角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

貴重な1ページ。

2011年02月21日 | 家族の話


今日の草履は、彩シリーズ23cm土踏まず付き〔四阡円〕
赤基調の月見うさぎプリントをベースに、合わせは紺基調のうさぎ&麻の葉プリントです。
角館草履の典型的な配色でしょうか。赤系と紺系の組み合わせは、年齢を問わず人気が高いです。おそらく「今日の草履」も、春の繁忙期を待たずお選びの方がいるでしょう。

昨日の葬儀参列から三日間のお休みをいただいたのは、この機会にいろんな事務仕事を済ませておきたいからでした。そのひとつが「確定申告」。資料さえ整っていれば、私くらいの商いなら比較的簡単に決算から申告までができます。この作業もすでに15回目、棚に並んだ決算ファイルが、短いながらも商いの歴史でしょうか。

そして今年度だけの大仕事が、「入学手続き」なんですね。ハラハラドキドキで過ごしてきたこのしばらくでしたが、ひとまず次女の進学が決定です。長女はこのあともうひとつ受けますが、すでに合格通知が届いた学校があるので少しは気が楽でしょう。
志望順位は別にして、歩く道筋が見えてくると、人は明るくなれるものですね。

入学手続きも二人分となると、なかなか煩雑で厄介なものです。複数の書類を作らねばならないうえに、締め切りまでの日数がさほどありません。この手の作業をカミさんがとても嫌うため、出生届けからこれまですべて私の仕事と決まっています。夜だけではどうにも進まず、思い切ってお休みすることにしたわけです。

家族5人が日常に暮らす日は、あと一ヶ月余りになりました。周囲から、『一度に二人もいなくなるんだから、寂しくなるよ~』てなことを言われますが、それは即ち成長の喜びとも言えるでしょう。
入学手続きや学費工面に青息吐息の今この瞬間さえ、残り少ない子育ての貴重な1ページと思えますね。
コメント
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