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裁判所が審議後、ブランソン牧師を釈放した

2018年10月13日 | 国際
10月13日 トルコの裁判所は、12日、トルコとアメリカの論争の中心にいるアメリカ人牧師アンドリュウ・ブランソンを釈放しました。

 Hurriyet

アンドリュウ・ブランソンの4回目の審問は、イズミル・アリアーア区の刑務所で、午前10時40分に始まり、午後4時28分に終わりました。福音派の牧師ブランソンは、テロとスパイ関連容疑で起訴され、35年の禁固に直面していました。

裁判所は、多岐にわたる審問後、テロ組織に助力したとして、ブランソンに3年1か月の禁固を宣告し、上訴手続き中のまま、自宅監禁から釈放しました。裁判所は旅行を禁じませんでしたから、ブランソンはすぐにトルコを去ることができます。

「ブランソン牧師の自由を確保するために、トルコに圧力をかけつづけた大統領、国会議員、外交官に感謝します」と、ブランソンの弁護士ジェイ・セクロウ氏は声明で言いました。「彼がいま、アメリカ行きの飛行機に乗っていることは、牧師ブランソンと彼の家族にとって大きな勝利と言える」

トルコ大統領府のファフレッティン・アルトゥン広報担当官は、声明で、「この判決は、トルコが民主的な法治国家であり、トルコの司法の独立性と不偏性を再確認するものだ」と言いました。


「ユーフラテスの東のテロの巣窟を根こそぎにする」エ大統領

エルドアン大統領は、10月12日、トルコ軍はまもなく、クルドのテロ組織が支配しているシリア北部に、新たな越境作戦を開始すると言いました。

 Hurriyet

「神のご意志があれば、すぐに・・・わが軍はユーフラテス川の東のテロの巣窟を壊滅する」と、エルドアン大統領は軍の式典で言い、コマンド隊の兵士たちを讃えました。ユーフラテスの東の地域は、アメリカが支援しているYPGが支配していますが、大統領の声明はこの地域まで作戦を拡大すると言っています。

トルコ軍は2016年と2018年、シリアのユーフラテスの西まで進撃し、イスラム国(ISIL)とYPGの戦闘員を国境地帯から追い払っています。

エルドアン大統領はまた、経済について、トルコは投資をつづけると言いました。「トルコは最近、経済面で投機的な攻撃を受けているが、わが国が購買力平価では世界13位、国民所得では17位の大国であることは変わらない」


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