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テロ攻撃後、潘基文・国連事務総長がイスタンブル市長と会談

2016年03月24日 | 国際
3月24日 ISのテロ攻撃はイスタンブルとブリュッセルを相次いで揺るがしましたが、24日、国連の潘基文事務総長がイスタンブルのカディル・トプバシュ市長を訪れました。

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イスタンブルを訪れた潘基文事務総長(左)とトプバシュ市長


会談は自ずから地球的テロ攻撃とシリア移民問題が主要な話題になりましたが、2人は、トプバシュ市長が現在会長を務める都市・自治体連合(UCLG)の共同プロジェクトも討論しました。

「テロは人間性を標的にしています。パリやアンカラやイスタンブルや、最近のブリュッセルのテロ攻撃は、人間性に対する脅威を示しています。トルコは、名目や目的はなんであれ、あらゆるテロに反対であることを、あらゆる場で声を大にして訴えています」と、トプバシュ市長は言いました。「トルコは、シリアから来た何百万人の人々を受け入れることによって、人間性は死んでいないことを世界に示しています」

2人はこの会談で、テロ攻撃に対する国連の新しい安全保障戦略について討論し、また、5月にイスタンブルで開催される国連の「人道主義サミット」の準備も検討しました。


「ブリュッセルの自爆犯はトルコから2度追放されていた」トルコ当局

「エルドアン大統領は、ブリュッセルの自爆犯の1人はトルコから1度追放されていると言ったが、彼は昨年、2度追放されていて、トルコ当局はヨーロッパ諸国に、彼を戦闘員だろうと疑っていると警告していた」と、3月24日、2人の政府関係者が語りました。

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「イブラヒム・エルバクラウイの7月の最初の追放は、彼は戦闘員らしいという警察の嫌疑が根拠でしたが、彼はトルコ国内で犯罪を犯していませんでした」と、政府関係者は言い、彼を退去させたのは“行政上の追放”と同じだと説明しました。

エルドアン大統領は、3月23日、「イブラヒム・エルバクラウイは、2015年7月14日にトルコから追放されたが、ベルギーは彼が戦闘員だという警告を無視した」と言いました。バクラウイは、ベルギーが3月22日のテロの実行犯と名指した兄弟の1人です。兄弟は2人とも攻撃で死んだと思われます。

もう1人の政府関係者は、ロイターに、「バクラウイは2015年8月11日に、2度目のトルコ入国をし、2週間後の8月25日、2度目の追放を受けている」と語っています。


「ヘプシブラダ」の「オンライン・バザール」が買物客に人気上昇

トルコのオンライン小売り業のリーダー「Hepsiburada.com」の新商売「オンライン・バザール」が、2016年初めの開業以来、ユーザーたちの関心を集めています。Hepsiburada.com の取締役社長ハンザデ・ドーアン・ボイネルさんによると、2000店以上の店が登録を申し込んだそうです。

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「Hepsiburada(なんでもある)」の社長ドーアン・ボイネルさん


「私たちは2015年から準備を始め、2016年に全面的に営業を開始しました。現在2000店が登録していますが、この数は確実に増加しています」と、ドーアン・ボイネル社長は言いました。「オンライン・バザール」では、商店は登録し、Hepsiburada.com の組織を利用すれば、どんな商品でも売ることができます。

また、買い手は、Hepsiburada.com の保証の下に、広範な製品を比較して買うことができます。トルコの銀行規制・管理局{BDDK}と新しい配送会社の認可を得て、消費者へのよりよいサービスのために、新しい支払システムが確立されたと、ドーアン・ボイネルさんは言いました。

「スピードは電子ビジネスにはとても重要です。商品は要求された日にちと時間に届くことが必要です。なので、わが社は、古いシステムの既成の配送会社に任せず、わが社自身が投資することにしました」と彼女は言いました。「販売と配送手続きを円滑にするために、オンライン・バザールに登録したすべての商店に代わって、支払いも配送も新システムが行います」

このビジネスのために、3500万ドルのセンターが北西部のゲブゼ地区に設立されました。「15万種以上のさまざまな製品120万アイテムが、センターに用意されています」とボイネルさんは言いました。


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