トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

外相がトルコのカザフスタンへの支持を強調

2022年01月12日 | 国際
1月11日 トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相は、カザフスタンの最近の騒乱に対して、トルコとテュルク諸国はカザフスタンを支持する立場をとると強調しました。

 Hurriyet

テュルク諸国機構(OTS)のメンバーやオブザーバーと行なったオンライン会議で、チャウシュオール外相は、「テュルク諸国の家族として、この困難な時期に、われわれはカザフの兄弟たちの側に立ち、彼らと連帯します」と語りました。

チャウシュオール外相はまた、「トルコ政府はカザフスタンの状況を注意深く見守ります。テュルク世界は大きな家族であり、国々はひとつの身体の各部分のように結束しています」と言いました。「テュルク諸国は全力でカザフスタンに味方し、全面的支持を提供します」

「一国家として、われわれは身体の一部を傷つけられたように悲しんでいます。亡くなった方々への神の恵みと、傷ついた方々の早い回復を祈ります」と外相は言いました。

チャウシュオール外相はまた、「トルコはカザフスタンの状況が落ちついてきたことを喜んでいます。カザフの新しい首相が決まったことは喜ばしい。トルコは新首相に協力をつづけます」と語りました。「カザフスタンの平和と安定は、世界の平和にとって、また地域とOTSにとって重要なことです。カザフスタンにはこの危機を乗り越える能力と、経験と、国家としての伝統があります」

「トルコは事の初めから、カザフスタン当局と連絡を取ってきました。われわれはカザフスタンの状況をフォローし、懸念してきました。今後、なにが起ころうとも、われわれは全力でカザフスタンに味方します。行動を起こす用意もあります」と外相は付言しました。


ドイツ人にとってトルコは一番の休暇を過ごしたい国

「ホリデイチェック」のオンライン予約によれば、ドイツ人旅行者の5人に1人が、休暇を過ごす国としてトルコを選んでいます。

 Hurriyet

4月から5月の予約の18%はトルコの地中海地方だと、「ホリデイチェック」は言っています。休暇に出かけるドイツ人たちは、トルコの、とくにアンタリヤ県と、シデのリゾートに強い興味を示しています。

ドイツ旅行協会(DRV)によると、2021年秋、ドイツ人が休暇に行きたい国はトルコでした。文化観光省の最近のデータによると、2021年1月から11月、290万人のドイツ国籍者がトルコを訪れ、この時期、トルコを訪れた全外国人の約13%がドイツ人だったそうです。

昨年の1月から11月、トルコが迎えたドイツ人ツーリストの数は、2020年の同期の107万人から170%跳ね上がりました。

コロナ・パンデミックが世界にひろがり、外国旅行が減少する前の2019年は、480万人のドイツ人がトルコを訪れました。2021年11月は、ひと月だけで、152,000人のドイツ人がトルコで休暇を過ごしましたが、これは前年同期から341%の増加です。

昨年の1月から11月、トルコは前年より1200万人多い、2280万人の外国人ツーリストを迎えました。2019年には、約430万人の外国人ツーリストがトルコを訪れていました。


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昨年、交通事故で2400余人が死亡

2022年01月09日 | 国内
1月10日 2021年、交通事故で2,422人が死亡し、約277,000人が負傷したと、安全総局交通部のデータが示しました。

  
 Hurriyet

昨年、全国の道路上で43万件の事故が起こり、その中の2032件は死亡事故でした。当局のデータによると、全事故の中の約339,000件が居住地で起こり、その他の92,000件が非居住地で起こりました。

これら道路上の事故の中の195,000件がドライバーの過失によるもので、18,000件が歩行者の過失によるものでした。また、道路事情のために1000件の事故が起こり、通行人に責任のある事故は39,000件でした。他の5,700件の事故は車側の過失によって起こりました。

当局はまた、昨年、交通違反で罰金を徴収されたケースは1950万件、ドライバーに罰金が課されたケースは380万件でした。また、4700人の歩行者が、交通ルール違反で罰金を課されました。


トルコ北西部に伝わるハロウイーンのような祭コレダ

トルコ北西部クルクラレリ県ババエスキ地区の住民たちは、1月8日、白い服を着て、お化けメークをし、ホラー祭「コレダ」を祝いました。

 
 Hurriyet

「コレダ」は何千年も昔から、トラキア地方に残るバルカンの祭りです。人々は幽霊のような白い服を着て、友人や隣人の家々の窓をたたき、人々を怖がらせます。地元行政は地区のメーンストリートに設置した拡声器で、ホラー映画の音響を流します。

「私たちはこの伝統を何年間もつづけてきました。と、ババエスキ地区ビュユクマンドゥラのエスラン・チョルゲチェン町長は、1月9日、デミルオレンニュースに語りました。

トラキア地方では、1年で最も寒い夜に、このホラー祭を行いますが、祭りの名はところによって異なります。エディルネ県のケシャン地区では、1月15日、「ボジュク」という名のホラー祭が行われるはずでしたが、パンデミックのため延期されました。

Hurriyet
「私たちは今年、一番寒かった1月8日にコレダを祝いました」とチョルゲチェン町長は言いました。「コレダは私たちにとって、とても重要な夜です。何年間もつづいてきた伝統ですから」と、お祭り大好きなムラト・デミルさん。

その日は、人々は日暮れに集まって、シロップとクルミで味つけしたカボチャを食べる伝統があります。ブギーマン(悪い子をさらう小鬼)役の人が、人々を見張り、カボチャを食べていない人を見つけ出します。

群衆が家に帰った後、白い服を着て、不気味なメークをしたブギーマンは、深夜、人々の家の窓をたたきます。「私たちはコレダを楽しみにしているのですが、このところパンデミックのために,じゅうぶんに楽しめません」と、家族といっしょに祭に参加していたアフメト・チャヴダルさんは言いました。


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セリミエ・モスク近くに美術品を展示する「考古公園」ができる

2022年01月08日 | 文化
1月9日 エディルネ県のセリミエ・モスク近くの発掘現場から出土した歴史的美術品が、現在建設中の「考古公園」に展示されることになりました。

  Hurriyet

『私たちは約4か月、このプロジェクトに取り組んできましたが、春には終わらせ、公開したいと思っています」と、エディルネのレジェップ・ギュルカン市長が、1月7日、デミルオレンニュース語りました。発掘現場は4000平米の土地で、ローマ時代の墓や井戸がありましたが、オスマン帝国時代に建物が建てられていました。

「私たちは、荘厳なセリミエ・モスクにふさわしい広場“考古公園”を造りたいと思っています。そのため、準備に長い時間がかかりました」とギュルカン市長は言いました。

2011年以来、ユネスコの世界遺産になっている建物群セリミエ・モスクは、スルタン・セリム2世の命により、偉大な建築家として知られるミマル・シナンによって、1568年から1575 年までかかって建設されました。シナンはこのモスクを自身の“傑作”と呼びました。

「エディルネ振興協会」のバフリ・ディナル会長も市長と同意見で、考古公園は市の経済に100%貢献するだろうと言っています。「私は素晴らしい広場ができると確信しています」とディナルさんは付言しました。

エディルネ県にとってのセリミエモスクの重要性について尋ねられた市長は、「このモスクはイスラム美術とオスマンのモスク建築の最高傑作です。市の中心にあるこのモスクは、建設時からいままでずっと使われてきました」と言いました。

「オスマン人がこの都市を征服した1361年から、エディルネは重要なセンターでした。このモスクが建てられてからモスク周辺の広場は、何百年間も、人々の社会的・文化的エリアでした」と彼は言いました。

考古公園プロジェクトが始まれば、このエリアは車は通行止めになります。「排気ガスも騒音もなくなり、歩行者だけが歩ける広場になるでしょう」と市長は付言しました。地元の商人たちも、このプロジェクトの完成に期待しています。「このプロジェクトはきっと地元の観光に良い影響をもたらすでしょう」と、地元の商店主エルダル・クルチさんは言いました。


トルコはギリシアに領海を12マイルに拡大しないよう促した

トルコはギリシアに、エーゲ海の領海を6マイルから12マイルに拡大するという誤った行動をとらないよう促し、トルコ政府はすべての問題を平和的な対話によって解決することを隣国ギリシアに要請すると繰り返しました。

 Hurriyet

「ギリシアが領海を12マイルと考えるのはまちがっている。まちがえないで欲しい」と、トルコのフルシ・アカル国防相が、1月8日、年末記者会見で、メディアのアンカラ市局長らに語りました。

トルコとギリシアの間には、エーゲ海に関する多くの未解決の問題があります。国連海洋法条約(UNCLOS)によれば、諒解を現在の6マイルから12マイルの拡大する権利があるというギリシアの主張も、そのひとつです。

トルコ国会は1995年、ギリシアによる領海に関する一方的な行為は、宣戦布告の理由になると宣言しました。トルコはUNCLOSに加わっていません。

「ギリシアはわが国を試そうとするべきではない」と、アカル国防相は言い、ギリシアは現在の6マイルの領海を守るべきだと強調しました。もしギリシアがエーゲ海の領海を12マイルにしたら、トルコはギリシア政府の承諾なしに、国際海域に出られなくなります。

「ギリシアはなにを考えているのか? これは不公正で、法に反する」と、アカル国防相は言いました。トルコ議会の 開戦 布告決議の撤回を求めるギリシアの要求に対して、「これは国家安全保障の問題だ」と国防相は言いました。 

ギリシアは建国以来、4回以上、その領土を拡大した事実があるにもかかわらず、いまだにトルコを拡大主義政策と非難していると、アカル国防相は不満を語りました。「エーゲ海には現状がある。ギリシアは6マイルの領海を持っている。それでじゅうぶんで はないか。われわれは両国が豊かに、平和に暮らそうと言っているのだ」


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今年も正教徒たちは海に飛び込んで公現祭を祝った

2022年01月08日 | 文化
1月8日 トルコのギリシア正教徒たちは、1月6日、イスタンブルの数か所に集まって、公現祭(エピファニー)を祝いました。

 
  Hurriyet

キリスト教の祝日、公現祭は、イエス・キリストが神の化身として現れたことを祝う日であり、信者たちは海中に投じられた十字架を、寒中の海に飛び込んで拾い上げます。

祝賀の中心は、イスタンブル・ファティフ区バラトにある聖ゲオルギオス教会では、何百万の正教徒たちの精神的指導者である総主教バルトロメウ1世が、4時間の式典を主宰しました。今年はコロナのため、式典参列者の人数が制限されました。

有名なトルコの歴史家イルベル・オルタイル氏も式典に招かれました。ミサの後、僧侶たちと信者たちは、近くの金角湾まで歩きました。今年は、海中の十字架を獲得するために、10人が海に飛び込み、教会の信者であるガリップ・ヤウズさんが、木の十字架をゲットしました。

『私はこの5年間、式典に参加してきましたが、十字架をゲットしたのは初めてです」と、ヤウズさんは十字架を総主教に手渡した後、記者たちに語りました。バラトでのミサのほか、公現祭の祝祭はクズグンジュク、イエシルキョイや、「皇子たちの島々」で最大の島ビュユクアダでも行われました。


エルドアン大統領がトルコとカザフスタンの結束を力説

エルドアン大統領は、1月6日、カザフスタンのカシム・ジョマルト・トカイエフ大統領との電話会談で、カザフスタンとの連帯を表明し、トルコは必要なら、あらゆる技術的知識と体験を提供する用意があると語りました。

 Hurriyet

エルドアン大統領は「テュルク諸国機構」の期間議長として、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領、キルギスタンのサディル・ジャパロフ大統領、ウズベキスタンのシャヴカト・ミルズィヤエフ大統領ら、同機構のメンバー諸国のリーダーたちに個別に電話して、カザフスタンで起こっている事件について話し合いました。

カザフスタンのトカイエフ大統領との電話会談中、エルドアン大統領は「トルコは“友人であり兄弟である”カザフスタンで起こっている現状を注目している。事件で亡くなった方々のご冥福を祈り、負傷者の早い回復を願う」と述べました。

エルドアン大統領は「テュルク諸国機構」はカザフスタンを支援すると強調し、カザフスタンの新たな政府が早く結成され、緊張が終わることを願うという声明を出しました。大統領はまた、カザフスタンの人々が互いの信頼と対話をベースに、問題を克服すると信じていると言いました。

エルドアン大統領は、テュルク諸国との対話で、近隣のためにも、地域全体のためにも、カザフスタンの安定と安全が重要であることを力説しました。

また、メヴリュト・チャウシュオール外相は、1月7日、カザフスタンのムフタル・トレウベルディ外相と電話で会談し、トルコのカザフスタンへの支持をくり返したと、外務省は言っています。


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「占星術は古代トルコ人が発見した」ロシアの研究者

2022年01月06日 | 文化
1月7日 ロシアのある研究者が占星術を最初に発見したのは、古代トルコ人かもしれないと指摘しました。あるトルコの歴史家は「昔のトルコ人が今日の占星術に意味を与えた」と言っています。

  Hurriyet

1月5日のミリエト紙によると、ロシアの研究者ソフィ・トラム・セメンさんは、現代の占星術は紀元前の古代トルコ人までさかのぼると考えているそうです。「昔のトルコ人が最初に占星術を発見したのです」と、「トルコの占星術」「祖先ハン」「カラチャイの神話」など、古代トルコ人に関する3冊の本の著者であるセメンさんは力説しています。

アンカラ・ユルドゥルム・ベヤジト大学のサリフ・ユルマズ教授は、「占星術の歴史におけるトルコ人の痕跡を調べてきた」と言いました。「テングリは昔のトルコ人の神の名ですが、彼らは、テングリは空にいると信じていましたから、いつも太陽と星を見つめていました」と、ユルマズ教授はミリエト紙に語りました。

ユルマズ教授によると、昔の「十二支」のカレンダーは、占星術の助けで作られたそうです。昔のトルコ人が、未来を知るために占星術を使ったことについてユルマズ教授に尋ねました。教授の答えは、「彼らは時の循環を信じていました。彼らは過去に起こったことは、未来に再び起こると信じていたのです。彼らは時の循環を“12”単位で考えていました。物事は12年ごとに、再び起こると考えていたのです」というものでした。


「1日の感染者数はまもなく10万人になるだろう」専門家たち

1日のコロナ感染者数は、2,3週後には10万人に達するだろうと、専門家たちは警告し、最善の予防対策を取り、ワクチン接種を受けるよう勧告しています。

  Hurriyet

トルコはいま、感染力の強いオミクロン株の拡大のために、感染の大波の中にあると思われます。1日の感染数は、先週、4万を突破し1月6日には、68,413人を記録しました。

1日の感染数は、たった1週間で3倍になり、陽性率は14.3%まで増加しましたが、ウイルスによる死者はまだ増加していないと、専門家は言っています。

パンデミックの新たな大波に直面し、専門家と政府当局は今後のウイルスの拡大に対して可能な対策を討議しました。1日の感染数が10万人達したら、劇場、映画館、コンサートホール、レストランなど、屋内の場所の収容人数を50%に減らす案も検討されました。

また、専門家と政府当局は、ブースター接種をした人のみ、屋内のイベント場やレストラン等に入ることを許可されるという案も議題にしました。さらに、学校は中間休暇を拡大し、大学は試験後、対面授業を一時中止することも論議されました。


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「コロナは拡大しているが、学校を閉鎖する計画はない」教育相

2022年01月05日 | 国内
1月5日 コロナの1日の感染数が54000以上になったのは、この1年間でも初めてだと、当局も報じましたが、マフムート・オゼル教育相は、まだ学校を閉鎖する計画はないと言いました。

 Hurriyet

「現時点ではまだ学校の閉鎖は問題になっていません。私たちは経過を見ています」と教育相は、シャンルウルファ県の知事室を公式訪問中に語りました。オミクロン株感染の拡大は加速しているが、学校ではしかるべき対策が取られている現在、大騒ぎする状況にはなっていないと、教育 相は言いました。

トルコ保健省は、この1日の新たなコロナ感染者数は54,724人、死者は137人、回復した人は26,561人と確認しました。

「オミクロン株はイスタンブルでは全感染者の半数を超えています」と、ファフレッティン・コジャ保健相はツイッターで言い、新しいウイルスによる感染の増加は他の県でも見られると付言しました。「どこにいても同じように、対策をしっかり守ってください」と、コジャ保健相は強く言いました。

保健省コロナ科学委員会のメンバー、テヴフィク・オズリュ教授は、オミクロン株は拡大の速度が速く、感染しやすいと言いました。「デルタはこんなに早く感染しなかった」と、オズリュ教授は言い、次のウエイブを乗り切るためには、ワクチン接種はマストだと力説しました。

同じく科学委員会のメンバーのヌレッティン・イーイト教授も、感染の増加に対抗するためには、マスク着用と、ソシアルディスタンスの厳守、ワクチン接種が重要だと強調しました。『私たちはデルタ株で3万という数を体験しましたが、入院や、集中治療室、死亡に関して、大きな影響は受けませんでした」とイーイト教授は語り、その最も大きな理由は、ワクチン接種した人の人口が多かったからだろうと言いました。


海辺の小屋のために、ウミガメの孵化場が危機に

ウミガメの孵化場として知られる地中海岸アンタリヤの海岸クムキョイに、地元民が建てた小屋が、この地気を保護している環境活動家や動物愛護組織の怒りを買っています。

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アンタリヤ・アクス地区の中心から2キロのクムキョイは、昨年、優れた自然保護地域を宣言しましたが、いま、周辺の村人たちが建てた小屋が増えたため、自然の生物たちが脅かされる状況になってしまいました。

活動家によると、ビーチの現状は、この場所をねぐらにしている渡り鳥やウミガメを危険にさらしています。「毎年訪れているビーチですが、今回はまるで変ってしまった」と、鳥と自然を観察しているギョクチェ・ジョシクンさんは言いました。彼女はパラダイスだったビーチにびっしり建てられた小屋の写真を撮り、ソシアルメディアにシェアしました。

ジョシクンさんは「ビーチは生ゴミでいっぱいです。人間の廃棄物によって鳥たちが被害を受けています」と言い、行政はできるだけ早く、この地域に関して必要な決定を下すべきだと指摘しました。

「そこらじゅうにガラスやプラスティックがあります。できるだけ早く、この地域に関して根本的な決断を下すべきです。でなければ、自然の生物たちはまもなく消えてしまうでしょう」と彼女は言っています。

NGOもすぐに対策を取らなければ、まもなくビーチは消えてしまうと、ジョシクンさんと同意見です。環境調査協会のアリ・フアト・ジャンボラト会長は、ジョシクンさんがシェアした写真がすべてを語っていると言い、地元行政にできるだけ早くこの問題に対処するよう勧告しました。

アクスのハリル・シャヒン町長は、この問題を慎重に考えていると、ヒュリエト紙に語りました。「小屋は住民たちによって取り壊され始めました。私たちはできるだけ早く、この醜いイメージを払拭します」

夏場は気温が40度まで上がるこの地域の住民たちは、毎夏、小屋を建て、夏場だけビーチで暮らす習慣がありました。しかし、パンデミックのために、全国から人々がこのビーチに集まり、小屋を建てて賃貸する人まで現れて、この状況になったようです。


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豪雪がトルコ東部を襲った。学校閉鎖も。

2022年01月05日 | 国内
1月5日 イスタンブルや西海岸では比較的暖かい日がつづいていますが、東部と、北部の一部では豪雪と戦っています。東部諸県への村々への道路798本が、大雪と猛吹雪と凍結のために封鎖されました。5 県20地区の学校の一時閉鎖命令も出されました。

  
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寒波の影響を最も受けているのはエルジンジャン、カルス、エルズルム、アールで、予報では降雪は今日もつづくでしょう。カスタモヌーとトカトでは、今後の降雪が予想されます。

中央アナトリアのシワス県イムランル地区では、マイナス21.7度という最低気温が記録されました。また。黒海岸のトラブゾン県トンヤ地区では、悪天候のため、高地の道路で動けなくなっていた6人の地元民が
捜査・救助協会の隊員に救助されました。

6人は車の中に閉じ込められていましたが、6時間後に車から救出され、安全な場所に運ばれました。6人の体調は良好です。


2月にはオミクロンが優勢になるだろうと、専門家が警告

「2月にはオミクロンがトルコで支配的なコロナウイルスになるだろう。トルコではウイルス感染がつづき、4万5000人に近づいている」と、保健省科学委員会の教授が警告しました。

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「1月の最後の週か、2月の最初の週に、オミクロンはトルコで支配的なウイルスになるでしょう」と、イズミル・キャテイプ・チェレビ大学のアルペル・シェネル教授が、1月4日、デミルオレンニュースに語りました。

シェネル教授は、1か月以内に、外来患者数が大きく増加すると思うと言いました。「総合病院が全国的に満杯になるでしょう」

教授はブースター接種を受けるよう勧めています。「2回の接種だけではオミクロンに対してじゅうぶんではありません。3回目の接種が必要です」と教授は言い、3回目のワクチン接種を躊躇する人がいることに懸念を述べました。

エーゲ大学小児科医学部のザフェル・クルギョル部長も、シェネル教授と同意見です。クルギョル部長は、1月末には、1日の感染者数は記録を破ると推測しています。「2月初めには、1日の感染者数は10万に達するかもしれません」

クルギョル部長は、オミクロンの拡大を阻止するために、子供たちのワクチン接種計画を始めるべきだと勧告しています。5歳から11歳の子供に対コロナのワクチン接種をするよう家族からの強い要望があると、彼は1月4日、ヒュリエト紙に語りました。

「トルコでは、12歳から16歳の若者たちは接種を受けています。しかし、5歳から11歳のワクチン接種を始める必要があります」とクルギョル氏は言いました。「オミクロン株の感染は若者や子供に多く見られます。世界では、5歳から11歳の年齢グループの間にも、感染が増加しています」


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「60歳以上の人々は危険」と保健相が警告

2022年01月05日 | 国内
1月4日 ファフレッティン・コジャ保健相が[60歳以上の人は危険」と警告し、1日のコロナ感染者数が3万~4万で停滞している昨今、コロナ・パンデミックに対して警戒するようくり返し要請しました。

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「先月発表されたデータは、60歳以上の人と慢性疾患を持った人の死亡率が高いことを示しています。高齢者と慢性疾患のある人は自分自身をしっかり守ってください。ワクチン接種運動は1年たとうとしていますが、フルスピードでつづけます」と、保健相は言いました。

コジャ保健相が発表したデータによると、5690万人以上の人々が1回目のワクチン接種を受け、5160万人が2回目の接種を受けています。3回目の接種を受けた人は1940万人になります。

2回目のワクチン接種を受けた人の割合が最も多いのは地中海地方のオスマニエ県で、87.7%の人が2回目の接種を受けました。次が黒海岸のオルドゥ県、中央アナトリアのアマシヤ県、南西部のムーラ県の順です。

オスマニエ県では、エルディンチ・ユルマズ知事も参加して、コロナ対策に関する総合的な検査を絶えまなく続けています。ワクチン接種率でトップになったことで、ユルマズ知事は住民の気遣いに感謝し、コロナ対策を守り、ワクチン接種を行い、ともにコロナウイルスと戦うことの重要さを再度、喚起しました。

「オスマニエはコロナウイルスを最初に根絶やしにする県になるでしょう。私たちはそれを信じて努力しましょう」と知事は言いました。


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トルコ・オリジンの科学者たちが新ユーロ札の顔になるかも

2022年01月04日 | 国際
1月3日 欧州議会のモーリッツ・ケルナー議員が、バイオンテク・コロナ・ワクチンの開発者であるオズレム・テュルジ氏とウーウル・シャヒン氏の写真をユーロの新札の顔にすることを提案しました。

 
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ドイツの自由民主党(FDP)の政治家であるケルナー氏は、ヴェルト・アム・ゾンターク紙に、新札にはシャヒン氏とテュレジ氏のようなヨーロッパの重要な人物の写真を使うべきだと語りました。

2人の人生行路は、起業家精神、優れた科学的才能、オープンな移民社会の可能性などについて考えさせられるストーリーだと、ケルナー氏は言い、ワクチン開発における2人の成功は、何百万人のヨーロッパ人の命を救ったと力説しました。

シャヒン氏も、テュレジ氏も、1960年代にトルコからドイツに移住した移民の両親のもとに生まれました。トルコのイスケンデルンに生まれたシャヒン氏は、1965年、4歳のとき、ドイツに来て、彼の父親は自動車工場で働きました。彼はケルン大学で医学を学び、ザールラント大学の医療センターで、数年働きました。

テュレジ氏は、イスタンブルからドイツに移民したトルコ人医師の娘です。彼女はザールラント大学の医学部で医学を学び、ドイツのガンの免疫療法のパイオニアになりました。

ユーロの導入から約20年、欧州中央銀行は、ユーロ札のデザイン刷新を考え始めています。新しい札が流通するまでには、何年もかかるでしょうが、中央銀行当局は、新札のデザインについて調査を行うことを考えています。

欧州中央銀行の執行役員会は、2024年には、新しい札の製造と導入について決定すると思われます。


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保健相が人々に対ウイルス・ルール厳守を懇願した

2022年01月03日 | 国内
1月2日 「オミクロン株の脅威に直面しているいま、皆さんは、パンデミックが始まったときと同様に、対ウイルス・ルールと対策を厳守しなければなりません」と、ファフレッティン・コジャ保健相は言いました。

  Hurriyet

オミクロン株の拡大によって、先週、1日のウイルス感染者数が急増し、12月31日には、4月以来最高の41,000人に達したため、保健相はこの警告を出しました。

「オミクロン株の拡大を阻止するために、マスクを着用することが必要です。ソシアルディスタンスにも、もっと注意しなければなりません」と、コジャ保健相は、1月1日、ツイッターに書きました。

12月31日、保健相はオミクロン株の影響力について声明を出し、この1週間、1日の感染者数が急増しているのは予測できなかったことではないと言いました。「オミクロン株はより感染しやすく、主要なウイルスになりつつあります。この10日間で、わが国の感染者数は2倍になりました」と、コジャ保健相は声明で言いました。

トルコの最大都市イスタンブルでは、同時期、感染者数は5倍になったと、保健相は言いました。「わが国でもオミクロン感染は52%以上になりました。この状況は近い将来、全国にひろがるかもしれません」


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