あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

瀬戸内シーカヤック日記: YB125SPで『とびしま海道・農道散策の旅』_一峰寺公園

2017年01月05日 | 旅するシーカヤック
2016年1月5日(木) 今日は風が強く、シーカヤックを漕ぐには適さないので、YB125SPで日帰りツーリングへ。

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俺の住んでいるエリアは、とびしま海道やしまなみ海道が近く、125ccの原付二種で旅するには絶好のエリアなのである。
蒲刈に渡る安芸灘大橋では、250ccでは650円掛かるのだが、125ccではたった50円で済む。
また、しまなみ海道の各島に渡るためのフェリーも安く、交通量の少ない海沿いの田舎道を、125cc単気筒エンジンのバイクでトコトコとのんびり走るにはうってつけなのだ。

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気温が低く風も強いので、防寒のウエアリングをしっかりと決め、安芸灘大橋を渡る。

先日オイル交換したばかりなので、エンジンもミッションも絶好調。


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下蒲刈から上蒲刈を抜け、豊島へ。

芸予諸島らしい多島美の景色を楽しみながら、橋を渡る。

大崎下島に入ると、標識を探す。

『おお、こっちが一峰寺公園か!』

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初めて通るループ橋。

この辺りは、柑橘類の栽培が盛んな土地。

風はあるが晴れて芸予ブルーが楽しめる農道を、のんびり登っていく。

狭くてクネクネの、島らしい農道である。


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標識に従って登っていくのだが、結構狭く荒れた路面の急坂が続く。

これは、クルマではあまり走りたくない道である。 バイクでよかったなあ!


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しばらく走ると、ようやく展望台に到着した。

展望台は2か所ある。
上にある展望台からの眺めはこんな感じ。 北側には、大崎上島が見える。

南側は、愛媛県の七五三浦あたりが遠望できる。


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下側の展望台に下る。

こちらからは、こんな眺め。


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上側の展望台から少し林の中を歩くと、

水分神社。

旅の安全を祈願。

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再び下側の展望台へ。

リアボックスから荷物を出し、しばし休憩。

温かいコーヒーと、呉名物のエーデルワイス・パリスクッキー。
ベンチに座って海を眺めながら、大満足のティータイム。 『うん、ここは気に入ったなあ』

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しばらく休憩すると、山を下る。
1速、2速のエンブレを使い、石や枝、砂などに注意しながら、ゆっくり慎重に下っていく。
帰りは、途中から別ルートにトライ。

トンネルを越えると、

絶景が目の前に広がった。

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山を下ると、ミカンを運搬する機械が残されていた。

さすがにもう現役ではないのだろうな。

大長では、ミカンを購入。

袋に詰めて測ると、ちょうど2kg。

お金を払った後、お兄さんがミカンを3つほどサービスしてくれた。 『ありがとう!』

少し走ると、毎年ミカンを購入する無人販売所が。

ここでは、いしじミカンを購入。 500円也。

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橋を渡って岡村島へ。

こんなことになっていたとは知らなかった。

縁結びのスポットになっていたのである。


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海沿いの展望台でお昼ご飯。
固形アルコール燃料を使うコッフェルでお湯を沸かし、トムヤンクンヌードルを食す。

箸を忘れていたので、硬めの枯れ枝を拾って即席の箸を作成。
風が強かったが、持参した風防がしっかりと役に立ち、ちゃんとお湯を沸かすことができた。

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持参した水筒には、フィールドアンドストリームと、エコマリン・オーシャンカヤックセンターのステッカー。

『懐かしいなあ』
トムヤンクンヌードルを食べ終えると、残ったお湯で紅茶を入れ、もう1枚のパリスクッキーでデザートタイム。


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荷物をパッキングし、YB125SPにまたがって、岡村島をクロックワイズで一周する。

お昼ご飯を食べる頃から雲が広がってきたが、午前中は冬の青空に恵まれて、楽しいバイクツーリングを楽しむことができたのはラッキーであった。

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なかなか楽しい、とびしま海道での原付二種バイクツーリング。
このあたりは農道が多くあり、原付二種ならではの探索ツーリングが楽しめるので、今年は機会を見つけて新たな農道や展望スポットを開拓していきたいものである。

今年の冬休みはこれにて打ち上げ!
生涯不良のシーカヤッカー。 はてさて、この週末はどこ行こう?
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