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シリアの子供たちは希望を胸に未来を見ている

2018年10月01日 | 国際
10月2日 シリア紛争で親族を失い、トルコに逃げてきたシリア人の子供たちは、よりよい未来を夢見ています。

 Hurriyet

戦争に疲れた子供たちは、トルコ政府の支援を受けて、トルコ全国の宿泊センターで暮らしています。子供たちはみな紛争によって、さまざまな体験をしてきました。子供たちは宿泊センターで、教育、保健、スポーツ、リハビリなどのサービスを受けています。

高校生のニラル・バキルさんは、東部マラティア県の宿泊センターで暮らしている4350人の子供たちの1人です。他の多くの子供たち同様、シリアの村が爆撃されたとき、何人かの親族を失いました。「私は生き残って、ここにいます。学校に入学し、本もペンももらいました」と、彼女はアナドル通信に語りました。バキルさんは看護師のなりたいそうです。「私たちの家族を支援してくれるトルコのすべての人に感謝します」

南東部シャンルウルファ県のハラン宿泊センターに暮らすサフィエ・ユヌスさん(15)も、同じような話をしました。ユヌスさんはシリアでいとこが殺されるのを目撃しました。「私は何日も泣いていましたが、事件の衝撃は消えませんでした。見かねた両親がトルコへ行くことを決めました」と彼女は言いました。

「何日も旅をして、私たちはトルコ国境近くの学校に身を寄せました。私たちはトルコから食物と衣類をもらい、45日間そこで過ごした後、ハランに来ました」サフィエさんはハランで6年間暮らしたと言い、「私はトルコでとても幸せです。とてもよい環境で勉強しています。余暇にはバーラマ(弦楽器)を弾いたり本を読んだりしています」と語りました。
 

トルコ・キプロス大統領が国連事務総長と会談

北キプロス・トルコ共和国(TRNC)のムスタファ・アクンジュ大統領が、アントニオ・グテーレス国連事務総長とニューヨークの国連本部で会談した後、「キプロス交渉を進めるためには、結果優先の、戦略的取引をめざす必要がある」と語りました。

Hurriyet
北キプロス・トルコ共和国のアクンジュ大統領(左)とグテーレス国連事務総長


「これまでの交渉の仕方はもう終わりにしたい。同じことをくり返しても、新しい結果が出るとは思えない」と、アクンジュ大統領は9月28日、アナドル通信に言いました。「無期限の交渉を主張するギリシャ・キプロスが、解決を回避することは明らかだ」

アクンジュ大統領はグテーレス事務総長と会談し、新たなキプロス交渉の展望について意見を交換しました。会談後、国連は「事務総長とアクンジュ氏は、2017年7月のキプロス会議以来初めて、キプロス問題の新たな交渉の展望について意見を交換した」という声明を出しました。グテーレス事務総長は関係各国と会談し、またジェーン・ホール・リュート公使の報告書を見たうえで、キプロス交渉を進展させる方法を決めるでしょう。

アクンジュ大統領は「リュート公使の報告書はまだできていないが、送られてきたら、報告書も考慮して、関係諸国と再調整する」と言いました。「報告書は1~2週間中に、グテーレス事務総長と国連安全保障委員会に提出される。10月30日には報告書について討論される。顧みれば、交渉は50年間もつづいている」

アクンジュ大統領はまた、この問題は国連で事務総長と話し合っているのだから、国連の枠組みから出ることはできないと言いました。大統領はキプロス問題解決のための2004年と2017年の試みを回想し、グテーレス事務総長はトルコ・キプロスの積極的貢献をすべて見ているはずだと言いました。

トルコ・キプロス人は、交渉解決のために、すべてのプロセスで前向きに努力してきましたが、いまだ報われていません。トルコ・キプロスとギリシャ・キプロスを再統合する「アナン・プラン」の後、2004年、キプロス交渉はふたたび始まりました。

2015年5月には、エスペン・バース・エイド国連特別公使の仲介によって、再統合交渉が始まり、討論がくり返されましたが、結論は出ず、キプロスはいまも分断されたままです。近年は、平和と緊張が断続的につづいている状況です。

昨年7月にも、スイスのクランス・モンタナで、保障国トルコ、ギリシャ、イギリスの支援の下に会談が行われましたが、結果は出ませんでした。


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