tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

丸灰押切から二文字押切へ・・・

2016-01-24 18:17:07 | 灰形作り
1月24日(日)
九州が大雪に見舞われているそうですが、考えられないような気象状況が続いております。
今日日曜日は、休息の日ですが、お稽古熱心な青年が灰形の勉強をしたいということで、午前中から夕方まで4時間半にわたり、季節はずれの灰形作りの猛練習でした。

   
   丸灰押切

初心者同然ですので、比較的簡単な丸灰押切から始めました。
丸灰には五徳を使いませんので、灰匙の練習には一番だと思います。

どれくらいの広さを取って良いのかも解らないので、そこからスタートです。

   
   丸灰の完成

昼食を挟んで2時間程かかりました。
彼はまだまだ早い方で、私が初めて灰形作りに挑戦した時は、4時間くらいかかりました。

熱心さが違うのかも知れません。

   
   道安風炉

続いて道安風炉で二文字押切です。
こちらは前回も作った事がありますのでもっと早いかと見ておりましたが、やはり2時間くらいかかってしまいました。

道安風炉は、前瓦の他に五徳が入り、障害物がたくさんありますので、灰匙を選びながら一生懸命やっておりましたが時間ばかりかかってしまいました。

   
   完成
いつまで灰匙を使っていても切が無いので、「4時半までに仕上げましょう」とプッレシャーを掛けて見ました。
約束の時間より10分ほど早く出来上がりの顔を見せました。

   
   完成2

灰匙の後がありますが、これだけできれば充分です。
次はもっと上手くなっているはずです。
コメント
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