２０歳以上の市民にも部分的外出禁止令

４月５日　トルコは４月３日、コロナウイルスの拡大を食い止めるために、２０歳以下の市民の部分的外出禁止や３１県の１５日間の出入禁止など、いくつかの新たな対策を発表しました。

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この対策には、トルコの人口の５分の１が住むイスタンブルを初め、アンカラ、イズミル、ブルサ、アダナなどの諸都市が含まれていると、エルドアン大統領は言いました。警察と憲兵隊チームが、市の出入り口に検問所を設けて、対策の実施を始めました。治安部隊は、基本的な医療品を運ぶ商用車のような、必要不可欠な状況を除いて、市民の市の出入り要請を拒否しています。

エルドアン大統領は２０歳以下の市民に、絶対的必要な場合以外、家を出ることを規制する外出禁止令を出しました。商店 を含む人が集まる場では、マスク着用を義務とすると、大統領は言いました。街頭など屋外での集会も不許可です。今度の対策強化は、先月の学校、カフェ、レストラン、映画館の閉鎖とスポーツ試合の中止につづくものです。

都市間の移動者は、都市の境界に設けられた設備によって、高熱と咳のテストが行われていました。６５歳以上の人と持病のある人は、家を出ることもすでに規制されています。

イスタンブルの大量輸送機関の利用者はマスク着用がマスト

最大都市イスタンブルの大量輸送機関の利用者は、コロナウイルス拡大を食い止めるため、マスクを着用しなければならないと、４月３日、当局が言いました。

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マスクを着用してメトロバスの改札を通る人々

「マスクをしていない乗客は、明日からバス、地下鉄、メトロバス、市内フェリーに乗れません」と、イスタンブル市のムラト・オングン報道官がツイッターで言いました。「１１８人の市職員が、コロナウイルスの検査で陽性を示しました」と報道官は付言しています。

９月３日、ファフレッティン・コジャ保健相は、分析によって、イスタンブルでは１人のコロナ感染者が、平均１６人に感染させていることがわかったと言いました。商店を含む人ごみの場所では、マスク着用は義務だと、エルドアン大統領が、４月３日、発表しました。
これまでトルコは２万人のコロナウイルス感染者を記録し、死者総数は４２５人になりました。４８４人が治療後、完全に回復しています。

９月～３月、ヘーゼルナッツの輸出は１６億５０００万ドルを超えた

世界最大のヘーゼルナッツ供給国トルコは、２０１９年９月から今年３月までの間に、ヘーゼルナッツで１６億５０００万ドルの収益を得ました。

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「黒海岸ヘーゼルナッツ産物輸出業者協会」のデータによると、この７か月の数字は、昨年同期から５２％増加していることを示しています。トルコのヘーゼルナッツの輸出先は主としてEUです。

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４月２０日、イスタンブルに新病院がオープンする

４月４日　エルドアン大統領が、イスタンブルの新しい病院の最初の病棟が、４月２０日、操業を開始すると発表しました。

　

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「イキテリ市病院の、２６８２床ある最初の病棟が、４月２０日オープンします」と、エルドアン大統領がツイッターで言いました。「他の病棟も急ぎ完成させ、国民の医療に供します」

トルコは諸外国同様、いま、コロナと戦っています。その中で、この発表がなされました。コロナウイルスによって、１８６か国で５万人がなくなっています。保健相によると、トルコは、これまでに１８，１３５人の感染者を出し、３５６人がなくなっています。トルコの健康管理体制は進歩し、欧米と比較しても、多くの人々の受診と治療が行われています。

ウイルスはさまざまなルートからトルコに拡散した

コロナウイルスはさまざまな地点との接触や交流によって、トルコ全土に拡散したことが、研究によって明らかになってきました。

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当局は人々の交流や経歴を記録することによって、どんな経路でウイルスに感染したかの足跡をたどろうとしています。例えば、イスタンブルとイズミルは、ヨーロッパから帰ってきた人々によって汚染されました。この２県は感染者の最も多い県です。しかし、トルコの他の地方は異なるルートによって汚染されたと思われます。

トルコの感染者９０００人のうち、６０％はイスタンブルで確認されています。トルコ第３の都市イズミルが２位で、９００人です。ウイルスはイスタンブルから、アンカラやコジャエリなど他の４，５都市にひろがりました。アンカラの感染者数は全国３位です。

中央アナトリアで、ウイルスの主要な感染源となったのは、サウジアラビアへの巡礼から帰った人々だったことが、研究によって判明しました。トルコに着いた時、隔離されなかった巡礼者たちが、地元の人々にウイルスを感染させたのです。東部・東南部では、トルコの大都市から来た人々がウイルスを拡散しました。また、隣国イランやイラクと接触や交流した人々も感染源となりました。

地中海岸には、他都市から 来た人々によって、ウイルスが運ばれました。地中海岸とくにアンタリヤは人気リゾート地です。ヨーロッパに住むトルコ人が休暇を取って帰ってきました。黒海地方のウイルス拡大のパターンも地中海岸と似ています。大都市や欧州諸国から帰ってきた人々がウイルスを拡散したことが、研究によってわかりました。

　
トルコはこれ以上の拡大を抑制するために、都市間旅行に厳しいルールを設けました。トルコではコロナウイルスによって、４００人がなくなり、１８，０００人以上が感染しています。

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