4月11日(土)
朝の冷え込みは、春の遠さを物語っております。
昨日、そして今日は自宅での稽古日のために準備はしましたが、さすがに、連日の報道などで中止という事にしました。
私共のような片田舎のささやかな稽古場ですが、しばらく様子を見る事になりました。
床の間
準備した床の間です。
お稽古はできるようにはしましたが、近くで感染者が出たわけでもありませんのに、何となく落ち着かない世の中の雰囲気が伝わってきます。
軸
軸は、「花 開天下春」です。
先週掛けた軸と同じ老師が揮毫したものです。
同じお方が揮毫されても、一行と横物では感じがだいぶ違うように思います。
花
花は、白山吹と黒椿です。
この時期になりますと、庭の花で写真と共に掲載する「白山吹」ですが、実は山吹とは何の関係もないそうで、驚いたことを覚えております。
大きな違いは、シロヤマブキは花弁が4枚に対して、山吹は5枚あるそうで種の違いが分かります。
お稽古もしばらく休む事になり、何だかやりきれない気持ちでいっぱいです。
こんにちは。
大学時代からお茶をされているとか偉いですね。私共も大学で教えておりますが、ほとんどの学生たちは、大学時代で満足してしまっているようです。
拙いブログですが、そう思って下さる方がいらっしゃいますととても嬉しいです。
それにしても、自粛じしゅくの毎日で滅入ってしまいそうです。
私も風炉の準備をしながら、楽しみたいと思います。
ありがとうございました。
時々拝見して、ほっとするひとときを過ごさせて頂いております。今日もお軸とお花を拝見して、茶室に座ったような気分になりました。
お稽古も自粛になり、寂しい限りですが、早く風炉の季節を楽しめるよう今はステイホームで自習しようと思います。