しかし、尾を引くなあ、アサヒビール工場跡地問題。
全会一致で、
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●県市統合病院の候補地の一つとして購入する
●統合病院が実現しないor実現しても場所が別の土地に決定した場合は現在の土地所有者が買い戻す
●最終決定までの期間は5年間
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と決まったにもかかわらず、未だに議会審議の中で別の意見が出てくる以上、まだまだ別の展開があるのかもしれんなあ。。。
心しておかんとあきませんね、これ。
と、考えても分からない話は置いといて、本題へ。
昨日と今日の議会は代表質問。
ここでは先日の市長の施政方針演説を受けて、各会派の代表が質疑を繰り広げることになります。
ま、施政方針との関係性が濃い・薄いは、それぞれのカラーなわけですが。
色々とやりとりがありましたし、興味深い内容もありました。
とはいえ中でも、個人的に最も興味があるのは前にも書いた「20年以上続いた市職員出身の市長では絶対にできない」と現市長がしている部分でして。
施政方針でも「合理的で持続可能な経営」という発言がありましたが、その前提にあるのは堅実な財政運営です。
これがあってこそ、必要な市民サービスを質高く提供できるという話にもなるわけで。
そのためには
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●不要な事業の廃止
●不適切な補助金の見直し
●人事&給与制度の抜本的見直し
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といったあたりは避けられません。
これこそ、私が思う「20年以上続いた市職員出身の市長では絶対にできない」ことですし。
が、残念ながら、代表質問の質疑を通じて、そこら辺に対する強い姿勢を感じることはできませんでした。
う~ん、やや不完全燃焼。。。
もちろん、その中の一つである人事&給与制度については
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●給料表及び技能労務職の給与水準見直し
●給料との二重支給性が疑われる&必要性に疑問がある特殊勤務手当の見直し
●成人した扶養家族への扶養手当支給・15歳から25歳の扶養家族に対する扶養手当増額等、妥当性が疑われる諸手当の見直し
●勤続期間全体ではなく退職前5年間のみを算定要素とした退職手当の算定方法見直し
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等、具体的な内容をあげたうえで、八木幹事長に質疑してもらいました。
繰り返しになりますが、こここそが、「20年以上続いた市職員出身の市長では絶対にできない」ことだと思っていますし。
でも、そこについての答弁は「課題となっております、諸手当を含めた給与制度全般については、今後、必要な見直しの検討を行ってまいります」というあっさりしたものに留まっていまして。
これでは、なんともいえんよなあ。。。
もちろん、そもそも一朝一夕でなんとかなる話でもありませんし、そんな簡単な話でもないとは思っています。
でも、やっぱり、ここらへんについては、もっとつっこんだ話がほしかったんですよね、私。
ここは議員であり続けることができるなら、絶対に追及していかねばならない話だと思っています。
今回の議会では、あまり取り上げる機会はなさそうですが。
さあ、いよいよ月曜日は午後から自分の出番。
しっかり準備整えて、がんばります!
というわけで、今日のブログは、これまでで。
それでは失礼いたします。
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