9月16日(土)
今日も35度を超えた暑さでしたが、自宅でのお稽古でした。
この暑さでは、庭の花たちも今にも消えてなくなってしまいそうな状態になっております。
金曜日
金曜日の床の間です。
槿一輪だけでは寂しそうですのでサクラタデを添えて生けて学校へ・・・
案の定、学校から帰ってみると槿はしょんぼりとし始めておりました。
槿
害虫に侵食されて、枯れかけておりましたが、30センチほど残して切ってしまいました。
嬉しいことに、初夏に枝が伸び花が咲き始めました。
そんな槿です。
今日の床の間
さすがに槿はありませんでしたので、いつものヤブミョウガと水引を一緒に生けました。
今日の花
花入れを変えて、敷板を変え昨日からの変わらないのはサクラタデ一本だけです。
花入れは、鬼の腕というすごい名前のものです。
もちろん、軸の「行雲流水」はそのままです。
数ある禅語の中でも、「行雲流水」じっと見ているだけで心が落ち着きます。
この時期には涼感が在りますが、他の時期でも解釈が広がる一行物ですネ。
昨日、むくげを活けられておりました竹花入れは凄く使い込まれている歴史を感じましたが
今日の「鬼の腕」の花器は、花との色映りが良いですネ。
サクラタデは湿地で良く見ます。
野の花をお庭で咲かせるのは環境造りが難しいのではないかと・・・
何時も感心しながら茶花を拝見させて頂いて居ます。
こんばんは。
この行雲流水のお軸は、語句はもちろんですが、字体というか耕月老師の独特な筆使いが、拝見して心地よい良いものです。
花のない時期ですので、二日間とも槿が使えたらと思いますが、なかなかうまくゆきません。
ない花を上手に使いま繋げてゆけたらと思っておりますゆけたらと思っております。
ありがとうございました。