あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

瀬戸内シーカヤック日記: 広島交響楽団・第352回プレミアム定期演奏会_諏訪内晶子

2015年09月16日 | 旅するシーカヤック
2015年9月15日(火) 少し早めに会社を出ると、広島文化学園HBGホールへ。
今日はHBGホールで妻と待ち合わせ、広島交響楽団・第352回プレミアム定期演奏会を楽しませていただく予定。

誰に話しても信じてもらえないし、『えー、似合わん!』と笑い飛ばされるのが落ちなのだが、クラシック音楽を聴くのが俺の趣味の一つ。
作曲家としてはチャイコフスキーが、楽器ではバイオリンが好きで、ここ数年は年に何度か地元の広島交響楽団の演奏会を聴きに行っているのである。

***

クラシック音楽だけでなく、絵画では印象派(特にバルビゾン派)が好みだし、宝塚歌劇も何度か観劇に行っている。
機会があれば東京の寄席で落語を聞くのも楽しみだし、機会は少ないものの、歌舞伎を見るのも、もちろん大好きだ。

今日は、広島交響楽団・第352回プレミアム定期演奏会で、ヴァイオリンの諏訪内晶子さんが演奏されるということで、ずいぶん前から楽しみにしていたのである。

ネットで予約していたチケットを購入し、

開演までの時間を、様々なパンフレットや資料を見て楽しみながら待つ。


***

18時45分過ぎに開演。
今日のプログラムは、
①歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527~序曲(モーツアルト)
②ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219『トルコ風』 <諏訪内晶子>
③交響曲第7番イ長調Op.92(ベートーヴェン)

***

初めて聴いた諏訪内さんのヴァイオリンはとても素晴らしかった。 やはり、ヴァイオリンって、様々な表現ができるのだということを改めて実感した。
演奏後も拍手が鳴り止まず、アンコールも楽しませていただく事ができた。

そして、交響曲第7番イ長調Op.92。 演奏が始まると聴いた事がある有名な曲である事が分かった。
有名だが曲名を知らない音楽って、沢山あるのだなあ!

また、なにより秋山和慶氏の指揮が素晴らしい。
メリハリのある緩急と、年齢を感じさせる事のないダイナミックな指揮には、本当に見入ってしまう。
CDでクラシックを聴くのと全く違うのは、生のリアリティがあるということだけでなく、曲に合わせた演奏者や指揮者の動きが一体となって、視覚と聴覚、そして体感として伝わってくる醍醐味。

この曲のフィナーレは本当に素晴らしく、感動的であった。
演奏後も拍手が鳴り止む事がなく、素晴らしい一時を過ごさせていただく事ができた。
これぞ、至福の一時。

***

ゴーギャンに始まり、野村萬斎の狂言を観劇し、広島交響楽団と諏訪内晶子さんの演奏を堪能させていただいたこの秋。
本当に芸術の秋だなあ!
でも、この秋の本当の楽しみまだまだこれから。

いやあ、どんな世界が待っているのか、楽しみだ!
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 瀬戸内シーカヤック日記: ... | トップ | 瀬戸内シーカヤック日記: ... »
最新の画像もっと見る

旅するシーカヤック」カテゴリの最新記事