The Last ward from Southen Cross to my future

目の前にある林檎は本当に林檎なんだろうか。その林檎は腐っているから林檎だって気づかないだけかもしれない。

新型肺炎感染が私たちに挑戦したのは何なのか

2020-05-09 06:20:30 | Weblog
世界の国は、それぞれの歴史を経て、それぞれの文化を持つ。だからこういった危機的状況が何度人類を襲っても、大丈夫的な感覚があったと思う。だから、誰もが真剣に感染症対策なんてやらないでも、平気と思ってた。それを覆したのは、実は中国国内での感染状況ではなく、欧州のイタリアや北米のニューヨークでの感染状況だったのではないだろうか。

日本は、こういった状況とは違って、ダイヤモンドプリンセスというクルーズ船による感染がはじめにやってきた。この時に。中国でも感染は拡大しているのだが、有識者の誰一人として、季節柄もあってか中国からの来日観光客を停止とは発言してない。一部の政治的な保守を名乗る人たちは、騒いでいたが、そこには、ハードエビデンスがないこともあり、医学会も真摯に声をあげてはいない。だから、病院だって閉鎖してなかった。同じく政治家の誰一人として、危機感すら持ってなかった。一般民も同じ。

現時点での結果として、高齢化社会の日本なのに、不思議なぐらいに死亡者の数が少ない。しかし、他国や一部の医療系専門家はPCR検査数が少ないから危険と言い続けている。ここに矛盾がある。つまり、感染したから、ほぼ全員が死ぬ訳じゃないのが今回のウイルス毒性。つまり、致死率は全体のどれぐらいか、というと、決して高くないのだ。高齢化社会における医療制度だったおかげで、もともと肺炎による死者数は多い。だから、ウイルス感染を重視するのではなく、症状から治療する方法を選び、医療崩壊となる軽症者への治療にリソースを割かない方法が実践できたいんじゃないだろうか。高齢者や糖尿病、呼吸器疾患による免疫低下はある意味、よくあることなのが日本とも言える。一つには、海外から異常とも見られるほどの綺麗好きな生活習慣がある。今回もマスクや手指消毒剤が活躍するのだが、日本は感染拡大以前から、あった商品だし、それを日常で使うのは当然とする衛生概念がある。ほかにも、食事の前には、手を洗う、食事中には喋らないで、食べることに集中とか、や商品を見るのにむやみに触らない、とかだ。これはある意味、文化の中に衛生管理が含まれてたとも言えそうだ。

今回は本当に幸運だったとしか言えないのは、日本政府や行政による衛生管理がまったくダメだったからだ。これは医療が悪いのではなく、政治家たちが危機管理能力を欠如しているだけだと思う。あの、細菌兵器攻撃への対策がある米国でさえ、穴があった訳だ。ロックダウンしようが、感染が止まらないのはどうしてなのか。そう、人そのものだ。中国は武力を持って国が強制的に封じ込めた。米国をはじめ、他国でも同じようにしているのだが、大きな違いは、人権だとか、人命重視をするおかげで、中国ほど強くは強制できてないため、ロックダウンにおける経済損失への不満で、ロックダウン解除にデモをするぐらい、自由を尊重する国民。フィリピンのように命令に反する者は射殺もやむ得ないとなっても、反発する国民はいる国。こういった中で、日本は世界でも珍しいぐらいに政府に重巡に従う国民なんだが、当然ながら自粛要請を無視して、自らの自由を尊重する人もいるのに、感染による死亡者数は爆発的に増えてない。そう、医療関係者の対応が他国と大きく違うからだ。

専門家だから院内感染なんて出ないだろう、と批判をする有識者たちは、現場で数日寝泊まりしてみるといい。好きな姿勢で、茶を飲みながら文句を言うだけだって、連日の寝不足が継続すれば、疲労はたまるだけだ。まして、医療は肉体労働なので、寝る、食事とトイレ以外は、座れる時間もあまりない職業って、政治家や批評家は理解してない。医療産業って、何よりも体力と集中力を重視する職場だって、知らないんだよね。だから、そんな人が大臣になっても、まともに感染管理なんてできる訳がないんだよ。その犠牲を現場の医療従事者たちが犠牲を払って相殺しているのは、日本だけじゃなくて、世界のどこもいっしょ。大きな違いは、日本政府も政治家も、はたまた日本国民の象徴と定義されている人でさえ、現場の医療関係者への労いも感謝もないんだなぁ。これを野党ですら、追求しない、ひどい国だと思わないかい? 国民を奴隷としか見てないのは、与野党の国政政治家はみな同じって、今回のことでよくわかった。だって、与野党の政治家の誰一人として、現場へ視察にも行ってないだろう?おまけに政党だって金があるのに、国公立病院の医療従事者に何一つして差し入れもしてない。これを政治資金法云々だからというのなら、そんな政治家は絶対に選挙で選んではいけないのだ。だって、国会で中国のために国会議員に募金を集めたじゃないのか?なのに、国会議員は医療従事者のために、食事や宿泊補助のための募金すらしないだよね。すごい国だよ、日本って。

民主主義は国民は主権を持つ。ところが、今回は主権がいくら頼んでも、必須医療品の確保すらやらない日本政府と日本国の政治家たち。国際化というか、外国人の高度スキル保持者を迎えようとしている割に、日本政府が発信する英語の医療情報がこれまたひどい。確かに日本語だって、日本人が読んでよくわからない上に、マスコミが都合によって政府の情報をこれまた好きなように脚色して報道するから、一般民はますます混乱する。ところが、厚生労働省は、これを放置。専門委員会をはじめ、それぞれの医療組織や団体が、フェイク情報を否定し続けているのに、放置してきた。やっとフェイク情報への抗議をしたかと思えば、処罰すらやらないか、フェイク報道は継続しているのだ。
大元は、情報管理ができてないとしか言えない。言論の自由は憲法であるけど、フェイク情報による被害を阻止するための法律がないのだ。これはロックダウンでも言える。
法治国家と胸張ってきた日本だが、実は日本国民はどんな状況であっても、従順で国に従うから、有事になっても、他国のように暴動が発生しないという説は今回証明された訳だ。そう、法律があるからだじゃないって。

自分は籠の中の鳥やハムスターやネズミを見るのが大嫌いだ。まるで自分を見ているようだからだ。それでも、日本政府にはなんとかやって欲しいと思うのは、民主主義として選んだ政治家たちなので、主権のために国民の声を聞いて、対応して欲しいのだ。首相や管轄大臣が現場に視察に行かないのは、邪魔だからという。そんなことはないだろう。何もしないでいいから、見学させてくれ、でいい。まさか、暗殺者がいて、危険とか、健康上の理由があるから行かないとか?いや、国民、特に医師、看護師は少々のリスクがあっても、現場で働いている。こんな労働環境を厚生労働省は許している訳だが? 健康上の理由で政治家になるに制限はないという。そう言えば、あの障害がある政治家は、現場に見学に行かないのか? 障害は政治のための障害にならないんだよね? なんか、戦争になっても自衛隊がやってくれるから、自分たちは高みに逃げようって感じなんだろうか? どうしても、そうとしか感じない。例えば。健康上の理由で、現場にすらいけないのなら、健康な人にリザインすればいい。これは首相も同じ。平常なら少々の健康上の問題があっても良いだろうか、こういった危機状況なら、やはり対応できるだけの体力がないと冷静な判断すらできないのだ。だから、他国の大統領のもっとも重要なポイントが健康状況なんだなぁ。高齢化社会の日本だから、政治家だって、労働する人は、みな、健康上の問題を持つ人が多いだろう。しかし、労働環境は良くなってないのだ。

次の選挙で自分たちが意識しないといけないのは、体力と知力を兼ね備えた、立候補者を選ばないといけない。まあ、副大臣とかに経験者を配置すればいいのであって、官僚も物理的な年齢や意味がない試験の結果による知力ではない人材に入れ替える必要性はある。まず、行政申請はすべてデジタル化する。これができないで、子供の教育にコンピュータだとかプログラム教員なんて、笑いも止まらないぐらいの愚策だ。あと、使えない野党も消えてもらいたい。思想活動だとか、宗教だとかどうでもいい。民主主義なら、大多数の国民に貢献する政治を実行できないようなら、存在そのものがいらないのだ。これは憲法上定義されている国民の象徴も同じ。彼らに費やすコストを子供による政治監視団体を作り、運営してもらった方が、よほど世の中が良くなるに違いない。宗教上のトップとしてなら、宗教上の収益で存続してもらえばいい。王族がいない国、フランス、米国やドイツの外交がひどいと思うかい? 国の未来への設計図がしっかりしてないから、病院、専門分野を育成する大学を減少するのだよ。病気にならないための、保健を重視した医療をもっと推進し、高齢者でも寝たきりにならない社会にしていくしかない。これができないのは、政治家の怠慢。国の危機的状況で、国民のために役立てないような外国人には、生活保護を含めた支援は不要。税金分の行政サービスを提供しているのだから、このサービス代金を払えない外国人には、強制退去してもらうのは筋。あとは、多重国籍を認めるかどうか。例えば、両親が外国人の子供には、両親の国籍を多重国籍で認め、日本国籍維持手数料を毎年払ってもらえばいいだけだ。こういった議論は、天皇が女性だとかより、ずっと現時的に必要な議論だ。天皇が女性かどうかって、そもそも天皇そのものが宗教的トップリーダとしての価値があるというのなら、それを実行できるなら性別はどうでもいい訳だし、年齢だって、儀式が実行できなくなれば、引退すればいいだけだ。それができないような仕組みそのものが、おかしいのだよ。人権重視と言いながら、国のために犠牲にするから、生活は税金で面倒みるのか? 他国は王族なので、有事で戦争となれば、王族だって戦うのだが、日本の皇族は現在ですら、自衛隊や警察で活躍している訳じゃない。飼い殺し状態だろう? 皇族よりも日本独自の文化である神道保護の方がずっと需要だと思うけどね。歴史的にも民と密着した文化を継承できる訳だしね。そう言えば、天皇反対という政党は、どうして、こういった点でも、反論して廃止を訴えないのだろうか?
だから、日本の政治って、与野党で議論しているように見えて、実はそれぞれが勝手に言いたい放題言っているだけで、何一つして役立ってないって、今回で世界にも判明した次第だ。

これは収束が見えた時点での、解散総選挙してもらわないといけないな。次世代の若い議員は、どういった日本を作り、どういった改革をするか、示せば、出世のチャンスもあるだろう。政党なんて存在意味はない。そこに夢と期待を持ってがんばろう!


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