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モスクの屋根裏から手書きコーランなど発見

2013年01月24日 | 文化
1月23日 中央アナトリア・コンヤ県のあるモスクの屋根裏を掃除したら、200~250年前の貴重なコーランがぞろぞろ出てきたという話です。コーランは「コンヤ地方カリグラフィー美術図書館」に収納されました。

 Hurriyet
屋根裏から出てきた貴重な手書きコーラン


屋根裏で見つかったのは、多くのコーランおよびコーランの一部32点、手書きのコーラン2冊です。屋根裏を掃除していた作業員がたまたま見つけて通報、図書館に運ばれました。図書館のベキル・シャーヒン館長は、これらのコーランは1年かけて修復した後、見学者のために展示すると言っています。

「いつ屋根裏に放り込まれたのかはわかりませんが、美術品として非常に貴重なものです。通報してくれた作業員たちに感謝しています。
多くのモスクの屋根裏に、貴重な美術品が眠っているかもしれません。われわれはゴミ捨て場から同様の美術品を発見したこともあります」とシャーヒン館長は言っています。

・・・屋根裏って、おもしろいですね。私の鎌倉の実家の近くに、円覚寺建立の際、朝鮮半島から来た寺大工の末裔という方のお宅がありますが、そのお宅の天井裏には当時の大工道具が残っているそうです。円覚寺の建立って、1284年の元寇の後ですよ。


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