トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

報道によると、カショギ氏は指を切断された後、斬首された

2018年10月17日 | 国際
10月17日 サウジアラビアのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏は、残虐な処刑の音声記録によれば、10月2日、イスタンブルのサウジ領事館内で、指を切断する拷問を受けた後、首を切られたということです。

Hurriyet

イエニ・シャファク紙は、10月17日、カショギ氏の“取り調べ”の記録に、サウジのモハムマド・ウタイビ領事の声が収録されていると報じています。ウタイビ領事は尋問者たちに、「外でやれ、出ないと、私が困ることになる」と言い、その後、「サウジに帰って、生きていたいなら、黙っていろ」と、尋問者に言われています。ウタイビ領事は、トルコ警察が彼のイスタンブルの住居を捜索する前、10月16日に、サウジに帰りました。

遺体は7分で解体された
カタール・ベースのアルジャジーラは、カショギ氏の遺体の解体は領事館内で7分で終わったと報じています。解体はサウジの法医学の専門家サラ・ムハムマド・アルトゥバイギが行ないました。彼が遺体を解体する間、尋問者たちに「音楽を聴いていろ」と勧めているのも記録されています。

トルコ警察によると、アルトゥバイギは、2機の飛行機でイスタンブルに着き、領事館に入った15人のサウジ人の1人です。15人はその日のうちにトルコを去りました。15人の中にはサウジの情報当局者や王室警備員たちもいました。ニューヨーク・タイムスは10月16日、グループの中の9人の身元を確認したと報じ、彼らの中の4人は、サウジのモハムメド・ビン・サルマン王子の外国旅行の際の随員だったと言っています。

トルコ警察のチームは、10月15,16日、領事館の捜査に9時間を費やしました。AP通信は、カショギ氏の殺害に関して“確かな証拠”をつかんだと言っています。


駐イスタンブル・サウジ領事は解雇され取り調べを受ける

サウジアラビアのオンライン新聞が、10月17日に掲載した公式声明によると、カショギ氏が消えたイスタンブルのサウジ領事館の総領事は、職を解雇され、取り調べを受けるということですが、モハムマド・アルオタイビ領事が取り調べを受ける理由は詳述していません。

 Hurriyet

一方、サウジのチームが、イスタンブルのアルオタイビの住居に着きました。この住居はカショギ事件の捜査の一環として、トルコ警察が捜査する予定です。トルコのイエニ・シャファク紙は、10月17日、領事館内のカショギ氏の“尋問”中の記録に、アルオタイビの声が収録されていると報じています。

・・・このオタイビという男を“犯人”にしても、それで一件落着というような事件ではないですね。


   「ときどきダイアリー」ヘ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする