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花の信州行 (その1)



去る22日の早朝、未だ少し残って居るらしい春を見に 家内と二人で信州へ出かけました。

行きがけに 先日見つけ損なった「白い花」を探しに、しつこく滋賀の小入谷へ寄り道。
自信は有りませんが 多分この樹の事では無いだろうか… と言う事になりましたが、合っているのかな??
今度 紹介して下さった 大先輩写友のO氏に (外れなら恥ずかしいけど)尋ねてみましょう。

この樹は 14日には未だ確か咲いていなかったので、当日は見つけられなくて当然 という事にしておきます。



栗東インターチェンジから 名神高速に戻り、いよいよ本来の 信州撮影行の始まりです。
先ずは 岐阜県境から僅か数km入った所、阿智村の
  ハナモモの里
               へ向かいました。



此処は 村を挙げてハナモモを育てている感じで、行けども行けどもハナモモ。
正に 壮観な眺めです。



本谷川の谷沿いの道が ハナモモで埋め尽くされている と感じてしまう程の規模です。



小さなダムが有って 水の色が良かったので、それをバックに出来る場所を 懸命に探しました。



観光客を喜ばせる舞台装置も 色々と揃って居て、以前は無かったと思う鯉幟も 沢山元気に泳いでいました。



折角なので 此処でも車を一寸停めて 記念に1枚。



春に阿智村に来ていれば 此処を訪れずに帰っては失礼なので、見頃が過ぎているのを承知で
駒繋ぎの桜を見に 立ち寄りました。

早朝 左から差し込む朝日で撮るのが定番で、14時過ぎに訪れたのは 小生も初めてですが
カメラマンも殆ど居らず 返ってゆっくり撮影できました。



少し上へ進んで振り返ったところですが、折れてしまった太い枝(上の絵で右下部分)の「穴」が目立たず
これも悪くない と思いました。



しかし小生は この構図が一番好きです。

4月16日には 満開のこの樹の下で舞が奉納されたそうですが、何処も同じ 人手が無くて
もうこの田は 耕作放棄されてしまった様です。



これは6年前の写真ですが、見事な絵になった水も もう張ってくれない様で 実に残念です。

撮影一口メモ
写真6、道が混んでいて停まった隙に 車の窓から片手で撮ったモノで、ノーファインダー撮影。
写真8~10共、見頃を数日過ぎた感じで 14日に舞奉納が有った事が頷ける。桜の色が本当に美しいのは
  僅か1~2日の間だけだと思う。
写真11、'08年4月23日5時50分の撮影。この時既に右下の枝は無いが、部分の切取りでも風格を感じられた。
  しかしKissDigitalXとは懐かしい名前! 初代KissDigital、次代のNewKissDigitalに続く 小生の3台目
  のデジカメで 3万枚程撮影した。早朝の赤味を含んだ光を強調したくて 後からWBを調整している。

写真1
 絞り優先AE f11(1/40sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=60mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3

写真2
 f8(1/800sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=120mm ISO=400
写真3
 (1/320sec) 露出補正=0EV 焦点距離=130mm ISO=200
写真4
 f5.6(1/2000sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=100mm ISO=200
写真5
 (1/400sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=140mm ISO=200
写真6
 (1/1000sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=50mm
写真7
 f5.6(1/4000sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=90mm
写真8
 (1/320sec) 焦点距離=50mm ISO=400 WB=ポートレート
写真9
 (1/400sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=40mm ISO=400 WB=ポートレート
写真10
 (1/320sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=80mm ISO=400 WB=ポートレート
写真11
 f5.6(1/125sec) 焦点距離=50mm ISO=400 WB=4300K ピクチャースタイル=風景 KissDigitalX    他は同じ

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春が行く (その15)



雨の心配は何だったのか 素晴らしい青空が拡がり、花々の色も冴えます。



風は相変わらずですが、枝を揺らすマイナス点よりも
  花吹雪
          を舞わせてくれる プラス点の方が上回り

絵作りの変化も楽しめます。

しかし後で考えると 揺れる枝や花の様子を撮り忘れていました。



そろそろ集合時刻、駐車場へ戻らなくては …



振り返り振り返り撮っていたら 小生が最後になってしまいました。



昼食ポイントへ移動する途中、屏風岩に隣り合う 柱状節理が特徴的な岩肌が見えたので
車を道端に停めて戴いて 一寸撮影。

形からして 鎧岳だと思われますが、もう一つある兜岳 かも知れません。



ススキの原で有名な 曽爾高原の入口にあるお店で昼食を取った後、室生寺へ。
この辺りを知り尽くした 撮影担当のT先輩のお陰で、シャクナゲが 丁度見事に満開です。



仁王様も お花見。



新緑も 見事です。



小さな訪問者。



皆さんは 上まで行かれたようでしたが、小生は 入口付近での撮影だけで
もう 集合時間近くになってしまいました。
どうも 人より 引っ掛かるポイントが多過ぎる様です。

先生と 気の合った先輩達との 楽しい撮影会は、此にて終了です。

撮影一口メモ
写真2、本来シャッター速度を考えて撮るべき被写体だが 一瞬の事で設定を変える間が無かった。
   しかし運良く 丁度良い加減の流れ方で花吹雪が写ってくれ、結果オーライ。
写真6~10共、構図やバックの明るさ・色を考えて立ち位置を決めたいが なかなか良い場所が無い
   6はトイレの裏手で撮った。
撮影データ
写真1
 絞り優先AE f11(1/125sec) 露出補正=0EV 焦点距離=25mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 焦点距離=40mm
写真3
 f16(1/80sec)
写真4
 (1/160sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=80mm MF
写真5
 (1/200sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=50mm
写真6
 f5.6(1/640sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=110mm ISO=800
写真7
 f8(1/320sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=90mm ISO=800
写真8
 f5.6(1/400sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=130mm ISO=800
写真9
 f5.6(1/2000sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=150mm ISO=800
写真10
 f5.6(1/200sec) 露出補正=+5/6EV 焦点距離=190mm ISO=800     他は同じ

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春が行く (その14)



これは 雨上がりの17日に行われた、所属する写真クラブの春の撮影会。
奈良も東端 三重県まで後4km程の宇陀郡曽爾村にある
  屏風岩公苑
                  紅葉や桜の名所なのです。

駐車場から もう 屹立する柱状節理の岩肌と、それに張り付く様に斜面に咲く桜達が 見えています。
随分散っていますが 満開状態の株もまだ多そうで 良かった… 。



満開の時期を過ぎようとしているギリギリの 最後の日曜日で、濡れた車にも桜吹雪が… 。



雨合羽を着て 傘をぶら下げたまま、一寸煩わしい撮影が始まりましたが …



みるみる青空が拡がって …



眩しい程の晴れに なりました。



此処に1本だけ有るツツジは カメラマン達の人気者、誰もが1枚は 此処で撮って行きます。



雨は上がったのに風が止まないなぁ と思っていたら、突風で 桜吹雪が舞い降りて来ました。



いわゆる山桜なのでしょうが、とても風格の有る樹形です。



赤茶色のは新芽でしょうが、一際赤く見えるのも 葉なのでしょうか? 近寄れないので良く判りません。



広場から 入口方向を振り返ったところ、ガラガラのただの広場 と見えるかも知れませんが
実際は …



木々が巨大なのでスケール感が狂いますが 随分広々とした空間で、
駐車場は既に満杯なのに 更に次々と訪れる人達で、こんな感じに賑わっています。

撮影一口メモ
写真1・3・6~10共、ご覧の通り 平らな広場から斜面、そして直立する岩肌まで
   奥行き感が大変豊かな場所で、絵作りし易い。
写真7、桜吹雪は撮ろうとしても なかなか上手く行かないものだが、このシーンは大量に舞って来たので
   この小さなサイズでも見える程に写ってくれた。

撮影データ
写真1
 絞り優先AE f11(1/250sec) 露出補正=0EV 焦点距離=40mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/50sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=100mm
写真3
 (1/160sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=70mm
写真4
 (1/200sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=25mm
写真5
 (1/400sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=25mm
写真6
 f8(1/320sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=30mm
写真7
 f8 焦点距離=25mm
写真8
 (1/100sec) 露出補正=-1/6EV
写真9
 (1/125sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=60mm
写真10
 (1/200sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=25mm
写真11
 (1/80sec) 焦点距離=30mm             他は同じ

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春が行く (その13)



続いて15日深夜、高気圧がドーンと座っている夜は ついフラフラと星を撮りに出掛けてしまうのです。
大先輩のA先生が教えて下さった 兵庫県北端 城崎温泉近くの、来日岳(くるひだけ)へ向かいました。

初めて訪れたのですが 期待した様な360度の展望は無く、高い木々や電波塔に電線などが邪魔をして
北極星すらも見え辛い上に、直ぐ下に有る 城崎の街明かりが思いの外強くて 空が白んでいました。

まあ 初めて訪れる場所とは そういうモノなので、気を取り直して 撮影準備を始めます。
お地蔵様が並んで居たので それを入れさせて貰って 先ず1枚。



木々と電線の間から どうにか天の川も1枚。



星の撮影は早々に切り上げ、浜昼顔の花を撮した素敵な作品を 写友のA氏が発表されていた
浜坂のサンビーチへと移動。
此処で 先輩写友のK氏からお聞きした ハマダイコンの花を撮ろう… という狙いです。



海岸に咲いているのかと思いましたが 早朝散歩の方にお聞きすると、咲いているのは円山川沿い との事。
暫く 朝焼けの波打ち際でも 撮る事にしました。



綺麗な砂浜なので 波の引き際が実に美しく、波毎に表情が異なるので これは何枚撮っても飽きません。



円山川の河口付近へ移動、お~ 咲いてる咲いてる!
6時半頃では 朝日が未だ当たらないので、車中でいつもの朝食を取りながら 陽が廻って来るのを待ちます。



7時の円山川対岸(右岸)は こんな感じ、白く見えるのが全てハマダイコンで 正に大群生です。



アップで見ると 菜の花も点在して居て、アクセントになります。 良いなぁ… 。



対岸へ廻った方が良かったのかも知れませんが こちらの土手にも群生しているので
今回は こちら側で撮る事にしました。 一度に両方では撮れませんからネ。



丁度背の高い花に光が当たり バックの低い花達は未だ影になっている… という所を探して、撮って見ました。
ここもまた K氏のお世話になりました。 毎度有難うございます!


撮影一口メモ
写真1・2共、展望所は何処も木々が年々伸び 見晴らせる範囲が狭くなってしまって居て残念
写真6~10共、ハマダイコンは花期が1ヶ月程も有るそうで 撮りはぐれは少なそうだが、その分
   上の方の花は見事だが 同じ茎の下の方の花は既に落ちている…という状態になる様で
   全ての花が綺麗な株を見つけるのは至難。

撮影データ
写真1
 バルブ撮影 f5.6, 30sec 焦点距離=25mm ISO=1600
 画質=RAW WB=オート ピクチャースタイル=スタンダード MF 5DMk3 三脚使用
写真2
 600sec ISO=800 7DMk2
写真3
 絞り優先AE f8(1/50sec) 露出補正=-5/6EV ISO=200
写真4
 絞り優先AE f16(1/60sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=330mm ISO=800 WB=太陽光
写真5
 絞り優先AE f16(1/100sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=270mm ISO=800 WB=太陽光
写真6
 絞り優先AE f11(1/80sec) 露出補正=EV 焦点距離=50mm ISO=800 WB=太陽光 AF 手持ち
写真7
 絞り優先AE f11(1/60sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=110mm ISO=200 WB=太陽光 AF 手持ち
写真8
 絞り優先AE f8(1/1600sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=530mm ISO=800 WB=太陽光 AF 7DMk2 手持ち
写真9
 絞り優先AE (1/640sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=80mm ISO=200 WB=太陽光 AF 手持ち
写真10
 絞り優先AE f11(1/100sec) 露出補正=0EV 焦点距離=200mm ISO=200 WB=太陽光 AF 手持ち      他は同じ

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春が行く (その12)



O氏が教えて下さった 咲いている筈の「白い花」を見つけられないまま、小入峠への上がり口まで来てしまい
少々焦りながらも 少しだけ昇ってみる事にしました。

雫を一杯纏った枝が 逆光に輝きます。



「白い花」は見つからないまま、元来た道を ゆっくり引き返す事にしました。
途中の人家の傍らで咲いていた 見事な桜です。



来た時は真っ暗だった対岸にも、鮮やかな新緑の木々が 美しく散らばって居ました。



山桜も …



萌え出たばかりの 未だ赤茶色をした若葉も… 。



  春の競演
           というところです。




「白い花」だけが少々心残りですが、春の小入谷を満喫して 帰路に着きました。


撮影一口メモ
写真7、つい花に目が行ってしまいがちだが、若葉の美しさと多様さにも 目を奪われる

撮影データ
写真1
 絞り優先AE f5.6(1/1250sec) 露出補正=-2EV 焦点距離=290mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 7DMk2
写真2
 (1/800sec) 露出補正=+1/2EV 焦点距離=110mm ISO=400 5DMk3
写真3
 f11(1/320sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=300mm
写真4
 f11(1/400sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=110mm
写真5
 f11(1/500sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=210mm
写真6
 f11(1/160sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=60mm 5DMk3
写真7
 f11(1/80sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=40mm 5DMk3       他は同じ

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春が行く (その11)



これは14日未明 滋賀県高島市の
  小入谷(おにゅうだに)
                 へ向かった時のモノです。

大先輩写友のO氏が そろそろ白い花が咲いている筈だよ… と、勧めて下さったので
朝霧を期待して 雨上がりの早朝に現地着しました。

少し早く着き過ぎて 周囲は殆ど真っ暗、一寸白んで来るまで待とう と時間潰しをしていると
右手の暗がりの中で 何かが咲いている様な気配がします。
三脚を立て 長秒時露光で撮って見ると、こんな光景が写って居ました。

日の出の20分程以上前 5時9分の撮影、細い谷間の 木々に囲まれた底なので
同時刻の平地よりも 余程暗いのです。



周囲が見える様になってから動き出し 少し進むと、川の土手で桜が 怪しげに白く浮かび上がっていました。



対岸では コブシでしょう、枝振りが良く有りませんが 未だ暗いので 白い花が 闇に浮かぶ感じです。




森から 何かが顔を覗かせている様な… 、鳥の声しか聞こえない朝まだき 怪しい雰囲気が漂っています。



大分明るくなって来ました。

京都精華大学朽木学舎で咲いていた これまた雰囲気の有る桜、
直ぐ下に金網のフェンスが無いと もっと良いのですが… 。



ワワッ!これは戴きです。

晴れていれば どうと言う事も無い所でしょうが、この瞬間だけの絶景です。
田圃の水が もう少し深かったら、桜が もっとスッキリ映り込んだでしょうが まあこれでも充分です。



少し左へ 廻り込んでみました。



今度は 右へ大きく廻り込んでみました。 霧が少し薄くなりましたが、こちら側も とても良い感じです。



道を 少し先へ進んだ所。



更にもう少し進んだ所、霧が また深くなって来た様です。
小川沿いに 美しく咲き初めた 桜の姉妹達です。

撮影一口メモ
写真5~8・10共、何度も通っていても今まで気付かなかった こういう良いポイントを見つけると、
   俄然嬉しくなってしまう。新たな美しさ発見!という感じ。6~8はこの日の大収穫。

撮影データ
写真1
 絞り優先AE f11(25sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=70mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3 三脚使用
写真2
 (1sec)
写真3
 f16(1.6sec) 焦点距離=40mm MF
写真4
 f11(1/4sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=60mm MF
写真5
 f11(1/100sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=110mm ISO=800 手持ち
写真6
 f16(1/80sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=50mm ISO=800 手持ち
写真7
 f16(1/15sec) 露出補正=0EV 焦点距離=80mm MF
写真8
 f16(1/60sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=50mm ISO=800 手持ち
写真9
 (1/100sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=110mm ISO=800 手持ち
写真10
 (1/40sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=70mm ISO=400 手持ち      他は同じ

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春が行く (その10)



どんどん進めないと 5月になってしまいますね。

続いて12日のご報告、15時頃になってから 思い付きで撮影に飛び出しました。

兵庫県との府県境まで あと僅か100mという所に
「夜久野の枝垂れ桜」で有名な 京都府緑化センター が有るのですが、
小生が訪れたのは そのまた100m程奥にある 宝山 です。

鄙びた極く普通の 小山に設けられた公園なのですが、
以前 秋に偶然通り掛かった時、桜の季節は一体どんなだろう… と とても気になった場所です。

ベストの日を 既に数日過ぎていた様ですが、期待通り なかなか良い雰囲気でした。
また来年にでも 花期に合わせて再訪したいと思います。



此処まで来たら ついでに 隣に有る緑化センターの枝垂れも 見ずに帰る訳に行きません。

日中は観光バスも訪れる 桜の名所になっているのですが、陽も西に傾いた16時過ぎには 人も少なく
濃いピンクの桜が
  そよ風に
           優しく揺れていました。



出遅れて 夕方に訪れたのが 返って正解だった様です。



続いて13日、先輩写友のK氏が教えて下さった 兵庫県北部 新温泉町の山奥へ向かいました。
ブナ林がある という上山高原が どんな所なのか、下見しておきたかったのです。

山の方へ分け入って行く途中、棚田で 誰一人見る人も無く 菜の花が美しく咲いていました。



下にチラリと車が見える所が 上山の駐車場、なだらかな斜面を登ると …



此処が上山山頂 900余mの標高で、氷ノ山に連なって行く 扇ノ山の山並みが
北斜面の沢筋に 残雪を残して 横たわっていました。



来た道を降りながら 周囲をキョロキョロ、めぼしい被写体を探しながらの 何時もの撮影スタイルです。
向こうの山肌に見える白いのは 山桜でしょうか… 。



新緑の季節も もう直ぐ という感じで …



なかなか良い雰囲気の所でした。 新緑 紅葉 初雪の頃… 、また何度も再訪したいと思います。
K氏 気軽に惜しげも無く いつも良いポイントを教えて戴き、本当に有難うございます。



既に春半ば、雪深い当地でも 農作業が慌ただしく進められていました。


撮影一口メモ
写真1、宝山の桜は 枝垂れは少なかった

写真4、木立の向こうから下の棚田を見下ろす構図も 面白そう。
写真6、このなだらかな山頂に この高さの展望台が どれ程の意味が有るのか不明だが
   手造り感がなかなか良い。

撮影データ
写真1
 絞り優先AE f16(1/100sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=110mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/500sec) 露出補正=0EV 焦点距離=30mm
写真3
 f8(1/1250sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=40mm
写真4
 (1/250sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=30mm
写真5
 f11(1/1000sec) 露出補正=0EV 焦点距離=60mm
写真6
 f11(1/800sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm
写真7
 f11(1/200sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=140mm
写真8
 f11(1/160sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=240mm 7DMk2
写真9
 f16(1/125sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=90mm
写真10
 f11(1/200sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=60mm      他は同じ

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春が行く (その9)



豊公園を出て 湖周道路を北上、紅枝垂れ桜のポイントに向かいました。
空が白く 花の色が冴えないのが 何とも残念ですが、こればかりは致し方有りません。



見込み通り 全ての花々が、一番美しい
  真盛り
         の姿で 待ってくれていました。



皆さん 恐らく喜んでくれている とは思うのですが、次の例会で待って居るのは 作品の真剣勝負。



猛者揃いなので 全く気が抜けません。



下見をしている強みで こんな事が起きるかも という予測を 最大限活かさなくては… 。



最後に 水路沿いの菜の花のポイントへ。



ここも 完璧な美しさの花々が 出迎えてくれました。 有難うね!



お礼に 自分に出来る限り 綺麗に撮って上げないといけませんネ。



これは想定外! はぜる様な音がしたと思ったら、土手の野焼きが始まった様です。



う~ん これはどう撮ったら良いんだ?? こういう時に やはり腕の差が出てしまうのですよ。



この水路は 地元では隠れた名所なのか、我々の後から 数名のグループがやって来られましたが
写真撮影では無く お花見の様でした。



こんな素敵な所が近くに有ると 毎日でも散歩したくなるでしょうね。 羨ましいなぁ… 。

この後は 道の駅でお土産を選んで貰い、木之本インターチェンジから 西宮への帰路に着きました。 

写真全て、脇役をボカして主役を引き立たせるという常套手段に どうしても陥ってしまう。何か別の表現方法も有るのでは…と つい考えてしまう。
写真1、カメラをタンポポに近付け過ぎてしまい f22まで絞っているのに 手前が完全なピンボケになってしまった。撮影時のチェック不足による失敗作。
写真1

 絞り優先AE f22(1/100sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=30mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード MF 5DMk3
写真2
 f5.6(1/1250sec) 露出補正=0EV 焦点距離=130mm AF
写真3
 f5.6(1/1000sec) 露出補正=0EV 焦点距離=110mm AF
写真4
 f5.6(1/1250sec) 露出補正=0EV 焦点距離=100mm AF
写真5
 f5.6(1/2000sec) 焦点距離=120mm AF
写真6
 f5.6(1/800sec) 露出補正=0EV 焦点距離=120mm AF
写真7
 f5.6(1/1000sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=180mm AF
写真8
 f5.6(1/1600sec) 露出補正=0EV 焦点距離=120mm AF
写真9
 f11(1/400sec) 露出補正=0EV 焦点距離=120mm AF
写真10
 f5.6(1/1000sec) 露出補正=0EV 焦点距離=120mm AF
写真11
 f11(1/400sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=40mm AF
写真12
 f11(1/400sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=80mm AF     他は同じ

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春が行く (その8)



さて いよいよ10日の日曜は 所属する写真クラブの
  撮影会
            曇りがちだが一応晴れ という予報でヤレヤレ。
前々日に下見したルートで 皆さんを案内します。

先ずは 徳源院清滝寺、本命の「道誉桜」は更に落花が進んで居ましたが
何とかその美しい姿を 止めてくれて居ました。


皆さんは境内に入って行きましたが 小生は中一日の再訪なので、
一昨日撮らなかったモノを撮ってやろう… と、外でウロウロ。

参道に …



桜が その淡い影を落とす お寺の塀 …



隣接する神社の 提灯 …



駐車場で咲いていた クリスマスローズです。

この後は 通り道に有る 三島池に一寸寄り道してから …



神田溜へ移動。 曇り空なので 池への映り込みは ただ白いだけ、空を外して撮影しました。



池の向こう岸 桜の列の手前の平地に タンポポが咲いていたので、地面にカメラを着けて
ノーファインダーで撮影してみました。 下見した分 他の皆さんとは一味違うモノ を撮らないとネ!



ツツジは 一昨日上手く撮れなかったので、もう一度撮り直してみましたが やはり上手く行かない… 。



続いて 昼食がてらに彦根城脇の 豊公園へ。

でも皆さん 走っているバス車中でお弁当を食べてしまい、駐車場に着くと直ぐ
撮影に出掛けてしまいました。 やはり 写真が大好きなんですね。



さすが日曜は人出が多い! 皆さん それぞれの桜を楽しんで居られます。



残念ながら 日差しが有りませんが、それでも 頭上に満開の桜があれば それでもう充分!



楽しい思い出を 一杯作って下さいね。

写真全て、厚い曇り空の為に桜がどす黒くなり勝ちで 本来の色を出すのに苦労する。ホンの少し赤味を強くして 明る目に撮っている。
写真1・6共、低位置のノーファインダー撮影は本当にやり難く 何度も撮って見るしか無い。もっと多くのカメラに可動式(バリアングル)モニターを着けて貰いたい。

写真1
 絞り優先AE f22(1/125sec) 露出補正=0EV 焦点距離=25mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード MF 5DMk3
写真2
 f5.6(1/500sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=130mm AF
写真3
 f5.6(1/800sec) 焦点距離=80mm AF
写真4
 f8(1/250sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=90mm ISO=800 AF
写真5
 f8(1/640sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=110mm AF
写真6
 (1/100sec) 露出補正=-1/2EV
写真7
 f5.6(1/1600sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=120mm AF
写真8
 f5.6(1/4000sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=130mm AF
写真9
 f5.6(1/800sec) 焦点距離=90mm AF
写真10
 f5.6(1/1600sec) 焦点距離=110mm AF
写真11
 f5.6(1/1600sec) 焦点距離=100mm AF              他は同じ

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春が行く (その7)



紅枝垂れ桜のポイントを ほくほく顔で出て 暫く北上すると、おやや!
水路の両側に桜並木 という所が有りました。 ついでに此処も戴き!です。



オマケに 向かって左手の土手が
  満開の菜の花で
                    覆われていて、これまた凄いポイントを 見つけてしまいました。



桜も丁度満開、こんもり状態で 2日後でも全く問題無さそうです。



此処にも 石段や小橋など 一寸した小道具が色々有って、とても撮り易い 良い所です。



明後日に向けて これで準備万端、
後はお天気次第ですが まあそこそこの撮影会が出来そうで、撮影会担当として ホッと一安心です。



こうなると現金なモノで 水鳥公園は もうどうでも良くて、適当に見た後 …



隣接する道の駅で タラの芽・菜の花・ワカサギの天麩羅 と、お土産を気前良く買って、
にこにこ顔で 帰路に着きました。


写真1~5共、ブラブラ走りながら周囲をキョロキョロして 良さそうな所を見つけたら停まって撮す…という、日頃の自分の撮影スタイルが生きた。
   風景はその時・その天気で表情が変わるのだから 案外このやり方が正解なのかも知れない。
   勿論 そうやって良いポイントを見つけた後は
 何度も通って、また違う表情を探すという事も とても大事。
写真1
 絞り優先AE f8(1/1250sec) 露出補正=0EV 焦点距離=120mm ISO=400
 画質=RAW WB=くもり ピクチャースタイル=スタンダード AF 7DMk2
写真2
 (1/400sec) 焦点距離=130mm WB=太陽光 5DMk3
写真3
 (1/640sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=140mm WB=太陽光
写真4
 (1/500sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=190mm WB=太陽光 5DMk3
写真5
 (1/800sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=530mm WB=太陽光
写真6
 f11(1/400sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=230mm ISO=200 WB=くもり MF
写真7
 (1/1000sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=240mm WB=くもり AF        他は同じ

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春が行く (その6)



神田溜を出ると そろそろお腹が空いてくる頃なので
  彦根城
          がある 豊公園(ほうこうえん)に向かいます。

撮影会当日は この駐車場にマイクロバスを停め、車中でお弁当を食べよう という予定なのです。



此処の桜は とてもしっかりしていて、後2日経っても大丈夫 と確信を持てました。
こういう場所が有ると 皆さんをご案内する担当としては、随分気が楽になります。



撮影会の最後は 湖北水鳥公園の予定なのですが、この時期 冬鳥はもう居らず 撮るべき物が有りません。

何か無いか?と めぼしい被写体を探しながら 湖周道路を北上していると、
右側に 濃い紅枝垂れ桜が 目に飛び込んで来ました。

こんなに有り難い話は そう有りません。 早速空き地に車を停めて 周辺を偵察します。



お~! 良いじゃあ有りませんか。



ヨシヨシ …



此処は使えます。








2日後も 花は全く問題無さそうですし、こういう小物が色々揃って居ると
次の例会で一斉に作品が並んだ時に 皆さん同じ絵柄に成り難く、本当に助かるのです。

写真1・2共、この時だけドンヨリとした曇りになってしまい 桜色が薄汚れた様に写ってしまう。止む無く後からPCで
   WBを「くもり」に変えて 赤味を少し出した。豊公園近くの港からは 丁度桜が満開の 海津大崎巡りの船が発着していた。
写真3、5DMk3の背面モニターは固定なので、カメラを地面に置いたこの構図では ノーファインダーで撮るしかない。
   できればパンフォーカスで撮りたかったが、手前のタンポポまでは20cm程しか無いので 一杯のf22まで絞ってもボケてしまった。
写真4~8共、全てにピントが来ていると煩わしい絵になるので、主役を決め 脇役はアウトフォーカスになる様に絞り値などを設定して撮影。

写真1・2共通
 絞り優先AE f8(1/1600sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=110mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真3
 f22(1/125sec) 焦点距離=30mm
写真4
 f5.6(1/2500sec) 露出補正=0EV 焦点距離=360mm 7DMk2
写真5
 (1/640sec) 焦点距離=250mm 7DMk2
写真6
 (1/1000sec) 露出補正=0EV 焦点距離=120mm
写真7
 焦点距離=100mm
写真8

 (1/800sec) 焦点距離=300mm 7DMk2            他は同じ

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春が行く (その5)



清滝寺を出て 7km程西に有る 次の撮影予定地
  神田溜(かんだだめ)
               へ向かいました。
一寸珍しい この名前は、農業用の溜め池 の事なのでしょう。

枯れハスを浮かべた池の向こうに 竹林を背負った桜が並ぶ、とても印象的な所です。



一線に並んだ芦も 彩りのアクセントになっています。
水鳥を撮ろうと思った瞬間 水中に潜ってしまいました。



定番ですが 枯れハスの様子も 同時に楽しめる、なかなか良い所です。

小生は無縁ですが 釣り竿を振っている先客が 3人程居られたので、
その方面でも きっと人気が高いのでしょう。

桜の列の左奥に ツツジの様な濃いピンク色が チラチラ見えたので、
池の左側へ入って行く遊歩道を 少し歩いてみる事にしました。



もうかなり散り始めている様ですが 明後日の撮影会本番まで 何とか持って貰いたいものです。



曲がりながら続く遊歩道の向こうから 乳母車のお母さんがやって来たので、急いでしゃがんで1枚。



しゃがんで桜を撮っている方が居られたので こちらもしゃがんで もう1枚。



池の左奥にツツジが数本あって こちらは丁度満開、桜をバックに 元気の良い枝先を撮って見ました。

写真4~6共、地面は黒っぽい方が 落花が引き立つ。
写真1
 絞り優先AE f8(1/2000sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 f11(1/640sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=80mm ISO=400
写真3
 f11(1/640sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=600mm ISO=400
写真4
 (1/1000sec) 露出補正=-1/2EV ISO=400
写真5
 f11(1/400sec)
写真6
 露出補正=-1/6EV 焦点距離=100mm
写真7
 (1/200sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=220mm ISO=200     他は同じ

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春が行く (その4)



続いて 去る8日に出掛けた 滋賀県北部の様子のご報告です。
所属する写真クラブの 春の撮影会を10日に行うので、桜の様子を 最終下見しに出掛けた次第。

先ずは 米原市にある 徳源院清滝寺、先輩写友のS氏が 古い枝垂れ桜が有るらしい… と
撮影会の候補に 探し出して下さったのです。
京極氏の墓所だそうですが、地元の方々が 代々 丁寧に守り続けてこられた様です。



実は この枝垂れは、由緒ある古木の枝を 40年程前に接ぎ木して育てられた 子供の木で …



気のせいか 花付きもとても良く、元気に こんもりと咲いています。



そしてこちらが 樹齢320有余年と言われる糸桜
  道誉桜
             で、先程の桜の 親木になります。



後に入道となり「道誉」と号した 京極高氏が植えたと伝えられる事から、その名が付いています。

やはり歳のせいか花付きが少し寂しく 繊細な印象ですが、とても風格の有る銘木 と感じられました。
この見事さは 何とか明後日の撮影会まで 持ってくれる事でしょう。

それは良いのですが、実は 少々困った事が起きていました。



某TV局が 朝の全国ニュースの時間に、桜の名所として つい今し方 放映したのです。
たった今 生放送が無事終わったばかりの 撮影スタッフの皆さんが、ご住職ご夫妻と 歓談して居られました。

困った事 と言ったのは、この放映を見た方が 10日の日曜日には 大挙して押し寄せるに違いないからですが、
それは 小生の実に身勝手な受け取り方で有って、我々の選択が大変正しかった という証明でも有る訳で、
むしろ共に喜ぶべきなのでしょう。 了見の狭い事を言っていては いけませんね。



スタッフの方が お庭を拝観しながら、ホッと一息ついて居られます。良い雰囲気です。 



実はこの前日の7日は 風雨がとても強く、ご住職は 花が落ちてしまうのでは無いか… と
大変気を揉まれたそうです。

折角なら 我が子の一番美しい姿をお見せしたい… というお気持ち、とても良く判ります。
でも大丈夫! 今日の桜達 素晴らしい晴れ姿でしたよ。

そのTVを見ていた家内は 其処へS氏と小生が下見に行っている事を知っているので、
地方版と全国版のニュースを 両方とも録画しておいてくれました。

帰宅後に小生も その映像を見る事が出来、素晴らしい姿を 改めて愛でる事が出来ました。



お寺の隣には 神仏分離で分かれた神社もあり、参道も含めたこの一帯は 静かな佇まいを見せて居ます。

しかし この静けさは束の間で、我々が ご住職ご夫妻に おいとまを告げる頃には
アチコチからの問い合わせで、お寺の電話が 引っ切り無しに鳴り始めていました。 
やっぱり… 。

写真1~5共、前日の風雨でかなりの落花が有ったが、それでも未だ充分に美しい姿を見せてくれていた。ご住職の奥さんのお話しでは
   6日が一番美しい姿だったとの事だが、プロのTV放映も我々素人の撮影も ピッタリと日程を合わす事は実に難しい。
写真6・7共、撮影スタッフは30人近く居られただろうか。中継車やクレーンカメラ等々 車も大きいのが数台来ていた。
   10分足らずの放映とは言え 大変な人手と時間を掛けているのだと知った。
写真8、門の前の桜のひこばえ。
写真1

 絞り優先AE f8(1/500sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=110mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3

写真2
 (1/250sec) 焦点距離=120mm
写真3
 f5.6(1/2000sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=120mm
写真4
 f5.6(1/2000sec) 焦点距離=110mm CPLフィルター使用
写真5
 f5.6(1/500sec) 焦点距離=130mm
写真6
 f5.6(1/640sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=80mm
写真7
 f8(1/250sec) 焦点距離=90mm
写真8
 f5.6(1/1000sec) 焦点距離=110mm
写真9
 f5.6(1/1600sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=120mm     他は同じ

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春が行く (その3)



これも古い話になってしまいましたが、3日は 市観光協会主催の「桜祭り」が 震災記念碑公園であり、
小生も 「写真教室」のお手伝いを させて戴く事になりました。



此処は 隣接する 越水浄水場の桜が有名で、小生も 「教室」の準備が始まるまでの一時
ブラブラと 覗いてみる事にしました。



こういう光景を見ると 日本人は
  桜が大好き
             という実感がします。



浄水場ならではの企画 「水の飲みくらべ」、なるほど… です。



色んな種類の桜が植えられていて それぞれが丁度満開、
訪れた人達も 思い思いの春を 楽しんで居ます。



この後、建物の屋上に上がらせて貰える… という玄関に入ろうとした時、スマートフォンが鳴って
準備が始まるので来て下さい! との事。
この桜達を 屋上から見下ろしたら さぞ綺麗だろう…と 一瞬期待しただけに、これは一寸残念でした。



向こうのテントの中に パソコンやプリンターを並べて、
別の先生方の撮影指導を受けて 撮って来られた写真データを パソコンに取り込み
その中から良い1枚を選んでプリントし、お土産に持って帰って戴く… という企画です。



11時頃には 西宮市吹奏楽団の皆さんの準備が整い、賑やかに 演奏が始まりました。



某TV局の朝ドラのテーマソングなど 馴染みの深い曲を選んで演奏されるので、
聴衆もドンドン増え…



とても良い雰囲気の 「桜祭り」が始まりました。

肝心の「写真教室」の様子は、自分自身が忙がしくなったので 写真が1枚も有りません。
でも 少しでも多くの方に 写真を楽しんで戴けたら、企画は大成功 と言えるでしょう。

因みに 殆どの方がスマートフォンでの撮影で、コンパクトデジカメが少し、
その他に タブレット・一眼レフ・全天球カメラの方が それぞれ1~2名、という内訳でした。

写真10、好天なのだが 急に陰ってしまった。
写真1・10共通

 絞り優先AE f2.0(1/2000sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=25mm ISO=オート
 画質=RAW WB=オート ピクチャースタイル=スタンダード AF S100

写真2
 f2.8(1/1600sec) 露出補正=0EV 焦点距離=30mm
写真3
 f4(1/500sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=80mm
写真4
 f2.2 露出補正=-1/3EV 焦点距離=30mm
写真5
 f4(1/640sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=50mm
写真6
 f2.2 露出補正=-1/2EV
写真7
 露出補正=-1/3EV 焦点距離=40mm
写真8
 露出補正=-1/2EV
写真9
 露出補正=-1/3EV                   他は同じ

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春が行く (その2)



ミツマタの次は これも先輩写友のK氏が教えて下さったポイントで、朝来市の
  モクレンとサンシュユ
                      の群生ですが、
ご覧の通り自生では無く 守り育てられた木々です。



相変わらず小雨模様で、水滴が 行く春の風情を増してくれます。



日差しが無い分 白や黄色が どうしても黒ずんでしまうのが残念ですが、それは止むを得ません。



黒ずみを減らす為に、なるべく明るく撮る様にします。



1株だけ咲いていた 華やかな彩り。



お勧めの日より 2日早かったのですが、その分 モクレンに 嫌な茶色の傷みが有りません。



こんなに汚れの無いモクレンの群生は 滅多に見られない と思いました。



雨に濡れた 満開のモクレンとサンシュユ、たった二人だけで見ているのが 何とも贅沢
と言うか 勿体ないと言うか… 。



実に豪華な競演です。



最後に これは小生が以前見つけていた 夜久野町の枝垂れ桜 を見に遠廻り。



この株は 未だ数日ほど 早過ぎた様ですね。

写真1~9共、足元が良いので木々の直ぐ脇まで寄れ 綺麗な花弁の様子もアップで狙えた。
写真1

 絞り優先AE f11(1/160sec) 露出補正=0EV 焦点距離=50mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3

写真2
 f8(1/500sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=110mm ISO=1600
写真3
 露出補正=-2/3EV 焦点距離=80mm
写真4
 (1/200sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=90mm
写真5
 f8 露出補正=+1/6EV 焦点距離=130mm MF
写真6
 f8(1/250sec) 露出補正=0EV 焦点距離=210mm
写真7
 f8(1/320sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=110mm
写真8
 (1/80sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=130mm
写真9
 f5.6(1/1000sec) 露出補正=+1/2EV 焦点距離=120mm
写真10
 f5.6(1/400sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=110mm
写真11
 f5.6(1/640sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=130mm ISO=800
      他は同じ

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