tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

着物姿は一日にして・・・ならず

2013-03-09 18:42:16 | 茶の湯
3月9日(土)

何という暖かさでしょう。
少し動くと汗ばむほどの暖かさです。二三日前まで硬かった椿の蕾も急に膨らみ始め今にも咲きそうになっております。

今日もお稽古です。
午前中の決められた時間には皆さん勢揃いです。それも全員着物姿でした。

お茶会を控えて、少しでも着物に慣れておこうという気持ちなのでしょうが、これも積み重ねで身に付くものですから、お稽古のたびに着物を着て来る習慣をつけて頂きたいと思っております。

それでも、一時期から比べたら着物を着てお稽古に来る人が随分多くなって来ました。
喜ばしいことだと思っております。

お稽古にも緊張感が見られます。



今日のお菓子

お菓子屋さんから届いたお菓子は、こし餡を黄身餡で包んだもので、蝶が止まっておりました。
口に入れると黄身餡の柔らかな甘さと、漉し餡のさっぱりとした甘さがミックスされそれは美味しいお菓子でした。

お菓子が美味しい時は、当然お茶も美味しいのが当たり前でして・・・・



レンゲに蝶が舞っている絵の茶碗で頂きました。

お菓子の甘さが口に残っている時のお抹茶の味は特別で、いつ頂いても美味しいことは言うまでもありません。

写真は2枚とも、お稽古が終り皆さんが帰った後に、ゆっくりとお菓子を頂き、そしてお茶を点てていただいた時のものです。

誰もいなくなったお茶室で、お稽古の終った安堵感と充足感が全身をゆったりとさせ、お菓子もお茶も、其の美味しさが体の隅々まで行き渡るようなひと時でした。

ああ!今週も終わった・・・と。

コメント
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