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雪彦山 (その1)



所属する写真クラブ 「日本風景写真協会 兵庫第二支部」 の撮影会で
去る20日 兵庫県西部 姫路市夢前(ゆめさき)町の 雪彦(せっぴこ)
山 周辺へ 出かけました。

小ブログ 10月6日等にご案内した 下見記事 の通り、小生は 3人の「撮影会担当」の内の1人で
参加した皆さんに 良い写真を撮って戴かねば! という責任の様なプレッシャー
を感じながらのスタートです。

予定通り 日の出前に 最初の撮影ポイントに到着したのですが、
曇りがち という天気予報通り 未明から空はどんよりしていて、日差しは期待薄。
どうも 良くない雰囲気です。



参加の皆さんも 口にこそ出さないものの、「日差しも無いのにどうするの…」
という空気が 漂ってきます。

まあ そう言わずに(言ってないけど) 何か撮る物あるでしょ!



2番目の撮影ポイントまで 上がってくると、オッ! 少し
  日差しが
             出てきたではありませんか!
遅すぎたかな? と心配した紅葉も 未だ残っている様で ヤレヤレ です。

皆さ~ん 日差しがある今のうちに 撮ってくださいよ~。

撮影一口メモ:
 写真下、やはり光が有ると 色の冴えが違う。太陽の力は凄いと思う
写真上
 絞り優先AE f11(1/30
sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=40mm ISO=3200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3

写真中
 f5.6(1/125sec) 露出補正=-1/3V 焦点距離=100mm ISO=1600
写真下
 f8(1/1250sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=60mm ISO=1600 
    他は同じ

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植物園 (その4)



この日は 風も無く穏やかで、丁度見頃の紅葉を 家内と二人で 存分に楽しみました。



家から1時間程度 の場所で こういう
  豊かな時を
               過ごせるのは 実に贅沢で、有り難い事だ と思います。



65歳以上なら 兵庫県民は入園料が無料になるそうで
あちこちにベンチがあって 適度な坂道もあり、ご近所の方々にとって 絶好の散策場所 だと思います。

園児たちと前後しながら 我々も そろそろ引き上げる事にしました。



出口の サンタさん の前へ戻ってくると、入場時は日陰だった木々にも 光が当たって
黄金色に輝いていました。

撮影一口メモ:
 写真2、彩りのバランスが良いのだが 日陰で発色が冴えないのが残念。
 写真4、バックがうるさいのでボカす為に絞りを開くが 手前の葉には出来るだけ多くピントが来て欲しいので
    被写界深度が浅くなる関係上 ほぼ同じ平面(カメラからの距離)に葉が並んでいる所を
    探す必要がある。そういう条件で探すと 大木の下でも意外と良い被写体は少なく 苦労する。
写真1
 絞り優先AE f5.6(1/1000
sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=500mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 50D

写真2
 (1/25sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=180mm
写真3
 露出補正=0EV 焦点距離=110mm
写真4
 (1/3200sec) 露出補正=0EV 焦点距離=110mm ISO=1600 5DMk3
     他は同じ

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植物園 (その3)



11時半頃には 植物園のあちこちに 小学生や園児たちの姿が 多くなってきました。

ここでは 仲良し3人組 が揃って、何やら 丁寧に 観察記録を書いています。



幼稚園児たちは 元気に走り回っているかと思うと…



芝生の坂を ゴロンゴロン…。

  気持ち良さそう
                   ですが、この年になると さすがに真似するわけにも行きません。



12時になり 園児たちが 手をつないで帰り始めると、元気な声も 一緒に 動いて行きます。
小学生は これから お弁当の時間のようでした。


撮影一口メモ:
 写真1~3、少し光が欲しい所だが こちらの期待通りの場所に子供達が来てくれる訳も無い。
写真1
 絞り優先AE f8(1/60
sec) 露出補正=0EV 焦点距離=25mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3

写真2
 f11(1/320sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=30mm
写真3
 f11(1/200sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=60mm
写真4
 f11(1/2500sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=30mm 
      他は同じ

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植物園 (その2)



園内は エリア毎にテーマを決めて 木が植えられており、
ある程度 統一感の有る雰囲気 を 味わえます。

ここは シアトルの森 と名付けられていましたが、小生は行った事が無いので
その 妥当性は判断出来かねます。

穏やかな
  秋晴れ
           の 素晴らしいお天気 です。



10時を過ぎると 小学生達の声 も 聞こえてきました。

小班に分かれて、園のガイドさん? からでしょうか、木々や木の実 の詳しい説明を 受けています。
ユリノキ の実 の説明には、家内と二人で 思わず 耳をそばだてました。



晩秋の日差しが、芝生の広場に 優しい影 を落としていました。



池の周りも 急に 人が多くなった様です。

撮影一口メモ:
 写真3、広場には次々と人が来るので 影を広く入れるには結構根気が要る。
写真1
 絞り優先AE f11(1/1250
sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=25mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3

写真2
 (1/200sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=70mm
写真3
 (1/1000sec) 露出補正=-1/3EV
写真4
 (1/320sec) 露出補正=0EV 焦点距離=40mm 
    他は同じ

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植物園 (その1)



少し ご報告が遅くなりましたが、去る16日 朝から天気が良かったので 家内と二人で
神戸市立森林植物園 へ 紅葉狩りに出かけました。

神戸の街の裏山 に当たる 六甲山の上にあり、140ヘクタールを超える 広大な公園で
花の季節や真冬も含め 季節毎に 違った発見を楽しめるので、
散策だけで無く 写真や絵を描く人達にも 人気で、大勢の人が訪れます。

混まない内に… と、9時の開園に合わせて 入園しました。

この季節は 毎年 手作りのサンタさん が 入り口で出迎えてくれるので
ここでもう 気持ちが すっかり和んでしまいます。



園の中心付近にある池 へ向かって 坂を下って行く途中、
銀杏の大木が 見事な黄金色に
 輝いていました。



池の周囲の紅葉も 見事で、映り込みが 綺麗です。



落ち葉も 着物の
  裾模様
           の風情 がありますね。

と言うよりも、昔から日本人は 落ち葉にさえ 美 を見つけ
身に纏って 装っていた… という事でしょうか。

撮影一口メモ:
 写真4、この小さな水溜まりは日陰でとても暗く 水面の映り込みを抑える為にCPLフィルターを付けると
    ISO=6400でやっと手ブレしないシャッター速度を得られた。ノイズが全く見られないのはさすが。
写真1
 絞り優先AE f11(1/125
sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=50mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3

写真2
 (1/1250sec) 露出補正=+4/3EV 焦点距離=110mm
写真3
 (1/80sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=70mm
写真4
 f8(1/30sec) 露出補正=-3/2EV 焦点距離=110mm ISO=6400
 CPLフィルター使用     他は同じ

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七五三参り



先日 息子の家族が来訪、我が家の近所の神社で 七五三参り をしました。
世間を見ても 昔からのしきたりを大事にする 若い家庭は、意外と多い様に感じます。

男の子 ばかり3人 5歳、3歳、10ヶ月 で、手が掛かり 子育てが大変な時期ですが
やんちゃ坊主達も この時ばかりは 神妙にしていた様です。
ちょっとおっかなそうな 神主さんの威厳 のお陰でしょう。

小生はこの時 所用があって これは家内の撮影です。



この日はたまたま 3歳の子の誕生日 でもあり、
頼んで作って貰った 機関車「ウィルソン」 の絵の 特製ケーキに立てた
  3本のローソク
                   を 吹き消して、楽しい楽しい ケーキタイム! の始まりです。

撮影一口メモ:
 写真下、コンパクトカメラの全自動でも 結構良い雰囲気の絵を撮れるのは 大したモノだ。
写真上
 AE 焦点距離=80mm ISO=オート 画質=JPEG(ミドル,ファイン) WB=オート AF IXY900
写真下

 焦点距離=30mm     他は同じ

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一丁目の夕日



これまたまた 1ヶ月以上も前の写真で 恐縮です。

新デジカメ 5Dマーク3 が届いた翌日 10月18日の夕刻
何やら外の気配が変なので 玄関を出てみると、西の空が エライ事 になっていました。

慌てて 新カメラを掴んで飛び出し、門の前で 17時25分に撮ったのが コレ。
新カメラで撮った 4枚目 の写真です。

余りにドラマティック過ぎて 現実味が無く、「… 三丁目の夕日」 の撮影セット みたいな印象ですね。



これは 家に戻って 2階に駆け上がって撮った、同 8枚目の写真。
西にある 六甲山 の向こうが 燃えているようでした。

話は変わりますが 写友というのは 実に有り難いもので、A氏など わざわざ
「凄い夕焼けだよ!」 と電話で教えてくださいました。ありがとうございます。

氏の話によれば、尼崎市(我が家の街のお隣)では 東の空まで赤くなり、そこに虹が架かって
「赤い虹」 が見られたそうです。
残念ながら 当地では虹は見られませんでしたが、さぞ 感動的な光景 だった事でしょう。

家内に 「そんな古いの載せなくても…」 と言われながら、
でも やはり ご報告せざるを得ない気持ちで アップしてしまいました。

なお 10月下旬から今月初まで 長期旅行に出ていたせいで
毎月末頃 定期的に行っていた 小 風景写真サイトの更新が 遅れに遅れていましたが、
ようやく 昨23日 アップしました。
右欄外下 「ブックマーク」の 「 四季逍遊 」でリンクしていますので、宜しかったら覗いてみてください。

撮影一口メモ:
 写真下、我が家の西側で道路工事をしていて 安全灯がイルミネーションの様に掛かっているのだが
     それも含めて、実際見た感じに非常に忠実な描写をしている。
     5DMk3は信頼できる という印象を強くした。
写真上
 絞り優先AE f5.6(1/8
0sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=30mm ISO=3200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3

写真下
 (1/15sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm ISO=800  
    他は同じ

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写真展



これまた ご報告が随分遅れてしまいましたが、所属する写真クラブの写真展 が
この秋 2つ開催されました。

これは 10月16~21日に開催された 白光写友クラブ の写真展。



今回は 震災支援チャリティー として、所定額以上募金戴いた方に 展示作品の葉書3枚を進呈
する という取り組みを、初めて行いました。

お陰様で 多数の方からご協力を戴き、支援組織を通じて 被災地へ送金 させて戴く事が出来ました。
この場を借りて ご報告申し上げます。



こちらは 今月13~18日に開催した、フォトくすのき と 他2グループとの 合同写真展。
指導戴いているのが 同じ 湯浅圭治先生 という仲で、ここ数年 合同で行っています。



交通の便が 少々悪い会場なのですが、多くの方に ご来場戴きました

どうも ありがとうございました。

撮影一口メモ:
 写真2、白熱電球の光が強く当たっていたので 後からPCで 白紙を基準にクリックホワイトバランスで色味を調整した。
写真1
 絞り優先AE 露出補正=-1/3EV 焦点距離=60mm ISO=オート 画質=RAW WB=オート ピクチャースタイル=スタンダード AF
 S100
写真2
 焦点距離=25mm WB=クリックWB
写真3
 露出補正=0EV 焦点距離=30mm
写真4
 露出補正=+1/2EV 焦点距離=25mm    他は同じ

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偲ぶ会



ご報告が 随分遅れてしまいましたが、「北へ」の長旅に出かける前日 10月21日の日曜日 の夕刻
大阪市内のホテルで、義父 杉山平一の
  偲ぶ会
           が 催されました。

去る5月に 97歳で亡くなったのですが
生前 親しくして戴いた方、そして 直接お会いした事はなくても 詩を通して繋がりの有った方 など
200名近くの方々が ご参集くださり、大変な盛況でした。



小生も 遺族数名の一員として ご招待戴いたのですが
生憎 所属する写真クラブの 写真展の最終日 で、2/3程済んだ頃 に駆けつけさせて戴きました。

それでも未だ 懐かしんでくださるご挨拶 が続き、
詩人 映画評論家 教育者 としての お付き合いの広さ を 改めて感じる事ができました。

4足のワラジを履いた… と自ら語っていた もう一つの顔 である
「アマコウ電機(元 尼崎精工)」 の経営者 時代の関係者の方は、
会社閉鎖後 既に40年以上が経過しており、さすがに 一人も居られませんでした。



会場の後ろには 義父が書いた 詩の一節の色紙 や 絵 なども並べられ、
義父の また違った一面 を 新たに見つけて戴いた方 も居られたかも知れません。



そんな会場を、義父は 壇上から いつもの 照れた様な微笑み を浮かべながら
静かに 見下ろしていました。

実行委員会の皆様には 大変なお手数をお掛けし、また お世話になりました。
この場を借りまして 改めて御礼申し上げます。

また ご参集戴いた皆様には お名前とお顔が一致しない方も多く、遺族として失礼があったかと存じます。
お詫び致しますと共に、生前賜ったご厚誼に 心より御礼申し上げます。

撮影一口メモ:
 写真4枚共、4日前に届いたばかりの新カメラで 僅か10枚程試し撮りをしただけで いきなりの本番。
    撮り直しが出来ないので若干不安も有ったが 始めから ISO=6400、WB=オート で撮影開始。
    結果は色調・ノイズ含めて何ら問題なく 5DMk3の信頼性の高さを実感出来た。
写真1
 絞り優先AE f5.6(1/125
sec) 露出補正=+1/2EV 焦点距離=25mm ISO=6400
 画質=RAW WB=オート ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3

写真2
 (1/400sec) 露出補正=0EV 焦点距離=40mm
写真3
 (1/160sec) 露出補正=0EV 焦点距離=40mm
写真4
 (1/400sec) 焦点距離=80mm 
        他は同じ

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北へ (その29)



萱ヶ平 の下で撮影していると、1台の車が傍に停まり 地元のカメラマン氏が 声を掛けて来られました。

人気の無い 信州の山中で、一人 神戸ナンバーの車で撮影していると やはり目立つと見えて
「地元のカメラマンも 滅多に来ない、こんな地味な所に 良く来てくれた!」 という感じで
随分 喜んでくださいました。

有名な撮影スポットも 勿論良いのだが、こういう 何という事もない 秋の情景も また素晴らしい…
という様な話で 意気投合し、近くのお勧めスポット なども 親しく教えて戴きました。

お名前を伺い損ねましたが、この場を借りて 改めて お礼を申し上げます。



その後 沢沿いに 旧道を下って行くと、奈良井ダム湖 がありました。

落ち葉が 風で吹き寄せられて出来た 黄色い線 が、幾筋も
中山道の 奈良井の宿 の方へと 流れて下って行きました。



今回の長旅の 最後の撮影地は 開田高原。
先輩写友に教えて戴いて以来 しばしば 訪れている お気に入りの場所です。

この日は曇り空でしたが、いつも 素晴らしい被写体が 出迎えてくれます。



木曽馬の里 の 有名な コナラの独立樹。

  妖しい雲
             の 隙間から漏れ出た光が
紅葉したブルーベリー と カラマツ林 を ドラマティックに照らし出しました。

疲労も貯まってきたので 翌2日は真っ直ぐ帰宅し、12日間の楽しい楽しい撮影行 を無事終えました。
これで 「北へ…」 シリーズは おしまいです。

撮影一口メモ:
 写真2、普段は風景を撮る為に レンズの「手ブレ防止」スイッチをONにしているので、
   突然現れた動く鳥を撮ろうとする場合 追いかけ撮りが 機能の制約上 上手く出来ない。
   シャッターを押す瞬間は追いかけない様に努めるが 少しカメラが動いているらしく、ピシッとした感じが無い。
   光が無いので落ち葉の色が出難い。後からPCで「ピクチャースタイル=風景」に変更して 彩度を上げた。
写真1
 絞り優先AE f11(1/3
0sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=280mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 50D

写真2
 (1/125sec) 焦点距離=180mm ISO=1600 ピクチャースタイル=風景 5DMk3
写真3
 (1/100sec) 焦点距離=150mm
写真4
 (1/640sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=100mm 5DMk3   
    他は同じ

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北へ (その28)



12日間にも及んだ長旅も 明日は帰るだけなので、いよいよ この1日が最後の撮影日 です。

前夜の地元ニュースで 黄葉が見頃 と伝えていたので
南箕輪村と塩尻市を隔てる 権兵衛峠 を訪れる事にしました。

いつも 伊那から中山道へ行く際には 長さ約4.5kmにも及ぶ 権兵衛トンネル で
下を一気に抜けてしまうので、峠道を上がるのは 初めてです。

想像通り すれ違う車もなく、カラマツの黄葉 を楽しみながら ゆっくりと 峠へ上がって行きます。



峠の頂上は 標高1500mを超えるそうで、次第に それらしい雰囲気 になってきました。

残念な事に 峠の頂上付近は 8年前の台風で崩落が有った とかで通行止めになっていて、
数km程 走行できない状態 が 現在も続いています。



止む無く 反対側の 塩尻市奈良井 からの登り口へ廻り
そこから再び 峠へ向かって、行ける所まで 上がって行く事にしました。

  カラマツ林の中に
                      ちょこん と有った 「萱(かや)ヶ平バス待合室」。

地域振興バス の時刻表を覗いてみると…
  月・水・金曜日のみ 1日1便だけ、それも 前々日の内に 市役所へ予約を入れておけば運行する
と書いてあります。

トンネルが出来るまでは、毎日 沢山の車が この坂道を行き来したのでしょうが
その面影は 場違いに広い道幅 に残るだけで、吹き抜ける風の音が聞こえるだけ でした。



強い風が 白樺の葉を揺らし カラマツ林を揺らして、峠へと 吹き上がって行きました。

撮影一口メモ:
 写真4、雲間から時々漏れる弱い日差しを受けて 揺れる白樺の葉がキラキラと輝いていた。
写真1
 絞り優先AE f11(1/160
0sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=120mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3

写真2
 (1/125sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=100mm
写真3
 (1/40sec) 露出補正=-3/2EV 焦点距離=50mm
写真4
 (1/250sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=70mm   
  他は同じ

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北へ (その27)



高瀬渓谷から 大町市の平地まで降りて来て 後ろを振り返ると、
北アルプスの山々が 一部雲間から 輝くその姿を見せてくれました。



2日前にも訪れたばかりの 池田町大峰高原の 大カエデを 再訪してみました。

前々日は16時近かったために カエデは日陰になっていて、その本来の美しさ を見られなかったので
午前中の光の中で 記念撮影しました。
光が当たっていると 本当に 驚くほど濃い 美しい紅色 で、見る人を惹き付けます。

次第に
  赤い部分が増して
                       それと共に 観光客の数も 益々増えて行くのでしょう。



宿へ帰るには 未だ早いので、前日夕刻の地方ニュースで見た 中川村の民家 に立ち寄りました。
大草の 谷村家 です。

桜の季節には 何度かお邪魔しているのですが、コスモスも 咲かせて居られるとは知らず
この時期に訪れるのは 初めてです。
残念ながら 咲いている数が 未だ少なかったのと
14時では 山が逆光でシルエットになってしまい、写真としては失敗 でした。
 

撮影一口メモ:
 写真下、民家には夕日が当たっているが 手前のコスモス畑は日陰の為に青みが強く乗った。
     見た印象に近付けるために 後からWBを調整した。
写真上
 絞り優先AE f11(1/80
0sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=70mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3

写真中
 (1/1000sec) 露出補正=0EV 焦点距離=40mm
写真下
 f16(1/400sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=40mm ISO=3200 WB=7800K   
  他は同じ

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北へ (その26)



翌31日からは 再び単独行、大町市の 高瀬渓谷 へ向かいました。
紅葉が良い… と 以前から聞いてはいたのですが 訪れるのは 初めてです。

龍神湖 の辺りから 紅葉が見頃 になってきました。



初めての訪問で 知らなかったのですが、七倉ダム湖の駐車場から先は 一般車進入規制となり
高瀬ダム湖 には タクシーに乗り換えないと 行けません。

止むなく 駐車場周辺を 少し散策しながら 黄葉を楽しみました。



Uターンして戻る途中 気になっていた穴場 に潜り込んでみると、案の定
美しい色の水を湛えた 七倉ダム湖畔 に出ました。

正面の 雲に殆ど隠れた山々は、方角からすると 北アルプスの
三俣蓮華・鷲羽・野口五郎・烏帽子岳 辺りの連山
でしょうか。

昔々 富山県の有峰から 太郎兵衛平~薬師沢~雲ノ平~三俣蓮華岳~双六岳~鏡平~新穂高温泉
と、4日間掛けて縦走 した思い出が よみがえりました。

あの頃は未だ フィルムカメラ時代 で、
三脚やビバーク用テントも含め 相当な重量のザックを担いで 元気に歩き回っていた のでした。

撮影一口メモ:
 写真下、想像通りに良い穴場を見つけると気分が良く 山が雲に隠れていても許せてしまう。
     本当は もう数m程水量が多いと、黄葉と水面が繋がって もっと素晴らしくなると思うのだが…。
写真上
 絞り優先AE f11(1/8
0sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=30mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3

写真中
 (1/400sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=90mm
写真下
 f16(1/500sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=25mm ISO=3200    
  他は同じ

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北へ (その25)



家内を 15時発のバス に間に合うよう 松本駅前に送り届けた後
小生は 再び単独撮影行 となったので、午後の時間 霧ヶ峰 を覗いてみる事にしました。

夏の喧噪 は無く、草原を埋め尽くすススキの穂が 風に揺れていました。



霧ヶ峰湿原植物群落 の一つである
  踊場湿原
              の前まで 降りてみました。

15時半で 丁度順光になってしまい、陰影に乏しい絵 ですが
光の条件さえ良ければ とても雰囲気の有る光景 となるでしょう。



今まで何度か通っているのに 見える事に 気づかなかったのですが、
途中の道路傍から見下ろすと 踊場湿原 の中の様子が 垣間見えました。

湿原の中は立ち入り禁止 なのですが、いろんな季節に狙ってみたい とても良さそうな被写体 です。

撮影一口メモ:
 写真下、雪の季節など 良い絵になりそうに思う。
写真上
 絞り優先AE f8(1/125
0sec) 露出補正=0EV 焦点距離=110mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 50D

写真中
 f11 露出補正=-2/3EV 焦点距離=90mm ISO=800 5DMk3
写真下
 f11 露出補正=-1/2EV 焦点距離=150mm ISO=1600 5DMk3   
  他は同じ

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北へ (その24)



家内同行の撮影行 最後の訪問地 は 白骨温泉 です。
乗鞍高原から そう離れてもいないので、ゆっくり 走ります。

途中 見所は多いのですが 道幅が狭く 駐車スペースも少ないので、撮影には 気を使います。



スポット光が欲しい のですが、余り 長く車を停めて居られないので ここら辺りで 妥協です。



葉が落ちた
  ダケカンバ
               の姿は美しく、白骨温泉 の名にもピッタリ です。



温泉旅館の露天風呂 特に 雪の季節など 最高の気分でしょうね。
いつか 泊まりに来たいものです。

撮影一口メモ:
 写真1、良く見ると 同じ落葉松でも、三角形のと こんもりと丸い樹形のとが有る事に気付いた。
    やはり落葉松は ピシッと鋭角の三角形の姿が似合うと思う。
写真1
 絞り優先AE f8(1/8
00sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=270mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 50D

写真2
 f11(1/1000sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=120mm ISO=1600 5DMk3
写真3
 (1/320sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=320mm ISO=400
写真4
 f11(1/320sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=60mm ISO=1600 5DMk3   
  他は同じ

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