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宇陀再訪 (その2)



刈り取った後の モショモショ が 朝日を浴びて 輝いています。

リズミカルで綺麗なカーブ、美しい造形です。
詩人なら 音楽のようだ… と 詠むのでしょうか。



暫く 横走りしていると、地元 奈良のカメラマン氏 数名が並んで撮影中。
おお! 確かに
  絵になる
             光景ですね。

農道が広くなっている所に 小生も並んで駐車して、皆さんにご挨拶してから 一緒に撮影開始。

小生は来る時刻が遅かったので 丁度 真正面からの直射光になり、ハレ切り も出来ません。
レンズのゴーストは 必ずしも悪では無い と思いますが、かなり盛大に出るので サスガに気になり…



右の方に有った 木立の陰に入って、ゴーストを消してみました。
悪く無いとは思いますが 構図はやはり 上の絵の方が 良さそうです。



もう一度戻って 少し長めの焦点距離で ギリギリのハレ切りをしてみました。
う~ん… やはり広角で 左の紅葉も入れたい! けど 広角だとゴーストが出る!

無い物ねだり をして居ても仕方無いので、また来年 もっと早い時刻に 再訪する事にしましょう。



更に横走りして行くと 「山辺赤人の墓」 が有りました。

案内板に 遠慮がちに書かれている通り、「そう伝承されている」 というだけの話なのですが
「…と 古くから村人は 信じて疑わない」 のくだりが 泣かせます。

お墓の住人のご感想も 伺ってみたい気がします。


撮影一口メモ:
 写真2、もう少しだけ左に寄った位置から 下の田を狭目に入れる為に脚立に立って 一寸長めの焦点距離で狙うのがベストか。
     薄暗い時刻には構図を見極め難いので 来年迄良く覚えておかなければ…。
 写真5、とても暗い木立の中なので ISO感度を上げて手ブレしないシャッター速度を稼ぐ。
写真1
 絞り優先AE f11(1/125sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=90mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/160sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=30mm ISO=400
写真3
 露出補正=-5/6EV 焦点距離=40mm ISO=400
写真4
 (1/200sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=80mm ISO=400
写真5
 f8(1/100sec) 露出補正=-5/3EV 焦点距離=40mm ISO=3200
  
 
 
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宇陀再訪 (その1)



去る16日に 奈良 宇陀の龍王ヶ渕を訪れ、同日の小ブログで ご紹介しましたが
同じ宇陀地区には 他にも良い所が色々有りそうなので、23日に 再訪してきました。

先ずは 取り敢えず 龍王ヶ渕 へ。
正面に有る紅葉 このサイズでも 何とか判るでしょうか…。

変化のある気象条件を期待しましたが、生憎 快晴過ぎて タダのスッキリした池 でした。

しかし 前回気になっていた 池の岸辺のゴミを何とか取り除こうと、
家から高枝バサミを持参して
ゴミ取りだけは やって来ました。

これで暫くの間は 再々訪した時に 足元から綺麗な池面を 撮れるでしょう。
転んでもタダでは起きない… という性格です。



池を後にして 次に訪れたのは、直ぐ近くに有る 戒場から額井地区にかけての 棚田。
丁度
  朝日が
           差し込んで来て、なかなか良い感じ です。



山並みも ホンワカして 長閑です。
手前の雑草が ヤケに元気なので、脚立に乗って 雑草越しの撮影です。



アレレ 低地に霧が出ています。龍王ヶ渕にも これが出て欲しかったなぁ…。


撮影一口メモ:
 写真1、土曜日で ルアーフィッシングの先客が2人居られ 右奥の部分で竿を振って居られたので、これはそこを外した構図。
 写真2、黄葉がとても印象的な情景。白いフェンスが少々目障りだが 有る物は致し方ない。
写真1
 絞り優先AE f11(1/4sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=30mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード MF 5DMk3 三脚使用
写真2
 f8(1/160sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=80mm ISO=800 AF 手持ち
写真3
 f8(1/640sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=120mm ISO=800 AF 手持ち
写真4
 (1/500sec) 露出補正=-3/2EV 焦点距離=90mm ISO=800 AF 手持ち      
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撮影会 (その7)



折角なので 圓教寺で最も中心的な お堂である
  魔尼殿(如意輪堂)
                        に 小生も上がって見る事にしました。

一昨日の (その5)の6枚目 でご紹介したお堂ですが、
下から見上げても 実に堂々とした 立派な造りで、「清水の舞台」 を連想させる程です。



善男善女が 次々と お参りして居られました。



四方に作られた 廻り廊下に出ると 下からは見上げるばかりだった木々が
手に取る程の近さに 迫っていました。



身を乗り出して見下ろすと、1枚目の紅葉を 丁度逆方向から また違った姿で見る事が出来ました。

後で下へ降りたら あの紅葉を 今一度撮り直して見よう… と思っていたのに、
コロッと忘れて 撮らずに帰って来たのが 少々残念です。



境内の ほぼ端近く まで歩いた後、また一同集合して この日の撮影会を終え
バスで帰る事にしました。

結局 大した雨にも降られず、写友の皆さんには それなりに楽しんで戴けたのでは… と
撮影会担当として 少々ホッとした1日 でした。


撮影一口メモ:
 写真2、廻り廊下から望遠域での撮影。当然大変暗いが 最近のデジカメはISO感度を上げても絵が破綻し難いので助かる。
 写真5、この日撮影した中でこのシーンが最も暗く 見られる絵にするのに苦労した。暗部をかなり持ち上げ、彩度も上げている。
写真1
 絞り優先AE f5.6(1/160sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=70mm ISO=3200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/40sec) 露出補正=0EV 焦点距離=110mm
写真3
 f8(1/125sec) 露出補正=0EV 焦点距離=80mm
写真4
 f8(1/80sec) 露出補正=0EV 焦点距離=150mm
写真5
 f8 露出補正=-5/3EV 焦点距離=30mm     
 
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撮影会 (その6)



圓教寺の境内は とても広く また 途中のアップダウンも 結構あるので、
全て歩くのは 大変です。

でも そこかしこに 絵になる光景が現れるので、それを見落とすと 同行写友氏達に遅れを取る訳で
余り 横着も出来ません。

小生は 此処と…



此処が
  彩りのバランスが
                      良い と感じたので、構図を変えたりしながら 何枚も撮影しました。



すると その塀の前を 時々観光客が通り、それもまた 面白そうなので…



思わず何枚か 撮らせて貰いました。
もっとも 通る人は 小生は塀の向こうの紅葉を撮っている としか思っていないのでしょうが…。



もう一つ 小生が気になったのは、この 水子供養のお地蔵さん群 です。

自然の木々は 此処が水子供養の場 と知るよしも無く

その根を岩の隙間にまで 逞しく這わして 
懸命に生きていました。

撮影一口メモ:
 写真1、これが晴天なら白壁は白飛びするところだが 雨模様が幸いして光が柔らかく、しっとりした絵柄になった。
 写真3・4共、とても暗い場所なのが幸いしてシャッター速度が遅く 通行人が適当にブレてくれ、静と動の対比を捉えられたと思う。
 写真5、雨が時折パラつく天気になり 木々のトンネルの下という事も有って とても暗い。
    ISO感度を3200まで上げて ようやく手ブレしないシャッター速度を確保出来た。
写真1
 絞り優先AE f8(1/250sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=60mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/40sec) 露出補正=0EV 焦点距離=120mm
写真3
 (1/25sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=40mm
写真4
 (1/25sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=30mm
写真5
 f5.6(1/20sec) 露出補正=-3/2EV 焦点距離=30mm ISO=3200   
 
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撮影会 (その5)



書写山圓(えん)教寺 への路は、ロープウェイの山上駅から 上り下りを1km弱 する必要が有り
ご年配の方や 足腰が弱っている方の為に シャトルバスも 有料で運行されています。

小生は 撮りながら上がりたいので 当然の如く 歩きを選択。
歩き始めて直ぐ とても見晴らしの良い所 へ出ました。



幼子を連れた 若い家族連れ なども
  セッセと歩いて
                    居ました。



小生 此処は始めて訪れたのですが、確かに そこそこのアップダウンがあり
ご年配の方には やはり バスの利用をお勧めします。



麓では まだまだだった紅葉も、僅か数百m上がっただけで 色付きが良く 
道中も 結構楽しめました。



ボクは しっかり歩いて 偉いね。
オヤオヤ この子は もしかして 2枚目の写真の子 じゃないですか!
ここまで ず~っと歩いて来たのでしょうか。



茶店などもある 寺の中心部分は 紅・黄葉共見頃で、下から見ても 上から見ても
とても絵になる光景です。

光があれば 色はもっと冴えるのですが、余り日差しが強過ぎても 明暗差が大きくなって
これまた 絵になり難い という悩ましさがあり、これはこれで良し とするしか有りません。


撮影一口メモ:
 写真1、何故か一寸気になる女の子だった。曇りとは言えほぼ逆光なので後ろ姿は黒潰れし易い。
    後からPCで暗部を持ち上げ彩度も上げて 何とか細部の質感と色味を出した。
 写真2・4・5共、撮りたい主体が明確なので それ以外は少しでもボカす為に絞りを開いている。
 写真5、この子は1歩ずつ着実に登る。痺れを切らして直ぐ手を出す親も多い中 辛抱強くそれを支えるお母さんも偉いと思う。
 写真6、誰が撮っても同じ絵面になりそうだが 圓教寺の象徴的な写真として 取り敢えず記念撮影。
写真1
 絞り優先AE f8(1/1000sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=50mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 f5.6(1/250sec) 焦点距離=25mm ISO=1600
写真3
 (1/80sec) 焦点距離=30mm ISO=1600
写真4
 f5.6(1/40sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=25mm ISO=1600
写真5
 f5.6(1/160sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=60mm ISO=1600
写真6
 (1/250sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=110mm ISO=1600 
  
 
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撮影会 (その4)



少々 沈んだ気分になったので、明るい情景を撮ろう と 此処の定番ですが 大銀杏を撮影。
見頃には 未だ数日早かった様ですが それでも見事な黄葉が、屋敷の白壁 と 青空に映えます。



横手に廻り 逆光でも 1枚。



土地の方が教えて下さった 近くの神社への参道沿いに、野趣有る柿が 稔っていました。



直ぐ近くの 農家の軒先には
  秋の稔りが
                勢揃い。

この干し柿は 上の写真の柿の木 のでしょうか。
柔らかな日差しを浴びて 天日干しも はかどりそうです。

お昼も過ぎたので バスの中で昼食を取り、薄雲が掛かってくる中を 暫く南下。

某TV局の 年越し番組で 中継放送された事もある、著名な 圓(えん)教寺 で
最後の撮影をする事になりました。



麓の駅にバスを停め、ロープウェイで 姫路市が一望出来る 書写山 へと上がります。
天気予報では 13時過ぎから雨、何とか持ってくれると 良いのですが…。


撮影一口メモ:
 写真3、柿がバックの山に入って引き立つ様 高い位置から撮影。
 写真4、こういう情景を見つけると嬉しくなる。上手い具合に この時は光が差した。これが曇りでは絵にならない。
     しかし誰かが撮っていると皆も集まってきてしまい 結局同じ様な絵になるのが難。
 写真5、ロープウェイは15分に1本、何とか撮れたが 曇って来て色が冴えない。
写真1
 絞り優先AE f8(1/2000sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/500sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=50mm
写真3
 (1/1000sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=180mm
写真4
 (1/2000sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=40mm
写真5
 (1/100sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=50mm ISO=1600    
 
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撮影会 (その3)



佐野邸の外回りは 小生 もう何度も撮っているので クラブの皆さんにお任せして、
土・日曜日だけ見せて戴ける という 屋敷の中へ 入らせて戴きました。

当然有料 と思ったら、入口に居られたご老人が 「記帳だけして下さったら 良いですよ」 との事
余計に嬉しくなり ゆっくり見せて戴く事にしました。



昔 母の実家の お祖母ちゃんの家を 訪れた時と同じ、知らない所なのに
  懐かしい
              …という 不思議な感覚を 味わう事が出来ました。



歩くと ギシギシと動きそうな、縁側の 木の温もりが 良いです。
障子に 柔らかな光が 当たっています。



一寸 綺麗に片付き過ぎですが、土間のかまども 往事の雰囲気を 少しは伝えてくれます。

お祖母ちゃんのお家の台所は もっとず~っと 薄暗かった様な印象が有りますが
土間の色の違いでしょうか…。



門の外には お稲荷さんまで。

外に出ると 我々が阪神間から来た と聞いた土地の方が
そんなに遠くから来たのなら 珍しい物が有るから…と、屋敷の裏手へ案内して下さり
そこには 何と…



掛かったばかりの 猪が2頭 檻の中で暴れていました。

土地の方にとって 鹿や猪は 害獣以外の何物でも無く
猟友会の方達が 苦労して駆除して居られる様ですが、これは たまたま檻に掛かった との事。

縞模様こそ もう消えていますが 2頭共未だ子供で、怯えた目で走り回り 檻にぶつかっていました。
恐らく後数日の命で 猪鍋 か何かになるのでしょう。
可哀想でも有りますが、里山の生き物の 宿命と言うしかありません。

そう言えば お祖母ちゃんの家の裏手には 鶏小屋が有り、未だ暖かい卵 を触らせて戴きましたが
お客さんが来ると 絞めてご馳走にする… と言う話を聞いて
子供心に 複雑な気持ちになった事を 良く覚えています。


撮影一口メモ:
 写真1~4共、南向きでとても明るい間取り。お祖母ちゃんの家は暗く巨大過ぎて迷路の様だった記憶がある。
 写真6、近付くと逃げようと暴れるので可哀想で 1枚だけ撮って直ぐ離れた。
写真1
 絞り優先AE f5.6(1/40sec) 露出補正=0EV 焦点距離=30mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/125sec) 焦点距離=60mm
写真3
 (1/1000sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=60mm
写真4
 (1/20sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=40mm
写真5
 f8(1/800sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=25mm ISO=800
写真6
 (1/125sec) 露出補正=-1/2EV ISO=800          
  
 
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撮影会 (その2)



峰山自然公園から 少し下り、賀野神社奥社 で撮影していると
先程出会った 黒柴くんご一行と また出会いました。

今度は 運転していたお父さん も ご一緒です。

お父さんは 周辺を暫く散歩して居られたらしく、「この奥の建物の 彫刻が素晴らしい。こっちだ…」 と
小生を案内して 裏へ…。



お~ 確かに。 素朴だけど 実に入念な細工が ここにも…



ここにも… と、縁の下まで
  手を抜かない
                  凝った造りで、
如何にも実直そうな 地方の宮大工さん の顔が 目に浮かぶようです。



当然の事ながら 頭上には 龍や麒麟などをあしらった これまた凝った細工が 続いています。

お父さんが気付かれた事には…
  「建物としては真裏手に当たる 雪彦山の方角にも 扉を作ってある。
   山の神様を お迎えする為の 扉だと思う」

小生も 全く同感で、今日は また 気の合った人 に出会ってしまいました。

ここで 黒柴家の皆さんと別れ、我々は山を下って 麓の 佐野邸 へと向かいました。



佐野邸は 古くから有る この地の庄屋さん のお家で、外から見ても 見事な大銀杏が目を引きますが
土日だけ開放して居られて 屋敷の中も 見せて戴けるのです。


撮影一口メモ:
 写真1、女の子は いつもニコニコと微笑んでいる。良いお顔です。
 写真5、川向こうの小高い所から見た佐野邸。大銀杏の裏には 立派なお墓と僅かながら畑も有る。
写真1
 絞り優先AE f5.6(1/160sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=50mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 f8(1/25sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=30mm
写真3
 f8(1/60sec) 露出補正=-11/6EV 焦点距離=25mm
写真4
 f8(1/100sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=110mm
写真5
 f8(1/800sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=200mm ISO=400    
 
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撮影会 (その1)



去る17日の日曜日 所属する写真クラブの撮影会で、姫路市 夢前(ゆめさき)の
雪彦山へ また
出掛けました。

小ブログ 14・15日にもご紹介した所ですので、先日とは違う情景だけ ご報告しましょう。

雪彦峰山自然公園で 雪彦山を 振り仰いで見たところです。
この日は 午後から通り雨 という予報で、10時近くには もう 薄雲が少し流れ出していました。



我々が撮影していると
  サイクリストが
                   2人 急坂を上がって来て、ハアハア言いながら 小休止。

実に良いヤツ達で、色々 話し込んでしまいました。



乗っている車は どう見ても数十万円はする イタリア製、20段変速だそうで
如何にも 良く走りそうです。

土道も走れる様に 少し太めのタイアを 履いていました。



我々は ここから引き返すのに、ヤツらは 更に林道を登って 峠越えをするとの事。
気を付けてね~!



逆に上の方から 犬と軽トラックが 走って来たと思ったら、荷台に 元気な女の子が乗っていました。
犬の散歩 なのでしょうか? 田舎やのぅ~!



やっぱり、元気な黒柴の 散歩だったんですね。
走り疲れたら お姉ちゃんと一緒に 荷台に載って 家まで帰るのでしょう。


撮影一口メモ:
 写真2、殆ど太陽が入りかけの構図故 右下にゴーストが出ているが、表情優先なので お構いなし。
 写真5・6共、黒柴は元気に走り回り ジャジーの女の子はニコニコと愛想が良い。軽トラックの愛車といい実に田舎チックで 心が安らぐ。
写真1
 絞り優先AE f8(1/320sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=50mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3 CPLフィルター使用
写真2
 (1/250sec) 焦点距離=30mm フィルター無し
写真3
 (1/125sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=30mm フィルター無し
写真4
 f5.6(1/800sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=60mm フィルター無し
写真5
 (1/400sec) 焦点距離=110mm フィルター無し
写真6
 (1/250sec) 露出補正=+5/6EV 焦点距離=40mm フィルター無し
   
 
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神戸市立森林植物園 (その3)



背の高い 紅葉の木もあり、その写り込みが 余りに美しいので 思わず1枚。



これが その木です。

これで 池をほぼ1周したので、また ブラブラと 園の入口へ向かって 引き上げる事にしました。



途中にあった ハウチワカエデ の木。

来た時は 太陽が陰っていたので、「帰り路に撮ろう…」と 残して置いたのです。
そういう事は大抵忘れて 家まで帰って来てしまうのですが、この日は しっかり思い出しました。



そうそう この木(ヒョウタンボク の仲間?)もです。
  透き通った
               様な 実の質感は、どうしても 光が無いと 表現出来ないのです。

来た時は 水滴が付いているのだ としか 思わなかったのですが
1時間経った帰り道でも この木にだけ付いている のを見ると、水ではなく 蜜か何かでしょうか。

でも 葉にも付いているし、キラキラ光っているので やはり水滴なのかなぁ…。

「実には 毒があります」 と 案内板に書かれているので、一寸触ってみる と言う訳にも行かず
結局 判らず終いでした。


撮影一口メモ:
 写真1、丁度足元の位置からチョロチョロとした流れ込みがあって 小さな波紋が出来るので 絵に変化が付く。
 写真3、家内の撮影。お得意の「アップで迫る」写風。
 写真4、このサイズでは判り辛いが 水滴?の先に 小さく光芒が広がっている。バックはボカしたいのだが
     絞りを開くとその光芒が出ないので、絞ったまま被写体に出来るだけ接近してバックをボカす。
写真1
 絞り優先AE f11(1/80sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=80mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/400sec) 露出補正=+1/2EV 焦点距離=30mm
写真3
 (1/500sec) 露出補正=+1/2EV 焦点距離=110mm ISO=800
写真4
 (1/50sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=110mm ISO=800       
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神戸市立森林植物園 (その2)



園中央部の池の周囲は 紅葉が見頃に近付いていて、観光客も大勢集まり
あちこちから 「綺麗ねぇ~」 と 歓声が上がります。



でも こんなのも綺麗だ と思うのです。



池に張り出した この木も素敵だったので、向こう側へ廻って…



待つ事暫し…
  待望の光が
                 差してきました。



池をもっと廻ると 正面から直射光を受けた紅葉は 輝き過ぎて 眩しい程。
コントラストを下げる為に 池への写り込みだけを 撮ってみました。


撮影一口メモ:
 写真1~3共、日が陰って色が少し冴えないが その分しっとりした感じになる。
 写真4、池に大きく張り出した枝の紅葉の写り込みを表現したいので 逆光で黒くならない様にプラス補正するが、
    実像の紅葉が白飛びしては困るので 何度も調整しながら撮す。太陽の写り込みが白飛びするのは 承知の上。
    このサイズでは判り辛いが 右手前に鯉まで登場したので、絵面が一寸賑やか過ぎかも。
 写真5、「ピントを水面の葉に合わす」と話すカメラマン氏も近くに居られたが、小生は 主役である遠景の紅葉に合わしたい。
写真1
 絞り優先AE f8(1/125sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=70mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/40sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=100mm CPLフィルター使用
写真3
 露出補正=-5/6EV 焦点距離=40mm ISO=1600
写真4
 f11(1/250sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=30mm
写真5
 (1/500sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=180mm 
       
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神戸市立森林植物園 (その1)



龍王ヶ渕と ご報告の順序が 逆になってしまいましたが、去る15日 家内と一緒に ブラリと
  神戸市立森林植物園
                           へ 行ってきました。

アジサイの頃が人気ですが 紅葉の時期も素敵で、小生も 何度も訪れている所です。

某TV局の地方ニュースで 此処の紅葉の様子が取り上げられてしまい、人出が多過ぎるのでは…
と思いましたが、平日でも有り 心配するほどの混み具合 では有りませんでした。

恒例の サンタさんのオブジェは 年々バージョンアップして、トナカイさんも 随分立派になりました。



全体的には 紅葉の盛りは もう少し先 の様でしたが、何せ場所柄 木々の種類が大変豊富なので
見頃の木を 探せば良いのです。



ほらほら 真っ赤な紅葉 もあります。



園の中央部にあって 最も人気の高い 池の廻りには、色んな木々の説明板が 立てられていますが
その上にも 落ち葉が付いて、どれが説明の絵で どれが落ち葉なのか 判らない程に…。


撮影一口メモ:
 写真3、上向きに撮る場合は空の明るさで露出が決まってしまい 葉が黒く写るので、紅葉の色を出す為に大きくプラス補正。
     当然空は白飛びするが お構いなし。
 写真4、逆に 紅葉のトンネルの下にある この案内板は 暗い方が雰囲気が伝わるので、
     バックの池面の明るさに引っ張られない様に 露出は大きくマイナス補正。
写真1
 絞り優先AE f8(1/100sec) 露出補正=0EV 焦点距離=60mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/1250sec) 焦点距離=30mm
写真3
 (1/160sec) 露出補正=+4/3EV 焦点距離=40mm
写真4
 (1/250sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=70mm 
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龍王ヶ渕 (その3)



思い付きで ついでに立ち寄った 室生寺、参道入口の
  太鼓橋
            の辺りは 色付いている木もありますが、境内はどうなのでしょうか。

ここら辺も 霧が出ていたと見えて、太鼓橋は しっとりと濡れ 滑るので 気を付けて歩きます。



ここら辺も 良さそうですね。



入口には誰も居られず 8時半から始めるらしいのですが、通路は開いているし
他の観光客も 既に入っているので、入山料は帰りに払えば良いか… と 小生も中へ入ります。

山門の周辺も とても良い色付きです。



山門を 中から振り返ったところです。



ところが 奥へ進むと 紅葉は殆ど無く、有名な 五重塔 まで行ってみましたが
絵になる所は無いので引き返し 戻る事にしました。

入口には 未だ誰も居られず、結局 入山料を払わないままの 一寸申し訳ない 室生寺参拝でした。


撮影一口メモ:
 写真2~4共、屋根も葉も濡れていて しっとりした雰囲気が有る。東側の山から未だ光が入らず 少し薄暗い。
写真1
 絞り優先AE f8(1/400sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=50mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード AF 5DMk3
写真2
 (1/125sec)
写真3
 (1/200sec) 焦点距離=70mm
写真4
 (1/250sec) 焦点距離=60mm ISO=1600
写真5
 (1/40sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=100mm 
      他は同じ

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龍王ヶ渕 (その2)



池端にまで
  朝日が
            廻ってきました。

急に 絵柄が賑やかになりますが、残念な事に 池の周囲には 紅・黄葉の木が 未だ殆ど有りません。



そうこうする内に お日様は 東の空の雲間に入ってしまい、
また 空気がヒンヤリと 感じられる様に なりました。

龍王ヶ渕の傍に立てられた 案内板を読むと
この土地は 3方を山に囲まれた 自然の窪地で、昔から清水を湛えていた との事。

そう言えば 様々な民話や伝説に登場する龍は 水と大変縁が深く、深い池の底に住む といいます。
農業を営む人々は 干ばつへの恐れから この池に住む龍王の力を信じ、
また どんなにか頼った事でしょう。

池の直ぐ傍らに立つ 堀越神社 では、日照りが続くと 近村からも人々が集まり
雨乞いをした… と伝わっているそうです。



空が明るくなり 雲もただ白いだけ となると、絵柄としては 今一つ面白みに欠けます。
そろそろ 引き上げる事にしましょう。

日の出前に 鹿の鳴き声が聞こえていたので、この辺りも 鹿が出没する様で
農道の脇には 電気柵が続いています。
最近では 何処も同じ状況なので、それだけ 鹿が増え過ぎている という事なのでしょう。

帰路は 違う道を通る事にして 走り始めて50m程行くと
何と 立派な 「龍王ヶ渕 は こちら」 という 案内板が出ていました。

到着した際 もう少しだけ先まで走っていれば 迷う事は無かったのですが、
未だ薄暗い時刻に 初めて訪れる場所では そんなモノです。



坂を下って行く途中 山並みが 朝霧に 美しく包まれていました。



暫し見とれて 記念撮影です。



未だ8時前 そのまま帰るのも勿体ないので、近くに有る室生寺を 久しぶりに覗いてみる事にしました。


撮影一口メモ:
 写真3、池端に1時間程居たが 結局誰も現れなかった。
 写真4~6、手前に人家や電線が多く 広い構図を取れないのが残念。
写真1
 絞り優先AE f11(1/10sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=80mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=スタンダード MF 5DMk3 三脚使用
写真2
 (1/15sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=60mm
写真3
 f8(1/100sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=70mm ISO=800 AF 手持ち
写真4
 f8(1/1600sec) 焦点距離=120mm ISO=400 AF 手持ち
写真5
 f8(1/800sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=160mm ISO=400 AF 手持ち
写真6
 f8(1/1250sec) 露出補正=0EV 焦点距離=230mm ISO=800 AF 手持ち 50D
      他は同じ

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龍王ヶ渕 (その1)



今朝は 濃霧注意報が出ているのを確認して、奈良 宇陀の
  龍王ヶ渕
              へ 出掛けてきました。
 
以前から 名前は聞いていたのですが、今まで なかなか訪れる機会が無かったので
新緑でも紅葉でも無い 中途半端な時期ですが、「濃霧…」に期待して 下見の積もりで 未明に出発。

薄暗い内に着いたので 何処から近付くのか 道が判らず、
ウロウロしている内に 漂っていた霧は 薄くなってしまいました。



予想通り 小さな池でしたが なかなか雰囲気があり
気象条件さえ合えば、信州 茅野の 御射鹿池(みしゃがいけ) にも負けない絵が 出来そうです。



東の空が焼けそうなので 大急ぎで池端を廻り、良い構図 を取れる場所を探します。



良い感じの 朝焼けです。
霧は もう殆ど 何処かへ行ってしまいましたが、でも 来て良かった!



山の端から 朝の光が 差し始めました。

鳥と鹿の声 それに 時折 魚が跳ねる音 しか聞こえず、
風も無風状態で 池の撮影には 正に ベストコンディション です。



池の周囲には 良く整備された木道も 作られていて、しかも 池端ギリギリまで近付けるので
撮影者には 実に有り難い環境です。

もっと人気が出てもおかしく無い 程良い所なのに、この日は 小生一人きりの 貸し切り状態でした。


撮影一口メモ:
 写真1、日の出前で気温3度 木道は霜でとても滑り易いので要注意。
 写真2、針葉樹だけ 形良く集まっている所を切り取った。
 写真3、薄紅~藍色のグラデーションが美しい。
 写真6、正面の林の中央下に 紅葉した木が3本有るのだが、このサイズでは周囲に紛れてしまって良く見えないのが残念。
写真1
 絞り優先AE f11(1sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=60mm ISO=200
 画質=RAW WB=4800K ピクチャースタイル=スタンダード MF 5DMk3 三脚使用
写真2
 焦点距離=80mm
写真3
 (1/8sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm WB=太陽光
写真4
 (1/13sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=30mm WB=太陽光
写真5
 (1/20sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=25mm WB=太陽光
写真6
 (1/20sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=17mm WB=太陽光
      他は同じ

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