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95歳のコロナウイルス患者が快復して退院

2020年04月08日 | 国内
4月8日 95歳の男性が、コロナウイルスから快復しました。4月6日、男性は病院スタッフの拍手に送られて退院しました。

 Hurriyet

イスマイル・クルダルさんは3月25日、高熱が出て入院し、テストを受けてコロナウイルスと判明しました。その後、彼はイズミル・カティプ・チェレビ大学の「アタテュルク訓練研究病院」で治療を受け、退院しました。

「イスマイルおじさんはコロナに打ち勝ちました。これはトルコにとって希望です」と医療スタッフの1人は言いました。クルダルさんはもう14日間、親戚の家で隔離され、医療スタッフの検査を受けます。

・・・年齢より個人の体力、免疫力ですね。だから、トリアージュで、高齢者を年齢を理由に見捨てるな。


トルコはパンデミックの中、高齢者を忘れない


コロナ・パンデミックのために、家に閉じこもっている何百万の高齢者のために、トルコ当局は、高齢者からの電話1本で、日常の必需品を迅速に届ける努力をしています。

 Hurriyet

内務省はコロナ・パンデミックから人々を守るために、65歳以上の人々の行動を制限しましたが、高齢者の孤立期間中、彼らを助けるための支援グループを結成しました。

高齢者は専用のホットラインで、警察その他の機関に連絡し、必需品をゲットすることができます。警察、憲兵隊、災害救助局の職員からなる社会援助グループが、食物、日用品から家賃の支払いまで、高齢者が必要とするものをなんでも届けます。内務省によると、現在までに支援グループは、100万人以上の人々を助けてきました。

いつでも手に入る 
元セールスマンのオスマン・クルトゥランさん(66)は、妻の死後、10年間、1人暮らしです。「最初は家に閉じ込められているのが嫌でした。しかし、私には呼吸器に問題があります。このウイルスは私のように健康に問題のある人には危険だと思います」と彼は言っています。

「私の息子たちは、コロナウイルス以前は、2週間に1度、電話してきましたが、私が1人で家に閉じこもっているいま、彼らは毎日電話をくれます。皮肉なことですが、ウイルスは私たち親子関係に良い影響をくれました」とクルトゥランさん。「最初はコロナ爆発が心配でしたが、警察と保健職員の方々がいつでも助けてくれると知って安心しました」

・・・トルコは伝統的に年寄りに敬意を抱き、大切にしますからね。


政府はホームレスを守るプログラムを開始

政府はコロナウイルス・パンデミックに対するより広範な計画の一環として、ホームレスにシェルターを提供する新たなプログラムを開始しました。トルコでは3万人がコロナウイルスに感染し、650人以上がなくなっています。

 Hurriyet

ゼフラ・ズムリュト・セルチュク家族・労働・社会サービス相が、4月7日、ホームレスを守るためのプログラムの開始を発表しました。「わが省は、わが国81県の地方局と協力し、“ホームレス・プロジェクトのための宿舎”計画をスタートします」

このプロジェクトでは、ホームレスの人々は集められ、公共の施設のゲストハウスに収容されます。ゲストハウスが足りなければ、パンデミックが衰退してくるまで、ホームレスの人々はホテルか、ホステル、その他の場所に収容されます。ホームレスの人々は施設に収容されている間、定期的に健康チェックを受け、また、パンデミック、人から人への感染のしかた、衛生上のルールなどを教えられます。

セルチュク社会サービス相によると、ホームレスの人々はシェルターに滞在中、食事、衣服その他基本的な必需品を援助され、その経費はすべて「社会支援団結基金」がカバーします。これら対策が、できるだけ早く、全国81県で実施されると、社会サービス相は言いました。


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