The Last ward from Southen Cross to my future

目の前にある林檎は本当に林檎なんだろうか。その林檎は腐っているから林檎だって気づかないだけかもしれない。

政権交代した価値がない現政府

2010-11-05 19:03:52 | Weblog
前政権からのシステムに問題があると答弁で言うが、そもそも政権交代した意味は前政権から変わるためではなかったのか。それなのにいつでも前政権のせい、と答弁するだけで何も変わってないのはあきらかに現政権の怠慢だろう。

先のテロ関連情報の流出と今回のビデオ流出については、現政権にまったく責任がないとは言わせない。少なくても一度目でしっかり情報管理をどうするのか手を打っていれば防げるはずだった。このまま犯人探しにあけくれるなら、何度も同じように機密情報は流出してくる可能性を否定できない。
むしろ、流出した経路、背景を見直さない限り、同じことは続く。
犯人探しだけではなく、早急に同じ過ちを防ぐための策も同時に打っているかどうか、野党はしっかり追及するしかない。

どんなに駄目な政府だろうが、国家に取って機密扱いの情報が流出するのは問題。システムの問題であり、情報管理を怠っている政府の責任でもある。
そもそも機密情報を外注に依存するシステムが問題だと思う。公共関連の情報流出は個人や企業という単位ではなく、国や地域という大きな単位での被害を出す。契約しただけでは情報は漏れるっていい加減学ばない。
海外での契約は厳しい項目だけではなく、漏れたときの処罰は企業だけではなく担当者個人への処罰も厳しい。それでも米国では軍情報が流出した事件もあった。米国でも海外へのアウトソーシングをなくし国内に出すとしても情報管理の点から自社開発へのシフトも出てきている。安い開発コストより安全性を取るかどうか、経営者の判断が問われている。

日本企業は自社の機密保護も甘い。だから競合他社への転職もできる。
そういった背景も合わせて見直さない限り、技術情報だけではなく重要な機密情報が人材と共に流出する危機感を認識するべきだろう。

小沢氏の国会での証人喚問と機密情報の流出事件はどんないい訳をしても政府の責任なのは変わらない。解散して新しい政府を作ることで、現政権の怠慢による管理不行き届きの問題をどうにかしないといけないと感じる。
管理が甘いということは、どんなに外交がうまく言っていたとしても、国の危機になるような穴が開いていることに変わりがない。

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