 昨日から泊まりに来ているので、今日は 家内と3人で
六甲山の手前にある
  東おたふく山
                  まで ハイキングに出掛けました。

梅雨の様な 怪しい空模様で 雷注意報も出ていたのですが
明日以降は 更に降水確率が上がる というので、少々降られるのは覚悟の上 での出発です。

東おたふく山登山口 というバス停付近に車を停めて、さあ 出発。



今まで見た事も無い様な 大きなキノコに ビックリ。



小川を 飛び石伝いに越えて 山道に入り、ガラガラの道を 滑りながら 少しづつ登って行きます。



とても湿度が高くて 直ぐに汗で シャツはビッショリ、手を繋いでやっても ヌルヌルします。
蚊も多く 顔の廻りに纏わり付いて、とても 爽やか という気分ではありません。



30分も登ってくると 笹が生い茂り、大人でも 前が見えない程の状態に。
「こんなトコ 嫌だよ…」 と 愚痴がこぼれ出しました。

この頃から バチバチ… と雨も降ってきましたが、木の下だと 意外と雨は掛からないものです。



上の方が明るくなって来た と思ったら、ようやく山頂。
ガイドブックで 約35分の所を、子どもの足で 約50分でした。

途中で一寸 弱音を吐いたけれど、良く歩いてくれました。

しかし 昔 子どもを連れて 何度か訪れた頃、此処は 一面の笹の原 だったのですが
30年程の歳月で 辺りはすっかり木々に覆われて、殆ど見晴らしが 効かなくなっていました。

どのみち 雨雲で見晴らしは 余り無いにしても、これは予想外で 一寸ガッカリでした。 

写真5、大人でも顔に笹の葉が被さる程なので 孫の目に入らない様に、両手を顔の前に出して歩く方法を教えてやる
写真6、山頂は標高約700mで霧の中。自分でも凄い事をやり遂げた と思ったのだろう、はしゃいで居た。
写真1
 絞り優先AE f5.6(1/160sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=140mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF KissX7i
写真2
 (1/100sec) 焦点距離=80mm
写真3
 (1/30sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=25mm ISO=1600
写真4
 (1/320sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=25mm ISO=1600
写真5
 (1/160sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=25mm ISO=1600
写真6
 (1/800sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=30mm ISO=1600
 
  
   
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近況



我が家の 居間の南側に作った ゴーヤカーテン、今年も順調で
  涼しげな
             陰を 作ってくれています。

それに加えて 毎日食べきれない程の 美味しい実が採れるのですから、
これからも暫くは 毎年続ける事になりそうです。

ご近所ネコの 白黒ちゃん も、時々この日陰で 寛いで行きます。



傷だらけの 酷い床も、こうして見れば 何となく風情のある 「床もみじ」状態に。



去る夕刻は こんな綺麗な夕焼け が見えました。
こんな日が続くと 夏らしくて 良いのですが…



モクモクと沸き上がる雲で 荒れた天気の日が、最近はアチコチで 多くなった気がします。
先日は 甲子園の高校野球も 「泥田バレーボール」 みたいになっていましたね。

撮影一口メモ:
写真1・2共、家内の撮影。
写真3・4共、2階西側の窓から撮影。
写真4、逆光の為に元絵は極普通の白と灰色。激しい雷雨の予兆を表現出来ないかと 後からPCでWBを変えてみた。
写真1
 絞り優先AE f2.0(1/400sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm ISO=オート 画質=RAW WB=オート AF S100
写真2
 (1/100sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=30mm

写真3
 f5.0(1/160sec) 露出補正=-5/6EV ISO=200 WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード KissX7i
写真4
 f8(1/1000sec) 露出補正=0EV ISO=200 WB=4400K ピクチャースタイル=スタンダード KissX7i  
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くるくる… (その2)



この くるくるおもちゃ(正式な名前が判らないので) の上部は こんな感じになっていて、
リボンは 円盤で 竹ひごに しっかり固定されています。

一寸判り辛いですが 下側の円盤には 竹ひごよりも少し大きな 穴が空いていて、
自由に廻り 上下にも移動できる… という訳です。

ただ これだけの仕組みで 変幻自在に形を変える というのは、
リボンの 幅と長さと「
腰」が 絶妙なのでしょう。

後は 綺麗に見える様な 色遣い でしょうか。



上端から少し下がった所に固定されている ストッパー も、その位置が絶妙で
昨日の 写真7 の様に、丁度 リンゴ飴状態になる点 を決めているという訳です。



娘が 今度は 下向きに廻し始めました。
片側が 自由に上下するので、今度は 自分で成りたい形 に変わって行きます。



上向きなら ヒョウタン形 になった様なところで、重力の関係か 少し違う姿になりました。



この 独楽 の様な姿も、上向きでは なかなか出来なかった形です。



いやはや ¥250で これだけ楽しめるとは 驚きです。

子どもだけでなく 大人も充分遊べる
  ゆる系
            の 素敵なおもちゃでした。


写真1・3共、木質の床がバックになったせいか 色味に少し違和感が出たので、後からPCでWBを調整した
写真1~6共、手ブレは覚悟の上で 大体の感覚でシャッター速度は1/30secにセットしたが、概ね間違っていなかったと思う。
写真1
 絞り優先AE f4.0(1/30sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=60mm ISO=3200
 画質=RAW WB=4600K ピクチャースタイル=スタンダード AF KissX7i
写真2
 f5.0 焦点距離=90mm WB=太陽光
写真3
 f4.5 焦点距離=90mm WB=オート
写真4~6共通
 f4.5 焦点距離=90mm WB=太陽光
  
   
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くるくる… (その1)



お盆休みで帰宅した娘が 面白い物を 見せてくれました。

勤務しているA市が 先月開催した 「わくわくサマーフェスタ」という催しに参加した某オジさんが
¥250で売っていたおもちゃ だそうですが、正式には何という名前なのか 判りません。 

プラスティック様の材質の リボン状のモノが16本 放射状に張られていて
上の端は 円盤で竹ひごに固定され、下の端は 穴の空いた円盤に着いている… という
とてもシンプルな造りです。

娘が 見て来た通りに 遊び方を実演してくれました。



  くるくる…
              と 右に左に 竹ひごを交互に廻すと、
上が固定され 下が自由な為に 腰があるリボンが 途中でしなって、長瓜形になったり…



廻しながら 下の端を 持ち上げると…



UFO形になったり…



ヒョウタン形になったり…



そして、ゆっくり廻しながら 更に持ち上げて行くと…



最後の ストッパーの所で リンゴ飴 状態に!
何とも不思議なおもちゃです。

詳しい事を調べたくても 正式な名前が 良く判りません。
インターネットで見た限りでは 「くるくるレインボー」 という名前で呼ばれている物 
の様で
東京の児童館職員の方 が発案され、所有権も主張されずに公開なさったお陰で 広まっている
と言う事の様なのですが…。

それが正しい事実なのか否か、どなたかご存じの方は 教えて下さ~い!

写真1~7共、カーテンに黒っぽい色の大きな風呂敷を止めてバックにし 横から蛍光灯スタンドの光を当てて、
    娘に廻して貰いながら撮影。
少々不思議だが WB=太陽光が一番好ましい色味になった。
写真2~7共、回転している姿が美しいので ブレを表現する為に シャッター速度を1/30secに設定して撮影。
写真3~7共、手の平などの暗部にカラーノイズが目立つ。小ブログ7月26日にご報告した通り KissX7iでの
    ISO=6400は不可と判っていたが、3200でもこの程度なので 厳密には1600を上限とするのが良さそう。
    5DMk3を出してくる程の被写体では無いので 手軽なこのカメラを使ってしまった。
写真1
 絞り優先AE f5.6(1/8sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=100mm ISO=3200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF KissX7i
写真2~6共通
 f5.0(1/30sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=130mm
写真7
 f5.0(1/30sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=150mm
 
  
   
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川霧



去る13日 台風後の最初の晴れ という事で、待ちかねていた撮影に 岐阜へ出掛けました。
風が無く 蒸し暑くて 少なくとも朝の内は晴れ、という条件なら必ず見られる 川霧です。

小ブログ ’12年9月5日 や ’13年7月10日 でもご紹介した場所ですが、
もっとドラマティックな光景に 出会えるのでは無いか… との期待から、今年も訪れた次第です。

車で 3時間半程の距離なのですが、2時間程走った辺りで とんでもない大失敗に 気付きました。

川の写真を撮る というのに、長靴を持ってくるのを忘れたのです。
家に孫が来て 車の常備荷物(撮影機材)を 降ろしたり積み直したり している内に、
納屋に仕舞った長靴を うっかり積み忘れてしまいました。

すっかり凹んで 引き返そうかとも思いましたが、既に半分以上来ているので 一応行く事にしました。

台風の影響か 普段より
  水量が多く
                普通の靴では 岸辺で撮るしか有りません。
殆どやる気が出ず、光の状態で その時々の良いポイントへ入る事もせずに、
ブラブラ 漫然と撮って居ました。



少し上流の このポイントは、もう30分程早く入らないと 光線が立ってしまって
これでは 本来の美しさが 半減しています。



早々に諦めて、下流のポイントに移動。



ここは岸辺で撮れるので、ようやく 少しはマシな絵 に成りました。



ただ 水量が多いせいで 流れの中の岩や草が 殆ど水没していて、川面の変化が乏しく感じます。



9時前に切り上げて 凹んだ撮影行は 終了です。


写真1、上流には光が入っているのだから そちらへ移動すればもっと良い写真を撮れるのだが、その気が起きなかった。
写真4~6共、流れの中の岩が水没しているので 水面が平板で、強く光ってしまう。
写真1
 絞り優先AE f11(1/100sec) 露出補正=+1EV 焦点距離=90mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/80sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=70mm ISO=800
写真3
 f16(1/15sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=30mm ISO=1600

写真4
 (1/50sec) 
露出補正=0EV 焦点距離=17mm ISO=800
写真5
 露出補正=-1/3EV 焦点距離=17mm ISO=800

写真6
 (1/40sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=20mm   
       
    他は同じ

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果無集落 (その3)



熊野参詣道は 集落の上の道路を横断して、4km程先の 果無峠へと続いているので
ホンの少しだけ 路を上ってみました。



この参詣道沿いには 三十三の観音様が点在して居る様で、
此には 第三十番観音 との案内がありました。



直ぐに 本格的な登りの
  参詣道
            になっており、小生はここで 引き返す事にしました。



下りながら見ると、細長い果無集落の有る位置が とても良く判ります。



小生は 本当に遊びで訪れて 恥ずかしい限りなのですが、
色々な思いで 熊野古道を 熱心に歩かれる方達も多い と聞きます。

そう言えば 四国のお遍路さんも 人気とか、そういう時代 なのでしょう。



下の国道へと降りる途中のカーブで 熊野の山々の奥深さが 垣間見えました。

写真1・2共、世界遺産登録と成っているだけ有って 道標なども流石にしっかりして整備されていると感じた。
写真、。
写真1
 絞り優先AE f11(1/200sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/125sec) 焦点距離=30mm
写真3
 (1/80sec)

写真4
 (1/160sec) 
焦点距離=70mm
写真5
 (1/320sec) 焦点距離=30mm

写真6
 f8(1/640sec)   
    
       他は同じ

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果無集落 (その2)



集落の中の ホンの僅かな平地に 几帳面に造られた水田、
手入れが良いのでしょう 稲が 順調に育っていました。



熊野参詣道は この
  民家の軒先を通って
                          果無峠へと 続いて行きます。

確かここのお婆さんが 実に絵になる方 なのですが、まだ朝早過ぎて 出て居られないのでしょうか。



路の反対側には 如何にも涼しげな 手水場が。



数匹泳いでいた鯉、池が狭くて運動不足なのか 少々太り気味です。



おやおや あのお婆さんです。
もう ゴミ出しをして 戻って来られるところ なのでした。

お早う御座います、お邪魔して居ります… 。



確かな足取りで お家へ戻って行かれました。



この地の両側は谷で 本当に狭い尾根 に有る集落なのです。

写真1、田圃の向こうは直ぐ谷 という感じに近い。
写真2、この縁側でお接待をされると聞く。日陰で涼しげだった。
写真1
 絞り優先AE f8(1/640sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/320sec) 焦点距離=30mm
写真3
 (1/250sec) 焦点距離=60mm

写真4
 (1/500sec) 
焦点距離=50mm
写真5
 f11(1/500sec) 焦点距離=160mm

写真6
 f11(1/500sec)
写真7
 f11(1/500sec) 焦点距離=30mm  
    
 他は同じ

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果無集落 (その1)



ご報告が遅くなりましたが 去る7日早朝、奈良県も南の外れ 十津川村の
  果無(はてなし)集落
                     を 訪れてきました。

この地周辺は ご存じ 世界遺産 熊野古道 のまっただ中で、
熊野本宮まで もう後7~8km という位置にあります。

下を通る国道から 山道を30分も 汗をかきかき登って行くと 突然尾根に出て 空が開け
更に山奥へと路は 分け入って 延々とどこまでも続いて行き、そして この地の名が 果て無し…
と、舞台が揃っている為に ハイカーには人気の場所です。

「世界遺産 熊野参詣道 小辺路(こへち)」 の立派な石碑が 誇らしげに建っていました。

小生は横着して 車で上まで上がり、集落の周辺を チョコッと歩いただけなので
この地の有り難味 を語る資格は全く有りませんが、良さは 判る気がします。



下の 十津川温泉郷から 杉木立の中の路を登ってくると…



突然 空が開けて…



集落が現れます。



「果無峠 4.1km →」 の標識。

峠の向こうは 和歌山県で、峠から10km程東は もう三重県。
県境が集まって居るという事は、それだけ山の上 という事の表れ。

因みに 十津川村は、(北方領土内に有る村を除けば)日本最大の村で
東京23区を合わせた面積よりも 8%程広く、山また山 谷また谷 の奥深~い地域です。



丁寧に 積み重ねられた石の路は、この地に住む人々の 人柄まで現しているようです。

写真1、この集落が 尾根の細い背の上に開かれた という事が良く判る。
写真1・4共、集落の真上を電線が通っていて 絵にはなり辛いが、生活上必要な物なので何とも致し方無い。
写真1
 絞り優先AE f8(1/500sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 f11(1/250sec) 焦点距離=50mm
写真3
 f5.6(1/1250sec)

写真4
 (1/1250sec) 
焦点距離=30mm
写真5
 f11(1/250sec)

写真6
 (1/100sec)  
          
     他は同じ

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スーパームーン… (その3)



太陽の動きは 意外と早いので、こういう情景は 数秒毎に変化して行きます。

撮り損ないの無い様 設定などを確認しながら、慎重に かつドンドンと 撮って行きます。



こうして見ていると 他人事ながら、東向きの部屋の住人は 厚いカーテンをしておかないと
ゆっくり寝ても居られない のではないでしょうか。



イヤイヤ…
  粘った甲斐が
                   有りました、この辺りが 佳境でしょう。

散歩の人が 時々 話し掛けて来られますが、毎日見ていると 余り美しいとは思わない様です。



右奥 雲の下に 黒く沈んでいるのは 六甲山系 です。



窓の反射が 一番上の階まで上がり、と言う事は ここら辺が
撮り収め という事です。



最後に 引いて 全容を収め、5時35分 今朝の撮影は終了です。
あ~ 眠たい…。

なお 9月9日の満月も 天文学的には「スーパームーン」 だそうですので、
ご興味の有る方は 挑戦してみてください。

但し この御前浜のこの一角だけは、小生用に 空けて置いてくださいね。

写真1~3共、こういう光景は やはりマイナス補正だと思う。
写真3~5共、南風が吹き続けていて 水面の写り込みがイマイチなのが残念。
写真5、ここで高輝度階調優先機能をONにしたので 自動的にISO感度が200に上がった。
写真6、手前は干潟では無く 実は全て浮いている木の枝などのゴミ。昨日の写真5からここまで 約5分間だけの豪華ショー。
    帰宅してから数えたら その5分間に2台のカメラで計45枚を撮っていた。
写真1
 絞り優先AE f11(1/50sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=210mm ISO=100
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード MF 50D 三脚使用
写真2
 (1/100sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=210mm
写真3
 (1/500sec) 露出補正=-2/3EV 
焦点距離=90mm ISO=400 AF 5DMk3 手持ち
写真4
 (1/250sec) 露出補正=0EV 
焦点距離=50mm ISO=400 AF 5DMk3 手持ち
写真5
 f16(1/80sec) 露出補正=0EV 
焦点距離=130mm ISO=200
写真6
 (1/125sec) 露出補正=-1/6EV 
焦点距離=25mm ISO=400 AF 5DMk3 手持ち  
     他は同じ

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スーパームーン… (その2)



主目的の月が 雲の中に沈んでしまった後も、「ある事」 を期待して 日が差すまで粘ります。

東の空を振り向くと こちらも 良い感じになっていました。



西の空も 高い所の雲に
  朝日が
            当たり始めている様で、朝焼け しています。



左手で チャポン という音がしたので、暫く待っていると もう一回。
1mもジャンプするのは、恐らく ボラ しか居ないと思います。



当地の日の出は 5時17分ですが、29分になって ビルの高い所が 明るくなり始めました。



5時30分、いよいよ 「ある事」 の始まり。
見る見る内に 輝きが広がって行きます。



輝きを強調する為に、露出を落として アップで狙って見ました。


写真1、昔から「台風一過の朝焼け」は 風景写真家にとって狙い目の代表格。この日も東の空は綺麗だった。
写真3・5共、吹き寄せられた 木の枝等のゴミがおびただしい。遠目には浅瀬に見えなくも無いのが幸い。
写真4~6共、2時間以上1ヶ所で粘るのは 小生としては珍しい事だが、待った甲斐が有った。これで月が残っていたらなぁ…。
写真1
 絞り優先AE f8(1/1250sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=25mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/400sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=50mm
写真3
 (1/200sec) 露出補正=+1/3EV 
焦点距離=260mm
写真4
 (1/160sec) 露出補正=+1/3EV 
焦点距離=100mm ISO=400
写真5
 (1/200sec) 露出補正=+1/3EV 
焦点距離=80mm ISO=400
写真6
 f11(1/50sec) 露出補正=-2/3EV 
焦点距離=250mm ISO=100 MF 50D 三脚使用  
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スーパームーン… (その1)



今日11日は 月齢15 の満月。

加えて 月が その楕円形の公転軌道の中で、地球に一番近い所に 今来ている という関係から
月が最も大きく見える時期 でもあって、俗に
  スーパームーン
                     と 呼ばれます。

台風一過の当地では 生憎 朝6時頃まで曇り の予報でしたが、チラッとでも見えないかなぁ… と
2時半起きして 浜へ出掛けました。

ここは御前(おまえ)浜といって 西宮戎神社 の前に広がる大阪湾 というロケーションなのですが
今では 海岸が埋め立てられて、巨大な団地が出来ているのです。

3時半過ぎに 浜に着いて、団地に沈むスーパームーン を 狙ったのですが…
やはり 月にむら雲 花に風。 あ~ぁ!



東の空は晴れているのですが 肝心の西の空は 雲が次々と流れて来ていて、
5時前には 月は すっかり雲に隠れてしまいました。



仕方が無いので 砂浜で遊ぶ ノラ猫を撮って、日の出頃まで 時間を潰します。

海面に浮いていた浮遊物に、台風の風雨で 川から流れ込んだ 大量のゴミが加わって
それ等が南風に吹き寄せられ、綺麗なはずの砂浜は ゴミだらけ。

向こうのシロは、大きな円筒形の 発泡スチロールに 飛び乗っては転げ落ちる
という遊びをしていました。



そうこうしている内に、待った甲斐あって 5時10分頃 雲の間から ホンの少しだけ
待望の月が覗きました。



アップで狙うと 流石に大きい!
これが 全部綺麗に見えたら良いのになぁ… と、つい 無い物ねだり です。



期待虚しく 肝心の時には また雲の中に、大きな月は 埋もれて行きました。

写真1、南風が吹き続けていたので 30秒の露光時間で雲が流れ、ブレた様に写っている。
写真2、WB=太陽光 で撮っていると、日の出前は青味が強く乗る。
写真3、三脚は月に向けてセットしてあるので 周囲を撮るのは手持ちになってしまう。
    見た感じに近付ける為 後からPCでWBを調整して青味を加えた。
写真4~6共、せめてここら辺だけでも雲が切れてくれると助かるのだが 大抵そう上手くは行かない。
写真6、赤く朝焼けしている東の空を映して ビルの窓が輝き出した。見た感じよりも赤味が強く乗ったので
    後からPCでWBを微調整した。
写真1
 マニュアル露出 f11,30sec 焦点距離=70mm ISO=100
 画質=RAW WB=4200K ピクチャースタイル=スタンダード MF 5DMk3 三脚使用
写真2
 絞り優先AE (8sec) 露出補正=0EV WB=太陽光 焦点距離=90mm
写真3
 絞り優先AE f4.0(1/30sec) 露出補正=-4/3EV 
焦点距離=130mm ISO=3200 50D 手持ち
写真4
 絞り優先AE (0.3sec) 露出補正=-1/3EV 
焦点距離=130mm WB=太陽光
写真5
 絞り優先AE f5.6(1/160sec) 露出補正=-5/3EV 
焦点距離=360mm ISO=800 WB=太陽光 50D 手持ち
写真6
 絞り優先AE (1/13sec) 露出補正=-4/3EV 
焦点距離=350mm WB=4800K 50D  
               他は同じ

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友禅菊



去る2日 雨上がりの曇り空を狙って、京都 北山へ 友禅菊を見に 出掛けました。

勝手が判らず、最初は 間違えて 別の路に入ってしまいました。
路沿いには ずっと柵が有り おまけに菊の畑が路から離れていて、随分遠景でしか撮れず
これでは何が何やら はっきりしません。



早々に引き返して 正しい路に入り、暫く進んで行くと …



本来の
  友禅菊の里
                 に 無事到着。

これ位の広さの畑が 数枚あって …



その殆どが満開状態、大変見事な 花園です。

ここも 畑の周囲に電気柵は有るものの、兎に角 路の目の前が畑 なので
柵の間から超接近して アップで狙えます。

花畑の中には 白く縮んだ花が混じっているので、
初めは それは枯れかけの花だ と思っていたのですが …



この株を良く見てみると どうも違う様です。

蕾(7時方向)が開くと 白くて管状に細く巻いた花びらが先ず開いて(1時方向)
次に 管状の花びらが平に展開して(10時方向)、最後に 花びらがピンと張って(中央)
花色が濃く シベも大きくなる … という事の様です。



折角 茅葺きの民家が有るので、見事な友禅菊 と一緒に収めました。



花畑は広いので 柵の上から覗き込めば、一面花だけ というシーンも狙えます。



雲が少しだけ薄くなったのか 極淡い光が差して来ると、花色が急に 華やかになりました。



形も色もシンプルで 決して 華麗という訳では無いのですが、見れば見るほど美しい 色と形です。

この淡い紫色が お盆を過ぎる頃には 次第にピンク色っぽくなって行く …
と 聞いた事があるのですが、それがもし本当なら やはり この時期の色の方が 小生は好きです。

写真5・6・9共、雨上がりで 狙い通り小さな水滴が未だ残っていた。
写真6、レンズから手前の花まで10cm程に迄超接近しての撮影。ピントが合う限界なのでピンボケには気を遣う。
    被写界深度を深くしたいので 普段はしないf22迄絞り込んだ。
写真7・8共、人によるだろうが小生は 写真7の少し沈んだ感じの薄紫色の方が 写真8のピンクっぽいのよりも
    この花には似つかわしく思える。
写真9、花の美しい形を捉える為に 並びが良い部分を丹念に探し、なるべく真上から覗き込む様にして撮影。
    隣の花と花びらが入り組んでしまっている様子も 良く見ると美しい。
写真1
 絞り優先AE f11(1/200sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=450mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 50D
写真2
 f5.6(1/400sec) 露出補正=0EV 焦点距離=90mm ISO=400 5DMk3
写真3
 (1/250sec) 露出補正=+1/3EV 
焦点距離=25mm ISO=400 5DMk3
写真4
 (1/125sec) 露出補正=+1EV 
焦点距離=20mm ISO=400 5DMk3
写真5
 f8(1/640sec) 露出補正=+2/3EV 
焦点距離=40mm ISO=400 5DMk3
写真6
 f22(1/125sec) 露出補正=+5/6EV 
焦点距離=20mm 5DMk3
写真7
 f16(1/160sec) 露出補正=+2/3EV 
焦点距離=25mm 5DMk3
写真8
 (1/320sec) 露出補正=+1EV 
焦点距離=20mm ISO=400 5DMk3
写真9
 f5.6(1/800sec) 露出補正=+2/3EV 
焦点距離=120mm ISO=400 5DMk3  
      他は同じ

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