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今日の草履は、彩シリーズ22cm土踏まず付き〔四阡円〕
紫基調の和柄プリントをベースに、赤茶のマス目プリントを三箇所に配してみました。淡い紫がベースながら、組み合わせの赤茶がはっきりしていて、メリハリが効いていると思います。配色のイメージからすると、やはり中高年のおばさま向きでしょうか。
二月に入って二日目の角館。最高気温がプラスになる嬉しさを実感しています。まして今日は久しぶりに青空が広がり、昼飯の車中がぽかぽかなのもずいぶん久しぶりでしょう。
週間予報ではこの先の最高気温が、5℃とか6℃の日がありました。これまで積もった雪はだいぶ融けるんじゃないですかね。ようやく冬のピークが過ぎた安堵感がありますよ。
今冬これまで出会ったお客様にも、『雪が見たくて来ました~』とおっしゃる方がことのほか多いです。日常にこれほどの雪と接する国内人口はそう多くないでしょうから、この時季に角館をお訪ねということは、まず「雪が見たい」と思って間違いないでしょうね。
『これだけ多いと堪能できたでしょ』と言うと、『もう、大感激よっ』と心からの笑顔を見せてくださいます。
ただ中には、「雪害」に心配りを見せてくださる方もいます。ひとしきり大雪を喜んだあと、『あっ、あんまり喜んだら地元のみなさんに失礼よねぇ!?』という言葉は、結構多くの方から聞かれました。
そんなとき私は、『いやいや、そんなことを考えていたら旅も愉しくないですよ。非日常を思い切り堪能してくれれば、それでイイと思いますよっ』と答えるようにしています。もちろん本心からの言葉ではありながら、露骨に心配されるとこちらの気分も滅入るというのもありますかね。
わが家の受験がひとつずつ消化されています。結果として未だ「万歳!」には至っておりませんが、それぞれ持てる力は出し切っているのでしょう。合否を待つ娘たちのほうが、案外淡々としていますよ。
私は高卒で社会に出ました。カミさんは簿記学校に入ったと言え、いわゆるシビアな受験とは異なります。ですから高校より上の受験を今始めて体験しているわけです。ここまでのところで初体験を痛感しているのは、受験にかかる費用なんです。合格する前にこんなにかかるとは思いも寄りませんでした。
同じ立場の保護者仲間の間では、「わが家のように三人同時受験に比べたらまだマシ」というのが、自分を慰める決まり文句になっているらしいです。確かにその通りなんですが、露骨に心配されるとこちらの気分も滅入るんですよねぇ。