tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

村の歌舞伎はずっと続くか・・・

2015-11-15 17:48:16 | 徒然日記

11月15日(日)
良く晴れ渡り気温も上がり、少し動くと汗ばむようでした。
前からの約束しておりました農村歌舞伎を見に行って来ましたが、山間の静かな村ですが、立派な小屋が出来上がっておりましたのにビックリです。

   

   村歌舞伎

幕間にお客様が入れ替わると思っておりましたが、動き出す人はあまりおらず、席に入る事が出来ませんでした。
そこは地元の友人が話を付けてくれましたので、最前列で観賞することになりました。

   

   村歌舞伎Ⅱ

登場した子役は小学校1年生だそうです。
こうして子供の時から参加していれば、この先も続いてゆくと思います。

立派にセリフもこなしておりました。
しかし、友人は小さな声で、「成人するとみんな出て行ってしまう」・・・現実らしい・・・。

   

   小屋

観客の為に屋根を張りますが、この作業も地元の人たち総出で作り上げるそうです。
杉の木で骨格を作り、竹で屋根を組むそうで、杉の木を一本山から切り出し運んでくるだけで10万円かかるそうです。

   

   杉の木

この木が小屋の骨になっております。
生木でないときれいなアーチが出来ませんので、すべて山から切って来るそうです。
重いコンクリートにワイヤーで固定しております。

   

   大勢の人々

こんなに大勢の人たちが見物に来ております。


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クサヤツデは珍しく・・・

2015-10-26 16:32:43 | 徒然日記
10月26日(月)
昨夜の十三夜の月はきれいでした。
あれだけの強風ですから、雲はぜんぶ吹き飛んで雲ひとつありませんでした。

今日月曜日はストレッチです。
行って1時間良い汗をかいて来ました。

   

   クサヤツデ

野草棚最後の花です。
この花が終ると棚には花がなくなって冬支度となります。

キク科の多年草で、神奈川県以西の山林に自生しているそうです。もちろん、見た事はありません。
特に、奈良県の吉野山に多く自生しておりますので、「吉野草」共呼ばれております。

   

   クサヤツデⅡ

60㎝ほどになりますので、昨日のような風が吹くとたまりませんので室内に避難させております。

   

   クサヤツデⅢ

この花は、何年か前に所属しております会のお茶席を担当した折に購入したものですが、それ以来しっかりと花を咲かせております。
もう少し早く咲くと使えるのですが、其れはこちらの考えですから仕方がありません。

珍しい花でしたので、皆さん物珍しそうに見ておりましたが、初めてだという事で話題になりました。
今でもあまり見かける事はありません。
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束の間の紅葉狩りは・・・

2015-10-24 17:22:57 | 徒然日記
10月24日(金)
何となく暖かな一日でした。
そんなお天気に誘われたわけではありませんが、午後から出かけて見ました。

出かけて見てから、今日はやめればよかったと後悔です。
土曜日の午後です・・・空いているわけがありません。

   

   山の紅葉

山道を登るごとに紅葉が進んでおりますので、期待をしながら行きましたが、一番上一帯はすでに落ちてしまっている木々が多く期待外れでした。
それでもこんな機会は中々得られませんので、束の間ではありましたが気分転換になりました。

   

   紅葉と湖

やはりきれいなのはモミジで、植木屋さんが「いろはモミジ」と云う種類だと思いますが、私は「高雄もみじ」と云いたい・・・
一本の木で、緑・黄・赤と三色の美しさを見せておりました。

湖に映えるモミジの赤は何とも幻想的でもありました。

   
   
   初嵐

庭の初嵐が咲き始めました。
真っ白なきれいな椿で、我が家に来て20年くらい経っております。

狭い庭にひしめき合うように植えられた椿ですが、それぞれの場所を得てきれいな花を見せてくれます。

西王母は上旬から咲いておりますが、少し開き始めると鳥たちの餌食になってしまい、写真を中々撮ることが出来ません。
何時か鳥よりも早く写真を撮らなければ・・・

其れより、鳥よけを付けるのが先ですか。
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ツリフネソウにも絶滅危惧の指定が・・・

2015-08-31 18:18:39 | 徒然日記
8月31日(月)
相変わらずのお天気です。
ここまで、こんなお天気が続くと冷害が心配されます。
現に、野菜の値段が上がっているという報道がされ始めております。

今日月曜日ですので、ストレッチに行って来ました。
何時もの事ですが、1時間いい汗をかいてリフレッシュして来ました。

      

   淡交誌9月号

淡交誌の9月号が届きました。
「この秋訪ねたい茶の湯の展覧会」と云う特集を組んでおります。根津美術館・野村美術館・徳川美術館の顧問や学芸員の方々がそれぞれの美術館のお話を書いております。

その他には、「夫婦で茶を楽しむ」が面白く読めました。

   

   サラシナショウマ

昨日のジャズライブからの帰り道で出合ったサラシナショウマです。
写真を撮るために近づくと、甘い香りがしますので虫たちが集まっております。

先生が「コップブラシ」とよくおっしゃっていた花ですが、小さめの花を選んで、他の秋の花々と一緒に生けると、利休さんの言う「花を野に有るように」が、ぴったりなると当てはまるように思います。

   

   ツリフネソウ

このツリフネソウを一度庭に植えた事がありますが、晩秋にその種がポッと音がすると勢いよく四方八方に弾け飛びます。
翌年の春に狭い庭がツリフネの若芽がいっぱいに芽を出したために大変な思いをしたことを思い出しました。そして、花が咲く前に1っ本も余すことなく除去したことを思い出します。

もの凄い勢いで増えるものとばかり思っておりましたが、エンシュウツリフネソウやワタラセツリフネソウなどは、絶滅危惧に指定されている花もあるそうです。
分からないものです。
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ジャズと温泉が楽しみ・・・

2015-08-29 12:59:03 | 徒然日記
8月29日(土)
このところのお天気を象徴するように、朝からかぼそい小雨が降っております。
今日は温泉のホテルでジャズライブが開催されますので行って来ます。

車で1時間半ほどで行けるとは思いますが、早めに出かけて行こうと思います。

   

   雨のサギ草

別の鉢のサギ草も咲き始めました。
同じ日に植え、同じ場所に置いていたのにどうしてこうも日にちがずれるのでしょう。

昨夜来の雨に打たれて垂れてしまっております。

出掛ける時には雨の当たらないところに取り込んで行こうと思っております。
ジャズの演奏は8時にスタートですので、のんびり温泉に入り、ゆったりとした気分で聞きたいと思っております。

雨の日に出かけるのは何となく気が重く気が進みませんが、とにかく楽しんできたいと思います。
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夏休みに入っても・・・

2015-07-29 18:20:53 | 徒然日記
7月29日(水)
からりと晴れないので気温は猛暑日のようには上がりませんが、まとわりつくような暑さです。
今日の大学も試験のためお稽古はお休みです。

試験も中ほどになっております、みんなしっかりやっているでしょうか・・・。

   

   冷やし中華

この夏は冷やし中華を食べることが多くなっております。
夏休みに入っておりますので、たっぷりニンニクの入った冷麺でも食べたいと思いながら何故か冷やし中華になっております。

こちらの方が、具が多くバランスが良いような気がするからでしょうか?
昼食後のんびりしていると、旧知の方から、これから伺ってよいかという電話がありましたので、大急ぎで迎える準備を始め片付けきる頃に、良いタイミングで来てくれました。

冷房の部屋に閉じこもっておりましたので、散歩に出かけました。

   

   耕作放棄の田

何時もの散歩コースから足を伸ばして、郊外を歩いて見ました。
昨年は綺麗に田植えがされていた田圃が草で覆われて見る影もありません。

どうした事でしょうか?
いろんな事情もあるのでしょうが、こうして住宅に囲まれた農地は周りの住人から苦情が出るという話をよく聞きます。

市役所には、「鳴く蛙がうるさい」と云う苦情があると聞きました。
苦情が来ると市役所は係の方を現地に行かせて調査をするそうですが、近くに住んでいる知人が、「網を持って市役所の人が来た」と笑いながら話しておりました。

蛙でも捕まえようとしているのでしょうか・・・。
蛙の鳴き声なんて良いと思うのですが・・・。
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ひっそりと庭の花々が・・・

2015-07-13 18:08:45 | 徒然日記
7月13日(月)
梅雨は明けてはいないと云いますが、連日の真夏日です。
暫く寒いような日が続いておりましたので、よけいに暑さを感じます。

月曜日はストレッチですので行って来ました。
今日何だか参加者が少なく、余りの暑さに出かけるのをちゅうちょしたのでしょうか・・・。

   

   ギボシ

我が家の庭の片隅にギボシがひっそりと咲いておりました。
元々あまり派手な花ではありませんので仕方ありませんが、花の無い時期に咲いてくれるのが嬉しいです。

ユリ科のギボシ属で、日本各地に自生しております。
山の日陰に生えておりますので、直射日光には弱く、日陰に植えてやると毎年花を見る事が出来ます。
小さな株でしたが、年月と共に大きな株になりました。

   

   ヤブミョウガ

この花も、花のあまりないこの時期にたくさんの花を提供してくれる優等生です。
ツユクサ科ヤブミョウガ属で、関東から西に多く分布しているそうで、とにかく繁殖力は強く、抜いても抜いてもどんなところでも根付いて花を咲かせます。

大型の花ですので、春先に一度刈り込んだり、引き抜いたりと、少しいじめた方が小さい丈で花を咲かせます。
我が家でも、何処から行ったのか、お隣さんの庭でもちゃっかり花を咲かせております。

花好きのお隣さんは喜んでおりますが、段々と広がって来ております。
この花を芯に他の花を生けますと、楚々とした夏の床の間になります。



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作陶の教室で・・・

2015-06-28 18:58:30 | 徒然日記
6月28日(日)
朝からからりと晴れわたり爽やかな一日でした。
夕方からは、強い風が吹き出しましたが、夕立にはなりませんでした。

今日は朝から、両方の大学生を連れて、友人の窯元に行って作陶を行いました。

   

   慣れない手つきで

窯元の先生の説明を聞いてから作陶を開始です。
聞くとやるとは大違いで、中々思ったようにできませんが、何とか紐状の土を積み上げて行きました。

   

   それでも

20名近い人数ですが、誰もが無言で土と向き合っております。
作陶の良い所は、「土いじりと集中」です。

土をいじっていると精神が落ち着くと云われておりますが、もともとも農耕民族であった私たちの気持ちの中に、土に馴染む気持ちがあるのかも知れません。

   

   何とか

先生に、「ずっと、いじっていると、どんどん大きくなってしまいますから・・・」と云われておりますが、案の定広がって丼ぶりのようになってしまったりしてしまいますが、そんな時は、ちょっと手助けして元に返してあげます。
土と格闘すること2時間で何とか仕上がりました。

      

   

   茶会ごっこ

午後からはお茶会ごっこです。
窯元の人達をお呼びして始まりました。

お点前は3年生を中心にすることにしております。
窯元の方々が終った後は、両の学生たちが、亭主となり客となり楽しいお遊びになりました。

こんなお茶会ごっこでも、お点前はもちろんですが、お客様でさえも楚々とした緊張感で張りつめております。
今のようなご時世で、これほどの緊張感を味わえる事の幸せを、誰もが心に刻んでほしいと思っております。

茶杓を持った手が震えたそうです・・・。
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この花の名前を教えてください。

2015-05-13 18:48:26 | 徒然日記
5月13日(水)

先日友人が山へ出かけて撮影した花です。





友人とはよく写真を撮りに出かけますが、今回は同行が出来ず残念でしたが、夜になってこの写真を送って来ました。




花はユキザサみたいで、葉はユキノシタ科の花か・・・分かりません。

今日で5日目になりますが、我が家の花の辞典には載っておりません。

どなたか分かる方がおりましたら教えてください。
よろしくお願いいたします。
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淡交誌を読めば・・・

2015-04-11 17:16:26 | 徒然日記
4月11日(土)
朝から雨が降ったりやんだりしております。
今日は知人が釜を掛けたので行って参りましたが、朝早くから遅くまでかかってしまいましたので、お茶会の報告は後日にと思っております。

   

   淡交誌

淡交社発行の茶道の月刊誌です。

専門的な雑誌ですので中々大変のようで、私どもの担当の方も必死にあれこれセールスをしておりますが、若い人達に読んでもらうのが一番の妙薬らしいのですが・・・
今月号の特集は、「堺の茶の湯」というシンプルな特集です。

私が一番興味を持って読んだのは、業躰先生の「茶花がたり」そして、「扇子に託された日本の伝統」でした。


   

   淡交誌 扇子に託された

茶道では「あおいで風を送る」という扇子本来の目的で使われることはない。
もっとも印象的なのは、閉じた扇子を膝前に置いてお辞儀をするという礼の形ではないだろうか。

茶席では扇子を持つのは客の証であり、挨拶以外にも床や点前座を拝見するとき、席入り後は自分の座を定め示すしるししても使用される。
いずれも茶人の身にしみついた動作である。

そこには、敬意をあらわすべき人や貴重な道具に対して扇子を結界の代わりにして一線を画し、一段へりくだるという謙虚の意味が込められている。
この外、月謝やお礼を渡す時などには、広げた扇子を帛紗の代わりの台として差し出す作法もなじみが深い。

いずれも、本来は茶の湯に限られない、いわば日本の礼儀である。(淡交誌より)

読者が少なくなっているらしですが、ゆっくり読めば1ヶ月は楽しめる茶道誌だと思います。



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