tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

炉の稽古が始まった

2012-11-08 17:21:10 | 茶の湯
朝から快晴。秋晴れの上天気でした。それでもお昼を境に北風が吹き始めて、夕方からは冬のような北風になっておりました。

今日から、炉のお稽古が始まります。

炉は利休さんが、田舎の囲炉裏を模して考案され、その形式がお茶室に取り込まれたと伝えられております。



囲炉裏から茶室へ

このように、茶室には、田舎で見られるような作りがたくさん取り入れられております。

たとえば「下地窓」などは、土壁が剥がれて落ちて、組み込まれた竹がが見えているのを見て、茶室を作る時、わざわざ、壁に一部を塗り残したのだそうです。

また、連子窓(れんじまど)は、今ではお茶室の専売特許のように思われているかも知れませんが、昔から、お寺の回廊などにずっと使い続けられていたものを、お茶室に取り入れたといわれております。

連子窓は、竹で窓に泥棒除けのように取り付けてあるものです。

これを木で作ると、格子窓というそうです。


コメント
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