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冬景色 (その5)



去る17日未明 兵庫県中部
  朝来市の山中へ
                       向かいました。
小さな川沿いに 紅・白梅が植えられている所が有り、折からの降雪による 冬景色を見たかったのです。



先輩写友のK氏からも お誘いが有り、本当ならばゆっくり狙いたいのですが 生憎 当日午後に打ち合わせ予定が有り
別の日にするか 早朝だけ大急ぎで覗くか… という二択を迫られました。

この日の前後は 雪の予報が無く、止む無く後者を選択して 未明から撮りだした次第。



あっという間に時間が経って、後ろ髪を引かれながら撮影を切り上げ 帰路に着いたのですが
ホンの少しだけ寄り道をして 夜久野の雪景色も 覗いてみました。大雪です。



続いて21日 今度は家内と一緒に 逆廻り(夜久野から朝来へ)で出掛け、先ず 夜久野の宝山へ。

ところが 大雪の除雪作業で 山へ向かう道が雪捨て場になってしまっていて、道の入り口に 一寸した雪の壁が出来ていました!
除雪作業のミスで無ければ、大雪による緊急措置として そうなってしまったのでしょう。少々ガッカリです。

止む無く 朝来へ向かい、途中の山東町の川の合流点で 一寸1枚。



続いて 柴川沿いの桜並木の 雪景色も撮影。



更に 和田山町の 円山川沿いでも また1枚。ようやく山の方へ向かい …



梅のポイントに到着、後ろの田んぼの 雪模様が面白いので また1枚。



この日は天気が良すぎて 降雪は少しだけの 降ったり止んだりでしたが、その分 光が有って 彩りが美しく出ます。



連日の寒さが厳しく、満開になるのは もう少し先になりそうです。



これはオマケです。

5枚目の絵で 手前の桜並木が 後ろの小山と重なって良く判らないのが 何とも残念で、良いポイントを探しておきたく
26日に再訪しアチコチ歩き廻って ようやくこの場所を見つけました。21日に此処で撮っていれば 一度で済んだのですが、
この日には 桜並木に載った雪は当然もう全く無く、それはまた来年のお楽しみ… になってしまいました。

撮影メモ
写真1~3共、降雪が激しくレンズ・カメラに直ぐ雪が着いてしまうので いちいち拭きながらの撮影。
写真4、右下の川の中に 何故かブルドーザーが放置されていたので それを避ける窮屈な構図になってしまったのが残念。
写真5・6共、7時過ぎの撮影 雪雲の中から射す朝日でほんのりとピンクがかった空色が美しかった。
   5は 桜並木と後ろの小山の木々とが重なってしまったのが失敗、下の畑まで降りるべきだったと後で気付いた。道も畑も
   全てが雪で覆われていて足元が判らず 危険を避けてしまったので、いつか雪の無い時に 降りるルートを見て覚えておく。
写真10、5と較べて 道路から畑へ降りた分だけ桜並木の高さを出せるのと 手前の畑にも変化が有るので、
   此処から更に畝数列ほど前に出てしゃがめば 良いポイントになりそうに思える。

写真1
 絞り優先AE f5.6(1/400sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=60mm ISO=3200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=風景 AF R5
写真2
 (1/250sec) 焦点距離=90mm

写真3
 f11(1/1000sec) 露出補正=0EV 焦点距離=90mm ISO=800
写真4
 f22(1/80sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=100mm

写真5
 f11 露出補正=-1/3EV 焦点距離=40mm ISO=1600
写真6
 f22(1/125sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=20mm ISO=1600
写真7
 f16(1/200sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=40mm ISO=200
写真8
 (1/1000sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=50mm ISO=200
写真9
 (1/1250sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=110mm ISO=200
写真10
 f22(1/250sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=30mm ISO=1600
       他は同じ

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冬景色 (その4)



去る5日 琵琶湖東を再訪しました。

飛沫氷を狙いたかったのですが、肝心のポイント辺りでは 気温が1度までしか下がらず 皆無。
しかし長浜辺りの降雪は激しく、フェンスにぶつかったり 道路脇の水路に落ちたりした車を 4台も目撃しました。



その雪も 守山市まで南下すると 嘘の様に何も無く、早咲き花菜で有名な なぎさ公園で記念写真を撮って帰宅しました。



昨7日は 久しぶりに雪の千枚田を見たくなって
  能登半島
                 のほぼ先端 輪島市まで出掛けました。

雪が舞う中 時折薄日が入って、期待通りの情景を見る事が出来ました。



半島の途中では 畑でしょうか、畝に積もった雪が 見事なパターンを創り出していました。



最後にまた 半島付け根の かほく市の海岸で、1月12日とは別のポイントを探して 日本海の冬景色を収め、
14時間の撮影行を無事終えました。

撮影メモ
写真1、どの事故車も ドライバー氏が車の横で電話をしていたり 警察車両やレッカー車が既に来て処理中だったりで、
  幸い人身事故までにはなっていなかった。降雪地のドライバーは誰でも荒っぽい運転はしないので 大事故には
  なりにくい様だが、滑り出すとなかなか車は止まらないので 予測して慎重な上にも慎重な運転が求められる。
  小生も他人事では全く無い。
写真3、有名な観光地なので 畦の点々は多分ライトアップの灯りだと思う。
写真4、陽が射さないと一面ただドンヨリとしているだけなので、良さそうなポイントを探してから 光待ちで粘った。

写真1
 絞り優先AE f16(1/80sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=40mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=風景 AF R5
写真2
 f8(1/125sec) 焦点距離=110mm ISO=3200

写真3
 (1/2500sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=80mm ISO=800
写真4
 (1/4000sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=25mm 
ISO=800
写真5
 (1/800sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=25mm ISO=800
       他は同じ

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陶芸展へ



一昨日の2月1日 家内と丹波篠山市の
  兵庫陶芸美術館
                       へ出掛けました。
地方紙の記事で 素敵な作品が紹介されていて、是非見たい と思ったのです。



焼き物で有名な 立杭焼の窯元が並ぶ道を通って美術館に着くと、ギョッとする様な作品が 出迎えてくれます。



館内入口の壁面にも 印象的な作品が展示されていました。



小生お目当ての 清水六兵衛氏の作品の展示室に入ります。



平面を組み合わせて形造られ …



機械的な直線だけで無く 暖かみの有る 柔らかなカーブも活かした …



個性有る とても印象的な作品です。



陶芸家の家に生まれながら、建築学科を卒業後に 陶芸を改めて学ばれた という氏の作品に圧倒されました。



帰路 一寸寄り道して 三田市の栗菓子屋さんに立ち寄り、ソフトクリームを戴き お土産も買って
昼食が未だだったので 苦楽園口の馴染みのスンドゥブ店でお腹を満たしてから 帰宅しました。

撮影メモ
写真1、立杭焼の郷には以前も行った事は有ったが、美術館は敷居が高いと感じて此処を訪れるのは未だ2回目。
写真3、写真としては右に90度廻した方が 光の当たり具合から 小生としてはより良い様にも思えるのだが、
  それをアップするのは作品に対し失礼なので 展示の姿のママとした。
写真4~7、八代を継ぐ氏は 数々の賞を受賞され 京都造形芸術大学教授として後進の指導もして居られるとの事。

写真1
 絞り優先AE f16(1/125sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=30mm ISO=1600
 画質=RAW WB=雰囲気優先オート ピクチャースタイル=風景 AF R5
写真2
 f11(1/500sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=50mm ISO=800

写真3
 (1/80sec) 焦点距離=25mm
写真4
 f11(1/160sec) 焦点距離=50mm 
ISO=6400
写真5
 f11(1/20sec) 焦点距離=40mm ISO=6400

写真6
 f8(1/160sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=70mm ISO=6400
写真7
 f11(1/60sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=25mm ISO=6400
写真8
 f11(1/60sec) 焦点距離=50mm ISO=6400
写真9
 f8(1/160sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=40mm ISO=3200
       他は同じ

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冬景色 (その3)



去る1月20日 毎年訪れる 京都の和束町の
  残り柿
                 の様子を 見に出掛けました。
期待通り 霜で白くなった茶畑をバックに、もう黒ずんだ赤茶色になった沢山の柿が 出迎えてくれました。



こちらも 必ず立ち寄るポイント、竹林をバックにした見事な群生が とても気に入っているのです。



続いて 1月22日、琵琶湖を時計廻りに グルッと一周して来ました。

先ず 高島市の朽木小入谷に入ったのですが、写欲をそそられる光景を見つけられず 湖北の海津から 湖北町へ廻った所で
伊吹山をバックにした 良い雰囲気の池を見つけました。



長浜市まで南下した頃 東の空に 陽が昇り掛けて来ました。



近江八幡市の水郷付近で 鈴鹿の山々が 良い感じのポイントに出会えました。
本格的な雪国の冬とは また違った、少し暖かみの有る冬景色 とでも言えるでしょうか。



その直ぐ近くの畑 農道を走っていて 一瞬 無数の骸が転がっている様な 異様な雰囲気を感じて、思わず車を停めました。

撮影メモ
写真1、和束町の茶畑の柿は 一番人気の高いポイントの茶を全て若い木に植え替えて間が無いので、其処は当分絵にならない。
写真3、池の周囲は全て雪に覆われていて 初めての場所でもあり雪の下の様子が判らず、恐る恐る近づいた。
   モタモタしている間に 半分近くの水鳥達に逃げられてしまった。6時40分の撮影。
写真4、この日の本当の目的は 飛沫氷の良いポイントは無いか 探す事。アチコチ覗きながらの移動なので 余り先に進まない。
   6時55分 日の出が近い。
写真5、8時25分 もう寒さはそれ程感じない。
写真6、放置されたカブを 鳥か小さなネズミ達が突いて食べたのだろうが、横目に入った時はギョッとした。

写真1
 絞り優先AE f11(1/80sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=250mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=風景 AF R5
写真2
 (1/200sec) 焦点距離=180mm ISO=1600

写真3
 f16(1/125sec) 露出補正=-2EV 焦点距離=80mm ISO=6400
写真4
 f16(1/50sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=25mm 
ISO=3200
写真5
 f22(1/250sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=60mm ISO=1600

写真6
 (1/500sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=50mm 
        他は同じ

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冬の日本海 (その2)



去る1月18日 荒々しい日本海の様子を見たくて、福井県の
  越前海岸
                 へ向かいました。



名所である 水仙の崖に立ち寄った頃、雪が舞い始めました。



沖合のアチコチに 雲から垂れ下がる 雪のカーテンが見えます。
斜面に沿って吹き上げて来る 冷たい風に、水仙が激しく揺れ動いていました。



上の絵の左端部分を望遠レンズで見ると、打ち寄せる荒波が 手に取る様に迫って来ます。

別の所用が有ったので、雪で渋滞する危険を避けて 何処にも立ち寄らずに 大人しく帰宅しました。

撮影メモ
写真1、越前海岸へ行った時 小生が必ず立ち寄る荒波のポイント。
写真1・4共、前々日に漸く届いた新レンズの試し撮りなのだが、今まで使ってきた超高級レンズの半分の重さで
  値段は1/4なのに 写りはそれ程違わないと思える。ただ防滴機能が無いので、潮水の霧が舞うこういうシーンが
  一番苦手なのだろうと思う。固く絞った布で拭いた後で乾拭きをする 使用後の手入れが欠かせない。
写真2・3共、斜面に広がる水仙が見事なポイント 訪れる人が誰も居らず自由に撮れる。

写真1
 絞り優先AE f16(1/1000sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=400mm ISO=3200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=風景 ゾーンサーボAF R5
写真2
 (1/500sec) 焦点距離=25mm ワンショットAF

写真3
 f22(1/250sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=25mm ISO=1600 ワンショットAF
写真4
 f11(1/2500sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=300mm 
ISO=800 ワンショットAF      他は同じ

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