4月22日(水)
穏やかな朝でしたが、午後からは狂ったようなもの凄い風が吹き出して体感は冬に逆戻りと云ったところです。
知人がお稽古が無くては寂しかろうと、きれいな牡丹を持って来てくれました。
床の間
本来は、4月に入ると最初の稽古日に懸ける軸ですが、今年は掛ける機会がなく終わってしまいましたので掛けました。
「百花春到為誰開」春の到来を知らせてくれる軸で、花々が咲き乱れる春が来ても、今年は花見の宴すら開くことができずに花は散りました。
花
堂々たる牡丹ですので、この花に合いそうな花入れを出して生けました。
お稽古が無くとも、心掛けだけはいつもの通りの気持ちで過ごしておりますが、きれいな花を頂くと、気持ちが一気にお茶の気分になってまいります。
花の女王様ともいわれる牡丹を初めて生けて見られました。
お菓子
床の間を飾りましたので、自然にお茶です。
有り合わせのお菓子は羊羹ですが、心がウキウキしておりますから美味しかった・・・・
一服
茶碗だけは今の季節に合わせました。
柳に燕、花の季節は終わりになり、山々も新緑に包まれる季節ですが、このコロナ騒動は収まるでしょうか・・・
忙しく飛んで歩くような生活ですが、このままこんな生活をしていると、何もできなくなってしまいそうです。
早く普通の生活に戻りたい・・・。
当たり前にあった日常の大切さは、手からこぼれないと気づかないものだと改めて考えさせられたように思います。
今は、一日も早い収束を願うばかりです。
人の世がどうであれ、時はいつもと同じように流れ、季節はめぐってゆくのですね。
こんばんは。
今まで誰もも経験したことがない日々ですが、こんな時こそ、それぞれの人柄が試される時だと思っております。
医療関係者ではない私達ができる事は、「自分に感染させない」事しかできませんので、ジッと巣ごもりです。
「年々歳々花相似」季節が変わると毎年同じ花が咲きます。
きれいな花々を見ながら、我慢ガマンです。
お仕事は休めないでしょうから、注意して感染しないようにお気を付け下さい。
ありがとうございました。
百花・・・とあると、春爛漫の気分になります♪
茶花は牡丹に青交趾の花入れを合わせられて、格調高く豪華です。
お稽古がなくても床の設えが出来ると気持ちが引き締まりますね。
羊羹に燕のお茶碗でお茶を一服、いいですね。
当分この生活が続きそうです。
一人遊びで我慢ガマンですね(^_-)-☆
こんばんは。
こうして、お稽古が無くとも、いつものように飾りつけると心が豊かになります。
牡丹など中々生ける機会もありませんからなおさらです。
持ってきてくれた友人に感謝です。
軸は、谷耕月老師の揮毫です。
若くして遷化されてしまい残念でした。
ご縁を頂き、お願いすると快く揮毫して下さいました。
稽古日には、自分の稽古をしたいと思っております。
ありがとうございました。