tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

日本に二ヵ所の五稜郭が・・・

2017-10-02 17:59:49 | 旅行
10月2日(月)
雲の広がっている一日でしたが、夕方から降り出しております。
今日は月曜日ですので、ストレッチ教室に行って来ました。

先日の疲れを癒すのに丁度良い運動でした。
今日も昨日の続きです。

   
   五稜郭(写真は資料館に掲示されておりますが、許可を頂いております。)

山梨から長野へと移動して、五稜郭へ行って来ました。
五稜郭と云えば函館を思い出す人がほとんどだと思いますが、信州に五稜郭が存在しております。

五稜郭は全国で二か所があるだけという貴重な城跡でもあります。

   
   五稜郭入り口

五稜郭は、明治政府の取り壊し令により、地所、石垣以外はすべての建物は入札払い下げになってしまいましたという事です。
その後、小学校としての使用が認められて、今は、城跡がそっくり小学校になっております。

   
   最後の殿様

大給松平松平乗謨(おぎゆうまつだいらのりたか)という最後の殿様が、この五稜郭を建設しました。
松平を名乗っていますので、徳川将軍家の一族で、幕末には老中職・陸軍総裁の要職を務めておりましたが、時代の流れで官軍に属して明治を迎えたという事です。

   
   五稜郭の石垣

五稜郭の石垣は、洋式築城の石組みを取り入れて、「打ち込みはぎ」という工法で、接合部分を密着させ積み込み隙間の無いように石を積み、特に砲台下や大手橋付近は「亀甲積み」と云われ、その積み方は美しい造形美を見せてくれます。

大手橋付近はきれいな石組みが見られますが、回り込むほどに「野面積み」になっております。
時間的な余裕と資金面の調達が上手く行かずに幕末を迎えてしまったからです。

   
   五稜郭らしく

五稜郭らしい過度の鋭角が分かるところで、日本のお城では見られない石垣とお堀の水が見られます。
付近に高い所もなく、全体を見る事は出来ませんが興味がある方はぜひ・・・・
コメント (6)
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