西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

重要なのは塀を高くして校門をオートロック化する等、ハード面での対応を充実させること。学校の安全性向上のための取組を進めるべきです!

2023-06-08 17:19:16 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

昨日付・神戸新聞WEBニュースの記事。
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西宮市の公立小学校では平日午前中、警備員による校門警備が実施されていますが、中学校はその対象外です。
今回のこの件も「校門に警備員が配備されていれば起こらなかったのでは!?」という声もあるようです。
が、ことは、もう少し複雑だと思っておりまして。

公立小中学校の現状を考えた時、
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●正門以外にも出入り可能な門がある
●塀が低く、簡単に乗り越えられる
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等、不審者の侵入防止という観点からは、ハード面での問題を抱える学校が多いでしょう。
実際、今回事件が起きた中学校でも
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●業者が出入りする箇所が施錠されていない
●運動場の金網フェンスに破損がある
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等のハード面での課題があるという情報を頂いています。
こういう状況がある以上、正門前だけに警備員を配置したところで、果たして、どこまで実効性があるのか???という話になると思うんですよね。
また、その警備員の中にも高齢の男性が多く含まれているようです。
「安心」という面からの効果は一定あっても、実際のところ、どこまで「安全」が担保されているかという面では、疑問を持たざるを得ないと思っています。

そういう観点から、むしろ重要なのは
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●塀を高くし、門以外からは出入りできないようにする
●門を高く頑丈なものにした上でオートロック化する
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というハード面での対応を充実させることだと思っています。
そして、この点については教育委員会でも同じ問題意識を持っているようです。
ところが「お金がない(&行政課題としての優先順位は高くない...)」という理由から、ここに対する対応は放置されてきたというのが、実際のところだと思います。
ただ、こういう事件が実際に起きた以上、尚のこと、それではいかんと思うんですよね...

結局、なにをやりたいと思っても「お金がない...」ということがネックになる西宮市政。
だからこそ、このような財政状況を改善しなければならないと思いますし、そのうえで子供の安全にかかわる施策はしっかり推進していくべきだと思います。
そうした観点から、指摘・提案など進めてまいります。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


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