春爛漫

風はありましたが春らしい温かな一日でした。予報によれば明日は雨とのことですので、お稽古の合間に近くの公園に行って来ました。
そこは満開の桜がこぼれんばかりに咲いており下を通るだけで気持ちが和みます。花の力って凄い！！。


お堀端に咲く桜

ゆっくりも出来ないので公園を一回りして帰って来ましたが、帰り道の一軒のお宅から塀外に枝垂れ桜が風に揺られて風情満点です。


枝垂れ桜

夕方からは再びお稽古の開始です。
今日の床の間は、「百花春到為誰開」「黄梅に紺侘助」を飾ってみました。


「百花春到為誰開」

花は誰の為に開くのでしょうか？
生物学から云えば「種の保存」でしょうが、花たちにはそんな意識があろうはずもありません。この句は、雪峰義存の「大地撮来」の公案に添えた句だそうで、禅僧はこういう事の答えを求めて修行していたのでしょう。