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12月の信州行 (その7)



翌18日は 全県終日快晴! という単純明快な天気予報。

今回の撮影行の最後となる明19日は 仕事の都合で 未明に出発し昼までに帰宅しなければならず
この日が最終撮影日となる事も有って、良いシーンに出会おうと 未明から気合いが入ります。

アレコレ考えた結果 4時過ぎに宿を出て 初日にも訪れた菅平の峰の原高原(小ブログ21日にご報告)へ
6時前に到着、誰も居ないポイントで三脚を立て 北アルプスなどの 白銀の峰々の朝焼けを 狙います。

下界の白いのは 溜まった朝霧、街明かりは 方角から千曲市街と思われます。6時24分の撮影です。



穂高から白馬まで 本当に遮るものが何も無く
  冬の朝の絶景ポイント
                             だ と思います。6時41分です。



陽が昇り 正にモルゲンロート、6時59分です。

この頃になると 近くのスキー宿から出て来た宿泊客や、下から車で上がって来たカメラマンなどで
10人程の列が出来 …



皆で 口々に 素晴らしい光景に感動して居ました。



7時を廻ると 朝日の赤味が薄らぎ 山が白っぽくなってきたので、場所を変え
先程から気になっていた 近くの白い木を入れて 朝の雰囲気を狙って見ました。

この後 いつものコンビニ弁当の朝食を取り 冷え切った体を暖めてから、8時半頃 展望ポイントを離れ
途中 アチコチで雪景色を撮りながら、次に 志賀高原へと移動しました




10時半 志賀高原に到着、スキー場では 針葉樹の影が伸びた斜面を
クロスカントリースキーの練習をしている人達が 滑り降りてきました。



小生のお目当ては 殆ど人が入らない 長池の周辺、一人分の踏み跡を辿りながら 良い被写体を探します。



11時を過ぎた頃 暖まった雪が枝から落ちて、美しい情景を見せてくれました。

翌19日は 2時前に宿を出て 8時頃 無事帰宅、朝食後 昼までゆっくり朝寝しました。
延べ9日間の総走行距離 約2,380km、総撮影枚数 約2,510枚でした。

撮影一口メモ
写真1~4共、余りに広大な景色だと 何処を撮ろうか迷うのは事実だが、単純に広く撮っただけの絵も
   時には良いでは無いか と考える。しばしば「切り取れ」という指導を聞くが、切り取りだけよりも
   色々な絵柄が有った方が変化を楽しめると思う。


写真1
 絞り優先AE f11(4sec) 露出補正=-11/6EV 焦点距離=110mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード MF 80D 三脚使用
写真2
 (1/15sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=30mm 5DMk3
写真3
 (1/60sec) 露出補正=-5/3EV 焦点距離=110mm
写真4
 (1/100sec) 露出補正-2/30EV 焦点距離=30mm 5DMk3
写真5
 (1/200sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=120mm ISO=400 AF 5DMk3 手持ち
写真6
 (1/800sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=140mm ISO=400 AF 5DMk3 手持ち
写真7
 (1/640sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm ISO=400 AF 5DMk3 手持ち

写真8
 f5.6(1/1000sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=230mm ISO=400 WB=5000K AF 5DMk3 手持ち    他は同じ

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12月の信州行 (その6)



翌17日は 県中~南部は晴れ との予報、意を決して未明から 岡谷市の高ボッチ山に上がりました。
零下10度の中 待つ事30分、6時51分に 諏訪湖の向こうで
  朝焼け
               の富士山が 輝きました。



つい東の方に目が行きますが 後にもご注目!



明るくなったので山を下り 茅野市へ移動して、先月見つけた 横谷渓のミニ滝
(小ブログ11月24日の11枚目でご紹介)を覗いてみます。

期待通り 氷柱は随分成長していて …



素晴らしい被写体になっていました。



ついでに 横谷峡の目玉商品?である 乙女滝へ。
12月中旬とあって 未だ完全には凍って居らず、それがかえって 迫力を増している様に思えます。

しかし いつも思うのですが、凄い乙女ですね!



光は 夕方の方が 向きが良いのですが、そう呑気な事も 言って居られません。



雲間から光が差すと 昼の時間帯でも 氷柱や飛沫が輝きます。



日が陰ると 氷の色が青味掛かって写り、氷瀑の厳しさが むしろ表現出来る気がします。



最後に 同じく横谷峡の おしどり隠しの滝を訪問、
駐車場から400m程歩くだけの価値は充分有る と小生は思います。

横谷峡は奥が深く この他にも素晴らしい滝は多いのですが、4時起きの体で余り欲張ると
気付かない内に注意力が散漫になっていて 雪道で怪我でもしかねないので、この辺で切り上げます。



凍り付いた坂道を 無事駐車場まで戻り、収穫が多かった 今日の撮影を終えました。

撮影一口メモ
写真3・4・6・8共、氷点下で舞う飛沫が草や枝で凍り 下から上にも(鍾乳洞の様に)氷柱が成長する。

写真1
 絞り優先AE f16(1/20sec) 露出補正=-5/3EV 焦点距離=130mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード MF 80D 三脚氏用
写真2
 (1/100sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=90mm ISO=800 AF 5DMk3 手持ち
写真3
 f11(1/200sec) 露出補正=0EV 焦点距離=310mm ISO=800 AF 手持ち
写真4
 f11(1/50sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=270mm
写真5
 f11(1/1250sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=25mm ISO=1600 AF 5DMk3 手持ち
写真6
 f8(1/2500sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=110mm ISO=1600 AF 5DMk3 手持ち
写真7
 f11(1/2000sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=40mm ISO=800 
AF 5DMk3 手持ち
写真8
 f8(1/3200sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=130mm ISO=1600 AF 5DMk3 手持ち
写真9
 f11(1/40sec) 露出補正=0EV 焦点距離=130mm ISO=400 AF 5DMk3 手持ち
写真10
 f8(1/800sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=120mm ISO=800 AF 5DMk3 手持ち     他は同じ

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12月の信州行 (その5)



翌16日は 信州全域で曇りの予報、余り絵に成らない気象条件なので ローカルニュースで見た
  カーリング競技
                       の国際試合を観に、軽井沢へ出掛ける事にしました。

短期滞在では なかなか出来ない、余裕の日程です




カーリングという競技 女子チームの活躍以来ファンになり、好試合をTVで時々観るのですが
実際に会場で観るのは
 生まれて初めて。 受付で 観戦のマナーを教わってから 中へ入りました。

お~!やってるやってる… 。



此処 軽井沢アイスパークは 6シートを備えた 国際大会も開催出来る 本格的なカーリング施設で、
総合運動公園内に 3年前に出来たばかりの施設だそうです。
こちらが観客席で 向こうがコーチ席、右横がTV・ラジオ局やプレス用の窓になっています。 




国際試合でも活躍する あの LS北見(北海道北見市・常呂町)の …



あの選手達や …



同じく強豪 北海道銀行(札幌市)の



あの選手達が活躍するのを 直ぐ近くで見られたのは、正に感動モノでした。



昼前まで観戦した後、軽井沢から程近く 浅間山の西5km程の所にある 高峰高原へ上がりました。



予報通りの曇り空から 雪が舞い、寒々とした光景が広がっていました。



宿で夕食後 21時半頃に、月明かりで雪山を撮ろうと また出掛けたのですが
未だ雪が少ないせいか イマイチ山が白く浮き出てくれず、不発に終わりました。 あ~ぁ寝よ寝よ… 。

撮影一口メモ
写真1、所要時間を1時間半と踏んで出掛けたのだが 夜半来の降雪で高速道路上で事故が3件発生し、
  1時間程余計に掛かった。乗用車数台が路上でバラバラに散乱していた(緊急車両未到着、ドライバー達が破片を
  適当に片付けてその脇を通過)が、夜のローカルニュースによれば
人の被害は幸いにも軽傷程度で済んだらしくて
  まだ良かった。雪上を皆100km/h程で走るので、
下り坂やカーブで一旦滑り出したら ぶつかるまでもう
  止められないと思う。


写真1
 絞り優先AE f5.6(1/800sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=40mm ISO=1600
 画質=RAW WB=オート ピクチャースタイル=スタンダード AF 80D
写真2
 (1/50sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=40mm
写真3
 f8(1/250sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm WB=クリックWB 5DMk3
写真4
 f8(1/50sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=330mm
写真5
 f8(1/125sec) 露出補正=0EV 焦点距離=330mm
写真6
 f8(1/200sec) 露出補正=0EV 焦点距離=430mm
写真7
 f8(1/100sec) 露出補正=0EV 焦点距離=220mm
写真8
 f16(1/500sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=150mm ISO=800 WB=4800K 5DMk3
写真9
 f11(1/400sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=50mm ISO=800 WB=太陽光 5DMk3
写真10
 バウrブ撮影 f11, 90sec 焦点距離=25mm ISO=200 MF 5DMk3 三脚氏用       他は同じ

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12月の信州行 (その4)



翌15日は 中・南信方面が未明から晴れ との予報。

朝焼けを何処で狙うか 迷いに迷った揚げ句、塩尻へ向かおうと 安曇野から高速道路に乗った瞬間に気が変わり
直ぐ次の出口で降りて地道を急いで引き返し… 結局 松本市内の アルプス公園近くの高台で
日の出を迎えることに決めました。

西の方角が大きく開けた場所に三脚をセットして 何とか
  モルゲンロート
                       に ギリギリ間に合いました。



月齢は15.4 右下方向が少しだけ欠けた感じの 「ほぼほぼ」満月が、
安曇野のシンボル的な存在である 常念岳の肩に沈んで行きます。



7時過ぎ 月が沈んだ後は 諏訪湖へ向かい、西端の 天竜川の流れ出しである 釜口の水門橋を訪れました。
堰の真上から覗くと 神秘的なカーブを描いた水が 滝となって流れ落ちていました。 



9時丁度 噴水が吹き上がりました。



正に 白鳥の湖 です。



次に訪れたのは 群馬県境の北相木村にある 大禅の滝、
真冬は全面結氷する氷瀑 として知られますが この日は その片鱗だけ。

氷柱の間から 裏側を落ちる水流が見えていました。



年が明ける頃には きっと立派な氷瀑になっている事でしょう。

撮影一口メモ
写真1・2共、南へ行く程好天かと思って高速を南へ走り始めたが フト見ると西の山が意外にクッキリと見えていたので
   急遽近場で撮る事に変更した。臨機応変に対応出来るのも 何度も足を運んで土地勘が着いたお陰。
   2で満月の左の峰が 常念岳と稜線で繋がる前常念岳。
写真4・5共、此処の噴水は毎正時に15分だけ吹き上がるそうだが 好天時に近くで見たのは始めて。
   日差しを浴びて純白の美しい翼を拡げていた。


写真1
 絞り優先AE f11(1/30sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=70mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード MF 5DMk3 三脚氏用
写真2
 (1/640sec) 焦点距離=280mm ISO=1600 AF 80D 手持ち
写真3
 (1/320sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=110mm ISO=400 AF 手持ち
写真4
 (1/4000sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=40mm AF 手持ち
写真5
 (1/4000sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=60mm AF 手持ち
写真6
 (1/13sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=210mm 80D
写真7
 f5.6(1/25sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=150mm ISO=1600 AF 手持ち    他は同じ

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12月の信州行 (その3)



翌14日は 長野市南西部 聖(ひじり)山高原に上がりました。



針葉樹が 一面真っ白、関西地方では なかなか目にすることが出来ない光景です。
こういう情景に出会えるという事が、小生が信州に通い詰める 理由の一つになっています。



人生の分かれ道? さて どちらに進むべきか… 。



印象的な絵をモノにしようと かなり長い時間 ワンポイントで狙っていたのですが、
無理な姿勢で構えて居る内に 重いカメラとレンズで 手がプルプルしてきて
結局ピンボケになってしまいました。 残念無念!



10時半近く、小さな湖に張り出した木々の 枝に着いた雪が緩んで 次々と落ちて行きます。



雲間から光が入り 一寸良い感じになりました。



全面結氷した湖面も とても良い雰囲気です。



また霧が流れてきて モノトーンの世界になりました。



11時半過ぎ、雪道を下って行く途中で 風格を感じさせる木を見つけたので 車を停めて近付いてみると
幹にしめ縄が張ってあって 案内板が傍に立っていました。

やはり この地の人々に敬愛されてきた
  長老
            の樹だったのですね。

肩書きなど聞く前から 自然と風格を漂わせて居る…、人間もこうなりたいものです。



帰り道は 姨捨の棚田へ降りて来ました。

此処にも 棚田を見下ろす高みに 老木と社があり、周囲は綺麗に手入れされています。
土地に根付いた人々の 長い営みを感じさせる情景です。

撮影一口メモ
写真4、絞りを開いて望遠で覗くと 或る一点で氷の粒が虹色に輝く時が有る。太陽の移動で刻々と場所が
  変わるので三脚で撮るのは難しく、ファインダーを覗いたまま立ち位置を1cm単位でズラして行かないと
  こういうシーンにはなかなか出会えない。腕力と根気が勝るか メゲて諦めるか… 今回は小生の負け。

写真1
 絞り優先AE f16(1/20sec) 露出補正=0EV 焦点距離=50mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 f11(1/1000sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=270mm 80D
写真3
 f11(1/320sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=25mm
写真4
 f5.6(1/2500sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=700mm ISO=400 WB=4000K MF 80D
写真5
 f11(1/320sec) 露出補正=-1/2EV ISO=400
写真6
 f11(1/800sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=200mm 80D
写真7
 f11(1/400sec) 焦点距離=100mm ISO=400 WB=4500K
写真8
 f11(1/800sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=110mm ISO=400
写真9
 f11(1/160sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=70mm
写真10
 f11(1/50sec) 露出補正=-2/3EV                              他は同じ

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12月の信州行 (その2)



翌13日は 白馬方面へ向かいました。
先ずは大町市の仁科三湖の一つ 中綱湖へ、中学生らしき姿が 駅への道を歩いて来ます。



真冬には 一面 真っ白の世界になってしまうこの辺りも、未だ雪は少なく
芦もほぼ根元まで 全体が見えていました。



農道脇の田も シャーベット状の水溜まりが 黒く見えています。



湖岸の木々が 寒々とした
  素足を湖面に
                     映していました。



続いて 白馬村へ移動、神城地区の雪原を 歩いて見ます。



昨日辺りの 朝の散歩だったでしょうか、人と犬の 少し埋もれた足跡が続く 雪道の真ん中に
枯れ草が 顔を覗かせていました。



人里の 直ぐ後ろの山まで、もう真冬が降りて来ています。

撮影一口メモ
写真5・6共、何と言うことも無い枯れた雑草が 寂しく雪原に立つ姿には、何処か凜々しいところがある。

写真1
 絞り優先AE f11(1/400sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=90mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/200sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=40mm
写真3
 f16(1/320sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=50mm
写真4
 (1/160sec) 露出補正=0EV 焦点距離=110mm
写真5
 (1/1250sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=120mm
写真6
 f5.6(1/2500sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=120mm
写真7
 (1/1250sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=70mm ISO=400
写真8
 (1/320sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=100mm ISO=400    他は同じ

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12月の信州行 (その1)



去る11日から19日まで また信州へ出掛けていました。

特に アレを撮るぞ! と決めたモノが有る訳でも無く、謂わば 忙しさから逃れるのが主目的
という感じの 好い加減な撮影行。さてどんな結果になりますやら… 。

初日は 用事を済ませて お昼の出発、移動するだけで 安曇野の定宿に泊まり
翌12日は 県北東部の
  菅平(すがだいら)高原
                        へ 未明に上がりました。



地元TV局の情報と ローカル天気予報だけが頼りの 撮影場所決めですが、実に良い感じの朝で
撮影行の出足は 至って好調です。



菅平は 場所柄スキー場が多く、この朝も アチコチの斜面で 人工降雪機が唸りを上げていました。



なだらかな斜面に 針葉樹の影が長く伸びて、美しいパターンを作っています。



8時半を廻り 陽が高くなると、立体感が乏しくなり 絵が平面的になって来るので
なるべく奥行きを感じられる様な構図 での絵作りを心懸けます。



気温も0度近くにまで上がり、陽の当たる木々からは 時々 枝に積もった雪が落ちて来ます。



「信州の夕日100選ポイント」はこの先 という案内板が有ったので 其処まで上がって行くと、
北アルプスから 後立山連峰の峰々が 遠望できるではありませんか!
今まで全く知らなかったけれど これは良い場所を見つけました。

でも夕方は 折角の白銀の山が シルエットで黒くなってしまう訳ですから、
此処は 小生に言わせれば (少なくとも冬場は)絶対に早朝の撮影ポイントだ と思います。



前日までの疲れと 4時起きの睡眠不足から、疲れを溜めない様に 10時半には撮影を終えて
宿へ戻りました。

撮影一口メモ
写真2、山の稜線から太陽が顔を覗かせると こちらの尾根筋の針葉樹がピンク色に輝き始める。
写真3、巨大な扇風機で送り出された霧が零下の気温で凍り スキー場の斜面に降り積もって行く。
写真5・8共、冷え切っているのだが 唐松の枝の微かな茶色が 暖か味を感じさせる。
写真6、大きなサイズで見ると一粒一粒の雪がキラキラと輝いて居るのだが、このサイズでは残念ながら… 。
写真7、右は槍、中央の大キレットを挟んで南岳と穂高の峰々。高圧鉄塔が少々無念!

写真1
 絞り優先AE f11(1/13sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=150mm ISO=100
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード MF 5DMk3 三脚使用
写真2
 (1/1000sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=310mm ISO=800 AF 80D 手持ち
写真3
 (1/1000sec) 露出補正=ー4/3EV 焦点距離=100mm ISO=800 AF 手持ち
写真4
 (1/1000sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=180mm ISP=400 AF 80D 手持ち
写真5
 (1/1000sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=450mm ISO=400 AF 80D 手持ち
写真6
 f5.6(1/2500sec) 露出補正=-5/3EV 焦点距離=440mm ISO=400 MF 80D 手持ち
写真7
 (1/1250sec) 焦点距離=300mm ISO=400 AF 80D 手持ち
写真8
 (1/500sec) 露出補正=0EV 焦点距離=90mm AF ISO=400 手持ち           他は同じ

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千丈寺湖の朝



撮影行や 色々な会合などで忙しく、ブログのアップもママならない状況が続いて
又しても随分古くなってしまいましたが、去る3日の朝の様子をご報告します。

風景写真の先輩写友であるK氏から 「3日朝は兵庫県内の2ヶ所の条件が良い… 」 とのご案内を戴いたのですが
生憎その日も9時から所用が有って 遠くまで出掛けられないので、2つの内の近い方 三田市にある
  千丈寺湖
                 を 早朝に訪れた次第。

小ブログ ’10年12月27日にもご紹介したポイントですが
流石 K氏お勧めの気象条件の日だけ有って、この日は 美しい姿を見せてくれました。



日の出前から撮り始めていると 上空を 冬の渡り鳥達が 通り過ぎました。



極僅かに風が有って 湖面の霧が溜まらずに 少しづつ流れて行ってしまうのが 少々残念です。



上の写真の右端部分のアップ、水没した枝が 印象的な姿で 湖面に顔を出していました。



8時近くになると 朝のオレンジ色が薄くなり 面白味が無くなって来ました。
用事で出掛けるべき時刻も迫ってくるので そろそろ引き上げます。



湖を少し離れた所の田に 朝露が ビッシリと降りていたので、時計を気にしながら
望遠レンズで 逆光に輝く水滴を狙って見ました。

良い気象条件の日をご教示くださり K氏 本当に有難うございました。

撮影一口メモ
写真2、鳥の羽音は間近で聞くと ギュッギュッギュッ… と結構大きく感じる。
写真6、時間の制約さえ無ければ
 もっとアレコレ撮って居たかったが そうも行かない。
   大きなサイズで見ると まるで小さな宝石が一面に撒き散らされた様な豪華さ。

写真1
 絞り優先AE f16(1/80sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=70mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード MF 5DMk3 三脚使用
写真2
 f11(1/800sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=800mm AF 80D 手持ち
写真3
 (1/200sec) 焦点距離=100mm
写真4
 f11(1/1250sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=640mm AF 80D 手持ち
写真5
 f11(1/3200sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=870mm AF 80D 手持ち
写真6
 f8(1/640sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=720mm AF 80D 手持ち 
   他は同じ

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雨の紅葉



ご報告が遅くなってしまいましたが、去る11月27日は 所属する写真クラブの撮影会を行う予定だった日。

事情が有って 1週間前倒しした上に 行き先まで変えて実施したのは 27~29日にご報告した通りですが、
もし予定変更せずに そのまま実行したら どうなっていただろう… という興味もあって、
単独 覗いて見る事にしました。

天気予報では酷い雨だったのですが、実際当日の現地 奈良県明日香村の西隣 高取町に有る高取城址は
小雨が上がりかけ 霧も漂って来て、小生にとっては ほぼベストなコンディションでした。



紅葉は 盛りを既に1週間程過ぎ、随分落ちていましたが 早過ぎるよりは余程マシ。



小生の他にも 3人のカメラマンが 静かに撮影していましたが、何と! その内のお一人は
  城郭写真家
                 のG氏。

写真月刊誌 アサヒカメラ 今年の9月号の 巻頭グラビアを飾ったプロカメラマンですが、
そういう方も来て居られるという事は 小生の狙いは間違っていなかった という事であり、自信を深めました。



撮影会の次の予定地は 宇陀の鳥見山公園だったので、そちらへ廻りました。
神社の鳥居の上からの1枚、ここも 予想通り「絵に出来る」被写体で、期待に応えてくれています。



誰に褒められる訳でも有りませんが、一人「ヨシヨシ… 」と 納得&ニンマリの一日でした。
雨中 未明から出掛けて 本当に良かった… 。

大変長く間が空いてしまいましたが
 小 風景写真サイト「四季逍遊」を更新しました。
       http://www.geocities.jp/shikishoyu/
右欄外「ブックマーク」の「 四季逍遊 」でリンクしていますので、宜しかったら覗いてみて下さい。

撮影一口メモ
写真3、霧が入って来るまでの間 G氏と親しくお話しさせて戴けたが、お住まいは福島で 1週間前から
   撮影に出掛けられ 今は近畿、この後は四国を経由して九州へ入り 最後はあの熊本城のご予定とか。
   年の半分は撮影行らしく プロの厳しさを垣間見たが、至って気さくで とても好感度の高い方だった。


写真1
 絞り優先AE f11(1/4sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=20mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード MF 5DMk3 三脚使用
写真2
 焦点距離=25mm
写真3
 (1/40sec) 露出補正=-3/2EV 焦点距離=16mm ISO=800 AF 手持ち
写真4
 (1/60sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=25mm ISO=800 AF CPLフィルター使用 手持ち
写真5
 f5.6(1/250sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=130mm ISO=800 AF CPLフィルター使用 手持ち    他は同じ

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