角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

悪いことはできませんねぇ。

2006年11月01日 | 実演日記
今日の草履は、一般綿生地シリーズMサイズ23cm〔3000円〕
青基調に金魚がプリントされた綿生地をベースに、緒は昨日の沖縄模様を合わせてみました。季節外れながら、真夏を想わせるなんともカラフルな草履に仕上がりました。

今日の角館は、青空こそ広がったものの、風が冷たい一日でした。暦を見ると今日から11月、例年11月上旬にはみぞれまじりの初雪が観測されるんですから、寒くて当たり前と言えばその通りです。

同期生の“おしゃべりな森本レオ”SSくん、ライブ会場を車で通りかかり、『差し入れは持って来ねどっ』。早くも昨日のブログを読んでいた様子です。
もうひとり、西宮家に本部を置くスマイルバスの運転手さん、やはりバスで通りかかり、『差し入れ集まるってがっ!?』。
地元でこのブログを読んでくださっている方、案外多いんです。

20年ほどアメリカで暮らすご夫婦がお立ち寄りになりました。奥様が草履に関心が高く、と言うよりとても珍しいものを見つけたという印象でした。
『寒くなると靴下じゃ履けないわよねぇ』とおっしゃるので、『みなさん冬場は指付きソックスを利用してるみたいですヨ』とお応えすると、『えっ!?指付きってナニ?そんなの売ってるの?』。
確かヤンキースの松井選手が愛用してて、チームメイトも真似してる話を聞いたことがあるんですが、さすがにアメリカ全土に拡がってるわけじゃないんですねぇ。
『日本ならどこの洋品店でもありますヨ、あっ、ここにも置いてました』とさんさんサンのお店に招くと、早速お気に入りを一足ご購入、草履もお買い上げくださいました。

『遠いところからよく遊びに来てくれましたねぇ』と言うと、『確かに遠いんだけど、案外そうとばかりも言えないのよぉ』と奥様。
聞いてみると、角館駅でいきなり声を掛けられたグループは、アメリカの同じ街に暮らす知人だったとのこと。
『世界中どこにいても悪いことはできないわねぇ』と笑っておいででしたが、ホントにそういう偶然ってあるんですねぇ。

そう言えば、職場の誰にも言わないで東京ディズニーランドへ家族旅行した友人が、現地で職場仲間と出くわした話を聞いたことがありました。
あれっ!?その友人って、“おしゃべりな森本レオ”だったような‥。

コメント
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