2月21日(火)
冷たい北風が吹きつけて、寒い一日でした。
今日は、大学の卒業茶会でした。
床の間
こちらの大学は、床の間がありませんのでこんな形で床の間らしきところを設えて、卒業茶菓会を開催です。
軸は、「竹 葉々起清風」、香合は「末広」そして、花は春蜀光椿です。
花
花入は、萩焼で陶兵衛造、花は春蜀光とアブラチャンです。
お菓子
お菓子は、練り切りの二枚桜です。
部長がお点前
炉を始めてから一ヶ月ですが、何とか大役を果たしました。
「お点前頂戴いたします」「ご卒業おめでとうございます。」こんな会話をしながら、楽しいお茶会になりました。
今年の卒業生は、二年生になるとすぐにコロナの騒ぎが始まり、12名もいた同期の子たちも、授業がリモートになって実家に帰ってしまい、そのままやめてしまった子が多く、最後まで残ったのは、4名という寂しさでした。
今年の新入生は16名、1名が脱落しておりますが、他の子たちはそれぞれお稽古に励んでおります。
こんにちは。
普段大勢の学生が集まり、お稽古をしている部屋ですが、この日ばかりは4名だけで独占です。
部長のお点前、緊張した面持ちで見つめる卒業生、静かな卒業茶会でした。
軸は、卒業茶会でずっとかけ続けている軸です。
「私には皆さんに贈るものは何も無い・・・ただ清風だけが送り出してくれている」こんな気持ちを込めて掛込めて掛けました。
春蜀光が丁度良かったです。
良い出になってくれたと思います。
ありがとうございました。
こんにちは。
2年生、3年生、そして4年生と満足行くお稽古が出来ないまま卒業になってしまいました。
可哀そうとしか言いようがありません。それでも、頑張って残った4名の学生たちは、ずっと続けようと思い続けてよかったと言っておりました。
翌日には、追いコンが開かれて卒業です。
社会人になっても、根気よく頑張ってほしいと思っております。
ありがとうございました。
掛け軸の清々しい事!
香合は末広。茶花も春蜀光椿で門出に相応しい希望に満ちているお席の印象を受けます。
2枚桜の練り切・お洒落ですネ。
大学時代を思い出しました。
学生ならではの楽しいお茶会、会話、ずっと心に残ります。
コロナで大変でしたが、やっと日常になりつつあり、茶道も含め、皆が幸せに過ごせるようになるといいなあと願っています。
こんにちは。
空白のあった合宿も、四年生になっても参加して楽しんでおりました。
最後まであきらめずに頑張った証でもあります。
昨日も、「コロナ世代って言われるかもね」なんて言いながら、仕出しのお弁当を食べておりました。
お点前をした部長も、やっとできるようになったばかりですの、緊張しているのが解りすぎるほどでした。
みんな良い経験になりました。
ありがとうございました。
tyako先生もお疲れ様でした。
12名いた中で辞めてしまった学生たちは可哀想でしたね。
コロナに翻弄された学生たちは、本当に気の毒でした。
時代の流れには逆らえないですし、4名残っただけでも良かったと思います。
彼女らは、これでどこで苦労しても大丈夫そうですね。